お知らせするのが遅くなりましたが、今晩、東京産業貿易会館(浜松町)内6階にある港区商工会館にて、私がお話させていただきます。きくちゆみも一緒です。よかったら(なんて、こんな急じゃ無理ですよね)いらしてください。
日時:2009年6月17日(水)午後6時半から9時まで
場所:東京産業貿易会館(浜松町)6階/港区商工会館第3・4会議室
ゲストスピーカー:森田玄、きくちゆみ
参加費:無料(カンパ歓迎、本やDVDなど販売します)
終了後、懇親会の席で今年末に来日予定のリチャード・ゲイジ招聘企画のご相談をしたいので、興味とお時間のある方はぜひ足をお運びください。
ハワイ島コナからの便りです。ここからイルカのいる海岸にあるカフェに毎朝歩いていくのが楽しみ。 * Blog URL: http://feeds.feedburner.com/moritagen
水曜日, 6月 17, 2009
日曜日, 6月 14, 2009
オバマの挑戦
就任以来のオバマ大統領の報道されている政策を見ていると、オバマこそイルミナティの手先ではないですかと、という質問をよくされます。
これはある一面では正しいです。たしかに、軍事予算の増加とかアフガニスタンやパキスタンへの増兵と言った、外交政策面のことは大々的に報道されます。それだけ見れば、なんだブッシュと何も変わらないではないか、と思うのも当然でしょう。
でも、彼が大統領就任以来力を入れて来た国内での教育やエネルギー、環境といった地道な改革政策のことはほとんど報道されません。
そして今オバマがもっとも力を注いでいるのが、医療改革、つまり新しい国民健康保険法の設立です。
みなさんはマイケル・ムーアの「シッコ」”Sicko"を観ましたか?アメリカには医療保険がない、持てない層が4、000万人もいるのです。世界で最も豊かな国なのにです。ヨーロッパやカナダ、オーストラリアなどの先進国で国民健康保険がない国などほとんどありません。日本でも、問題はいろいろありますが、少なくても政府が保障する国民健康保険がありますね。ところが、アメリカでは基本的に医療保険システムの管理運営はすべて民間なので、保険会社といわゆる医師会の自由裁量になっています。その結果、医療そのものが儲けの対象になって、保険金が払えない貧乏人は病院で治療を受けられないという実状になっているのです。実はこれはアメリカでは100年も昔からそうなっているのです。その理由のひとつに、国家(政府)はみだりに国民の生活に介入してはいけないという“アメリカの自由思想”があります。とくに、医師の活動を制限するような、市民に生命に関わるようなことには、アメリカ人は”敏感”なのです。
そして、国民健康保険は政府が保険と医師活動を制限するものだから”社会主義”だというレッテルを貼られてこれまでもことごとくそれらの医療改革法案は潰されて来ました。その最大の影響力を持つのが全米250,000人の医師を有する米国医師会であり、その背後にそれを支える医療保険業界があります。最近ではクリントン政権のときに、ヒラリーがやろうとして潰されたことは記憶に新しいですね。ルーズベルト大統領やトルーマン大統領たちも失敗しています。
そして今回、オバマ大統領が最大の国内課題としてそれに挑戦しているのです。実は明日6月15日にかれは米国医師会で演説するのですが、それがどうなるのか見物です。
もちろん、オバマの医療保険改革に反対する保険業界はこぞって大金を注ぎ込んでこれを阻止しようとロビー運動をワシントンで行っています。今年の夏にはオバマはこの法案を通したいと言っているので、そこが山場になるでしょう。
このほかにも、今、イルミナティの最大の牙城とされるアメリカ連邦準備銀行がこれまでやってきた闇の取り引きが、連邦議会でロン・ポール議員たちによって明るみにされようとしています。
オバマがイルミナティの手先だったらこんなことになるでしょうか?
これはある一面では正しいです。たしかに、軍事予算の増加とかアフガニスタンやパキスタンへの増兵と言った、外交政策面のことは大々的に報道されます。それだけ見れば、なんだブッシュと何も変わらないではないか、と思うのも当然でしょう。
でも、彼が大統領就任以来力を入れて来た国内での教育やエネルギー、環境といった地道な改革政策のことはほとんど報道されません。
そして今オバマがもっとも力を注いでいるのが、医療改革、つまり新しい国民健康保険法の設立です。
みなさんはマイケル・ムーアの「シッコ」”Sicko"を観ましたか?アメリカには医療保険がない、持てない層が4、000万人もいるのです。世界で最も豊かな国なのにです。ヨーロッパやカナダ、オーストラリアなどの先進国で国民健康保険がない国などほとんどありません。日本でも、問題はいろいろありますが、少なくても政府が保障する国民健康保険がありますね。ところが、アメリカでは基本的に医療保険システムの管理運営はすべて民間なので、保険会社といわゆる医師会の自由裁量になっています。その結果、医療そのものが儲けの対象になって、保険金が払えない貧乏人は病院で治療を受けられないという実状になっているのです。実はこれはアメリカでは100年も昔からそうなっているのです。その理由のひとつに、国家(政府)はみだりに国民の生活に介入してはいけないという“アメリカの自由思想”があります。とくに、医師の活動を制限するような、市民に生命に関わるようなことには、アメリカ人は”敏感”なのです。
そして、国民健康保険は政府が保険と医師活動を制限するものだから”社会主義”だというレッテルを貼られてこれまでもことごとくそれらの医療改革法案は潰されて来ました。その最大の影響力を持つのが全米250,000人の医師を有する米国医師会であり、その背後にそれを支える医療保険業界があります。最近ではクリントン政権のときに、ヒラリーがやろうとして潰されたことは記憶に新しいですね。ルーズベルト大統領やトルーマン大統領たちも失敗しています。
そして今回、オバマ大統領が最大の国内課題としてそれに挑戦しているのです。実は明日6月15日にかれは米国医師会で演説するのですが、それがどうなるのか見物です。
もちろん、オバマの医療保険改革に反対する保険業界はこぞって大金を注ぎ込んでこれを阻止しようとロビー運動をワシントンで行っています。今年の夏にはオバマはこの法案を通したいと言っているので、そこが山場になるでしょう。
このほかにも、今、イルミナティの最大の牙城とされるアメリカ連邦準備銀行がこれまでやってきた闇の取り引きが、連邦議会でロン・ポール議員たちによって明るみにされようとしています。
オバマがイルミナティの手先だったらこんなことになるでしょうか?
日曜日, 6月 07, 2009
東京平和映画祭
今日は東京平和映画祭のご案内です。
東京平和映画祭は、すべてボランティアメンバーで構成されている「東京ピースフィルム倶楽部」が毎年主催する日本で最大の平和を主題とする映画上映企画です。私もそのメンバーのひとりですが、今年で6回目を迎えるこの映画祭には、普段は観る機会がほとんどない貴重で、素晴らしい作品が勢揃いしました。一時にこれだけの作品を観れるチャンスはそうそうありません。これも倶楽部メンバーが1年間を掛けてスクリーニングをし、選りすぐった作品だからです。ちょっとその公式サイトで上映作品を観てください。どんなにそれぞれがタイムリーで刺激的な内容かお分かりになるでしょう。
私自身も、3日間会場でマシュー君や9・11関連の本やDVDの書籍販売ブースにいますから、個人的にお話したい方がいましたら喜んで会いますよ。
では、以下はきくちゆみのブログからの案内です。
*************************
いよいよ今週末に本番を迎える第6回東京平和映画祭。3日間の通し券(5000円)は完売になりました。1日目(6月12日、1500円)と2日目(6月13日、3000円)の券はまだたくさんあります。
いい映画をたくさん観たい方はぜひ、1日目(6月12日)と2日目(6月13日)にご参加ください。11本(13日の私のトークの中でも短編ドキュメンタリーを上映します)の映画と、田中優さん、森沢典子さん、岡真理さんなどのトーク、各映画の監督のお話も聞けるまたとない企画です。
今、劇場で上映しているような作品(1本あたり1500円から1800円)もありますから、本当にお得なんです。
1日目と2日目のチケット2枚を買うと合計4500円なので、3本観れば(3本観たい映画があれば)参加する意味があります。また、全部観た場合は1本あたり409円の計算になります。
チケットの半券があれば、出場、再入場は自由です(チケットの半券をなくしてしまった場合は、再度チケットを購入していただくことになるので、チケットは最後までなくさないでくださいね)。
1日目と2日目の映画と講演を全部ご覧になって、アンケートをご記入して提出していただいた方には、2日目の最後にアンケート用紙と交換でプレゼントを差し上げますので、元気で好奇心が旺盛な方はこれにもチャレンジしてください(アンケート用紙を紛失した場合は、プレゼント交換はできません)。
東京平和映画祭はみんなで創る映画祭。あなたのご参加をお待ちしています。
東京平和映画祭は、すべてボランティアメンバーで構成されている「東京ピースフィルム倶楽部」が毎年主催する日本で最大の平和を主題とする映画上映企画です。私もそのメンバーのひとりですが、今年で6回目を迎えるこの映画祭には、普段は観る機会がほとんどない貴重で、素晴らしい作品が勢揃いしました。一時にこれだけの作品を観れるチャンスはそうそうありません。これも倶楽部メンバーが1年間を掛けてスクリーニングをし、選りすぐった作品だからです。ちょっとその公式サイトで上映作品を観てください。どんなにそれぞれがタイムリーで刺激的な内容かお分かりになるでしょう。
私自身も、3日間会場でマシュー君や9・11関連の本やDVDの書籍販売ブースにいますから、個人的にお話したい方がいましたら喜んで会いますよ。
では、以下はきくちゆみのブログからの案内です。
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いよいよ今週末に本番を迎える第6回東京平和映画祭。3日間の通し券(5000円)は完売になりました。1日目(6月12日、1500円)と2日目(6月13日、3000円)の券はまだたくさんあります。
いい映画をたくさん観たい方はぜひ、1日目(6月12日)と2日目(6月13日)にご参加ください。11本(13日の私のトークの中でも短編ドキュメンタリーを上映します)の映画と、田中優さん、森沢典子さん、岡真理さんなどのトーク、各映画の監督のお話も聞けるまたとない企画です。
今、劇場で上映しているような作品(1本あたり1500円から1800円)もありますから、本当にお得なんです。
1日目と2日目のチケット2枚を買うと合計4500円なので、3本観れば(3本観たい映画があれば)参加する意味があります。また、全部観た場合は1本あたり409円の計算になります。
チケットの半券があれば、出場、再入場は自由です(チケットの半券をなくしてしまった場合は、再度チケットを購入していただくことになるので、チケットは最後までなくさないでくださいね)。
1日目と2日目の映画と講演を全部ご覧になって、アンケートをご記入して提出していただいた方には、2日目の最後にアンケート用紙と交換でプレゼントを差し上げますので、元気で好奇心が旺盛な方はこれにもチャレンジしてください(アンケート用紙を紛失した場合は、プレゼント交換はできません)。
東京平和映画祭はみんなで創る映画祭。あなたのご参加をお待ちしています。