Marion Fulk, Lauren Moret & Gen
今月は札幌(1泊)からアメリカ・サンフランシスコ(3泊)、成田に帰国したその足(車)で東京を通り越して長野県と山梨県の県境にある小淵沢(2泊)に行き、1週間ぶりに我家に戻りました。いやはや、目の回るような行程でしたが、どこでも充実した時間を得ることができました。久しぶりのサンフランシスコ。今回は劣化ウランや低レベル放射能の危険性を世に訴えている平和活動家のローレン・モレの招待で、バークレーの彼女のアパートに泊めてもらいました。彼女はバークレー市環境委員にもなっています。着いたその足で、サンホセに近いデ・アンザ大学での「戦争犯罪法廷」に参加しました。その晩は、前国務長官コリン・パウウェルの講演がその大学であるので、パウウェルの戦争犯罪歴を糾弾する市民団体が、同じ大学でそのような集会を企画したのです。お陰で、今度発売された劣化ウランのビデオ「Beyond Treason」の製作者のジョイス・ライリーや湾岸戦争帰還兵で劣化ウラン被爆を受けながらも平和活動を果敢にやっているデニス・カインに会えることができました。集会のあと、みんなでコリン・パウウェルの講演する講堂の前でデモをやりました。どうしてパウウェルがそこに来たかというと、最近彼がシリコンバレーのナノテクノロジー・ベンチャー企業のパートナーになったからなのです。シリコンバレーはこの大学からすぐのところにあります。ところで、このナノテクノロジー。日本でも盛んに未来の技術などともてはやされていますが、今回の旅でその知られざる危険な側面を知ることができました。ローレンは、サンフランシスコ郊外にある国立核物理研究所ローレンス・リバモア研究所の元研究員でした。ここがマンハッタンプロジェクト(原爆開発研究)の中枢です。二日目はリバモア研究所の元研究主任でスターウォーズ計画の生みの親であるマリオン・ファルクを訪ねました。マリオンは劣化ウランの危険性を科学的に訴えている科学者です。歳を訊くのを忘れましたが、たぶん80歳くらいでしょう。彼は、劣化ウランが10分の1ミクロンという微小粒子(これはナノというレベル)になると、放射性物質というだけでなく想像できないような危険性を帯びることを警告しています。このような微小物質の危険性に関する研究はまだまだ誰も本格的にやっていません。その経済的な有効性ばかりが強調されているのが実態です。もちろん、政府も企業も安全だと主張していますが。そのナノテクノロジー開発会社の社長にコリン・パウウェルがなったわけです。やはり正真正銘の戦争犯罪人ですね。
「あおば小麦」見つかって良かったですね。
返信削除福島原産ではないようですが、県の推奨銘柄になっているようです。米どころ会津では小麦の栽培は見かけませんが、知人が全農福島に勤務をしていたので分けていただく事が出来ました。
彼は玄さん、ゆみさんの活動に共感し小麦をプレゼントしてくれたみたいです。
美味しいパンが楽しみですね。
会津若松 山口 朗
山口さん、ありがとうございました。アオバ小麦との出会いはもう十数年になります。当時は誰も栽培している人がなく、福島県の農産試験場から譲ってもらいました。ここ数年は天候不順で種を切らしてしまいました。
返信削除ハーモニクスライフセンター
森田 玄
森田様
返信削除花見さんが、パンや書籍を頂いたと喜んで今した。有り難うございました。これもご縁です、今後も何かありましたらお気軽にご相談下さいませ。AKOさんにもよろしくお伝え下さい。
環境市民ネットワーク 会津
山口 朗