いよいよ師走です。この時節になると、東南方面が山に囲まれている我家に朝日が差し込むのは10時ごろになります。寒い朝、寝床から起きだすのは一苦労ですね。畑の半分はもう陽が当たらなくなるので今年はもうなにもできません。でも今年は、人参、小松菜、チンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、牛蒡、大根、ネギ、春菊、白菜、カブなどがよくできて、毎日の食膳を賑わしてくれます。人参はいままでになくよい形のものが穫れだしたので、やっと土ができてきたのかなと思います。ここは元々田んぼだったところなので、ふかふかの肥えた土になるまで時間が掛かります。そういえば、この夏千葉のくりもと地球村を訪れた際、オーナーの佐藤さんが「やっと堆肥をいれなくても作物が穫れるようになった」と言っていたのを思い出しました。作物つくりは土つくりにつきます。
昨日は農人舎の上野さんの案内で、千倉の製材所に木っ端をもらいにいきました。この辺の製材所は地元の杉材しか扱わないのですが、そこは堅い木材(樫や楠)の木っ端があるのです。大きな束、たぶん1〜2トンはあるでしょう。持って行った軽トラックが載せたとたんズンと沈みましたから。さっそく昨夜はその木っ端で薪ストーブを炊いたら杉材とくらべて暖かさが違うのにびっくり。火持ちももちろんいいし、煤が少ないので煙突があまり汚れません。この冬はこの製材所に何回か通うことになりそうです。
先月から、薪ストーブを設置しました。
返信削除炉台から設置まで、仲間(素人)でやってみました。自分たちでやるって良いモンですね。忙しい日常にかまけて(時間など)何でも買うクセが付いてしまって・・・・
自分で付けたら半額で出来てしまうンですもの。ゆとりを無くしてしまっているなと感じます。これから薪の調達が仕事になります。夏のうちにプレカット工場から端材を譲ってもらっていたのですが、針葉樹ばかりで火持ちしません。そんなに良いなら、来年は製材所や材木屋さんをまわって、広葉樹にしてみたいです。
私たちのモットーは自立です。食・住・エネルギー・医療など。エネルギーに関してはいまだに電気を東京電力に頼っていますが、太陽光・風力など自然エネルギーも検討しています。まだまだコストが高いのが難ですね。電力の最大コストは熱源として使う場合。ですから薪ストーブは本当に意味あることです。電気・灯油ストーブにくらべて、なんとやさしい暖かさでしょう。
返信削除同感です。
返信削除自立などとはほど遠い生活をしておりますが・・
以前、ドイツやデンマークの人から「エネルギーや食料を自給することが平和につながるんだ。」と聞いてショックを受けたことがあります。まさに自立なくして平和なんてきれい事だとそのとき教わりました。それぞれの国で同じ言葉を聞けたということは、ヨーロッパ人の共通した感覚なのでしょうか。日本では戦争反対と叫ぶひとは多いけど、まず自立していこうという人にはあまり出会いませんね。