金曜日, 1月 13, 2006

1月13日

沖縄・那覇の首里というところに来ています。昨年に引き続いて、友人の所有する空きマンションに家族でこれから約2週間の滞在です。琉球王朝の宮廷があった首里中学のとなりで、この付近を歩くと王朝の歴史を語る史跡によくぶつかります。私には沖縄の歴史を語る資格も十分な知識もありませんが、大通りを逸れて、細長くくねくね曲がる小径を歩いて行くと、熱帯樹に囲まれいかにも伝統的な木の家に出会い「ああ、これこそ沖縄人の暮らしだ」と思いほっとします。そのまま絵はがきになるくらい絵になるのです。

台風という避けられない状況での強固なコンクリート構造にならざるを得ない理由はわかりますが、あまりにも風土とか伝統文化を無視した町並みには正直がっかりさせられますね。

さて、これはアメリカの言わば「読売新聞」とでも呼べるUSA TODAY新聞が行った、「あなたはどのような政府機関とメディアを信用しますか?」という世論調査結果です。

USA Today Poll JPG

まずびっくりするのは、連邦政府にはたった6%の信用しかないことです。地元の州政府や市町村政府にしても大して変わりません。地元のテレビや新聞も20数%です。要するにアメリカ人は、基本的に政府とかメディアというものを信用していないのでしょう。しかし、今の世界はアメリカ帝国の覇権で蹂躙されていると言っても過言ではないでしょう。この沖縄での現状を知るアメリカ国民がはたしているのでしょうか。この矛盾をどう理解したらいいのでしょう。

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