ホ・オポノポノの教師、イハレアカラ・ヒュー・レン博士が一昨日から来日しています。
5日(土)は、中野のZEROホールで開催されたケビンこと中西研二さんのヒーリング活動15周年感謝イベント「みんなつながっている」に招待されていたので行ってきました。(本当は以前から知合いのゆみが招待されたのですが、大阪出張で私が代理で参加したのです)中西さんとは初対面でしたが、じつに気さくで温かいこころをもった懐の深い方だと感じました。イベントのなかで自身の人生遍歴を披露してくれました・・破局的な試練に耐えられず家族を捨て、家を捨て、すべてを捨てて蒸発人間になってホームレスにまで落ち、絶望のあげく陸橋の上から死のうと身を乗り出したら、うしろから警察官に危ないからと止められた。死に損なって呆然と生きていたら、学生時代の旧友に救われた、そして父親の霊が枕元に立って以来、さまざまなひとの声が夢のなかで聴こえるようになった・・それを聞いて、「神との対話」を書いたニール・ドナルド・ウォルシュとにているなあ、と思いました。
ゲストのひとりが、やはりゆみがお世話になっている歌手のミネハハさんでした。さすがというか貫禄というか、素晴らしい歌唱力に加えて、こころから溢れ出る優しさと愛が感じられるステージでした。ミネハハさんは、歌手としての活動だけでなく、インドのブッダガヤに貧しい子どもたちのための無料教育施設をつくるなど多面的な奉仕活動も実践しているひとです。楽屋でちょっと話す機会がありました。「歌だけでなく、世界でいま起きている知るべきことは知って、そのうえで出来るだけのことをやっていこうと思っているのよ」・・ステージとまったく変わらない天使でした。
最後のゲストが、レン博士だったのですが、イベントの途中で司会者が、レン博士がパスポートを無くして前日の飛行機をミスし、なんとか今日の飛行機に乗ることができいま会場に向かっているからもうすこし待って欲しいと言うのです。4時にゲスト講演することになっているのに、時計はもう6時。その間ずーっと1000人もの参加者が待ち続けていたのです。結局レン博士が到着したのが6時半過ぎでした。20分ほどの短いレクチャーでしたが、例の特有な語り口でホ・オポノポノの神髄を易しく解説してくれたのできっと会場のみなさんも満足でしょう。
レン博士が以前書いたホ・オポノポノを簡単に説明した文章がこれです。
「新しく甦ったホ・オポノポノとは、悔悟と許しと変容のプロセスであり、”愛=神性”に嘆願して、濁ったエネルギーを無に変換し、それを愛そのもので置き換えてもらうことです。”愛=神性”は、これを、まず霊的なこころである超意識から始め、こころに流れ込むことで完成させます。さらに、”愛=神性”は、知的こころである顕在意識に流れ込み、そこから思考エネルギーを解放します。最後に、感情のこころである潜在意識に入っていき、感情に汚染された思考を空にし、愛そのものでいっぱいにするのです」
”新しくなったホ・オポノポノ”とは、現在ハワイのいわゆる伝承ヒーリングとして知られるホ・オポノポノとは、基本的にそれが根ざす世界観が異なることを意味しています。レン博士の提唱する”セルフ・アイデンティティー・ホ・オポノポノ”は、レン博士の師であるハワイ人カフナの故モーナ・ナラマク・シメオナが古来の”秘伝”を、現代風にアレンジし、はじめたものです。セルフ・アイデンティティー・ホ・オポノポノが、あらゆる出来事を個人の内面の問題として捉えるのに対し、伝承的ホ・オポノポノは個人間の問題として、調停役の第三者の介入を求めるところが異なります。
来る11日(金)に東京新宿で行われるレン博士の講演会に通訳を頼まれています。こころの平和を求めている方にはぜひ参加していただきたいですね。
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