今年1月、初めて私がマシュー君のメッセージを見たときの驚きは、なんと言っても、9・11事件のことが書かれていたからです。それだけではありません。混乱するアメリカや世界政治・経済まで、しかも同時進行で、思いがけない宇宙からの視点にそって語られていたこともショックでした。
それまで、いわゆるスピリチュアル系のメールはよく廻ってきていましたが、どうもすんなりとその手の雰囲気には馴染めず、無視するのが通常でした。
これは、どうやらとんでもないことが書いてあるようだぞ、とじっくり読み始めるうちに、その内容の深さに圧倒されました。これは単なるスピリチュアル情報ではない。宇宙哲学とも呼べる深遠な哲理だと。
私は翻訳を生業とするプロの翻訳者ではありません。でも、マシュー君の言葉はとても格調が高く、英語としても難解な表現が多くすんなりと理解できないことは、私でもすぐ分かりました。すらっと読んでなにか分かったような気分になることがよくありますが、マシュー君のメッセージはじっくり内容を吟味する価値があると思って、自分の勉強のつもりで訳し始めたのです。
2004年の8月、ロスアンゼルスで "9/11IN Plane Site"(邦題「911ボーイングを捜せ」)に出会って以来、私たちはいわゆる9・11真相究明が、世界平和への鍵だと信じ、できるかぎりのことをやってきました。現在進行している各地の戦争や経済の混乱は、元をただせばすべて9・11に起因する「テロとの戦い」と言っても過言ではないと思うからです。9・11が"Inside Job"つまり政府の内部犯行であることを示す圧倒的な証拠が揃っているのにもかかわらず、主要メディアは依然として沈黙を保っています。
でも、9・11の真相を究明する旅の中で、どうしてメディアが黙っているのかも、理解できるようになりました。なにかこの背後にとてつもない、想像を超える巨大なパワーが動いていることが、段々と分かって来たのです。でも、それがなにかはっきりとつかめてはいませんでした。
マシュー君に出会うまでは・・
マシュー君は、本来精神世界のことだけを語るべきスピリチュアルなメッセージに、どうして世俗の政治経済のことをこれほど克明に説明する必要があるのかという質問にこう答えています。
地球人類は、恐怖を利用した闇のパワーによる政治的欺瞞によって過去数千年間支配されてきました。嘘と腐敗の政治が、人々の暮らしのすべてのレベルで深く影響を与えて来たのです。ですから政治を語らずに、これから起こる、いま起こりつつある、地球と人類の大変革を語るわけにはいきません。
そして、その政治的欺瞞の象徴的存在として9・11をあげて、騙されてはいけません、早く目を覚ましましょう、と呼びかけているのです。
2004年以来、このこと(真相究明)に精一杯のエネルギーを注いで来た私たちにとって、どんなにマシュー君のこのメッセージがこころに響いたかお分かりでしょう。
真実を知ることは暗闇に光をあてることです。そうすることで、世界が光に照らされるでしょう。そして同時に、あなたは光の存在であることに気づくでしょう。
政治の欺瞞の歴史を知れば知るほど、あきれるほど何も知らない民衆がいかにマインドコントロールされてきたか分かります。
真珠湾攻撃が、当時ヨーロッパで広がっていた第二次大戦に参戦することに消極的だったアメリカ国民を怒らさせ、愛国心を奮い立たせて、日本との戦争を始めるローズベルト大統領が仕組んだ口実だったことを示す公文書が明らかにされています。
ベトナム戦争も、湾岸戦争も、いや、すべての戦争は自然に起こるのではありません。戦争を必要とする人たちが彼らの利権のために仕掛けるから起こるのです。普段平和に暮らしている庶民、床屋さんや大工さん、お百姓さんを駆り立てて、人殺しを平気でする殺人マシンに変身させるのは容易なことではありません。でも、戦争を仕掛ける人間たちはどうしたら普通の人間を殺人鬼に変えられるのか、熟知しているのです。つねにその研究をやっているからです。
その意味で、9・11は現代の典型的な"Inside Job"(やらせ)でした。そして、これほど全世界(特に人のいい日本人)がまんまと騙されたのも過去にもないでしょう。
2004年「ニューパールハーバー(新しい真珠湾攻撃)」(邦題:「9・11事件は謀略か」)という本がアメリカで出版され、またたくうちにベストセラーになりました。著者は、クレアモント大学の神学教授のデヴィッド・レイ・グリフィン博士で、それまでいわゆる陰謀説と言われる、アメリカ政府の公式説に対する反論を理論的にまとめたものでした。
この本が世界の9・11真相究明に関わっている人たちに与えた影響は計り知れません。9・11の公式説の矛盾を理路整然と反論の余地がほとんどないようにあらゆる面から指摘していたからです。
しかし、この本が主要メディアに取り上げられることはありませんでした。その間、9・11真相究明運動は世界に広がり、今では、様々な専門家やアカデミックや学者、科学者、ジャーナリストたちの国際的な真相究明グループができています。専門家による研究や新しい事実もつぎつぎと明るみにでて、それをもとにグリフィン博士はこれまで7冊もの本を著しています。
そのグリフィン博士を迎えて、この11月3日に第2回911真相究明国際会議が東京で開かれます。できればこの機会にぜひ多くの方にグリフィン博士の講演を聴いていただきたいと思います。また、秋田、神戸、大阪、名古屋でも講演会が予定されています。
マシュー君の言っていることがきっと納得いくでしょう。
はじめまして
返信削除マシュー君のメッセージはポジティブな話が多いので、楽しみに読ませて頂いていますが、玉石混淆のようにも思えます。
地球人類は、恐怖を利用した闇のパワーによる政治的欺瞞によって過去数千年間支配されてきました・・・
同じようなことは、助安由吉さんの「日本民族の役割(1994)」にも書かれてますね。
また、太平洋戦争の欺瞞等に関してはヤコブモルガンの本が詳しいと思いますが、ほとんど絶版でしょう。
こうしたことは、一部のジャーナリストや権力者は皆知っていることなのでは無いでしょうか?
マシュー君のお母さんはもしかして元ジャーナリストでしょうか?
チャネリングに仕組みは私にはわかりませんが、マシュー君の話は、一部、依存心を生み出す箇所もあるように思うので、そうした箇所は、除いて読んでいくのが良いかと思っています。