水曜日, 10月 07, 2009

9・11の真相究明

私たち(私ときくちゆみ)が環境保護活動から平和運動に移っていったきっかけは2001年9月11日のアメリカでの9・11事件です(日本では同時多発テロ事件と言いますが、そのように呼ぶ国は日本だけで、海外では9・11事件と一般に呼ばれます)。

9・11以前と以降では、世界がすっかり変ってしまいました。対テロ戦争の名の下で、アメリカはアフガニスタンさらにイラクに軍事侵攻(侵略)し、同時に世界中が一種の戦争状態になったのです。

日本はそうではないと言う人もいるでしょう。でも、昨日主要マスコミが大々的に報じた”「黒塗り」週間空輸実績全面開示”ニュースは、”人道復興支援”だと言いながら、日本が実際的に湾岸戦争に加担していたことの一端が明るみに出たと言うだけのことです。さらに言えば、アメリカがアフガン・イラク戦争の戦費を賄ってこれたのは、日本がアメリカの国債を買い支えていたからです。その結果、100万人を越える人々が戦渦で殺されました。そのほとんどが無実の老人や女性、子どもたちです。それは今でもつづいています。

2001年から始まった対テロ(侵略)戦争は、9・11事件がその理由であり、開戦の根拠です。平和を希求する私たちがなぜ9・11事件に今でもこだわるのか、その理由は、9・11事件の真相がいまだ明らかにされていないからです。どのような平和のための活動も、そもそもの始まりである9・11がどうして、誰が、どのようにして起こしたのかを解明しないかぎり、根本的な解決にならないと信じるからです。

アメリカの元空軍中佐で、フォード/カーター政権では最新宇宙計画開発の責任者だったロバート・ボーマン博士は過去30年近くも平和運動に関わって来ました。日本の藤田幸久参議院議員などが参加している「9・11の真実を求める政治リーダーたち」のメンバーですが、彼の呼び掛け文が私たちに代わって、私たちの想いを端的に訴えてくれているのでここに紹介します。
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ロバート・ボーマンのJPG

平和活動家の仲間たちへ
                     ロバート・ボーマン

私が反戦集会に参加することの可否について、平和運動に関わっている人たちの中で論議を呼んでいるようです。その論議とは、私が9・11真相究明運動に関わっていること、そしてホロコースト否定論者たちや他の”おかしな連中”と関わっているのではないかということが問題になっているようです。
 
そこで、私のことをよく知らない方たちに”ボブ・ブラウンは誰?”という疑問に答えたいと思います。

まず、私はホロコースト否定論者ではありません。

私の父はユダヤ系でした。父方の家系の親戚はほとんどいまでもユダヤ教を実践してます。大好きだった従兄弟のオラフはアウシュウィッツの生存者で、死ぬときまでその時の入れ墨が残っていました。だからホロコーストが本当にあったことを知っています。私の主宰する平和団体の顧問委員にはイスラエル人の教授たちが何人もいますし、私たち自身もキブツでわずかですが暮らしたことがあります。ですから、私が反ユダヤ主義者などと言わないでください。ええ、パレスチナ人に対する右翼イスラエル政府の皆殺し政策には反対です(多くのイスラエル人も同じです)。でも、イラクに対する右翼的アメリカ政府の皆殺し政策にも反対です。だから私が反米主義者だということになるのでしょうか?もちろん違います。テディ・ルーズベルトが言ったように「異議を表明することは最高の愛国的行為」です。私たち政府の侵略戦争に反対する私たちこそ真の愛国者なのです(アメリカ人でもイスラエル人でも)。
  
私はまた”陰謀論者”でもありません。でも政府の公式陰謀説も信じていません・・19人のカッターナイフを持ったアラブ人たちと洞窟で腎臓透析の老人がやったというあの話です。私は9・11がどのように、また誰によってされたのか知りません。ただ私が知っていることは、私たちが騙されて来たという事実です。ブッシュ政権とそのめくら判を押す9・11調査委員会、そして独占企業メディアによって何度も繰り返される政府の公式説神話はあり得ない話です。今では9・11調査委員会の委員の大部分とその主任顧問でさえその最終報告書(ホワイトハウス広報係のフィリップ・ゼリコウによって書かれた)が嘘だらけだと言っているのです。9・11の真相とは(私が何年も講演で言っていることですが)、私たちは9・11について何の真実も知らないということです・・そして、私たちはそれを知るべきなのです。ですから新しい調査が必要だと言っているのです。

9・11真相究明運動している人たちの多くが”9・11はインサイドジョブ(内部犯行)だ”と唱えていることを知っています。でも私はそのようなスローガンには決して加わりません。なぜなら、それはブッシュ政権が関わっていたということになるからです。私たちにはそんなことは分かりません(少なくても今のところは)。政府内のネオコンたちが9・11を計画、実行したのか分かりません。彼らが単に見過ごし、うまく行くのをだまって見ていたのかも分かりません(ルーズベルト大統領と真珠湾攻撃のように)。私たちに分かっていることは、彼らが証拠を没収、隠匿、破棄したこと、議会と国民に対して嘘を言ったこと、そしてこの悲劇を利用してアメリカをアフガニスタンとイラクでの侵略戦争に引きずり込んだことです(そしてイランとも戦争寸前まで行きました)。9・11を嘘で利用して、5000人以上の私たちの兵士の死をもたらしました(9・11の犠牲者となったアメリカ市民の数を上回っています)。

3rd 911 Truth ConfのJPG

彼らは100万人以上の無実のアフガニスタン市民とイラク市民を殺しました。間違って付けられた名前の愛国者法や軍事委員会法、不法な国内でのスパイ行為によって、憲法や権利章典で保障されている私たちの権利が奪われました。彼らはハビアス・コープス(人身保護法)と民警団法(1878年にアメリカで成立した連邦法で、国内の治安維持に陸軍、空軍、州兵を動員することを禁じたもの)を廃止しました。彼らはアメリカ市民を起訴状や裁判、弁護士なしに、そして希望まで奪って無期限に勾留しました。囚人を拷問し、レイプし、侮辱し、殺しました。働くアメリカ納税者から何兆ドルのお金を巻き上げ、自分たちと彼らの億万長者バンカー仲間たちと世界中の泥棒貴族たちの懐に入れました。今では、オバマ大統領でさえアフガニスタンの戦争を拡大させて、パキスタンにまで広げています。彼の前任者たちがやった他の悪事をすべて継続しています。どうしてでしょう?彼は、それは”9・11に私たちを攻撃したのはこの連中だからだ”と言います。これだけでも新しい調査を要求する理由になりませんか?政府の公式説神話が明らかにされ、いくつかの真実が言明されないかぎり、これらの悪事が続くことになるのはもう明白なことではありませんか?

いいえ、私は”陰謀論者”ではありません。でも、自分は9・11真相究明運動の一員であることを恥ずかしいとは思いませんし、それを誇りに思います。あの運命の日に起きたことについての完全な真実のみが、アフガニスタンとイラクのひどい占領に終止符を打てるのです。平和運動に関わる人たち全員がどうして9・11真相究明運動に加わらないのか、あるいは少なくても真相究明活動家たちに協力して、一緒になってどちらも反対している戦争を終わらせないのかどうしても理解できません。

ええ、真相究明運動の中にいる何人かの”ホロコースト否定者たち”は否定して下さい。ええ、どのグループであろうと、そこにいるUFO信奉者とほかの過激派連中は敬遠して結構です。ええ、”飛行機はなかった、ホログラムだけだ”とか”宇宙からのビーム(光線)兵器だ”と主張する人たちや他の持論で凝り固まった人たちはお構いなく無視して結構です。でも、お願いですから、大事なこととそうでないこととを混同しないでください。”我々こそチェンジ”というようなグループのように悪者扱いしないでください。単に真相究明の人たちが関わっているからと言ってせっかくの良いイベントを妨害したりしないでください。そして、お願いですから、単に私が9・11真相究明運動に関わっているからという理由で、私の人生の最後の27年間を捧げて来た平和運動から私を除外することはしないでください。

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さて、今年で第三回目になる911真相究明国際会議が12月5日に東京で行われますが、10月1日からローソンでもチケットが購入できるようになりました。また、ゲストスピーカーのリチャード・ゲイジの講演会も全国で行いますので、ぜひ彼の素晴らしい話を聴いて下さい。

4 件のコメント:

  1. この方はオバマもブッシュの後を次いでるって言ってますよね.
    マシュー君の話と全く違いますよね?
    ちょっとがっくりしました。

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  2. 玄さん、マシュー君はワクチンを危険だと言いますが、オバマは「ワクチン摂取は強制的であるべき」と公式に言明したようです。それはなぜですか?

    ノーベル平和賞は、ワクチンの強制に与えられたのか?オバマ・デセプション佳境入り?
    http://satehate.exblog.jp/12578047/

    WHOはあなたを殺そうとしている? (WHO)-世界保健機関の事実と噂
    http://satehate.exblog.jp/12470091/
    ・・・オバマ大統領は、就任直後に国民に発表した。すべての男女と子供は、この秋、季節性インフルエンザの予防接種とともに鳥インフルエンザのワクチン接種を受けるべきであると。オバマ大統領は、そのワクチン接種は強制的であるべきだと信じると公式に言明している。

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  3.  オバマ大統領のノーベル平和賞受賞ニュース、びっくりしました。このニュースで多くの人が「まだ何も進んでいないだろう」と感じたと思いますが、自分もまずそう思いました。
     ノーベル賞選考委員会の説明では「彼を支持するわれわれの意思表明だ」と言っていましたが、これを聞いてそういう理由で賞を出したんだ、と驚きました。
     しかしもし仮にマケインが大統領選で勝利していたら、今ごろはテロリスト支援国家で核兵器開発国のレッテル貼られているイランと戦争しているかも。もしこうだったら、を考えてみるとチェンジはされているのかも知れません。あんまり実感ないですけど。

     自分はアフガニスタンの現場は知りませんけど、こんな感じの状態をずっと引きずっているとすると、
    http://www.aarjapan.gr.jp/lib/diary/diary0609-2afghanhino.html
    平和への段階としては、支援ができるように米軍が駐留しつづける方が良いのか、反米・反外国人感情がある地域に米軍を大量に投入して紛争の火種を作っているという理由で撤退した方が良いのか。

     平和省はこんな相反する意見が両方ともそれなりに妥当に見えるような世界でどんな意見を出せるのか、ボランティア活動を通して現場を本当に知っている人が集まりそうですから、意見には多少期待がもてそうです。

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  4. ベンジャミン・フルフォード氏によると、戦後イルミナティは日本を支配する勢力に在日朝鮮人を選んだそうです。
    日本のメディアや教育界が彼らに乗っ取られて、あらゆる捏造トンデモな歴史認識で歪められてきたことは事実ですが、
    その洗脳にまんまと乗って日本を貶めてきた「サヨク」の人たちが、
    今になってイルミナティを持ち出すのをよくみかけますが、まずは自分たちがイルミナティの手先になって広めてきた歪んだ反日思想を反省することから初めて欲しいですね。
    君が代反対、靖国神社潰せなんていう、「現実の平和とは全く関係ないカルト思想」に洗脳されてきた人たちのことですよ。

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