我が家は、いまちょっと大変なことになっています。昨年から続いている家に入る道の地滑りが、ここのところの大雨でにわかにひどいことになってもう車が通れない状態なのです。ここは公道なので、本来は県の災害事業として修理することになっているのですが、それがなかなかやってくれません。とりあえず、鴨川市のほうで道路修復工事をやってもらっているのですが、これがまた大変な作業で、見ていて申し訳ないほどです。6日の火曜日は前の晩からの雨がますます本降りになってきていました。その前の日にも宅急便の車が泥にはまって、近所の友人のトラックで引っ張ったのですが上がらず、下の尾形さんのトラクターでやっと救い出したばかりでした。午後になって、土砂降りの中、市の方で業者さんが数人、ユンボを使って大きな排水用の土管を2本も埋め込みそのうえに特殊シートを敷いてくれたのでやっとうちのホンダが通れました。その日は東京で翌日の911国際会議のスタッフ打ち合わせがあるので、どうしても出かける必要があったのです。東京での会議はなんとか成功裡に終えて、8日の日曜日に今回の会議に札幌から来てくれたトシさん、ローレン・モレ、家族と鴨川に帰ってきたら、案の定、道路はずたずたに破壊されていて、まったく通行不可能になっていました。今日、市にまた工事を頼まなければいけません。
山に住むというのは、こういう自然とじかに向き合いつきあって行くということです。まわりの地元の村の人は、あんなところによく住んでいるねえ、とどちらかというと呆れて言います。
たしかに、都会の生活にくらべれば私たちの生活スタイルは、”呆れるほど”不便で、しかも危険がいっぱいかもしれません。でも、この刻々生きている自然の懐に入って、自由に遊ばせてもらっているんだと思えば、その瞬間、多少の(そうでもないかな)不便さや危険さは、かえってありがたい経験に変容します。初めて我が家に来てくれたトシさんを田んぼに案内したら、ところどころイノシシに荒らされて稲がつぶされていました。毎年のことだけれど苦労して育てた稲が倒れているのをみるのはちょっとショックです。したの畑の青大豆もやはりイノシシの被害でほぼ全滅状態。ことしは我が家自前の大豆で味噌を、と楽しみにしていたのに、これもがっかり。そう、自然とつきあうのは忍耐です。
いつも素晴らしいメッセージを贈ってくれるKateさんから今日のことば;
「私たちは排除の社会に住んでいます。他人はなるべく寄せ付けないようにしようという考えがあります。『あなたはこのクラブには入れません、会員じゃなければ、お金がないとだめです、あなたの容姿がちょっとまずいんです』
でも、それとは反対のやり方でやっていくと、門が開かれるんですね』ジェイ・リノ(アメリカの有名なテレビコメディアン、司会者)
分かってもらおうとしたら、最良の方法は他人の言葉をよく聴くことです。受け入れてもらおうと思ったら、自分自身のこころをすべての人にオープンすることがベストな道です。人生はこんなパラドックスなんですね。もっとも欲しいものを手放したとき、それがふいと戻ってくるのです」
「分かってもらおうとしたら、最良の方法は他人の言葉をよく聴くことです。受け入れてもらおうと思ったら、自分自身のこころをすべての人にオープンすることがベストな道です。人生はこんなパラドックスなんですね。もっとも欲しいものを手放したとき、それがふいと戻ってくるのです」
返信削除まさし今、このことに気がつき、学び始めたところです。
こうして、まとまったシンプルな言葉で表現してもらてうれしいです。
※イノシシも食べ物が減っているから畑に出てくるのだと、昨日何かで読みました。あんなに豊に見えるんだけどな..
ありがとうございます!
Love & v(^o^)peace!