木曜日, 11月 16, 2006

11月16日晩秋の畑仕事

昨日、やっと小麦を蒔くのを終えました。なんだかんだと雑用が多く、それにお客さんの出入りもあってなかなかできなかったのです。昨年穫れたアオバ小麦、大豆を穫ったあとです。これでパンを焼いてお客さんが感心し喜ぶ顔を見るのが楽しみのひとつです。そしてタマネギ苗とニンニクの植え付けも終了。タマネギは総計700本植えました。そして、今日はずっと前に収穫して軒下にほったらかしになっていた大豆を足踏み脱穀機で落としました。イノシシに大豆畑が荒らされて収量は絶望的だと思っていましたが、それなりに穫れたようです。もっとも当初の予定していた味噌用の分量にはほど遠い感じですが。ついでに小豆も収穫して、これはまあまあの出来、軒下にひとまず置いておいて、また天気の良い日にでもサヤをとりましょう。キヌサヤインゲンやスナックエンドウ、ソラマメなども植えました。そろそろ畑仕事もやることが少なくなってきました。今年は柿がひとつもなっていないのでちょっと寂しい畑ですが、柚はたんわり実っていました。もう早くも桃の芽が出始めていました。

今月はひさしぶりに新潟でハーモニクスヒーリングのワークショップがありました。せっかくだからと家族で出かけ、帰りは湯沢温泉に泊まりました。ちょうど山が紅葉に染まってじつに美しい景色だったので、ロープウェイで頂上に登って散策しました。折よく、絶好の天気に恵まれ、ちょっと肌寒い感じでしたが、はるか連峰を見渡せたのは幸運でした。

気の流れが滞る状態ーそれを病気といいます。その気の流れが滞っているところは、一種の緊張状態にあります。それをストレスともいいますね。もっとも、生きているということは、緊張と弛緩を瞬間瞬間に繰り返しているとも言えます。ただ、あまりに緊張状態がつづくとからだは弛緩できなくなってしまうのです。この弛緩をリラックス、つまり緩めることと言い換えてもいいです。ヒーリングとか癒しとは、つまり、緊張を弛緩させること、リラックスすることなのです。ところが、現代超科学テクノロジー文明の超スピード社会に適応できない現代人は、緊張の連続の生活を送っているといっていいでしょう。リラックスする余裕がないのです。からだの芯から緊張状態がつづいているのです。

私たちのヒーリング講座は、いかに長年溜まったストレス・緊張を解消していくか、ということに集約されます。怖いのは、緊張を除くために人はすぐ薬に手をのばすことです。たしかに便利で即効性があるので、その場の問題解消になりますが、それはあくまで対症療法で、あとで大きなツケがまわってきます。それは緊張を緩めているのではなく、緊張をほかのもので隠しているだけにすぎないからです。それは、アイロン療法や操体法といった簡単なヒーリングで解決できることをもっと多くのひとに知ってもらいたいです。

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