日曜日, 6月 03, 2007

6月3日麦刈り

昨日からの好天日和を幸い、麦刈りを始めました。今年のアオバ小麦の出来は上々。パン用としてたっぷり1年分は確保できそうです。梅雨に入る前に刈り取って、乾燥させ脱穀しないと大変なことになります。いつだったか、雨続きで結局ほとんど穫れなかった年もありました。このまま天気がつづけば、2〜3日で脱穀できるでしょう。刈るときにもっともやっかいなのは、麦に巻き付いている雑草、カラスノエンドウという蔓科の草を1本1本取り除く作業です。普段から雑草とりをまめにやっていればいいのですが、自称手抜き自然農法でとんとほったらかしだったものですから、今になってツケがまわってきたのです。青空の下での麦刈り、こどもたちも手伝って、とはなかなかいかないけれど、一緒に遊んで、本当に気分最高の一日でした。

でも、田んぼの方は雨がないと困るのです。まだ稲苗は10センチくらい。水がなくなるとピンチです。ということで、この時節はとても複雑な心境になるのです。

今年の春は、思っていたほど暖かくならず、とくにこの山間部は鴨川でも水が冷たいところで有名らしく、先日知り合った地元のおじさんから言われたほどですが、そのせいか苗の成長が芳しくありません。稲の苗を全滅してしまったとある友人は言っていました。でも6月ですから、そろそろ夏日のような日がつづくでしょうからだいじょうぶでしょう。

先週末、たった3日間のあわただしい旅でしたが、ハワイの伝統ヒーリング、ホ・オポノポノのクラスを受けにロスアンゼルスまで行ってきました。この3月にハワイで会ったヒュー・レンさんのクラスがあるというので急遽行くことにしたのです。あれからレンさんに言われたことが頭を外れず、これはもう一度レンさんに会って確かめないとどうしようもないと思っていたからです。

会場はロスアンゼルス郊外のカラバサスという高級住宅地にあるヒルトン・ガーデンというホテルの一室でした。朝10時から午後5時まで、緊張感あふれる二日間のクラスでした。参加者は約50人、なんとなくスピリチュアルな世界の人たちが集まったという雰囲気です。日本からくる人はいないだろうと思っていたら、ベティさんというハーフのひとが友人から勧められたといって来ていました。

レンさんはすぐ僕に気づいて「よく来たね。ありがとう」ととても喜んでくれました。気が詰まるような、非常に内容の濃い、そして驚きと意外な二日間が終わって、本当に来てよかったと思いました。教えてもらったことをどこまで実践できるか、わかりませんが、非常に重要な意味深いメッセージが託されていることは感じています。

クラスの最後に、レンさんにお別れのあいさつを言う際、前から気になっていたことを訊ねました。「3月に会ったときに蘭が私に見えると言っていましたが、それはどういう意味なんですか」「あれは、うす紫という色を象徴しているんだよ。優雅さという意味だ。とても崇高なものだ。君は大きな責任を負っているんだよ」

その責任をどうとるのか?そして、なにに対する責任なのか?まだまだ真理への探究の道のりは険しく先が長いです。

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