ついに先週世界の原油価格がはじめて1バレルあたり104ドルを越えました。
なんだかんだとその理由は言われていますが、はっきりしていることはもう安い石油の時代は終わったということですね。
オイル代が高騰すると、なにがわたしたちにとってもっとも影響を受けるでしょう?
こういう試算があります。
1カロリーの食料を清算するためには、10カロリーの石油エネルギーが必要!
そうです。現在の科学農業システムは、農業機械、肥料、農薬、加工、輸送などあらゆる面でどっぷりと石油産業に依存しているので、もしオイル代が上がればもろに消費価格に反映するわけです。
もうこんな破壊的な、そして地球資源を奪い、汚染する、石油科学テクノロジー経済システムはとっくに破綻していることをわたしたちは知るべきです。
みんなで空地で野菜を育てましょう。見放され荒廃している里山や田畑を甦らせましょう。本当にからだがよろこぶ安心して食べられる食べ物を自分たちでつくる時代になったのです。持続可能な社会には、もう消費者という存在はないのです。みんなが生産者(Producer)になる。
自分で食べ物を調達しない生き物は人間だけなのですから。
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