マシュー君がいまいるところは、太陽系磁界の最高位である菩薩界で、宇宙や生命、人類、地球、人間社会などあらゆることについて語ってくれています。
マシュー君のことを昨年コスタリカの友人から教わり,以来そのメッセージの内容の深さにこころを動かされています。
これは先月送られてきたものですが、もっと早くみなさんと共有しようと翻訳を進めていましたが、なにせ今月はいろいろとありまして、やっと昨夜完了した次第です。じつは、もう次のメッセージ(3月23日付け)が届いているんです。さてさて、大変だ。
(いまこれを沖縄・那覇の友人宅で書いています。きょうはアメリカから来日している、イハレアカラ・ヒュー・レン博士の講演があり、その通訳を仰せつかっているのです。またホ・オポノポノのことはあらためて書きましょう)
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2008年2月24日
母なる地球、識別力、直感、魂の目覚めへの導き、光の使者(ライトワーカー)、あきらかな変化、ないイランへの進攻、経済状態、UFO目撃報告の増加の理由、必要ない脱出、怖れないこと!
(1)みなさんへ、こころからごきげんよう、マシューです。今年は大いなる混乱と啓示の年になります。こんなことは地球の歴史ではなかったことで、地球の潜在エネルギーの場がこれほど活発に高まったことはありません。あるところではこの高まりがあきらかになっていますが、この瞬間にもあなたたちが想像するよりもはるかに多くのことが進行中です。そして究極の大変換をわくわくする期待で待っているのです。
(2)僕のこころに浮かんだ例えを言いましょうか?ベストの例えとは言いませんが、もちろん、おしつけがましいつもりはありませんし、まして侮辱する気持ちもありません。ただ僕が抱いているすべての動物に対する深い愛情から、とても感じの良いイメージが浮かんだのです。豚のお母さんが新しい生命を生み出すときの子豚の出産場面を想像してみてください。この新しい子豚たちが現れて、もぞもぞ動きだすのを見て、さてどうなるのだろうと思うでしょう。この新しい小さな家族がいろいろと動き出すこともあれば、みんな静かにじっとしてなにも起きていないようにも見えるときもあります。でも、そうではありません!見えないところで子豚たちには活発なことが起きているんです・・呼吸、消化、からだの成長と知能の発達です・・そして出産で疲れきったおかあさんが元気をとりもどします。さらによく観察すると、ある子豚はほかの子豚よりも成長が遅いかもしれません。でもこどもたちすべてを気遣うお母さんは、そのような子豚たちにも必要な栄養を充分与えるようにします。やがて、赤ちゃんたちは全員駆け回り始め、よくあるような兄弟喧嘩をしたりしますが、お母さんとは決して離れずにいます。お母さんはこどもたちを好きなようにさせていますがちゃんと面倒をみています。
(3)母なる地球も同じです。長い陣痛のあと、母なる地球はそのこどもたちの中に高揚した意識とスピリチュアル(霊的)な再生を産もうとしているのです。そしてこどもたちが元気に成長するために必要なものはすべて与えるのです。でも、母はそれぞれが自己の道を選ばなければいけないことを理解し、そうすることをすべてのこどもたちに許しているのです。あなたたちはこの発展して行くプロセスを目で見れても、そのすべてを知ることはできませんし、それぞれの魂がどうなっていくのかも知り得ません。
(4)ベールの陰でいまだ眠っている人たちが、かれらを長い間眠らせそして自分自身の神性に気づかないようにさせている条件づけから、言わば、目覚めるにはあまり時間が残されていません。この人たちは、あなたたちの世界でいう、人生の”もみ殻から小麦の種を選別して”、霊的に地球と一体になってより高次のエネルギーレベルに行けるように、意識的に気づきを得なければなりません。愛するこどもたちの誰が母なる地球といっしょに旅立つのかを決めるのは地球ではありません。母は全員に行って欲しいのです!だれが行くかどうかは偶然に決まるのではありません。まったく物理的プロセスです。意識の高まりとスピリチュアルな明晰さ・・それはこの宇宙のあらゆる生命は神とほかのすべてのいのちとつながっており、そうやって生かされていることを知ることです・・その光が、地球がいま向かっているエネルギー領域の中でも肉体的な生存を可能にする波動を発しているのです。自己の魂からの呼びかけを無視してこの宇宙真理に目覚める道を選ばない者たちは、この光を持ちません。光がないとより低いエネルギー波動にとどまるので、その肉体が高い波動エネルギー領域で生き延びることはできません。けれども、再び霊的生命体に戻れば、かれらは同じ経験をするように次の生まれかわりで選ぶことができます。そのときは”光を見る”チャンスがまたあるでしょう。そしてその人生で、生前に選んだことができなかったことを理解するでしょう。
(5)「光を見る」ことのひとつは、識別する力を磨くことと魂からのメッセージである直感を信じることです。そこにあなたたち一人ひとりの真理があるのです。僕のメッセージをよく読んでいる読者は、「またかい?私たちは新しいメッセージを望んでいるのを知っているのに、どうしていつも同じことを言うんだろう?」と思っているでしょうね。これほど重要なことを伝えることを止めるわけにはいきません。4冊目の本(訳注:「宇宙の声」未邦訳)が出版されて以来僕は約70のメッセージを送ってきましたが、地球の長い歴史のなかでもこの希有な時に、あなたたちにとってとても大事なことを新しいこととして伝えるのは難しいのですよ。たぶん、”もみ殻から小麦の種を選別する”ことはライトワーカー(光の使者)たちにも関係していることを言う必要があるでしょう。もっとも、新しく目覚めている人たちにくらべればそれほど必要ありません。でも、ちょっと考えて欲しいことがあります。
(6)今こそ、あなたたちの魂とここちよい関係を保ち、そのメッセージに耳を傾け、こころの内から湧いてくる導きにしたがって変化する時です。「でも、もし・・」などと考えてはいけません。愛情深く思いやりをもって見守るのです。他人のトラウマやドラマの一演者になっているときではありません。つまらない、なにも生み出さないようなことを捨て,がっかりさせるような人生のできごとを越えていく時です。前向きのことだけに焦点を合わせれば、それを現実にできるし、もっと大きな喜びを感じ、不安も少なくなるのです。自己疑心、憤り、他人への批判、罪悪感、自己中心、優柔不断と後悔を洗い流し、そのあとを、自分と他人への無条件の愛、自信、自分と他人への許しで満たすときです。そして必要があればどこでも、あらゆる状況を見定めて、手を差し伸べるのです。これから、あらゆる生命が自然と調和して生きる黄金の時代に到るまでに起こるさまざまな試練がなんであれ、それを乗り越えるちからをあなたたちは持っていることを知っているのですから、穏やかに平和にいる時です。
(7)そう、みなさんはこのことはもう以前から聞いていますね。でもこの導きがあなたの頭にまだ残っているのなら、議論の余地なく、それは魂のいるあなたの心に入っていることでしょう。そうなればもう自動的に反応するようになっているはずですね。ですから、いまがそうする時なのです。
(8)さて今、いままで言ってきたように、あなたがたのカレンダーの今年は、激動と啓示の年になっているんです。そして、実際そうなるでしょう。地球の潜在エネルギー場が高まっているいくつかの理由がニュースを見ていると分かるでしょう。とくに、それが政府の交替や経済状態にも現れています。でも、そのニュースが全部を正直に伝えていたとしても、じっさいに起こっていることはほとんどの地球のひとびとの知るところではありません。それにもかかわらず、新聞やTVやラジオがニュースとして流していることを誰でも知るべきだと、私たちは思っていません。知らないの方が幸せだという考えもまったくありません。あたまを砂に突っ込んでも救いにはなりません。頭隠して尻隠さずで、ますます無防備になるだけです。けれども、私たちは、あなたたちが単に観察者であることと識別力を使うこと、に加えて、報道されていることについてつぎのように解釈してほしいのです。それは、暴力や腐敗、偽りをあなたたちが全員で認識し拒否することがそれらを撲滅させることになるのです。
(9)紛争が生じているイラクやアフガニスタン、パキスタン、イスラエル、パレスチナといったもっとも重要な地域がこれからどうなるのかという問題ですが、大きな戦争にはならないでしょう。でも、局部的に加熱された地域では、中東全体がその幾世代に渡った古いカルマが清算されるまで、紛争が勃発しますがやがては落ち着くでしょう。もちろんそれにはイランも含まれますが、アメリカ政府の威嚇があってもイラン侵攻まではいきません。中東のほかの国々も、第三密度のカルマが消えて行くでしょう。とくに女性の権利が抑えられている非常に専横的なところでは、あらゆる市民の平等をもたらす変革が起こるでしょう。国民の大半が貧困なのに少数だけが富む国々では、そのような不平等の解消がはじまるでしょう。この変革は順々に進むプロセスです。急に終わったり始まったりはしないことを覚えていてください。そして、魂に反する行為はすべて闇の触手を弱めるエネルギーを消してしまうこと忘れないように。
(10)メディアが伝えていることは氷山の一角にすぎませんが、いくつかの国では市民の変革を求める声によって政府の大改変が起きているたくさんの証拠があります。独裁者が支配しているほかの地域でも、かならず根強い底流がそれを覆すことになるとしか今は言えません。現在の、また計画されている不正な法律や政策を心配することはありません。いまの政府指導者たちが「光に目覚める」か、あるいは、政治経験豊富な霊的に進化している賢明な人間たちにとって代わられることで、すべてなくなるでしょう。
(11)ほかの大きな変化が経済の分野でも起きている証拠がたくさんあります。このことについては、真実がすべて明るみに出るときに、あなたたちがこころの準備ができるようにはっきり言いましょう。一般に伝えられているように経済情勢は暗いですが、事実はそれよりもさらに深刻です。それに対するどんなに有効的に見える対策も、銀行や多国籍企業のためになるだけです。かれらはあなたたちにお金を借りて消費しつづけてもらわないといけないからです。しかし、今は、消費は慎重にするのが常識ですし、すぐ使えるようにある程度の現金を用意しておくのもいいことでしょう。取り急ぎ、ここで国際経済面での明るい兆しについても言っておきましょう。それは大規模な世界の富の再分配が起きていることです。有能な経済学者チームがこれまでの堕落した者たちに代わって新しい変革プランをつくり、転換の際の影響を最小限に止めようとしています。
(12)アメリカではめったに報道されませんが、他の国ではメディアがそれほど怖れずに最近増えている宇宙船の目撃報告をニュースにしています。あなたたちの宇宙の兄弟姉妹がその正体を明らかにし始めているのには、それなりの理由があるからです。かれらは紛れもないメッセージを各政府に、とくにアメリカ政府に、送っています。それはかれら(UFO=地球外生命体)の存在とその数をもはや否定することは無意味だということです。あらゆるところにいる人びとに、もしかれらが平和的な目的で来ていなかったら、とっくの昔に大挙して地球にやって来て占拠していることを知らせています。この魂の家族たちが友好的で優しいことを知っているあなたたちには、そのときがもうすぐやってくるという明らかなサインです。そのときには、安全に、宇宙人たちが地球に着陸でき、進化の進んだ文明からやってきてあなたたちの中で一緒に暮らしている人たちが自分たちの正体をあらわにできるでしょう。大変革が近いこと、そしてあなたたちが一緒に創造している世界変容を手助けする準備があることを、かれらは約束しています。
(13)そのほかのよく報道されていることは激化する地球上の異変現象です。記録的な気温、地域的に長引く干ばつ、かつてなく増大する洪水・・気象異状だけでなく気候変動。あまりよく知られていないことは、これらの多くの「自然災害」の一部が政府の気象操作によるものだということです。それにもかかわらず、これらの現象は惑星の浄化プロセスの助けになっています。地球が幾千万年にわたって蓄積してきたマイナスのエネルギーを解放する手段なのです。地球外生命体の進んだテクノロジーによって、破壊と死ぬ人の数が最小限に止められていることもまだ知られていません。
(14)インターネットは真実と同時にうその情報も流すことを私たちは知っています。その例が、地球の変化が激化して生命が住めないようになる前に、地球外生命体の宇宙船が来て人類を脱出させるだろうというチャネリングによるメッセージです。地球脱出は全く必要ありません!そのようなメッセージを受けている人たちはかれらの情報源が言っているような霊的に進化している存在ではないことに気づいていません。ほんとうはそのまったく逆です。かれらの目的は恐怖感を煽ることなのです。
(15)すべての情報をしっかりした目で見極め、それがうそか本当か自分の直感を信じるようにすることがとても大事だと僕が言うと、またその話かと思うかも知れません。けれども、このような世界中での脱出計画や、戒厳令がもうすぐ下され何百万人が逮捕されて強制収容所に入れられるとか、敵対的な宇宙人が地球に侵入するとか、全面核戦争が計画中といった話に危機感を抱くひとたちから母がEメールをいまだ受けているので、識別力と直感の大切さをこのさい強調してもし過ぎることはないと思うのです。それに、そのようなことが起こることはまったくないと私たちが繰り返し保証しても、怖れをいっぱいに含んだ情報がインターネット上を飛び交うたびに、あなたたちはもう忘れてこころがどこかに行ってしまうようなのです。(神の)光がその増大する力をそのように弱めることを許すことはありません。地球があらゆるマイナスエネルギーの元になった何世紀にわたる虐待と殺戮に耐えてきたのは、いまの愛する住民にこれ以上それを経験させないためなのです。
(16)混乱から啓示にいたるまであなたたちが遭遇する試練を考えると、なぜ怖れてはいけないのか、あなたたちが理解することがもっとも大切だと僕たちは感じています。お母さん、僕の本の中でこれをよく説明している章がありますから、見つけてここにコピーしてください。
怖れないこと!
2002年8月28日
マシュー:お母さん、インターネット上で飛び交っている「最後の日」の手紙について、まず「怖れないで」と、僕は言います。9月7日の大地震とか何十億人が死ぬなどという不吉な予言は決して起こりません!
この差し迫った危険を世界に警告しようという人の言う「神のメッセージ」とは、終末論者たちが何世紀にもわたって避けられない運命と考えてきた「世界の終わり」と同じではありませんか?そうなんです!闇の勢力はこの考えをあまりにも大昔に考えついたので、地球の歴史ではそれをいつみんなが信じるようになったのかわからないほどです。この考えを無力化できるのは古代のその起源ではありません。闇の内にあるその根源こそじっさいにそれを無くすことができるのです。
地球が生き残れないという惑星破滅の日を示すことは、ほかのことを示すこととなんら変わりません。それはこれまで続いている信仰と意思の問題であって、それが出来事を引き起こすのです。それは、神と共同に創造するという魂の顕現能力を示すもので、人間の自由意志を尊重する創造主の法にしたがっているのです。
これは、ひとりでも意識を集中することでできますが、何十億人でも可能です。そのような場合に「集合意識」という言葉が使われます。僕はその言葉を「アセンション」というときに仕方なく使いますが、それも、まるで肉体が地球から離れて天国に飛んで行くことのようによく間違えて使われています。アセンションというのは、こころと精神を愛の光に開くことで地球上で天国を実現することで、宇宙のより密度の軽い場に進むことです。
ですから、僕の言う「集合意識」とは、地球での大多数のエネルギーが相互に作用することで、地球の上と内部と地球全体を通して、しっかりと光を支え続けることを選択することだと理解してください。これは、人類のある数だとか割合が意識的に同じ信念や考えを共有するのとは同じではありません。それは集合意識の違った定義であり、実際に物理的に起きる作用を間違ってとらえています。
ところで、この「避けられない終末論」については、ふたつの本質的な考えがあります。まず、この考えが世界中に広まり、マインドパワー(思考力)の半分以上・・魂の半分ではありませんよ、マインドパワーの半分です・・・が、地球が本当に希望も無く最後になるという揺るぎない信念にかたまった場合だけ、これが起こり得るでしょう。「起こるでしょう」ではなく「起こり得るでしょう」だということに注目してください。そしてそのことは、いまここでもっと大事なふたつめのことに関係しているのです。
たとえ終末論を信じる考えが高まったとしても、「最後という考え」は惑星上に具現化されるエネルギーだけにしか影響を与えません。肉体の生命だけが危機に瀕すると言っても、あなたたち(地球人)が現在信じている考え方によれば、そもそもわずかな寿命にすぎないのですから、考えてみればすべての永遠なる生命に勝手に全員の最後を告げるというのはまったく馬鹿げています。ザーットと一度にですって?スピリチュアルな覚醒段階や知的進歩や魂の進化をまったく無視しているではありませんか。それにいったい神や創造主の計画はどうなるんでしょう。そうではありませんか?
ですから、「終末論」は単なるアイデア、考え、議論のための話題であって、最初に唱えた連中をはるかに越えて一人歩きした存在しない出来事です。それで、何を怖れるというのでしょう?じっさいにそのような恐ろしいシナリオを創り上げるには、その信仰や感情を揺るぎなく支え、それに向かうエネルギーを維持するための大変な集中力が必要とされるでしょう。そして、そこにこそ終末論という考えの決定的な終末が存在するのです。
それには、とても大きい不信、不同意、反対意見があります。地球にはものすごい量の光エネルギーがしっかりと定着して、終末論が出てきた根源である闇エネルギーとはまったく反対のエネルギーを発しています。そして、この終末論幻想がどこからどうやってなぜ出てきたのかすでにたくさんの人たちが魂のレベルで気づきはじめ、それが意識レベルにまで登ってきています。
それは、とくに恐怖を創造するために闇の勢力から来ました。闇のパワーがどのように恐怖という究極の兵器を使ってあなたたちや国家や世界を支配してきたか、はっきりと理解することほど大事なことは今ありません。怖れという思いは、それがなんであれ、実際に起こると思うほど、あなたたちの意識を虜にしてしまうものです。
ただ恐ろしい概念にすぎないことが、悪気のないひとたちによって既定事実のこととして伝えられるのは、純真な心配こころからなのでしょうが、そうして創られる恐怖は、まるで、もっとも暗い闇そのものが宣言したように伝播していきます。そして起こることがこうなんです。
怖れのエネルギーが、怖れている対象や状況そして光のエネルギーとの間に障壁(バリアー)を創るのです。そのバリアーがあるので、怖れでいっぱいになっている人たちの魂の光がかれらの意識領域まで届かないために、怖れのパワーを排除することができません。またライトワーカー(光の使者)から送られてくる光エネルギーも通過できません。このバリアーが本当の壁のように感じられ、そこにとじ込められた人は孤独に恐怖でいっぱいになってしまうのです。この光を遮断するエネルギーは、怖れていることがなんであれそのパワーをさらに強くしてしまうので、怖れていることを現実化させるよう、それ自身に引き寄せることができるようになるのです。
怖れは広く伝染します。またそのパワーが倍増していくので、怖れが広がって行くにつれネバネバするようなエネルギーが相互にはたらいて、常識や分別力、判断力を切り捨ててしまうのです。怖れは非常に陰湿で、そこから逃れるにはさらに暗闇に落ち込むような入口しかないと信じ込ませることができるのです。怖れは、偏見、暴虐、欲望、残虐性、敵対心、欺瞞、軽蔑 、憎しみという行為や特徴となって現れます。そしてさらに、怖れからねじ曲がり痛めつけられた精神のために無意味と思える拷問や無実の人たちの死さえ招くのです。
愛と宇宙の智慧とスピリチュアルな明晰さが宿る光は、そのような人たちの魂に届くことができないので、闇パワーがどんな怖れを創り上げても、自分たちのスピリチュアルなパワーに勝るものがないことを知らせることができません。光より強いものはないのです。それが神の愛とパワーというすべての魂への贈り物なのです。
闇のパワーは光を創造したり捕らえることができないし、光といっしょに存在することもできないから、恐怖を作り上げ、それを使って人の魂を虜にするしかないのです。怖れで増大したエネルギーに、宇宙のスープから思考というかたちが現れるように、人間が引き寄せられると、宇宙の法則のパワーがはたらいて、その存在をかたくなに信じつづけることによって、その恐ろしい考えが現実化されてしまうのです。すると、そこには実際に怖れるものが出現します。それこそ怖れそのものが創造したものなのです!
この悪循環のためにひとびとは暗闇に捕われてしまいます。何故そうなるかと言うと理由は簡単です。ひとびとが「光を見る」ようにさせないでおくだけです。なぜなら光があれば、恐ろしいと言われていたことがただの考えであることが分かってしまうからです。恐怖で一杯になっている考えの現実を信じることがそうさせるのです。文字通り「光を見る」ことで、闇パワーによる欺瞞のからくりや必死の策略が明るみに照らされ、こころをとじ込めていたかれらの支配を破って目覚めさせるのです。さてこの闇の力は、自分たちが生き延びるために、ありとあらゆる方法で怖れを創造していきます。地球上で暗くなりがちな手助けする者たちをいつまでも支配するためには、どんなにあからさまでむちゃくちゃな嘘でもお構いなしです。
あなたたちに悪だと見えていることすべて・・こどもの誘拐から殺人、世界中で酷くなる欲望と堕落、核兵器による先制攻撃を防ごうという各国の絶望的な話し合い・・は、闇自身の中の怖れから生まれるのです。なぜなら闇は自分のパワーが破滅していることを知っているからです。愛をもって人を動かすのではなく、他人をいつも痛めつけることしかできないこのような勢力は、あなたたちの星からもうすぐいなくなって、もはや混乱と絶望を創造できなくなるでしょう。
光は、地球それ自身が選んだ針路と調和しながら、その量と強さを増しつつあります。そして、まだ暗闇のみちを歩み続けているひとびとの肉体は、光に晒されると、クリスタルがある振動数で粉々になるように、破壊されるでしょう。そのひとたちの魂は、かれらのエネルギーの記録に対応する宇宙密度の場に移動されるでしょう。それは一生涯の自由意志による選択で決まります。
いいえ、お母さん。地球が美しく平和に生まれ変わるんだと説得しても、このひとたちの魂が光を受け入れ愛でその空虚さを満たすようになるのか、分かりません。わたしたちは彼らがそれを望むように祈りますが、かれらが選ぶ自由意志まで変えることはできません。そうなんです、彼らが光についていく次の機会を肉体レベルで経験するのかスピリチュアルレベルだけで経験するのか知りませんし、どこに行くのかも知りません。というのは、このまたとないあまねく時期に、そのような闇の魂はここまで来れないからです。宇宙には生命がまったくの原始形体から始まり、光のガイダンスにしたがって進化する再教育のための場所があります。「わが父の家には住処(すみか)おほし」(訳注:ヨハネ福音書14章2)とは、宇宙には多種多様な生命環境が準備されていて、あらゆる魂の進化レベルに応じられるようになっているという意味なのです。
ちょっと顕現のプロセス、意思の与える影響の話に戻ります。世界が破滅して終わるという予言を忘れて、地球から苦しみがなくなる、暴力、腐敗、欺瞞、不正、病気、飢餓、暴虐が世界からなくなる、と思いましょう。戦争、殺人、テロそして肉体、土地、希望の破壊が終わるのだと思いましょう。
それらのすべてに代わるもの・・世界中の愛、平和、正義、慎み、分かち合い・・に焦点を合わせることが、すでに長いこと進行していることに並外れた効果をもたらすでしょう。それはあなたたちの惑星をかつてあったパラダイスの星に甦らせることです。もっと多くの人たちが、もっと優しい、もっと愛に満ちた、もっと調和した世界が、闇の無駄な最後のあがきの遺灰からすでに立ち上がっていることを認めていたら、それはもっと早く進んでいたことでしょう。もし前にできなかったのなら、今あなたたちの光をそれに加えるのです!
この試練が終わったときに、かつて地球に存在した真のエデンの園への回帰があるでしょう。あらゆる生命体と動植物、そしてこれはまだ知られていませんが、地球の保存に欠かせない働きをしてくれているデヴァ神王国との間には、平和とハーモニーと敬意が生まれるでしょう。ですから、世界が終わるための祈りなどやめましょう・・そのかわり、すべての魂の内に宇宙の一体感と創造主の愛の顕現である霊性(スピリット)があることを新たに気づかせる高らかな呼びかけを聴こうではありませんか!
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(17)お母さん、ありがとう。この章は怖れることの無意味さだけでなく、それ以上のたくさんのことを説明しています。今でも当時と同様にこの情報は正しいですからこれでいいです。
(18)お別れに、そしてこの場にいるすべての魂にかわって話しますが、あなたたちが黄金時代に入るまでのすべての道程に幾百万の助けがいつも一緒にいてくれます、そしてあらゆる光の存在があなたたちを祝福しているのです。あなたたちの想像を越えるほどの。
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訳文責:森田 玄
原文http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=85&z=2
玄さんの記事に何時も暖かい気持ちにさせて頂いております。ありがとうございます。そしてマシュー君のメッセージ訳お疲れ様です。ありがたく受け取らせて頂いております。このメッセージを多く伝えたいので私のブログでの転載をお許し頂きたいのです。どうぞ宜しくお願いします。
返信削除匿名さん
返信削除どうぞご自由にお使いください。
ありがとうございます。
玄