日曜日, 5月 31, 2009

マシュー君のメッセージ(21)

今回のメッセージも、じつにタイムリーで、意味深いものになっていますね。アメリカのメモリアルデーは戦没将兵追悼記念日のことで、この5月25日がその日でした。新旧の主な政府閣僚とトップの軍人たちがワシントンに勢揃いして追悼儀式を行うことの欺瞞に気づいてテレビを観ていたアメリカ国民はどれだけいたでしょうか。

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チェイニー元副大統領が、9・11に関与していたことは、インターネット上で9・11の真相究明運動に関わっている世界の人たちの間ではほぼ常識になっていることです。当時、日系のノーマン・ミネタ運輸長官は9・11の朝、ワシントンのホワイトハウス地下にある大統領緊急オペレーションセンターに降りて行きました。すると、そこでチェイニー副大統領が指揮を取っていたのです。本来は最高司令官のブッシュ大統領がそこで指揮するはずですが、ブッシュはその時はフロリダからほかの軍基地に緊急避難していました。

2003年5月23日の9・11調査委員会の公聴会でミネタ長官は次のように証言しています。

”(ハイジャックされた)飛行機がペンタゴンに向かっている時、一人の若い男が入って来て副大統領に言いました、「飛行機が50マイルのところにいます」、「30マイルのところにいます」。そしてそれが、「飛行機が10マイルのところです」になった時、その若い男が副大統領に訊きました、「命令はそのままでいいでしょうか?」。副大統領は後ろにからだを曲げ首を振り向いて言いました、「もちろん、命令はそのままだ。何か違うことを聞いたのか?」”

”命令”とは"Stand Down"、いわゆる警備体勢解除命令のことであることは明白です。世界でもっとも厳重な警備で守られているペンタゴンに通常の民間ジェット機がなにも妨害されずに突っ込むことなど考えられないことです。その警備を解除させたのが、チェイニーだったことをこの証言が示しています。

実は、この決定的な証言は9・11調査委員会の公式報告書には省かれているのです。

この事実を広く知らせてくれたのが「9・11事件は謀略か」の著者デヴィッド・グリフィン博士です。昨年11月にはグリフィン博士を招いて第2回9・11真相究明国際会議を東京で開催しました。世界貿易センターがあのように自然落下速度で崩壊したことに関して、博士は、公式説の火災原因説は科学的に完全に否定されており、それに表立って反論できる科学者や専門家は世界にひとりもいない、と明言しています。つまり、あれは爆薬を仕掛けてやった制御崩壊と呼ばれるものだったという科学的証拠があるのです。

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そのことを名だたる建築家として訴えているのが、アメリカのリチャード・ゲージです。彼は700人以上の建築家とエンジニアからなる9・11真相究明グループを立ち上げました。今年の11月に、私たちは彼を日本に招いて第三回9・11真相究明国際会議を開催します。

さて、デービック王国というのは私たちには聞き慣れない言葉ですね。これは自然界のスピリット(霊体)の世界のことのようです。昔から言う妖精のことだと思います。人類の長年によるネガティブな行為と思いによって破壊された地球のバランスを取り戻す作業を、人間以外の自然のあらゆる生命体がやってくれているのだそうです。例えば、異常気温を安定化させて気象を安定化させるといったことです。

スーザン・ボイルが出てくるとは!もうすっかり世界的に有名になったこの人のことは、みなさんもご存知だと思いますが、イギリスのアマチュアタレントコンテストのテレビ番組で優勝した時の映像です。

最初のコンテストの映像はこれです。http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0

豚インフルエンザに対する政府とマスコミの対応、そしてそれに翻弄され右往左往する大衆の姿を観ると、ちょっと背筋が寒くなります。これで死人でも出たらさぞパニック化していることでしょう。さすがマシュー君の指摘は当を得ていますね。インフルエンザウイルスが原因ではないのです。その感染は症状であり、結果です。感染するようなからだになっていること、つまり免疫力(からだの防衛力/生命力/自然治癒力)が低いといろいろなウイルスやバクテリアなどの細菌に感染するのです。免疫力が平常であれば、からだが自動的にウイルスを撃退してくれるのです。ワクチンなど必要ありません。大事なことは日頃から免疫を高めるような食事(特にローフードはお勧め)と適度な運動、そしてなによりも免疫を落すストレスがある状況を避けることです。

インフルエンザワクチンについてですが、5月19日にサンディエゴで開かれた国際医学学会で、ワクチンを接種した子どもたちが何も接種しない子どもたちに比べて3倍も病気に掛かる結果がでたことが発表されています。

最後の話に出てくる犬は、スージーさんの飼い犬の一匹でフルーティーという名前のテリアです。驚いたことにスージーさんはフルーティーと会話できるんですよ。

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2009年5月26日


アメリカのメモリアルデー、タイミングを決める諸条件、オバマの意志を妨害するイルミナティ、チェイニー、不安定な世界経済、波動レベルと意識、スーザン・ボイル、NESARAの誤解、豚インフルエンザ、アセンションの肉体的制約にならない精神障害、同じ国・宗教に輪廻転生する魂、地球のアセンション

1. マシューです。このステーションにいるすべての魂たちに代わって、心からのご挨拶をします。アメリカのメモリアルデーの祝典を観て、僕たちは複雑な気持ちになりました。自分しか考えない連中を使って戦争を始め、もっと領土を、もっと金を、もっと権力を、と駆り立てているこれらの闇の勢力を僕たちは知っているからです。この戦争の首謀者たちにとってさらなる死はどうでもよいことなのです。彼らはすでに良心などなく、彼らにとって死者数は単なる目的への手段なのです。この人たちには、自分たちがもたらした何百万もの死者を毎年追悼することの偽善さやその家族たちと親しい者たちが耐え忍んでいる悲しみを理解できないのです。このすべてが、闇に溺れているそれらの戦争首謀者たちも含めて、僕たちには悲しいことです。宇宙の法則によって、彼らは自らもたらした同じ苦しみを経験するでしょう。そして、神の恩恵によって、光の中に立ち上がるチャンスを与えられるでしょう。それがあるから歓びを感じる理由があるのです・・神と他のすべての魂たちと分け隔てできないひとつの存在として、彼らが光を受け入れれば、すべてがワンネスであることに貢献するのです。うれしいことの別の理由は、これらの魂たちを捕らえていた地球の闇の存在が元のパワーの痕跡ほどになっていて、もう消えるのも時間の問題だからです。

2. 僕たちにも戦争の生存者たちが見えます。肉体をひどく負傷したために、本人と家族の人生がまったく変ってしまった人たち。精神が破壊され、多くがホームレスとなって忘れ去られた帰還兵たち。そして彼らを愛する者たちの苦悩。でも、これらのすべての魂たちに悲しみを感じると同時に、彼らが飛躍的にスピリチュアルな成長をしていることを僕たちは知って、嬉しい気持ちにもなります。肉体死した人たちはニルヴァーナ(天国と呼ばれる宇宙の霊的領域)で自分たちが魂の進化に大きく前進したことが分かるでしょう。また、光を持って生き残ったこれらの人たちは、地球がアセンションのプロセスでより高い波動に到達したときに癒されることでしょう。そうなんです。どちらにしても、これらの男性、女性たちは”自由のため”に戦った戦争の真実を学ぶでしょう。でも、彼らはより高い理解のレベルで、”愛国心”から殺すことの正義の力の虜(とりこ)になった魂たちや”英雄”として殺し、殺された魂たちに対して許し、憐れむ気持ちを持つでしょう。そして、これらの気づきを得た魂たちは全員平和の勇士になるでしょう。

3. あなたたちの多くが、約束された地球の愛と平和の時代を何十年も待っています。そしてその時代へのスピリチュアルな旅と肉体的な旅についてつい最近知ったばかりという人たちもいます。でも、ほとんどの人たちはそれが何時なのか知りたがっています。戦争と暴力は何時なくなるのでしょう?私たちは何時宇宙ファミリーと会うのでしょう?9・11の真相は何時明らかになるのでしょう?惑星浄化が終わるのは何時でしょう?動物への虐待と環境破壊が止まるのは何時でしょう?私たちの世界の汚染は何時なくなるのでしょう?

4. 愛する魂たちのみなさん。もし僕たちがそれらや、ほかの”何時?”という質問の答えを持っていたら、喜んであなたたちにも提供しますよ。でも、地球の潜在エネルギー場に存在する混乱がまったくなくなるまでは、特定の出来事を正確に見定めることはできません。これを、約60億の魂たちがそれぞれの想い、行動そして反応に伴ってエネルギーを発していると想像してみて下さい。計り知れない数の変化する条件が、出来事がいつ起きるかということに常に影響を与えていることが分かるでしょう。ええ、そうですよ。地球上の闇はすべて2012年の末までに光に変換されるか消滅することは間違いありません・・それについては疑問の余地がないのですが、ただ地球が第四密度に入って行くときの一人ひとりの進むタイミングについてだけは別です。ですから、僕たちはこう言うのです。忍耐をもってしっかりと光の中に自分を置いていれば、究極の恩恵である黄金時代での暮らしへ向かっているこの移行段階の間にも、穏やかな気持ちと強い精神力が持てるでしょう。そして、そこにはあなたたちの想像をはるかに超える愛とあらゆる自然との調和の波動があるでしょう。

5. アセンションのプロセスでは高い波動が様々な影響を与えるので、読者の皆さんが気になるようなものを言いましょう。疲労感、衰弱感、言いようのない不安感、集中力不足、物忘れ、躁鬱的症状、普段にない短気や怒りの爆発、目のかすみ、消化不良、”頭に虫がいる”ような感覚です。もし、これらが、そしてもっと多くの種類の肉体的、感情的そして精神的な反応があることは疑いないことですが、束の間に一時的にもつづいたり、繰り返されることがあったら、それらは広まっているエネルギーにからだが自然に順応しようとしているのであって、治療の必要性はありません。それらの症状に対するベストの対応ということでは・・そして、どんな病気に対する最良の防衛力である健全な免疫システムの維持には・・健全なライフスタイルを生きることに尽きます。睡眠をよくとり、よい水をたくさん飲み、栄養のある食べ物を食べ、毎日運動し、できるかぎりストレスあることを避け、そして静かに回復する時間を過ごすことです。けれども、もしからだの状態がますます悪化し、それが長引くようであったら、波動変化によるものだろうと思わずに、信頼できる医療関係者に相談してください。それで内臓に異常がないことが分かれば安心するでしょう。そしてもし治療を必要とするような状態であれば、適切な処置を受ければいいのです。

6. 多くの人たちの関心ある別の話題に移りましょう。オバマ・アメリカ大統領の最近の政策決定にはがっかりさせられる、また”同じことの繰り返し”ではないか、という意見です。僕のメッセージで何度も言っていることを思い出して下さい。僕たちは政治には関心がありませんし、中立で、なにも判断しません。僕たちのいるところから観察することと僕たちのたくさんの光の情報源からの情報をただ伝えているだけです。そのことをふまえて言うのですが、オバマは”あまりにも細かいことまで批判されている”と書いて来た読者は言い得ていると思います。

7. オバマが率先して進めようとしている政策に対しては、彼が必要とする議会の支持をある程度得ているのですが、主要な変革政策へはいまだに強硬な反対があるのは、イルミナティによる議会メンバーへの締め付けがまだ強いからです。あの国の軍隊と産業、金融、商業の国際複合体(コンプレックス)にも同じことが言えます。オバマは独裁者にはなれませんし、彼自身もそれを望んでいません。彼は、言わば、地球のとんでもない厄介なものを引き継いだわけです。彼が”コロコロと変る”と言われていることは、実際は、イルミナティが世界中にしっかりと編み込んだ恐ろしいネットワークにもっと多くの分子がいることに彼が気づいて、それへの慎重で機智あるこれは駆け引きなのです。すでに取り組みが始まっています・・そのいくつかは”見え見え”ですが、これは必要上のことで、より多くのことが表からは見えない所で進行中です・・それが、多くの歴代政権の舵取りを牛耳ってきた闇の影響力を人前にあからさまにして排除することになるでしょう。現行の政権の中でも同じことをやろうとしているのです。

8. その点で言えば、これはアメリカ合衆国政府だけのことではありません・・イルミナティはあなたたちの世界のほとんどの政府、機関団体、組織、企業、ビジネス活動をコントロールしているのです。この真実を示す証拠が一般の人々に知れるようになれば、数多くの前線現場で断固たる行動が取られるようになり、地球のあらゆる地域での暮らしに影響を与える政府やその他の機関に健全さと品位がもたらされるでしょう。この瞬間にも激しく交戦している多くの地域が世界の安全保障にとって脅威になると考えられています。武力による威嚇が地域によっては続くでしょう。でもそれらが大規模な戦争に発展することはなく、ましてや、ある人たちが必ず起こると予見している全面核戦争などになることはありません。地球がより高い波動に入って行くにつれ、戦争が勃発している、あるいは差し迫っている地域に平和的解決への進展が段階的に進むでしょう。光がその強さを増す中で、イルミナティの言いなりになっている政治指導者たちは地位を失い、誠実さと品位ある賢明な指導者にとって替わられるでしょう。テロ活動の背後の”闇作戦”は明るみに出され、”流行伝染病”の発生源が公にされ、マインドコントロールはなくなるでしょう。徐々に、ドミノの列がゆっくりと倒れて行くように、腐敗と欺瞞と邪悪な意図のベールが剥がされて行くでしょう。

9. 元アメリカ副大統領チェイニーがブッシュ政権の拷問の使用を擁護しているその動機についての質問はいいですね。というのは、彼の公言していることには、表向きのこと以上のかなり重要なことが含まれているからです。イルミナティの作戦統括者として、チェイニーは世界テロの恐怖に再び火を付けたいと思っています・・思い出して下さい、増大した恐れのエネルギーは闇の勢力の最も効果的な道具であり、それを根強く保つための燃料でもあるのです。情報収集に拷問のないような政策手段は、合衆国と世界を危うくするものだと国民の意識に吹き込むことで、彼はオバマの話し合いによる紛争解決を挫こうとしているのです・・そのような政策は、常に昔からの争いを蒸し返させ、また新たに焚き付けるというイルミナティの計画を終わらせてしまうからです。チェイニーは公然と議会がその影響力の下にあることをそのメンバーに思い知らせています。それが議会メンバーが受け取った賄賂であったり、他のかたちでの脅迫によって個人的にも立場的にも失脚に追い込まれるようなひどい恥をさらすことであったり、議会メンバーやその家族に死の脅迫ということであったりします・・それがイルミナティの方針に従いつづけなければならないぞ、という強い警告なのです。これが、提案されているグアンタナモ基地に抑留されているテロ容疑者の解放を巡って議会で問題になっている理由ですが、同時に、チェイニーが政府の外にいても依然としてその中に根強い影響力を及ぼしていることを彼のイルミナティ仲間たちに示しているのです。そして、いかに無意識のうちであれ、虐待についての議論はもうして欲しくないという彼の強い要望を厳然と示しています。もし徹底した調査を行えば、彼の9・11事件への関与が明らかになることを僕たちは知っています。それに、それはすでに明らかにされているんです。

10. 統計が示しているように経済が安定化しているでしょうか?いえ、そうではありません。これには、金融や証券取引、失業、不動産売買、倒産、消失した退職金ファンドやその類いの統計では見えないそれ以上のもっと多くのことがあるのです。あなたたちの経済学者の中でもっとも正直で洞察力ある者たちは、僕たちがこれまで何度も述べて来たことを言っています。世界経済の基盤は崩れていて、それを元のはたらきに戻しても解決にはならないことです。それらの経済学者たちは僕たちがあなたたちに言っていることは言っていませんが・・連邦準備金制度(FR)はイルミナティの専有する金融システムで、彼らが世界の財政と商業支配のために造った他の金融システムと共に廃止されることです・・住宅ローンやクレジットカードの高金利を批判し、現状の経済危機を招いた拝金主義で非道徳的な政策を非難している者もいます。あなたたちは、彼らのその強い声明を知っているかもしれませんが、それがこの惑星に高まっている波動が広がって意識が向上している証拠だということに気づいていますか。

11. ちょっと波動についてお話ししましょう。宇宙の”創造”のすべてはある振動数をもったエネルギー波動です。そしてその振動速度がそれぞれの意識レベルを決定します。この波動・意識という物差しで地球を見ると、それには岩とか砂、あらゆる製品といった無生物も含まれます。その物差しでかなり波動が高いものが植物です・・野菜、フルーツ、穀物の波動がそれらに栄養価を与えていますし、薬草も同じです・・そして、その頂点に木があります。木はその知性と波動から溢れるような癒すエネルギーを発しているのですよ。デービック王国は、高い波動に輝いていて地球のあらゆる生物の波動を高めています、動物界でもっとも波動が高いのは、人間ではなく、クジラ類です・・動物種としては、クジラとイルカがあなたたちの世界でもっともスピリチュアル(霊的)で知的に進化した魂です。彼らははるかかなたから地球に向けて送られてくる光をしっかりとつなぎ留める役目をしてくれています。

12. ある天体がより高いエネルギー領域に入って行くと、その波動レベルが増大し、それらのレベルが上昇するにしたがって、その天体に存在するあらゆるものの意識も向上します。これが今地球に起きているのです・・エネルギーに鋭敏で超聴覚能力のある人間を含めて、地球と彼女のすべての生命体との間で、そしてそれらの生命体同士の間で、明確なコミュニケーションが起こっています。中にはこんなことは起きるはずがないと信じない人もいますが、テレパシー通信能力はどの魂にも本来備わっているものですから、これはまったく自然のなりゆきなのです。信じていることに関係なく、この惑星上のあらゆるものが高い波動の影響を受けています。それがその性質や性格の特徴をすべて増大させ、行動パターンを顕著にさせているからです。光を受け入れている人たちとそうでない人たちの差異が紛れもなく明白になって来ています。

13. 他にも高い波動を発生しているものがたくさんあります。風や火災、水の勢いが時々いわば”急激に高まる”ことがあります。そうやって地球の波動が絶え間なく惑星の生命を持続させ豊かなものにしています。”ゆっくりとバラの香りを嗅ぐ(骨休みする)”という言葉には、あなたたちの知っている以上に叡智が含まれています・・花のエッセンスの波動レベルには治療効果があって、バラの香りはその中でも最高です。スパイス(香辛料)とハーブ(薬草)にも治療効果がありますが、すべての自然色が合成したものである純白にもそれがあるのです。でも、魂の琴線をもっとも揺り動かすパワーがあるのは、あなたたちがクラシックとしてひとくくりにしている時代に作曲されたシンフォニー(交響曲)とコンチェルト(協奏曲)なんですよ。なぜなら、それらの波動は宇宙のトーンに同調しているからです。当然のことながら、その反対側の波動レベルにあるのが、息が詰まるような臭い、軍隊服の多くのカーキ色のような濁った色、調和を乱す荒々しいサウンドを伴った耳障りな音楽などです。

14. 世界の目がスーザン・ボイルに集まっているのを僕たちはうれしく眺めています。彼女が突然人気者になったことについて僕たちの考えを訊いて来た読者の方々に言いますが、これは二つの領域での意識向上だと僕たちは見ています。第一に、闇が付着したエネルギーの流れ(ストリーマー)がはるか昔に、第三密度のこころをパターン化して、美を完全なからだつきと容貌として見るようにして、その基準に合わない容姿の人間には興味を失うようにしてしまったのです。より最近になって夥しい広告とそれが社会に与える意図された影響力によってさらに助長され、そのパターン化によって、誰が美しいかそうでないか、誰が注目に値するかしないかという基準がそのまま保たれているのです。第二に、高い波動の音楽がもつメロディックな調べと歌詞に大衆が興味を失い、騒々しい音や不快な表現が人気を得るようになりました。これは別に作曲家や演奏者、歌手たちへの批判ではありません・・ すべて地球が 苦しみ抜いているときの低い波動に対応していたのであり、そしてもっと最近では、闇エネルギーの流れの残滓が騒いでいるのに応えていたのです。そこに突然スーザンの出現です。彼女に対してこころからの思いやりと関心がどっと寄せられているのは、真の美への世界の認識と感謝が高まっていることの反映です・・高い波動を世界に降り注ぐ彼女の歌、そして何よりも重要なことは、彼女の魂から輝き出るその美しさです。

15. 波動のもつ大切な性質を説明するよい機会だと思って、つい話が外れてしまいましたね。では、経済についてのあなたたちの質問に戻りましょう。今不動産に投資するのがよいのかということへの僕の意見に関してですが、どうか理解してもらいたいのは、僕にはこの手の知識をもってアドバイスなどできませんし、もしできたとしても、僕のやるべきことではありません。このステーションにいる僕たちの目的は、あなたたちに宇宙の法則について知ってもらい、いま地球に起きているあらゆることをその観点から理解するようにすること、そしてスピリチュアルな成長へのアドバイスを提供することです。この経済危機が投資の安定性について非常な混乱をもたらしていることは分かりますが、僕たちがアドバイスできることは、このような時期に見通しのきかないどのような分野にでも当てはまることだけです。心の内に問いかけ、直感としてもたらされる答えに注意することです。あなたたちの魂からのメッセージに耳を傾けることはいつでも最良の方法です。

16. お金に関する質問のほとんどがNESARAに関わることです。これは国民経済安全保障及び改革法の略ですが、ここでしっかりと言っておきたいことがあります。地球と地球外の魂たちとのこの画期的な共同事業については深刻な誤解があります。いまその説明が求められています。率直に言って、NESARAは地球の黄金時代の基盤そのものです。愛と平和と調和の世界というほどの素晴らしいものを創造する手伝いをしたいと生前に選んで来ていると信じているのであれば、途方もない意識とスピリチュアルな明晰性の飛躍が要求されます。そのような巨大なスケールの覚醒は第三密度では想像もつきません。それに、宇宙の法則によってそれを押し付ける訳にもいきません。それで、特別な革新的思考を理解できるような方法であなたたちの意識の中に’種付け”しなければならなかったのです。それが、この前代未聞の規模とスピードで起きている革命的なプロセスの中で、アメリカの法案という形で紹介されたのです。

17. 地球の人間たちすべてと、霊的世界と肉体をもつ文明にいる数えきれない惑星外の魂たちがこれに参加していることは魂レベルでは全員承知していることですが、望む結果を生むのはそれの意識的思考です。地球はあなたたちの現在の住処(すみか)ですから、この法案に述べられている改革についてのあなたたちの思考エネルギーでこの惑星地球で行動を起こす必要があったのです。それが世界中の改革とスピリチュアルな再生となって現れるでしょう。それがNESARAの目的です。

18. それではこの法案自体について戻りましょう。それが書かれた時、アメリカ大統領とその側近の補佐官たちはイルミナティのメンバーかその”傘下”グループの支配下にありました。その法律のある条項は、この法律施行をテレビで発表すると同時に彼らが即辞任することを求めています。また関連条項でその発表を規定しています。それらの条項をどちらも今適用するわけにはいきません。現職の大統領は、NESARAの根拠になっている黄金時代のマスタープランの中で主要な役のひとりなのです。イルミナティの妨害によって、その辞任を定めた期間内に行うという法規定が無視されました。その絶好のチャンスを逃したので、同じ時間枠で同じ究極の目標に導く別のルートがとられました。それ以来、このルートに添うかたちで確実な進展が起きています。

19. NESARAについての他の誤解は、その経済的条項に関するものです。ある人たちは、発表のすぐ後で世界中の人々全員に大金が配られると信じています。また他の人は、個人の投資プログラムにわずかな金額を払った人が、法律が正式に発表されれば大きな利益を受けると信じています。そして、NESARAの発表によってすべての住宅ローンとクレジットカードの負債が帳消しになると信じている人たちがいます。そのような発表がないからといって、そのように信じていることが思い通りに実現しないという訳ではありません。NESARAの意図はいつでも、世界の最も富める人たちと貧困層との非人間的な格差をなくすこと、そして何百万もの人々が辛うじて生計を立てるために”身を粉にして”働かざるを得なくしている不公平な税制と高金利を廃止することです。様々なイルミナティのメンバーと彼らが支配する組織によって非人道的に、不正に蓄えられた巨額の資産は、回収され、世界中であなたたちの中でもっとも必要としている人々に配られるでしょう。それらは強欲な連中によってもっとも搾取され無視されてきた何十億の民です。そして、公正な税制とプライムレート(貸出し金利)が現行のものに取って替わられるでしょう。でも、それもあなたたちの意識レベルがもうお金が問題でなくなるまでのことです。

20. 人に知らせて希望を与えようと、自分が真実だと信じていることを広める人の善意を僕たちは尊重します。その人たちが情報の判断に誤っていても、また正確に情報を受けていなくても、僕たちは彼らを判断せずに、その時々で、正しい情報と一緒に間違ったものも彼らが伝えていることを言います。僕たちがあなたたちに見極める力を養い直感に頼るようにしなさいと繰り返して言うのはこの理由からです・・こころを静かにして、あらゆる真理を知る魂の座であるこころで聴くようにすることです。

21. さて、豚インフルエンザワクチンの強制予防接種についてのあなたたちの不安をなくしてあげましょう。たとえこの強制予防接種議案が通っても、その影響は害になることはありません。なぜなら、ワクチンに入っている生きたウイルスは宇宙ファミリーのメンバーたちのテクノロジーで無害化されているからです。

22. 豚インフルエンザによる死者がメキシコの地域で他の場所よりも多く発生したのは、その人たちの生活環境レベルのせいで、彼らの免疫系が著しく低下していたからです。そのような地域をねらって発生させたのです。 

23. この質問には思わず笑ってしまいました。私たちの政府は、国中の誰もにデジタルテレビを持たせようと躍起になっているのはどうしてでしょう?そうですね、政府の関心はアメリカの人たち全員に最高にきれいに見えるテレビを持たせたいという気持ちから出て来ているのではありません。前政権の下で出て来たこの計画は、すべての視聴者の監視を可能にするだけでなく、危険な光線も発生するのです。最初の目的で長く使われることは、もしあったとしても、ないでしょうし、これもまた、他の文明からのあなたたちの兄弟姉妹たちのテクノロジーで光線の放射も無害化されます。

24. 多重人格障害やそれ以外の精神疾患の人たちは、地球のアセンションプロセスにしたがって肉体的生存に必要な光の吸収と細胞の再構成を経験する能力という点では、他の人たちと同等の機会をもちます。あなたたちの歴史のこの時期に稀な例外として、これらの人たちは第三密度のカルマを成就するために精神的苦痛を経験することを選びました。そうすることで、そしてもし彼らの選んだ転生寿命が許すならば、この人たちは地球と一緒により高い波動領域に行くでしょう。そこにあるのは、健全なこころとからだと精神だけです。どのような病気もその過程で癒されるのです。生前の合意は、転生経験を分かち合うすべての人間に恩恵をもたらすようになっているので、精神的、感情的、肉体的な障害のある人に特に近い人たちもスピリチュアルな成長を遂げる大きな機会を得ます。スピリチュアルな成長こそ、あらゆる転生経験の中でのあらゆる魂の目的です。

25. ええ、魂はよく過去の転生と同じ住処(すみか)と宗教に戻ります。何度選んでも失敗したことをまたもう一度やり遂げるために、家族構成や貧富、健康か病気、知能と教育程度といった条件で同じ状況を選ぶのが普通です。ほかの戻る理由としては、生前の合意の中で他の役割の人たちの約束を成就する手助けをしたり、多くの魂たちがそのカルマ学習に取り組むための条件や状況をつくることをボランティアですることがあります。多分、霊的世界(霊界)での転生の間に、そこでは政府と教会の欺瞞が分かるので、魂は間違いを正す目的でその使命を選んで戻るのかもしれません。或は、ある魂は愛する国や親しんだ宗教に戻って穏やかな人生をエンジョイし、多くの苦しみの転生とのバランスをとるのかもしれません。

26. 外交委員会とビルダーバーガー 会議メンバーだけでなく、あらゆる闇の秘密グループと組織が、高い波動によって文字通りばらばらになるでしょう。そこでは光のない肉体は生き残れません。

27. いえ、地球は一つの世界がもう一つの世界よりも高い密度に到達するというように、二つの世界としてアセンションするのではありません。地球は一つの惑星体として存在する一つの魂です。それは第五密度にある彼女の目的地に向かって急速にそして確実に第三密度から抜け出ているところです。彼女の住人で、彼女と供に出来るために必要な光を拒否する者たちの肉体は死にます。そして、その魂は自動的に無数の異なる世界のどれか一つに行くことになるでしょう。それは、それぞれの魂の転生エネルギーの記録と同じエネルギー組成のあるところです。

28. 僕はこのメッセージを心温まるそして啓蒙的な小話で締めくくりたいと思います。約2年前、僕の母がほとんど目の見えない、耳も聞こえない13歳の犬を引き取りました。暖かい天気のよい日には、彼女がこの愛らしい犬を庭に出してやると、彼は喜んで芝生の上を歩き回ったり寝転んだりします。数日前、母が外に出てもう家に入るかいと訊くと、彼は、「いやだよ。僕はまだ自然と一緒なんだ」と言いました。母が彼に自然て何?と訊くと、彼は言いました、「自然は外にいる神さまだよ」。

29. それでは、この宇宙全体のすべての光の存在たちがあなたたちのスピリチュアルな旅の一歩一歩を手助けしようと愛の光を送っていることを言って、お別れしましょう。

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スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

土曜日, 5月 23, 2009

戦争の原因

「戦争案内」のJPG

今の日本には、過去の体験から学ぼうという意識が乏しいことがとても気になります。それどころか、過去を歪曲して、それを根拠に現在と将来の強圧的で侵略的な国家計画を正当化しようという風潮があるのは本当に情けない話です。せっかく200万以上の犠牲者を出して学んだはずなのに、いったいその気持ちはどこにいってしまったのでしょう。昨今の自衛隊のある幹部による近代の日本の侵略戦争を容認するかのような論文が政治問題になりましたが、本来なら問題にすらならないことが問題になるというのも、私たち国民が本当の歴史を知らされていないからだと思います。

かくいう私も戦争の原因を単なる政治と経済そしてナショナリズムという従来の視点で捉えていました。つまり、戦争の張本人は政治家と軍人によるファシズム体制にあるのだという、私たちが教科書で習った通りのことを信じていたのです。

それに目から鱗の歴史的視点を与えてくれた映画監督がいます。

昨年1月、亡くなられた高岩仁監督です。

平和運動に関わっている人たちでさえその存在を知る人は多くはいませんが、彼は日本がどのように戦争に進んで行ったかという教科書には書かれていない歴史をカメラを通して撮り続け、「教えられなかった戦争」という作品を残しました。これから書くことは高岩監督が書き残してくれた「戦争案内」という小冊子からの抜粋をもとにしたものです。


日本が海外に本格的に侵出し始めるのは明治維新以降ですが、そのきっかけを造った中心人物が伊藤博文です。彼はヨーロッパ視察旅行から帰って来てから、全国を遊説し、日本の経済発展のためには、戦争をして中国、朝鮮、東南アジアを植民地にし、資源と労働力と独占的な市場を獲得しなければならないと説きました。

伊藤博文の存在は、彼が元々貿易業を営んでいた商人であったという事実から、政治と経済との癒着の道を開き、日本の資本主義社会の土台を築いたという点で見逃せません。日本の財閥の始まりである三井(物産)グループを育て、冨国強兵路線に日本を導いたのです。

そしてその方針通り、日本は明治維新後着々と軍備を増強して1894年の日清戦争以来、1904年日露戦争、1914年世界第一次世界大戦と10年おきに戦争をしています。そしてその戦争の度に台湾、朝鮮、満州と次々に植民地を獲得し、それをバネに経済成長していきます。

その事実から、明治以降の日本の海外政策が、基本的に財閥の意図のもとに動いていることが分かって来ます。それどころか、実際には資本家たちが軍と屈託して背後で暗躍していたのです。

当時の最大財閥である三井物産の企業活動と軍部との関係を示すよい例があります。日露戦争後、日本が”満州”を獲得して、三井物産が大きく業績を発展させた一つの部門は大豆でした。”満州”は、世界的な大豆の産地だったのです。それを三井物産がほとんど独占的に買い占め、その油からマーガリンを造ってヨーロッパ諸国に輸出し、油かすは国内で肥料として売ることで大いに儲かっていました。

ところで、余談ですが、大豆は「古事記」にも記載されているほど日本古来のものですが、ヨーロッパに伝わったのは最近のことで、しかも日本にいたオランダの植物学者ケンペルが元禄時代の18世紀にヨーロッパに紹介したのが最初とされています。でも、ヨーロッパでは大豆栽培をドイツを中心になんど試みてもことごとく失敗しました。それは、大豆栽培に不可欠な根粒菌がヨーロッパの土には存在しなかったからだそうです。日本や中国(満州)そしてアメリカの土壌にはこの根粒菌が存在するために生産可能だったのです。ご存知の通り、アメリカは今や世界最大の大豆生産国になっています。(GM遺伝子組み換え大豆が深刻な問題ですが・・・)

さて、1920年代になると三井の大豆の取扱高が伸び悩むようになりました。それは、”満州”の軍閥張作霖が大豆の買い付けに手を出し始めたからです。そのうえ張作霖は、日本が植民地支配の動脈のように利用していた満州鉄道に平行した独自の鉄道を計画して着工し始めていたのです。

その鉄道工事が始まったその直後の1928年、張作霖は関東軍によって列車ごと爆殺されてしまいました。翌年の1929年の三井物産の大豆の取扱高は倍近くに跳ね上がっています。

戦争案内のJPG
「戦争案内」より

この張作霖暗殺事件は日本の歴史書や教科書には、ただ単に関東軍の仕業であるとだけ書かれていて、三井のことはまったく触れられていません。その後、日本は侵略を進め、1931年には満州事変を起こし、次いで中国本土へと戦線を拡大し、1932年には満州国を建国します。

このときすでに満州で活動していた日本企業の団体が、「満州事変に対する声明」として、「今次満州に於いて帝国の執りたる手段は同地方に於ける帝国の権益並びに在留邦人の生命財産に対する不法の侵害を防衛する為やむを得ざる当然の措置なりと信ず」と発表しています。

侵略してそこで軍事力を背景に企業活動を続ければ、そこの住民たちが抵抗運動をやるのは正当であり当たり前のことです。それを”在留邦人の生命財産に対する不法な侵害”として軍事力を行使するのは、何時の時代でも、どこの国でも資本主義経済発展をするときの常套手段のようです。

日本では当時の満州開拓団の苦労話だけが伝えられていますが、満州建国と同時にそれまで住んでいた土地を強制的に追われ極寒の原野に放り出されて、しかも大豆の栽培を強制された満族の人々の苦労のことは誰も知りません。三井物産の大豆の商売のためにどれだけの人が命を落とし、生活を奪われ、苦労をさせられたのか、日本の歴史には全く登場しません。
 
その後、第一次世界大戦で急成長した日本の経済は新たな”戦争”を必要としていましたが、1920年代のロシア革命の世界的な影響を受けて台頭した”大正デモクラシー”によって戦争が起せない時代がしばらく続きました。

しかし、治安維持法の悪用によって共産主義者や社会主義者たちが逮捕され、さらには反政府的活動をしたあらゆる活動家が投獄され、処刑されるようになってきました。そして1930年代になると次々と軍部クーデターが起きて完全に日本の民主化運動が抑え込まれたのです。

この一連のクーデターは、右翼と一部の軍部が起こしたと一般では思われていますが、じつはその背後で企業(資本家)が莫大な資金を提供していたのです。

以下は、金額と提供者が判明しているものですが、当時の1万円は今の1億円以上になるでしょう。

三月事件 50万円  徳川義親(徳川家19代目の当主、資産家)
10月事件 63万円  藤田 勇(戦争ブローカー)
5・15事件  9万円  神武会(徳川義親、石原廣一郎、大川周明らがつくった秘密結社)
2・26事件  35万円  石原廣一郎(石原産業社長)

これ以外に、三井、三菱、日産などの財閥もクーデター首謀者たちに金を出していたことが明らかになっています。

戦争案内のJPG
「戦争案内」より

何故資本家たちがこのような大金をクーデターにつぎ込んでまで戦争を起こそうとしたのでしょうか?

日本が経済的な侵出をねらっていたこの頃のアジアは、ほとんど完全に欧米諸国によってすでに植民地化され支配されていました。1937年度の東南アジアにおける日本企業の経済的権益は、わずか1.7%しかありませんでした。日本を世界の大工業国として発展させるためには、アジアを日本の植民地にして、そこから安い原材料と労働力を提供させなければならないという資本家たちのねらいがありました。そのためには、アジアから欧米諸国をたたき出すしかありません。

戦争案内のJPG
「戦争案内」より

しかし、当時日本は、まだいわゆる「大正デモクラシー」といわれる民主化運動によって、反戦・平和をもとめる民衆の意識が高まっていましたし、議会にはまがりなりにも政党政治が定着していて、そう簡単に企業家が思うように戦争を始めることができる状況ではありませんでした。そこで、かれらはクーデターによってこの目的を達成するために、青年将校や右翼の思想家に巨額の資金提供をしたのです。

このクーデターやクーデター未遂事件をきっかけに、計画通り政党政治はつぶされ、軍事政権・軍国主義体制が日本に確立され、1941年12月8日のアジア太平洋戦争へと突き進んで行くのです。

このように、戦争をだれが必要として起させたのか理解できます。たとえクーデター資金に今のお金に換算して50億円や100億円を出したとしても、戦争で植民地を獲得すれば直ちに何倍にもなるのですから。

これこそが戦争の本質であり、根本原因と言えます。

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高岩監督は、さらに、戦後もこの財閥資本社会構造が温存され、形を変えた日本のアジア侵略が行われて来た事実を指摘しています。このことについては、また日を改めて別の機会に紹介しましょう。「戦争案内」のDVDは、映像文化協会(Tel045-981-0834, mail:eizobunka@r5.dion.ne.jp)にて購入できます。


この高岩監督の「教えられなかった戦争」を観て、多くの人にこの事実を広めたいという私たちの動機が、第1回東京平和映画祭(2004年)の開催につながりました。

今年は第6回目の東京平和映画祭が、例年通り、国立オリンピック記念青少年総合センターで6月12日から3日間開かれます。素晴らしい作品が揃いました。ぜひ、足を運んでください。

日曜日, 5月 10, 2009

講演会の案内

もう夏という感じの沖縄に来ています。8日はローフードの講演会、昨日と今日はガラクタ風水整理術のカレン・キングストンさんのワークショップに参加しています。

そして明日、11日(月)は那覇市で「マシュー君のメッセージ」というタイトルで講演会をしますので、興味ある方はどうぞいらしてください。

以下は今回のオーガナイザーであるマザーシップの中川角司さんがつくってくれたご案内です。

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本土より森田玄さんをお招きして!

◆◆◆ ゆみも語るよ!森田玄の【マシュー君からのメッセージ】講演会 ◆◆◆

造詣もご縁も深い、玄さんゆみさんのご経験からお伝えいただきます!

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本日、県庁前で、沖縄タイムスが新型インフルエンザの「国内初の感染者」という号外を配っていました。

豚インフルエンザについてのタイムリーなメッセージは、先日も掲載しました。

玄さんのブログを見てみてください。

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 ●2009年4月28日の<マシュー君からのメッセージ>
 http://moritagen.blogspot.com/2009/04/blog-post_29.html
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「不安に思わないで、光を見て下さい!」と言ってくれていると感じます。

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17歳で亡くなり、地球の進化をサポートする役目についたマシュー君のメッセージは、圧倒的に勇気づけられる、愛溢れる内容です。

かつ、具体的で、オバマ大統領が決まる半年も前に、その就任を言い当てた内容はよく知られています。

そのメッセージには、共感者が増え続け、翻訳している玄さんのブログは、今では毎日1万件ものアクセスがあります。

玄さんは、3月も渡米してマシュー君のお母様に会ってきました。

この打合せで進んだ、第2巻の発刊が待ち遠しいです。

丁度、インフルエンザで動いているタイムリーなこの時期、面白い講演会になるようで、とっても楽しみです!

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 ★内 容: ゆみも語るよ!『森田玄の【マシュー君からのメッセージ】講演会
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 ☆開催日: 5月11日(月)14:00~16:30(受付13:30)
 ☆会場は: 首里 いちゃりばちょーでーセンター
 ☆参加費: 2,000円
 ☆ご定員: 30名限定
 ☆対象者: どなたでもご参加できます!
 ☆申込み: ビビっと来たらメールかお電話下さい!
 ☆問合せ: ご質問は何なりとどうぞ!
 ☆担当者: 中川角司(090-6146-5054 : mothership2012@softbank.ne.jp

  ※いちゃりばちょーでーセンターの場所の詳細は、
   御予約をいただいた方に、別途お伝えいたします。

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素敵な講演会になりますよ!

書籍も当日販売いたします!

直感ありましたらお申し込みください!

転送大歓迎です!!

よろしくお願いします!

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あなたの仕事は幸せになることです!