金曜日, 9月 28, 2012

マシュー君のメッセージ(63)

先週、宗教的歴史観を変えるようなセンセーショナルなニュースが世界を駆け巡りました。
ローマで開かれていた国際コプト・近代エジプト語会議で、ハーバード大学のカレン・キング博士が、「イエスが彼らに言った、彼の妻・・」と書かれた古代パピルスの断片を発表したからです。



その古文書には、コプト語でほかに以下のような断片的なイエスの言葉と思われるものが書かれていました。 
「・・私にはではない。私の母が私を産んだ・・」
「弟子たちはイエスに言った、・・」
「・・否定する。メリーはそれに相応しい・・」
「・・イエスは彼らに言った、”私の妻は・・”」
「 ・・彼女は私の弟子になれるだろう・・」
「邪悪な人々のからだをむくませなさい・・」
「私は、・・のために彼女と住む・・」

キング博士は、「キリスト教は長い間イエス・キリストは結婚しなかったと教えてきましたが、実際それを証明する事実はこれまでなにもありません。でもこれは、紀元150〜200年ころ、彼の弟子たちがイエスには妻がいたと思っていたことを示す証拠です」と主張しています。もちろん、この4世紀に書かれたとされるパピルス紙の文章を裏付ける証拠はなにもありません。しかもそれはイエスの死後数百年のことです。

ところで、マシューブック2『新しい時代への輝き』の中で、”神”はイエスの生涯についてこう語っています。

「本当にエマヌエルという名前の男がいた。彼は地球への私の偉大なメッセンジャーの一人として生まれた。しかし、聖書に書かれている彼の物語は、彼の実際の人生とは一致していない」
「彼のメッセージは私から彼に与えたものだが、私の思った通りにはあなたたちに届かなかった。聖書は彼の教えの多くを除外し、それ以外は歪曲した。それをやった中心的存在がバチカン自身であり、はるか昔に本来の記録を嘘で塗り替えた張本人だ」
「本当のところ、イエスが十字架に架けられたことなど決してなかった。サンヘドリン(ローマ帝国最高法院)の命令で彼はむち打たれ、国外追放になった。彼を殉教者にしてしまうと彼のメッセージにかえってより大きな影響力を与えてしまうと権力者たちが考えたからだ」
「実際に起きたことは、彼の妻のメアリー・マグダレナ(マグダラのマリア)と一緒にイエスはその地を離れ、東方へ戻った。・・イエスは聖書が描いているよりはるかに世俗的な人生を送った」

マシュー君は今回の”発見”は偶然ではないと言っていますね。

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2012年9月24日

最初の黄金時代マスタープラン、いっせいに起こる最重要改革、それにつづく変化、ディスクロージャー、自由意志、ETの光の存在たちの限界、ガイアの地球ビジョン、北アフリカと中東の暴動、イエスの妻の記録、第四密度での健康、富の再分配、地球の第五密度へのアセンション

1. マシューです。この宇宙領域にいるすべての魂たちからこころからのご挨拶をします。僕たちいるところから見えるのは、言ってみれば、地球規模の大きなハリケーンのようなものです。そこには、北アフリカと中東に発生している暴動、あらゆるところの無差別な暴力、危うい国家財政や経済破綻、不安定な政府、いまだに権力を握る独裁政権、増大する避難民たち、といった巨大な嵐があり、その中に平穏な地域である何百万の目があります。

2. このような状況が今も僕たちの愛する地球ファミリーを苦しめていることがどんなに悲しいことであっても、そのどれひとつとして、地球の第三密度から抜け出るアセンションのこの最後の段階に予想されていなかったものはありません。過去70数年にわたる彼女(地球)のアセンション行程は、引きつづいてより高い波動レベルに入って来ており、彼女はすでに双対性のポジティブ(正)とネガティブ(負)の両極端のレベルに到達しています。最初の黄金時代のマスタープランでは、この時点ではネガティビティ(破壊的エネルギー)があったとしても、それはほんのわずかのはずでした。

3.  そのプランは、地球を支配する状況に合わせて、何度となく変更せざるを得ませんでした。実際、前のメッセージでもハトンが言いましたが、あなたたちの世界から暴力、貪欲、腐敗、嘘、分断化、病気、恐れといった、すべて莫大な量のネガティビティ(破壊的エネルギー)を生み出す ものを排除する抜本的な対策の開始が10年遅れていることについて、僕たちは以前のメッセージで話しています。

4. この10年の遅れは、それだけ前に、人々に第三密度のカルマを完了させる機会をもたらす闇の役割を演じることに同意した魂たちが、その彼らの魂の合意事項を満たしたからです。もうひとつには、それらの魂たちは光の勢力に加わって、地球と彼女の人類を黄金時代へ準備させる仕事をすることになっていました。もし、それらの魂たちが彼らの合意を尊重して闇の活動を止め、ライトワーカーたちに加わっていれば、今日の暴力、騒乱、貧困、そして激しい気候変動さえもまったくなかったでしょう。けれども彼らはそうしなかったのです。その代わりに、彼らはこの惑星に大被害をもたらしつづけ、さらにたくさんのネガティビティ(破壊的エネルギー)を創造したのです。

5. 古いシステムが新しいものに道を譲るプロセスは10年前だったら比較的容易に起きていたでしょう。そのときは、より低い波動が人々と環境に顕著な影響を与えることがそれほどなかったからです。ネガティビティに根ざしたあらゆるもののエネルギーがその絶頂に到達しているために、今日の非常に高い波動が、それらを大きく増幅させています。それは避けられないことです・・そのエネルギーは急速に使い切らなければなりません。なぜなら、それは流れの途中で急停止できませんし、この惑星と一緒に第四密度には入れないからです。

6. 遅れのもう一つの影響は、第三密度カルマのメリーゴーランドが回りつづけたことです。この過去10年間に地球に肉体化したたくさんの魂たちは、このかつてない一度だけの転生の機会に第三密度カルマ経験を完了させるチャンスのためにやって来ました。彼らは、地球と一緒に黄金時代に肉体を持ってアセンションするか、あるいは第四密度の進化過程基準を得てニルヴァーナに移行できるように、非常に過酷な人生を選んだのです。

7. もしその二つの進行中の状況が“悪いニュース”だとすれば、良いニュースは、そのどちらも地球の速度をほんのわずかでも落としていないし、彼女の確実なアセンション行程を逸らしてもいないことです。彼女は、今年の終わる直前か直後に、第三密度を抜け出る方向に間違いなく進んでいます。そしてネガティビティ(破壊的エネルギー)をあとに残して行くでしょう。

8. この驚異的な偉業のほとんどは、何百万もの“地球規模の嵐の中にある穏やかな目”のおかげです。それらこそ、自分たちの周りの混乱にもかかわらず、光に輝やいている魂たちなのです。ライトワーカーであることを知っているあなたたちと、その神性な生き方が地球のアセンションを助けていることに未だに気づいていない何百万の人々に対して、宇宙のあらゆる光の存在たちが尊敬の念を抱いています。あなたたち全員の、光の中にしっかりといること、忍耐力、貢献、勇気、そして不屈の精神に、この宇宙で匹敵するものはありません。

9. 黄金時代が始まる前の残りの短い期間に、あなたたちの世界の混乱をどうやって片付けられるのかと不思議に思うのも当然です。それは不可能です。その素晴らしい時代の栄光すべてが、その入口であなたたちを迎えているということは、初めから決してなかったのです。そして初期段階としてのあなたたちの暮らしの大きな変化も、マスタープラン設計者たちが本来描いたようには、そこに起こらないでしょう。   

10. ですから、言わば “総仕上げ”の出だしが遅れるわけです。けれども、あなたたち自身がもっているテクノロジーがイルミナティの支配から解放され、ほかの宇宙文明社会人(ET)たちの助けと彼らのテクノロジーによって、たくさんの場所でさまざまな取り組みをいっせいに始めることができます。

11. もっとも優先されることは、戦争に疲弊した地域と難民キャンプの人たち、そして苦境に立たされている先住民たちと遊牧民族たちが生き残るために必要な物資の供給です。

12. 戦争は終わるでしょう。でもその後にやるべきたくさんのことが残るでしょう。国のインフラと商業地域と住宅の建設や再建は速やかに行なわれるでしょう。それは現在の住民たちのためだけではなく、避難民たちが村や都会に戻ったときに、住居や病院、学校、そしてきれいな水と食べ物がたくさんあるようにするためです。 

13. 世界経済の腐敗の排除は、政府の場合と同様に、並行して起こるでしょう。それによって、あなたたちの暮らしに非常に大きな影響力をもつそれらの分野で、道徳的そしてスピリチュアル(霊的)に優れた指導者たちのもって生まれた誠実さと公正さによる活動が始まるでしょう。

14. あなたたちの水と土壌と大気は浄化され、放射性物質を含む有毒物質は非物質化されるでしょう。貧困層の不衛生な生活環境によって病気が蔓延していた地域は浄化されるでしょう。

15. 迅速に実行されるほかの改革には、不公平や有害、あるいは死をもたらすような文化的風習の廃止、そしてあらゆる不正な法律と規則の全廃があります。冤罪やささいな違反、あるいは単に戦争で“反対側”にいたというだけで今でも投獄されている何百万の人々は解放されるでしょう・・ええ、無実の人たちをすべて確認するのは簡単なことでしょう。

16. そのような影響を受けている人たちにとって、現在の状況は耐えがたいほどなので、それらがまず最初の変化になります。何百万の多くの動物たち・・絶滅危惧種とあなたたちの食用になっている動物たち・・の窮状は、真剣に取り組むもうひとつの課題になるでしょう。

17.  最初の建造物、とくに現在自分の国でホームレスになっていたり、暴力によって家を追われたすべての人々のための住居、そして医療介護と学校教育のための建物は仮の基礎的なものになるでしょう。可能な限り早く、そのような施設は立派な建造物にとって代わられるでしょう。

18. フリーで再生可能なエネルギー源が、段階的に現在の石油と天然ガス依存にとって代わるでしょう。また、もっとも深刻な環境破壊の地域を再生させる地球自身のはたらきを支援するために、別の手段もやがて実行されるので、穀物が豊富に育ち、森が再生され、自然のままに川が流れるようになるでしょう。

19. 本来の黄金時代のマスタープランによれば、あなたたちの世界では、そのような巨大な改革はすべてこれまでに起きていたことになっているのです。世界中に蔓延している腐敗によって、長い間闇が人々を支配してきましたが、それも終わるでしょう。そして長い間隠されたきた真理が、人々がその現実をより受け入れやすいように時間を掛けて段階的に明らかにされるでしょう。

20. あなたたちはコンティニュウム(時空連続体)に近づきつつあります。そこでは、あなたたちのリニアル(線形)時間でまたさらに10年掛けて、すべてを“調整”する段階として実現するわけにはいかないのです・・あらゆる可能なスピードと効率性で救済策がとられなくてはなりません。ですから、もっとも重要な変化を急いで進める必要があるので、いくらかの混乱は避けられないでしょう。でもそれは比較的長続きしないでしょう。それらの変化を妨害するために混乱をもたらそうとする闇のこころをもつ人間たちが、もうこの惑星にはいないからです。そしてそこにいる人々は、愛情ある、役立とうとする、協力的なこころの持ち主たちでしょう。

21. 僕の母はたくさんの質問を受け取っています。それは一部には、僕たちの宇宙ファミリーを紹介する時期とアメリカ合衆国の大統領選挙の重要な意味についてのハトンのコメントに促され、また一部には、多くの人々の気持を揺さぶっている関連する問題に刺激されたからです。僕たちは喜んでそれらの課題の質問に答えましょう。

22. 僕たちの宇宙ファミリーのメンバーたちは、“ただ到着して、物事を正しくし始める”ことはできませんし、そうしたいとも思わないでしょう。地球への着陸時期と、すでにそこにいる兄弟姉妹たちが正体を明かす時期は、神の指導にしたがって行動している宇宙最高評議会の決定することです。その気づきの頂点からのみ、関わる人たちすべてに恩恵をもたらす最良な時期が決められるのです。


23. “ディスクロージャー(情報開示)”と一般に呼ばれていることの目的は、どの国の政治問題ともまったく関わりありません。その目的は、政府によって無視され否定されて来たことを証明することです・・それは、この宇宙にはたくさんの進化した文明社会人が暮らしていて、その一部があなたたちの中にいることです。

24. そうですね、宇宙船たちが着陸するときにはかなりの動揺があるでしょう。でもその前に、“集団パニック”にならないように、あなたたちの指導者たちとあなたたちの中に住んでいるETたちによって、可能な限りの対応が取られるでしょう。あなたたちも、この数年間たくさんの宇宙船が目撃されているのは、ほかの宇宙文明社会から来ているこれらの人々が友好的だからだと伝えることで、家族や友人たちにこころの準備をさせることができます・・もしそうでなかったら、とっくの昔に彼らは侵略していたはずだからです。

25. この宇宙を支配する創造主の法によって、光の存在たちは、どの人間であれ、その人の自由意志の決定に干渉することは許されません。これには、彼らの魂の合意では選んでいない過酷な経験を招くことになる決定をしがちな、地球に住んでいる僕たちの親しい家族たちさえも含まれます。

26. 自由意志尊重の法の唯一の例外は、創造主自身の決めたことで、核戦争を始めるためにそれを用いてはいけないというものです。“911事件”直後にされた地球の自由意志決定にしたがって、それ以上の大きなテロ計画は成功できなくなりました。そのどちらの場合も、そのような企てをすべて阻止するのは神の責任です。彼(神)は宇宙文明社会人(ET)たちが予防的テクノロジーによってそれらの命令にしたがうことを許しています。彼らはすでに12回以上それを見事に成功しています。

27. あらゆる光の存在たちに許されていることは・・そしてそれを喜んでするのですが・・地球の魂たちすべてに愛と光のエネルギー流を送って、彼らがその意識を高め、スピリチュアル(霊的)な明晰さを獲得する助けをすることです。スピリチュアル(霊的)そして意識レベルでより高い気づきを達成することが、この宇宙全体にいるあらゆる存在たちが魂レベルで望んでいることだからです。

28. 光を受け入れると、その人たちのこころが開き初めます。それがより賢明な選択とより優しい行動を導くのです。でも、それぞれ個人には、それをする、あるいはしない自由意志があります・・それに関しては、光の存在は決して影響を行使できません。できるのは創造主の純粋な愛と光のエッセンス(本質)を送ることだけです。

29. ほかの宇宙文明社会人(ET)たちが地球に送っている光の量を、あなたたちが計測することはできません。ですから、彼らがその量を増せば、闇はすべて消えるだろうと考えることには根拠がありません。その考えには、先に述べたふたつの状況以外の、あらゆる人々がもっている自由意志が入っていません。

30. 地球の魂であるガイアは、彼女の惑星体に住むあらゆる生命体が繁栄し、平和と愛と自然との調和の中に暮らすことを願っています。地球が黄金時代に入るために、ガイアのビジョンを具現化する準備をすることは、それがどの政治的、イデオロギー的、文化的、社会的、経済的、宗教的な分離主義に根ざしていようと、第三密度のあらゆる側面を超越することになります。

31. もしあなたたちが、あなたたちの子どもたちと孫たちに闇がまったくない世界を受け継いでほしいと思うのなら、それはガイアのビジョンと同じです。もしあなたたちがコミュニティレベルから国、そして国際レベルに到るあらゆるレベルの政治的指導者たちが、すべての人々のよりよい社会のために協力してほしいと思うのなら、それは彼女のビジョンと同じです。もしあなたたちが、あなたたちの故郷である惑星がかつてあったパラダイスを取り戻してほしいと思うのなら、それは彼女のビジョンと同じです。もしあなたたちが、愛と誠実さ、親切さ、寛大さ、公正さが地球の人類すべてにあまねく広がってほしいと思うのなら、それは彼女のビジョンと同じです。もしあなたたちが、すべての人たちが動物の魂を敬い、あらゆる自然と調和して暮らしてほしいと思うのなら、それは彼女のビジョンと同じです。

32. では、簡単にほかの質問に答えましょう。

33. イルミナティが北アフリカ諸国に起きている暴動に関わっていたのは本当です。彼らの世界的支配力の基盤は崩壊していますが、彼らの“秘密作戦”工作員たちは、いまだに問題を起こせるところならどこでもそれに火を付けているのです。挑発的で馬鹿げた映画の刺激的な宣伝によって、工作員たちは容易に多くのイスラム教徒たちに怒りの嵐を呼び起こすことができたのですが、一方で、同じ信仰をもつほかの多くの人々は、そのような暴力的な反応に対して遺憾の意を表しています。これは、行き渡っている高い波動があらゆる性格と行動を、“良いもの”をさらに良く、“悪いもの“をより悪く、増幅している例です。

34. イエス・キリストの妻のことを書いてある古代の記録の一部が最近発見されたのは“偶然”ではありません・・偶然に起こることなどないのですよ! それは、愛するメリー・マグダレナと彼らの子どもたちとのイエスの長い生涯についての真実を、キリスト教徒たちが受け入れられ易いようにと、最初の段階として“明るみに出された”のです。 

35. それぞれのケースは個人によって特有なものでしょうけれど、一般的に言って、慢性的な病気は病んでいる人たちが第四密度に入るとすぐ治るわけではなく、むしろそれらの症状が徐々に健康的な状態になっていくでしょう。脱老化プロセスも段階的に進み、臓器、手足、歯の再生は徐々に起きるでしょう。

36. 現在の医療処置や治療法が今年の終わりに急激に変化することはありませんが、いま禁止されている有益な治療法や薬物は一般に手に入るようになるでしょう。はい、それにはマリファナも含まれますから、人々はそれを賢く使うようになるでしょう。FDA(米食品医薬品局)、AMA(米国医師会)、CDC(疾病対策センター)の決定に強力な影響力をもつ各製薬会社にいるイルミナティは、彼らの利益になるものならどんな不正なことでもやってきましたが、そのような指示をする彼らはいなくなっているでしょう。

37. 持てる者たちと持たざる者たちの非人道的な格差はなくなるでしょう。でもそれは、まともな方法で得た人々からお金をとって、貧しい人たちに与えることではありません。その再分配プロセスについての詳しいことは僕たちも知りませんが、それが公平なものであり、正直に稼いだ冨については誰も否定されないであろうことは確証します。その目的は、容赦なく、不正に集められ、貯め込められた無限と言える冨を回収し、その資金を使って世界中の貧しい人々の暮らしをより良くすることです。その再分配は、新しい貴金属本位の貨幣制度とイルミナティが支配して来た世界の天然資源の再分配とは別です。

38. この惑星地球が第四密度を通って第五密度に入るまでどのくらい掛かるのか、僕たちには分かりません・・それは地球の住民たちの集合意識次第です。どうか覚えていてください、この惑星が第三密度から上昇して第四密度に80年以内で入ることは、この宇宙では希有なことなのですよ!ある宇宙文明社会はそれを達成するのに何千年も掛かっているのです。でも、どれも地球が受けているような広範囲の強力で絶えまない支援を与えられたものはありません。

39. 第四密度を通ってうまく第五まで旅することが、宇宙的に言って、それと同じように一瞬に起こるだろうと考えるのは現実的ではないでしょう。いったん惑星が第四密度の中にしっかりと収まり、世界中の重要な改革がすべて完了すれば、それらを達成する支援のためにやってきた高く進化した存在たちは彼らの故郷に戻りたいと思うでしょう。第 五密度にある最終目的地への地球の残りの旅はすべて彼女だけになるでしょう。そのアセンションのスピードは、彼女の人々の集合意識にしたがうでしょう。それにはあの進化した存在たちはもう入っていないのです。

40. 僕たちの愛する地球ファミリー、無条件の愛に生きることに勝る喜びはありません。あなたたちも早くそれを経験することを、僕たちはあなたたち一人ひとりに願っています。
                                               ______________________

愛と平和を


スザンヌ・ワード著

原文:http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=153&z=2

訳文責: 森田 玄

(転載自由。出典を明記してくださるとありがたいです。)









木曜日, 9月 20, 2012

マシュー君のメッセージ(62)

2003年2月1日、アメリカ合衆国のNASA宇宙船スペースシャトル「コロンビア号」が大気圏に再突入した際、テキサス州とルイジアナ州の上空で空中分解し、7名の宇宙飛行士が犠牲になるという事件を記憶されている方も多いと思います。

アメリカ政府の事故調査委員会がその後発表した事故原因は、発射の際に外部燃料タンクの発泡断熱材が空力によって剥落し、手提げ鞄ほどの大きさの破片が左主翼前縁を直撃して、大気圏再突入の際に生じる高温から機体を守る耐熱システムを損傷させたためと結論づけました。

2001年の911事件のこともあり、またイスラエル人初の宇宙飛行士が搭乗していたこともあって、当初はテロではないかという噂が広まりましたが、それを示すような証拠が皆無だったために、それは自然消滅しました。

ところが、地方紙のサンフランシスコ・クロニクル紙が事故の数日後の2月5日、あるアマチュアの天文学者がコロンビアが大気圏に再突入する様子を撮影した際、機体の近くに紫色の航跡が5秒間にわたって現れるのをビデオにとらえたと報道していたのです。


サンフランシスコのアマチュア天文家がカリフォルニア上空にコロンビア号が飛行した際捕らえたビデオ映像の一部。スペースシャトルに紫色の電光が走っている。この7分後に機体はテキサス上空で空中分解した。

しかし、コロンビア号事故調査委員会は、これは露光時間が長くカメラがぶれたために起こったものであると結論づけ、また主要メディアもまったくこの情報を取り上げなかったので、その後この写真が話題になることはありませんでした。
  
さて、マシューブックシリーズの最終版の「マシューブック4:宇宙の声」がようやく近々出版されることになりました。この初版本は2003年に出版されていますが、去年内容を更新して改訂版が出版されています。日本語版はこの改訂版訳になります。それには、初版本の時期を逸した内容のものが一部除かれ、新しいものに更新されています。その初版本に収められていて、今回の改訂版にはないものの中に、「スペースシャトルと搭乗員」という項目があります。これはコロンビア号事故当日のマシューとスージーさんとの会話です。非常に興味深い内容なので、ここに紹介します。

なお、当時のアメリカは、ブッシュ政権がイラクに対して戦争も辞さないという強い態度で盛んにサダム・フセイン大統領を威嚇したため、全世界で反戦運動が起きていました。私たちも幼い子どもたちを抱えて2003年1月と2月にサンフランシスコの反戦デモに参加しました。結局3月20日にアメリカは一方的にイラク戦争を開始してしまうのですが、このコロンビア号事故は、アメリカ国民一般の厭戦や反戦気分を変えるきっかけになったことは間違いないでしょう。  


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2003年2月1日

 スージー:マシュー、スペースシャトルになにが起こったの?

マシュー:お母さん、あれは事故ではないよ、あれを起こした原因があったんだ。機械の故障と欠陥部品のためという結論にはそれなりの真実があるけれど、それらには場所を変えたところから発射された一連のレーザー光線の力添えがあったんだ。そうすれば、その原因を追跡することはできないし、NASAの管制ステーションがそれを爆発と結びつけることはまずないからね。レーザー兵器は空中の機体を破壊するために以前から使われたことはあるけれど、このような形で使われたは初めてだ。

スージー:テロリストたちの仕業だとされるの?

マシュー:爆発の公式発表の前、テロリストの陰謀によるものだとするのがいいのか、あるいは証拠もないのにそうするのは、テロの仕業だと信じるよりも、かえって当局に疑いを抱かせることになるのではないか、といった議論がたくさんあったんだ。世界的なテロの脅威が、今の時期にどうしても必要と言う訳ではない。最初の発表にあった恐れの要因は、たくさんの“起こりうること”が主張されるにつれて減少し、人々の気持も恐れの中に暮らしたくないという方向に動いた。それに加え、世界のテロ撲滅よりも、石油支配の征服の方が明らかに戦争のための重要な目的であり、それが人々の良心にのしかかっていて、なかなか国民の賛同が得られない事態になっている。

そうなんだ、この爆発事故は、さらなる“愛国心”のもとに国家の団結と、神の恩恵を受けたアメリカ/われわれの信義を疑うなかれ、と言って国民の結集を喚起させようというものだけれど、主には政治的局面の危機感が最大のファクターだ。いまの大統領政権がどうしてもやりたいとしている、もし可能なら一方的な対イラク宣戦布告の支持が、あなたたちのメディアの報道にもかかわらず、確実に下落しているからだ。時期大統領選挙への運動がすでに開始され、権力にいる人間たちがその支配を堅持したいと思っているときに、崇高な任務での悲劇の死を悼むこと以上に、国民を団結させるよりよい方法があるだろうか?この爆発によって、国家の団結と世界の安全保障の呼びかけに応じて人々を集結させたのなら、それはこの爆発事故が首尾よく演じられたと思って間違いない。

スージー:それでは、これは間違いなく内部の破壊工作なの?

マシュー:国家に対する、あなたたちの世界に対する、反逆行為と言った方が正確だと思うよ。でもたしかに、再突入の妨害行為があったのは間違いない。

スージー:乗組員たちは魂レベルで合意したの?

マシュー:いや、生前の合意にはなかった。けれども、スペースシャトル飛行の開始される前に彼らは合意したんだ。もし彼らが全員合意していなかったら、そうしなかった人たちは、深刻な病気とか怪我といった適切な理由から搭乗不能になって飛行に参加しなかっただろう。そして魂が合意した予備のメンバーたちが、その任務を替わって行なっただろう。

スージー:ではこの事故は、それが起こるだいぶ前に知られていたの?

マシュー:お母さん、そうだよ。肉体死したそれらの魂たちが了解し合意しなければならなかったという理由だけではなく、この爆発事故に責任ある者たちのあらゆる思考と動機のエネルギーが、彼らの個人記録だけでなく宇宙のスープに記録される必要があるからだ。

スージー:その目的は破壊以外の何物ではなく見えるのに、いまずっと地球を覆っている光は、なぜこの爆発事故を防がなかったの?

マシュー:覚えているでしょう?自由意志が妨げられるのは、宇宙で核爆発が迫っているとされるときだけだよ。それ以外は、あまりある光が行き渡って、彼らの魂たちがそれを受け入れるか、彼らの肉体が光の中で生存できないために死ぬか、のどちらかになるまで闇の人間たちの自由意志の選択は尊重されなければならないんだ。

闇の人間たちの陰謀は、より高い波動エネルギーに対するそのどちらかの反応が起こるまで、つづくだろう。

スージー:それがいつまでなのか、あなたは言えないとしても、それを知っているの?

マシュー:知らない。お母さん、知っていたら言うよ!もし、そこでの闇の陰謀がすべて終わったことを告げるような決定的な時点が分かれば、それに越したことはないけれど、僕たちにそれを知ることはできない。

可能性のエネルギー場は、いま闇のアイデアと策略で活発化している。地球には持続している光があるけれど、創造主の自由意志の尊重という意思と、その宇宙の法にしたがう神の責任は、なによりも優先するんだ。私たちの宇宙を律するもうひとつの創造主の法が、僕が言った反応によって闇に基づく自由意志の行為を終わらせるだろう。

そこにいる闇の頂点のメンバーたちの魂が、関わるすべての魂たちのためのカルマのバランスをとるという役割を終えた後に、光を受け入れるという生前の合意を尊重してほしいと強く願うのだけれど、いまのところ彼らはそれを拒否している。核爆発以外の闇の行為をつづける彼らの自由意志があるかぎり、僕たちにはそれらの行為がいつ終わるのか知りようがないんだ。地球が、彼らの肉体死を自動的にもたらす波動密度にアセンションする前に、彼らの自由意志で光を受け入れることが起こるように、これらの魂たちに絶えまなく光が注がれている。

スージー:そうなの・・わかったわ。ありがとう。

マシュー:お母さん、僕が言ったことでがっかりしないで。あなたが望む世界をこころに描きつづけるんだ。そのほうがそれをもっと早く実現させるからだよ。

       ____________

 (これまでのマシュー君のメッセージや未発表のメッセージを私が選んで、コメントを加えて毎週「マシューの宇宙通信」としてメルマガで配送しています。興味ある方はどうぞ。)

水曜日, 9月 19, 2012

息・食・動・想・環


今月のハーモニクスヒーリング・ハワイ・リトリートは、参加者たちの熱心なエネルギーのうちに無事に終了しました。


ハワイは果物の宝庫!

参加者のひとりのYOKOさんから感想文をいただいたので、ご本人の承諾を得てここに紹介します。

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あっという間でしたが、たくさんの学びのあった5日間でした。
本当にたくさんの学びがあったのですが、
私にとって一番染み入ったのは、やはり「快法則」です。
もう迷いなく、今後の人生は「快」を選択していこうと思いました。
もちろん、真の快です。
そして、私にとって一番の気づきは、「環」です。
今まで私は環境については本当に無関心でした。特に物理的環境です。
私は5年前、新築の家に引っ越した半年後くらいから体調不良になりました。
異常に疲れる日々が続き、手のこわばりが始まり
バブルがはじけて経済的なストレスからパニック障害を起こし、
そして去年の初めにガンが見つかった訳なのですが、
引越しがきっかけであったのは明確でした。
私はアバターコースを9年前に受講し、それ以来「想」に関しては
アバターのツールを使っていろいろと探求しているのですが、
病気になった原因についても扱って、想の部分ではかなりクリアーになっていましたし
まだ腑に落ちない別の側面があるような感じがずっと残っていました。
それが、ヒロ君のアトピーの原因を話しているときに、4歳のとき新築の家に引っ越して、それがきっかけでアトピーになったという発見を聞いているとき、私もそうなんだと直感的に解かりました。
新築の家、除草剤たっぷりの土地(庭)、まだ空き地だった周りの土地に毎月のように撒きにくる除草剤。
これで一気に免疫が落ちたのです。
そして、バブルがはじけて経済的困難に陥り、
精神的ストレスから心のバランスはくずれ、
独立開業したオフィスは冷房がガンガンに入っていて(しかも、私達にはコントロール不能)いつも凍えていて、
食事といえばドーナツが主食の毎日・・・
もちろん運動もしてませんし、食事の大切さも全然わかっていませんでした。
これでは病気になって当然ですよね。
この病気のメッセージは何なんだろうとずっと考えていて、
想念や食事や運動のことはわかっていましたが、
環境のことはわかっていませんでした。
なので、それが解かった瞬間、なぞが全部解けました。
なぞが解けたので、最終日のチェックのときに、ガンはなくなったのだと思います。
アバターコースの開発者のハリー・パルマーは、
「この世の苦しみは、無知と不寛容さが原因」と言っていますが、
何かを知らないことは、本当に苦しみをもたらしますね。
環境問題の改善をライフワークにされているゆみさんのクラスに惹かれたのには
そうことだったのか~という感じです。
なので、なぞが全部解けて、すっきりしました!
毎日温熱と操体をしていますし、身体のケアは今後も手を抜かず、大切にしていきます。
そして私が受けた恩恵と知恵を、まわりの人にもシェアしてきたいと思います。
また綜統医学で東洋医学の基本を学べてよかったです。すごく腑に落ちました。
あとローフードは素晴らしかったです!!今、ゆみさんのローフードの本を読んでいます。おもしろいですね!
これも、私のまわりの人に広げていきたいです。

マハロ
Yoko

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Yokoさん、ありがとうございます。



ハーモニクスヒーリングの基本的な考えは、調和とバランスです。あらゆる生命はデタラメに生きていません。そこには、「生命の調和(快)法則」があります。私たちは、からだと精神が調和やバランスがとれているとき、気持よい、快いと感じますね。私たちは、生命現象を、「気持よい方向に絶えず前進するバランス運動」だと定義しています。

また、人間が生きて行くのに、どうしてもなくてはならない5つの基本的なファクターがあります。息(呼吸)、食、動(運動)、想(思考)そして環(環境)です。この息・食・動・想・環に生命の調和法則が流れています。

つまり、この5つのファクターが調和法則に違反すると、さまざまな病気の原因になると言えます。

ローフードのおそば。原料はズキニです。
Yokoさんは新築の家に引っ越してから体調が崩れてしまったそうです。これは「環境」のファクターがからだに不快な原因になった例です。新築の一般住宅にはたくさんの合成材が使用されています。それには様々な有毒化学物質が含まれていることは一般によく知られています。もちろん、法律では安全基準が定められていますが、そもそもからだに安全な基準などというものは存在しません。そうしないと産業が成り立たないという理由からです。

このような環境(問題)に対処するためにもっとも重要な点は、もちろん環境を変えるという選択があればベストですが、そのような化学物質のよる影響をできるだけ抑えるために免疫力を高めることです。

私たちのヒーリングリトリートは、まさにこの免疫力を高めるためのさまざまな方法を学ぶ一週間と言ってもいいでしょう。

息・食・動・想・環のうち「環」が変えられないのであれば、あとの4つのファクターを変えなければなりません。

有毒化学物質という環境が原因になって、からだにさまざまな不調を来たした例は、もちろん枚挙にいとまがありません。最初に、そしてもっとも顕著に現れるのが皮膚の異常です。からだは入って来た有毒物質をまず皮膚から排出しようとするからです。すると大概は皮膚の病気だと思って皮膚科に行くことになり、皮膚科医は化学物質が原因だとは思いも寄りませんから、抗ヒスタミン剤やステロイドなどの強力な薬剤で皮膚の炎症を抑えようとします。それらも結局は副作用を伴う薬剤ですから、やっかいな悪循環になるだけです。アトピーは、この皮膚疾患の原因と結果を取り違えて対処しているために、この悪循環に陥っている顕著な例です。

Yokoさんの場合は、知らず知らずにガンにまでなってしまったのですが、そこまで行かないまでも、からだは危険信号をいろいろな症状として発信していたはずです。息・食・動・想・環のうち、自分がもっとも無理なくできる部分で気持ちの良い方向を探って行くことが、バランスを取り戻す鍵です。

さて、前述の“原因と結果の取り違え”についてもう少し話しましょう。なぜなら、それによって対応がまったく異なるからです。

アトピー性皮膚炎を例にとると、皮膚のさまざまな異常は症状です。
では、その原因はどこにあるのでしょう?

現代医学では、皮膚病として皮膚そのものに原因があると考え、その根源を絶とうとします。言い換えれば、症状そのものが原因だとみなすと言えるでしょう。

一般論として、現代西洋医学の病気の概念は、症状=病気の原因と考える見方であると言えます。ガンの場合、ガンというからだに発症した症状が原因と考えるので、それを除去することがガンの治療法の根本的発想になっています。ガン組織細胞摘出や放射線、化学療法などはその考えにしたがったガン治療法です。

ハーモニクスヒーリングの見方は根本的に異なります。アトピーの皮膚異常は、症状であり、その原因は内臓にあると考えます。

これは、アメリカ国際アカデミー名誉会員であった故多田政一博士が昭和の初期に提唱した東洋医学と西洋医学との統合である「綜統医学」に基づいています。博士は西洋医学が症状を抑えるだけの「対称療法」であることを指摘し、病気をからだ全体として捉える東洋医学に根ざす新しい医学を提唱しました。

皮膚は4層の皮膚組織から成っていますが、その下に皮下脂肪があります。皮膚をみずみずしく、健康に保っているのがこの皮下脂肪分です。この大切な栄養分である皮下脂肪をからだの隅々に運んでいるのがリンパと呼ばれる循環器系です。

そしてここが重要なポイントです。そのリンパ系をコントロールしているのが、脾臓という内臓のひとつなのです。

つまり、皮膚のあらゆる異常(症状)の原因は、脾臓という内臓の問題に帰着するのです。

したがって、どのような皮膚の直接な治療を施しても、それは単なる症状を抑えるだけであり、根本的治療にはなりません。ましてや、前述の抗ヒスタミン薬やステロイド剤などの抗炎症、抗アレルギー薬は、真の原因である内臓(脾臓)に影響を与えますから、それが悪循環になる最大要因になるのです。

私たちのアトピー性皮膚炎に対する治療法は、まずこの脾臓を始めとする内臓の手当てからはじまります。その主なものは、温熱療法と食事療法です。アイロンを使って気持ちの良い温度で各内臓の調整をします。脾臓は温冷ショック療法が必要です。
新鮮な野菜は解毒する薬です。

食事はそれぞれ個人のからだが必要とするものに合わせたメニューを用意します。でも、もっとも肝腎なことは、これ以上からだに毒性化学物質をいれないことです。