木曜日, 1月 20, 2011

マシュー君のメッセージ(40)

アメリカで8日に起きた民主党議員を狙った乱射事件は予想を超える衝撃をアメリカ国民に与えているようです。私はたまたまハワイでリトリートに参加していたのですが、マスコミは朝から晩までこの事件の深刻さを繰り返し、町でも誰もが顔を曇らせていたのが印象的でした。この事件の背景はたぶん日本では詳しく報道されていないかもしれません。そのうえに、アメリカという多種多様な国の宗教・文化的背景の複雑さは、国民的文化の背景が主に仏教と神道に根ざしている日本とは大きく違います。その複雑な社会構成が今回の事件を生んだとも言えるのかもしれません。

幸い、狙われたギフォーズ議員は順調に回復しているようですが、話題になっているのが事件に巻き込まれた犠牲者のひとりであるまだ9歳のクリスティーナちゃんです。彼女が生まれたのは2001年9月11日の”9・11”の当日で、しかもその歳で政治的な興味を持ち、ギフォーズ議員の活動にも参加して将来は国会議員になりたいという希望だったそうです。象徴的な誕生日とその死に方が世界に与える影響を思うと、彼女の魂はよほど高い領域から来ているのでしょう。  
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マシューのJPG

2011年1月15日

アリゾナ・ツーソンの狙撃、鳥と魚の大量死、人工的な気象、ウィキリークスの影響、ハイチ、磁極シフト、クローン人間、魂の合意とたくさんの転生、2012年/黄金時代の誤解とリアリティ

1. この宇宙領域にいるすべての魂たちからこころからのご挨拶をします。マシューです。僕たちのいるところから見えるあなたたちの世界のさまざまな出来事について報告します。僕たちのコメントを何よりももっとも求めている、たくさんの人々の最大の関心事がふたつあるので、それから始めることにします。

2. アリゾナ州ツーソンでの狙撃は報道されているように、ギフォーズ下院議員と彼女の支持者たちをできるだけ殺そうとした精神的に問題のある青年による事件です。しかし、それは何度も言われているような”無意味な行為”だったわけではありません。狙撃者はマインドコントロールされていました。そして殺され、あるいは傷ついた人たちは全員元々の魂の合意にしたがって、”崇高な目的”のための出来事に加わることを選んでいたのか、あるいは同じ目的のために、狙撃の直前に彼らの合意を修正して、その事件を含むようにしたのです。

3. それは疑いもなく、傷ついた人たちとその家族たちにとって意識レベルでは衝撃的なことですし、殺された人たちを愛していた人たちすべてにとっては悲劇でした。でも魂レベルでは、暴力と同様にあのようなスピーチに慣れっこになっている社会で、ますます辛辣な言葉づかいがもたらす当然な結果に注意を喚起するという役目を、これに関わった人たちが進んで果たしたのです。この広く蔓延した条件づけは、国の内外において最優先されるべき課題だったのです。そうすれば、あのような行動は人間の生まれ持った性質だとその大部分が受け入れているあなたたちの文明社会の集合意識を、非人道的行為と暴力をなくそうという市民の叫びによって変えることができるのです。

4. あの行為は人間の生まれ持った性質によるものでは決してありません・・教育されたのです。魂は純粋な光からできています。それは愛と同じもので、宇宙でもっともパワーのあるフォース(力)です。暴力と差別と憎しみはたくさんの支配権力によって意図的にもたらされ、それが地球の生命に影響を与えています。あなたたちの集合意識を構成するものがなんであれ、それがあなたたちの世界を創造するために、それらの支配権力による影響が明るみに晒されることが重要です。そうすることで、癒しとこころの一体化がツーソンの狙撃による犠牲者たちの遺産になるだけでなく、あなたたちの世界から闇を一掃する助けのためにはたらいた魂たちすべての命の遺産になることができるのです。罰や復讐や報復は平和と調和をけっしてもたらしません・・愛だけが分離という幻想を打ち砕き、幼子の純真さと汚れのなさをこころと精神に戻すことができるのです。

5. 宇宙全体の光の存在たちは、ツーソンの事件の”犠牲者”になることに同意した魂たちを褒めたたえています。亡くなった人たちはニルヴァーナにこころから感謝されて迎えられ、悲しみにいる残された家族たちや友人たちには強力な光が送られています。また、負傷し回復中の人たちには天使のヘルパーたちがついて医療チームを支援しています。けれども、このことについての計り知れない数の人々の祈りとこころからの同情がもつ意味とパワーを一瞬でも過小評価してはいけません。

6. オバマ米国大統領の追悼演説はニルヴァーナの地球モニター(監視員)たちから僕たちにも伝えられました。僕たちはこの男性の魂を、彼自身が知っている以上に知っています。しかし、黄金時代のマスタープランの先導者としてはたらくために、スピリチュアル(霊的)に高度に進化している彼の文明社会を喜んで離れたことを、彼自身は意識レベルで気づいてはいませんが、あの追悼式での彼の言葉は彼のこころと魂からのもので、それは宇宙のすべての天使たちとつながっていました。

7. このような事件はあの暗殺事件で最後だと、僕たちはあなたたちに言いたいのは山々ですが、それはわかりません・・宇宙空間での核爆発という創造主の例外事項はありますが、その自由意志の法を神と神のすべての特使たちは尊守しなければいけません。僕たちが気づいていることは、狙撃からのショックや恐怖という影響、そしてその後の祈るような気持ちが、莫大な和解のエネルギーとなって現れて来ていることです。

8. これからの数週間と数ヶ月は、人類の対極性が自然に消えていく過程で、いろいろなほかの暴力的事件が起き、戦争と頑強な政治的党派争いがつづくでしょう。でも、平和的な共存に向かうエネルギーの勢いは止めようもなく強力になっていますし、長い間隠されてきた真実の出現のお膳立ても整っています。これらの真実を受け入れるのか拒否するのか、個人がそれぞれどう選択しようと、来るべき啓示とそれによる変化が、地球を彼女の愛と平和と調和の時代に向かって押し進めるでしょう。

8. 多くの人々の別の関心は、地球のいろいろな地域で起きている何百万の鳥と魚の不可解な突然の大量死です。これは単一の原因によるものではなく、”限度を越えた”ということなのです。それらの動物たちの小さなからだは、あなたたちの大気や水や土壌中の有毒汚染物質に対して人間のからだよりも影響を受けやすいのです。ですから、彼らが人工の電磁波グリッドからの低周波衝撃を受ける前に、彼らの免疫系は深刻なダメージをすでに受けていました。

9. 僕たちの宇宙ファミリーが彼らのテクノロジーを使ってそのような衝撃をどうして防がなかったのだろうと、もしあなたたちが思っているとしたら、それはそうすることが彼らの権限を越えるからです。でも、彼らは、人々に向けて送られている有害なラジオ波を逸らしたり、中和させることは許されているので、それを実行しました。もし彼らの介入がなかったら、鳥と魚の大量死だけでなく、多くの人間たちが病気になったり死んだりしたことでしょう。
10. ほかの質問について言えば、あなたたちが”予測”を知りたいと思うのはまったく無理もないことですね。それらは、地球外文明社会人(ET)たちの存在がいつ公式発表されるのか、宇宙船はいつ着陸するのか、いつ経済が正常化されて新しいシステムで円滑に運営されるのか、ケムトレイルと遺伝子組み換え食品はいつ止められるか、”9・11”と宗教に関する真実はいつ公になるのか、フリーエネルギー開発と自然療法に対する抑圧はいつ終わるのか、といった質問です。それらはあなたたちの頭にある主な質問のいくつかですが、それを僕たちには、まるで太陽に照らされて輝いている一面のダイヤモンドのようにあなたたちの光がくっきりと見えるのです。

11. それらのことやほかの多くの人たちの関心事の成り行きについての予測時期をあなたたちに教えることができたら、喜んで僕たちはそうしますよ。闇の人間たちは必死に最後の激しい闘いをしているので、地球の可能性のエネルギー場は非常に動揺しています。ですから、たとえ”もっとも妥当な推測”だとしても、それを与えることは賢明ではないでしょう。ですから、僕たちが絶対の確信をもっていることをお知らせします・・あなたたちが忍耐強く揺るぎない気持ちで光の中にいることで、あなたたちにはまったく想像すらもできないような報いを得るでしょう。

12. ええ、そうです。あなたたちの世界の多くの場所で起きている大雪や洪水そして極端な温度といった異常気象は人間によるものです。イルミナティの命令にしたがっている科学者たちは、毎回新しく操作する必要はないのです・・いったん大気中に強力な要素が組み込まれ作動させられると、それはドミノ効果となってつづくのです。それら内部のエネルギーが発散されて、状況が落着き始めると、気象コントロールの専門家たちはまた混乱させる操作を作動させるのです。同じことが火山噴火と地震でも行われています。あなたたちの宇宙ファミリーがそのような操作されたすべての現象からの意図的な有害な影響をできるかぎり減少させると同時に、それらのもつネガティビティを完全に放出させることもしています。
どうしてイルミナティは気象をコントロールして”自然”災害をつくっているのでしょう?
大量死や悲しみ、怖れ、混乱、大規模な破壊、病気、経済危機、絶望感からもたらされるネガティビティ(破壊エネルギー)をつくるためです。

13.  ウィキリークスによる秘密文書公開の背後にある動機が光からのものか闇なのか推し量るのは、僕たちの範囲ではありません。でも、全体的にはよい影響を与えると言えます。これまで秘密にされて来た情報はわずかしか公表されていませんが、イルミナティのメンバーである政府関係者とその国際グループの脅しや賄賂に屈服した人間たちの仕業によって、どれほど人々が政府に騙されて来たかを示す証拠が明らかにされるときには、市民たちのショックを和らげる効果があるでしょう。

14. 1年前のハイチ地震の復興支援としてたくさんの義援金が送られたはずですが、どうしてあの国はいまでも災害指定地域なのでしょうか?
それは、イルミナティがそのテクノロジーで地震を起こした後、それらの資金を盗んでしまったからです・・クリントンとブッシュ元米国大統領が地震の直後に急いでハイチに向かったのはその偽装のためだったのです。

15. 地球の磁極シフト(変動)とそれによる影響を心配する必要はありません。いま進行中のシフトは60年以上前から始まっている調整処置作用です。当時、地球の惑星体はあまりにも深く第三密度に固定されていたために、軌道を飛び出て破壊が避けられない寸前でした。神が、遠方にいる強力な宇宙文明人たちに、この惑星の軌道を安定化させるための大量の光を送ることを許しました。その安定化のプロセスは地球が第四密度に入るまで継続するでしょう。

16. クローン人間が犯罪を犯すと、それは元の本人のカルマとライフプリント(転生記録ファイル)の見直しにどう影響するのでしょう?

それはカルマにはいっさい影響しません。またライフプリントの見直しに際しては、肉体生での単なる実際の出来事になります。地球で人々がクローン化されるのは、自然死や暗殺の場合に彼らの地位や権力をそのまま維持するためのものです。クローンになるのは普通イルミナティの上層部の人間たちなので、それは自主的に行われます。

17. クローン化プロセスによって、その人のその時点までの性格と行動パターン(様式)と知識がすべて”ダウンロード”されるので、そのクローン人間は、クローンになる以前に犯罪行為を導いたその人自身の冷酷さと偽善性を受け継ぎます。それ以降のクローンにも同じことが言えます。しかし、差し替えのクローンに毎回ダウンロードするたびに精神的と肉体的な劣化が生じます。慢性病をすでに患っている場合や、あるいは薬物やアルコールを何年もからだに取り込んでいる場合は、最初のクローンでも機能が損なわれているので、なんども差し替えることになります。ある例がジョージ・W・ブッシュ元米国大統領です・・そのため、クローンの副大統領であるチェイニーが実際には大統領職を担っていたのです。

18. 魂たちは、クローンのネガティブな性格や行動パターンをポジティブなものに変えようという意図でクローンに入ることを選ぶことがありますが、これがうまくいくことは稀です。大概は、抵抗したために殺された人たちのクローンに魂たちが入ります。法王ジョン・ポールと元米国大統領ジミー・カーターといった人たちです。それらのクローンに入った魂たちはイルミナティの要求には屈しないという意思を通すことに成功したので、あなたたちも知っているような尊敬される存在になりました。

19. いいえ、バラク・オバマはクローンではありませんし、これからそうなることもないでしょう。

(クローン人間についての詳しい説明は『マシューブック2:新しい時代への啓示』の第5章にあります。)

20. 丈夫で健康なからだや高いエネルギーレベルを実現しようとして期待通りの結果にならなくても、どうかがっかりしないでください。瞬くうちに弱いからだが輝くような健康になったり、低いエネルギーが高いレベルに上昇するようには、あなたたちの第三密度での具現化パワーは充分に開発されていないからです。でも、かならずあなたたち自身をそのような最高の状態にいつも”見る”ようにしてください・・健康で安心していられることへのポジティブな考えは、宇宙のスープにある同じ思考形態のエネルギーを引き寄せ、あなたが成功するチャンスを高めるからです。地球のアセンションの旅がつづくにつれ、より高い波動が健康状態を改善し、あなたの具現化能力を高めるでしょう。そして同時に、あなたたちには本当にそのパワーがあることが信じられるようになるでしょう。

21. 私たちはスピリチュアルな進化のために魂の合意をしますが、そこになにがあるのか思い出せません。それは納得がいきません。もし私たちが自分のミッション(使命)を知っていたら、人生はもっと楽になっているでしょう。大きな間違いをしたり、ちゃんとやろうとして人生を無駄に過ごすことももうなくなるのではありませんか?

22. もし、あなたたちが合意事項のすべてを覚えていたら、肉体をもった人生はどのような目的のためにあるのでしょう?人生で遭遇するであろうさまざまな状況を知っていながら、もしあなたたちがただ自分が以前に決めたことに従うのであれば、スピリチュアル(霊的)な明晰さと宇宙の法則の適応そして自由意志の使用についてどのような進歩が可能でしょう?

23. 魂の合意、それは魂の選んだ経験にふさわしい基礎的なこととそれに関わる主なプレーヤー(出演者)たちを決め、人生が展開するとともにその人がその詳細を補うようになっているものですが、それを忘れることの意味は一生混沌の海に彷徨(さまよ)うためのものではありません。そして、もし人々が自分たちの魂レベルの導きにこころを向ければそうならないのです。それは点滅している巨大な矢印の標識のようなもので、見間違えようがありません。良心やインスピレーションや直感といったそれらの明るく輝いているウインカー(方向指示器)に従っていけば、合意した選択通りに意識レベルでの決定ができるようになります。

24. けれども、魂の成長になるほかのチャンスが生まれてきたときに合意事項から外れても、それはあなたたちの自由意志を否定することにはなりません。魂の合意は融通がきかないものではなく、異なる情況でも同じような学びが得られるように柔軟性が与えられているのです・・本当のところは、それは学ぶことではなく、あなたたちの魂が知っていることを思い出すことなのです。スピリチュアルな成長とは、転生から転生へと受け継がれる一連の自己発見です。それぞれの合意はすべて、魂が進化しつづけられるために様々な機会を提供するようにつくられるのです。

25. ”ミッション(使命)”・・魂の肉体化する主な目的を意味する言葉です・・の気づきは、”なーんだそうか”というようにフッと浮かび上がるものではありません。それは生きがいのあることをやり遂げたときの達成感として訪れます。そして、人生に無駄などありません。どうにもならないような状況になってしまって自分が”過ち”をしたと思っても、それからあなたたちが学べばそれは無駄にはなりません。そのうえ、それはあなたたちの合意にあることかもしれません・・すべての転生が何不自由なく安楽にというわけにはいかないのです。そうでなければ、魂にとっては何の向上もないからです。進化にはバランスが必要です。そしてバランスを得るためには、理想的な境遇を楽しむこともありますが、厳しい状況を克服することも要求されます。肉体を持って転生することは、計り知れない可能性と確率性を提供しますが、あなたたちのそれぞれの人生を類いない学びの冒険にするたくさんの選択をするかどうかは、あなたたち次第なのです。

26. 僕の母が、なぜ人々は自分たちの魂が知っていることをすべて知ることができないのですかと神に訊ねたとき、神は母への答えの中でこのことを次のようにもっと簡潔に説明しています。

もしあらゆることが分かっていて、もしなにも自由な考えや決定や行動を必要としないのなら、何度も経験を繰り返す必要がどこにあるだろう?そこにどんな学ぶべきことがあるだろう?どうして人生そのものが必要だろう?”始まり”である”終わり”にただ早回しして、あらゆる時代のあらゆる生命をその存在の原点に留めておけばいいではないか。(注:『マシューブック3』より)

27. さて休日の祝い事も終わり、あなたたちの考えも日常の仕事に戻った今、2012年についてのいろいろな思い違いもまた戻っています。地球の黄金時代を迎え入れるのに必要な大きな改革は残りの短い2年間では達成できるはずがないという考えは、闇は2012年の最後の最後までつづき、それから突然消えるだろうという考えと同じです。闇が三日間つづいたり、なにかほかの劇的な出来事が黄金時代の始まりを告げる前兆として起こるだろうと信じること。地球が第四密度へ入る前に大規模な地理的変動が来るだろうと信じること。アセンションの過程でふたつの地球が現れるだろうと信じること。地球と供に黄金時代へ行くことはスピリチュアルな成長の頂点になると信じること。2012年以降は何も変化が起こらないだろうと信じること。

28. あなたたちが信じることがあなたたちのリアリティをつくり、それらの信念が総合的にあなたたちの世界をつくるのですから、いま起きていること、そしてこれから先にあることについての世界のリアリティをあなたたちは知る必要があります。思い違いから生まれた考えをなくすために、僕たちはまず、あなたたちの世界から闇を一掃するあらゆる重要な改革は暦の2012年末に一気にではなく、ちょうどよい時期に段階的にかならず完了するでしょう、と言うことから始めます。

29. 地球が黄金時代に入る直前になにも重大なことは起こりません。2012年の最後の日々は2013年の始まりの日々となにも変わらないでしょう。

30. いくつかの海岸地域では海岸線が次第に内陸に移動し、また低海抜の島々がゆっくりと水没することもありますが、大陸や海洋に大きな変化はないでしょう。

31. 地球はひとつの惑星体に宿っている魂ですから、同じようなからだを別に必要としません。

32. 魂たちは、創造主の大宇宙のワンネスの中にふたたび戻るまで進化をつづけるでしょう。そうして”不滅の魂”と”魂の永遠の生命”になるのです。

33. この宇宙のあるもので動かないものはありません・・変化しないということは、この宇宙のあらゆる生命を支配する科学法則に反します。

34. これから先にあることについてもう少し話しましょう。地球が第三密度から完全に抜け出るまで、ほんのわずかしかリニアル(線形)時間が残されていないことは確かです・・ですから、あなたたちが入りつつあるその移行段階が激しく急激な変化を伴って騒乱としたものになるのです。自分たちが慣れ親しんだあらゆるシステムが混乱し崩壊するのですから、怖れでいっぱいになった人々の真ただ中にあなたたちはいることになるでしょう。これが世界変革の一部であることをあなたたちは知っています。そして、あなたたちはその過程を支援するためにそこにいるのです。来るべき状況に沈着に対応することで、この混乱がやがては彼らが望む”より良い世界”を導くことを理解しない人たちの深刻な不安を和らげることができるでしょう。

35. 黄金時代の始まりについてですが、あらゆる素晴らしいことがいわゆる目前に控えているわけではありません。そうです、闇の企みから生じたあらゆるものはその時代の到来と供になくなっているでしょう・・もう戦争や暴力はなく、貧困や病気もなく、汚染やマインドコントロールや腐敗ももうないでしょう。必要なすべての真理が明らかにされ、改革された政府と経済・法制・エネルギー・教育・通信・交通システムになっているでしょう。それはいま進行中の大きな変化のリストの一部にすぎません。2012年の終わりでは、それらのどれも完成というところには行かないでしょう。それらのすべての分野でさまざまな改良がひきつづいて行われ、それにはほかの向上発展もあるでしょう。あなたたちがスピリチュアル(霊的)と知的に成長しつづけることで、喜んであらゆる前進を歓迎するでしょう。

36. では、僕たちはこのメッセージ上だけでのさようならを言います。スピリット(霊)では僕たちがあなたたちとは決して離れていないからです。あなたたちが黄金時代へ向かう旅の一歩一歩に僕たちもいっしょにいるのです。でも、あなたたちがすでにその素晴らしい世界に喜んで暮らしているのが、僕たちには見えるのですよ。
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愛と平和を
スザンヌ・ワード著

原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

(転載自由。出典を明記してくださるとありがたいです。)

月曜日, 1月 03, 2011

アメリカ帝国の崩壊

みなさま、2011年、明けましておめでとうございます。本年も、本年こそ、新しい時代への先駆けとするようにしたいですね。

いま、私はマシューブック3となる『新しい時代へのイルミネーションズ』(副題:この混乱の時代を理解するために)の原稿の最終校正をしているところです。早ければ一、二ヶ月で出版できると思います。どうか楽しみにしていてください。
以下はその中から神のメッセージの一部です:

”まじかに迫った日々は、あなたたちが地球で知っている暴力、憎しみ、悲しみ、破壊、専横、死の最終章だ。平和が早く来るように、愛と調和が地球に行き渡るように祈る人たちすべてに、こう言おう。あなたたちの祈りは聴こえている・・それらは私自身の祈りだ・・そして、これを願う私たちの思い通りにそれらは叶えられるだろう。私はあなたたちと供に、そしてあなたたちの中に永遠にいるのだから。”

そして、今日読んだTruthoutの記事にとても共感したので、以下に訳してみました。

ウィキリークス、イデオロギー的合法性と帝国の危機

2011年1月2日  フランシス・ショア著 Truthoutから

FlagのJPG

どのような帝国でも、それが経済的、軍事的パワーによってその支配を維持しようとする時、彼らの規定の合法性を保証するためには、なんらかのイデオロギー的合法性にも頼らざるを得ない。そのような合法性はその同盟国や渋々従う信奉国の間では、地政学的な帝国の評価としてしばしば組み込まれているものだ。その評価がいったん崩れ始めると、帝国の合法性が失われることになる。

第二次世界大戦後のアメリカ帝国はその経済的および軍事的優位性の上に確立された。その帝国が金融と地政学的体制の基盤をつくり、それがそれ自身の権益だけでなく世界の財政と国際政治と民主主義体制を支配した。もちろん、冷戦初期中には多大な矛盾が露出したが、西欧諸国の多くはこの帝国の基本的な構造とそのイデオロギー的合法性を受け入れて来た。その合法性の危機が、ベトナム戦争とニクソン政権によるブレトンウッド協定の弱体化をめぐって起こったことがあったが、冷戦の終結と過去10年間の見境のない地政学的一極支配が台頭してきて初めて、アメリカ帝国の本当の凋落が明らかになった。

アメリカ合衆国の過去数年間の経済的混乱と軍事的地位の下落を考えれば、ウィキリークスによる国務省の内部文書情報の最近の暴露をめぐるアメリカの政治家たちのヒステリックな反応は驚くことではない。しかし、NYタイムズのスティーブン・アーランジャーの記事にあるような、”帝国主義的な傲慢さと偽善の露呈”に対する西欧の反応には注目に値するところがある。アーランジャーは、イデオロギー的合法性の問題を強調するベルライナー・ザイタング紙からの重要な論説を引用して、”アメリカはその建国の神話のひとつを裏切っている・・情報公開の自由だ。いまそうやっているのは、冷戦終了以降はじめて世界の情報支配を失う危機に直面しているからだ。”と書いている。

アメリカ合衆国の偽善について、イギリスのコラムニスト、ジョン・ノートンはガーディアンで、2010年1月21日のヒラリー・クリントン国務長官によるインターネットによる情報公開の自由についての発言と、その後のウィキリークスによって行使されたその自由を非難するという180度の驚くべき変換振りを指摘している。ノートンはインターネット上でのそのような情報公開の自由を規制すべきだと息巻いている西欧のほかの政治家たちを大目に見ているわけではない。彼は、”ウィキリークスが本当に暴露しているのは、西欧民主主義がそれほどまでに空洞化しているという事実だ。・・その秘密のベールがついに外されると、彼らの反射反応はメッセンジャーを殺せだ”と書いている。

ジュリアン・アサンジに対する重なる嫌がらせと脅しは、すべてではないが、とくにアメリカの政治家たちからのものだが、それが民主主義の空洞化とフリースピーチ(言論の自由)の新しい仮想世界への怖れを物語っている。アサンジの弁護士のピーター・ゴードンは2010年12月11日のメルボルン・エイジにこう書いている、”アサンジュの告発、投獄、暗殺、あるいは彼の家族の投獄を言い立てている世界の著名な政治家たちの姿は、一種の野蛮であり私たち全員の品位を汚すものだ。さらに、マスターカードとビザという大企業がウィキリークスとの取引契約を打ち切る反トラスト法違反を強引にさせられたことは本当に恐ろしい”。

しかし、情報公開という重要な問題を超えるのが、ウィキリークスによる何十万にのぼる外交文書の公表後のアメリカの世界支配の確固たる支持国たちによる同盟の弱体化である。ガーディアンがポーランド関係の文書の一部を公開した時、保守派のドナルド・タスク首相でさえこう述べている、”我々は深刻な問題に直面している・・いくつかの国のようなイメージでも、アメリカのような評判でもない。ポーランドとアメリカといった親密な同盟関係を含む、国と国との関係の本質に関する幻影がはがされるという問題だ。”

オーストラリア政府は、ウィキリークスがアメリカ・オーストラリア間の外交文書を公開する前に、それらを見せてもらいたいとアメリカ政府に要請したが断られたので、一連の暴露に打ちのめされている。労働党政権の内部では狼狽を超えて、アメリカの傲慢さと無能さに対する感情が膨れ上がっている。

たぶんウィキリークスを閉鎖させジュリアン・アサンジを告発しようという動きは、世界とそれ自身の国民の間で崩れつつあるその合法性につっかい棒を立てようという死に際の帝国の最後のあがきかもしれない。だから、エリック・ホルダー米司法長官の、ウィキリークスによって”アメリカ国民のためにはたらく人々の生命が危機に晒され、アメリカ国民自身をも危機に晒されている”という大げさな非難があるわけだ。ウィキリークスが明らかにしたことは、外交官たちがアメリカ帝国のもうひとつの道具であることだ。実際、その無謀で非合法的、非人道的行為を世界中で行って自国民を危険な目に晒しているのはその帝国自身だ。

帝国を必死に維持しようとするあまり、ウィキリークス事件をめぐってアメリカの政治家たちはわずかに残った帝国の合法性を取り崩している。彼らはまた、国家への背信行為の定義を広げて、アサンジとウィキリークスのような、とくに帝国の偽善を暴く場合には情報公開に献身的な人間たちをも含むことを検討している。フィリピン人の学者・活動家のウォルデン・ベロは、ウィキリークスを超えて、帝国の危機は世界にとって”よい前兆であるだけでない。それはアメリカ国民にとってもよいことだ。アメリカ市民たちがほかの国民たちと主人としてではなく、対等に付き合える可能性を開くからだ”と語っている。

アメリカの主人たちがパニックになっているのなら、家にいる奴隷たちは”帝国への裏切りは人類への忠誠”の旗の元に決起する時かもしれない。もしそれが少し挑発的すぎるようであれば、私たちは、大英帝国からのアメリカ独立戦争を思い起こすべきだ。英国領バージニア印紙税法決議に反対する自分を弁護してパトリック・ヘンリーはこう言ったとされている、”これが国家への裏切りなら、それを最大限利用しようではないか”。