月曜日, 1月 26, 2009

オバマの公約

バラク・オバマ大統領の就任式での演説の中で、こういう件(くだり)がありましたね。

”私たちの国はキリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、そして無宗教者からなる国家だ”。

そう、三大宗教のひとつである仏教が入っていないのです。

アメリカの仏教は、アジアからの移民が近年とみに増えてきているので、当然無視できない宗教なはずです。実際、アメリカ人の宗教に関する2007年の統計によれば、ダントツのキリスト教、そして無宗教、ユダヤ教、に次いで4番目に大きい宗教なのです。

早速、ある新聞などではオバマがなぜ仏教を無視したのか、その理由をいろいろと憶測しています。これは、日系人やアジア系に対する偏見だとか、引いては、日本や東洋文化への軽視で無知の象徴だといった極論も出て来ています。

さて、ラマ・ダスというアメリカ人のチベット仏教僧侶(ラマ)は、70年代のニューエイジスピリチュアルムーブメントを代表する存在だったことで有名です。私は20年ほど前に、オレゴンで彼の講演を聴いたことがありますが、その聴衆を沸かす話術は素晴らしいものだったことを覚えています。彼はダライ・ラマと特に親密な関係があることでも知られています。これは、そのラム・ダスから廻って来た情報です。

ダイアン・ファインスタインというカリフォルニア選出民主党議員の旦那さんのリチャード・ブルムも熱烈な仏教支持者として知られています。彼もオバマの就任式の時に式台のところにいました。

宣誓式の前、彼はダライ・ラマからもらった白いカータというシルクのチベットのスカーフを持っていることをバラク・オバマに言ったそうです。(カータはチベット仏教の様々な儀式の際に使われる神聖なるスカーフとされています。)

ブルムによると;

「私はオバマ大統領に、もしよかったら手に入れてあとで贈りますよと言ったんです。彼は、いやいいよ、これを使わせてもらうよと言って、それを持って演台に上がったんです。実際、彼が宣誓する間そのスカーフはポケットに入っていたんです」。

オバマ新大統領がどのような気持ちで、そのスカーフをポケットに入れていたのか、もちろん分かりませんが、少なくても仏教に縁のある人たちはこれを聴いてほっとしたのではないでしょうか。

オバマ新政権の布陣メンバーが、あまりにも保守派どころかタカ派といってもいい顔ぶれなので、”Change"を期待して選挙を応援して来た人々から、痛烈なオバマ批判が飛び交っています。

でも、21日はオバマ大統領のホワイトハウス執務初日でしたが、ブッシュ政権から留任させたロバート・ゲーツ国防長官、マイケル・マレン統合参謀本部議長そしてデービッド・ペトラエウス中央軍司令官というアメリカ軍トップ3人をホワイトハウスに呼んで、イラクでの今後の政策を協議しました。その際、この3人は、オバマ大統領が選挙中から公約している16ヶ月以内にイラクからアメリカ軍を全面撤退させるというのは、非現実的であり、その後のイラクの治安が保証できないから、撤回して欲しいと申し入れたのですが、オバマ大統領はその3人の意見を抑え込んで、公約どおり16ヶ月以内にイラクからの撤退を完了するように命じたそうです。

何か、この記事を読んだ時に、ほとんど1年前まで無名だった若干のオバマが、アメリカ軍のトップである3人の将軍を前に、大統領として反対を押し切って、毅然と命令を下した様子が目に見えるようで、すごい人間が大統領になったという感じを受けました。

金曜日, 1月 23, 2009

マシュー君のメッセージ(16)その2

これは、バラク・オバマ・アメリカ大統領就任式の日に送られて来たマシュー君のメッセージです。1昨日書いた(その1)のつづきです。

オバマ新大統領はさっそくグアンタナモ海軍基地のテロ容疑者収容所を1年以内に閉鎖する大統領命令を昨日出しました。就任式での演説でも言っていましたが、人権問題ではこれまでのブッシュ強権政策を180度変換して見直して行く決意のようです。さあ、どこまでオバマが新しい変革を押し進めることができるか、これからが見物です。

ここでもマシュー君が言っているように、世界のあらゆる分野で、シオニストの陰に隠れているイルミナティの強力な支配が現存しています。イスラエルが今回のガザ攻撃で国連を含む世界中から非難を浴びたにもかかわらず、アメリカのみが頑にイスラエル支持を表明したのは、アメリカ議会が圧倒的にシオニストロビーの支配下にあるという現実のためです。ガザ攻撃の2週間の間、毎日のように議会でイスラエル非難の声を堂々と上げていたのはデニス・クシニッチ民主党議員だけでした。彼はシオニストの影響を受けない、つまりお金をもらっていない数少ない議員の一人です。結局オバマも一言も発しませんでしたね。これは、言いたくても言えなかったのが本当ではないかと私は思っています。周りがみんなシオニストの配下にあるのですから。

実際、オバマ暗殺未遂が昨年から起きています。ほとんどがメディアには流れませんが、オバマ本人はもう気づいていることでしょう。

さて、NESARA(国家経済安全保障改革法)について、ここでは詳しく論じる余裕はありませんが、これはクリントン政権下の2000年に議会を秘密裏に通過したとされる法律です。これは1900年代初頭のアメリカの銀行の農業融資不正に関する裁判に端を発した、それまでの腐敗した富む者支配の経済社会システムを、本来のアメリカ憲法に即したシステムに戻そうとする画期的な法律です。その改革の主な内容は、FRB(連邦準備金制度)の廃止、IRS(国税庁)の廃止、金や銀などの貴金属本位制(レインボー通貨の発行)の施行、建国憲法の復活、所得税の廃止などです。NESARAはテレビで公表され次第法として施行されることになっていますが、もちろんそのような動きはすべて闇に葬られてきています。ですから、アメリカ国民のほとんどはその存在すら知りません。でも、マシュー君が言うように、その内容の具体的なことは、水面下で着々と進んでいるのかもしれません。少なくとも、その徴候は起きています。もしかしたら、オバマがやろうとしていることは、本当はNESARAの具現化かもしれません。

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マシューのJPG

2009年1月20日


就任式の高い波動エネルギー、宇宙の視点からの出来事、急速に健康を回復する地球、世界経済と個人の貢献、NESARAとそれが含まないもの、ガザとシオニスト、カルマについて、ウォークイン、”ステーション”の説明、妨害された飛行機


5. 僕の母のインターネットサービスプロバイダーに発生した技術的なトラブルのために、僕の前のメッセージを母が予定通りに配信することが出来ませんでした。でも、バラク・オバマ大統領の国民への、そして実際にはあなたたちの世界への心揺さぶられる演説について今ここで都合良く話せることになったのですから、このトラブルはかえってよかったと思っています。

僕が言っているのは彼の雄弁さではありません。彼の率直さと誠実さと賢明さ、そして分断された国民をまとめよう、ボロボロになったものを修復しよう、弱くなったものを強くし、打ちひしがれた精神を癒そうという、彼の決意のことです。この日のエネルギー、愛と導きに根ざした変革への入口を大きく開いたエネルギーが、かつてアトランティスとレムリアの栄光の時以来地球には感じられなかった高まりに達したのです。

6. では、ここのステーション(霊的領域場)にいる僕たちがあなたたちに伝えたい他の真実と視点について続けましょう。豊かさは神から授かった魂の権利です。そしてこの惑星にいるあらゆる人々に喜びある生活環境を与えることは、オバマの選出を含めて、マスタープランの一部です。純粋に”三次元”の視点から言えば、彼の政権は世界がこれまで遭遇したことがない深刻な状況に直面しています。

そして実際に、それは片付けなければならない大きな混乱です。けれども、ここから僕たちが見えることは、今地球が過去数千年以来はるかに健康になっていることです。それに、宇宙からの莫大な光の注入が個人個人を導いて自分たちの光を発するようになったお陰で、地球の健康状態の回復が宇宙でも前代未聞のスピードで起きたのです。これもまた、すべてマスタープランにはあったことです。そしてこの惑星地球のすべての魂たちが何らかのかたちで参画しているのです。

7. 今進行中の変革プロセスの中で、あなたたち一人ひとりの重要性を示すために世界経済を使って、多くの読者たちの質問に答えることにします。さまざまな経済分析家の予想と供に、失業と小売業と不動産の統計を主要マスコミが伝えていますが、世界の人々は経済状況をそのように見ています。

ですから、集合意識として経済状況は急を要するように見えます・・ある予測によれば、この急降下はこれから2年間は続き、その総合的影響が次の10年から20年にわたって横ばいに段階的に感じられるだろうと言われています。分析家たちは、経済の歴史に照らし合わせて予測しています。そしてこの経済メルトダウン以前にあった彼らが健全なグローバル経済システムと考えているものに政府と企業が協力して戻すことで解決できると思っています。

8. もうあなたたちはいい加減分かっているでしょう?経済システムが崩壊しつつあるのは、商業、課税制度、投資といったあらゆる面でのイルミナティの長い締め付けを終わらせるためだと、そしてその灰から、光に根ざした新しい建設が立ち上がるんだということを。

あなたたちは知っているんです。あなたたちの世界で強さを増している光が地球をその第五密度に押し上げていることを。宇宙の引きつけの法則のことや、ずっと60数年前から助けてくれている宇宙の進化した人々と同じ人たちが地球上でも支援してくれていることを。この気づきを持って生きることで、あなたたちの気を楽にもつことと信頼の光が集合意識として波動エネルギーを高めたのです・・あなたたちの貢献は驚異的でした。

9. 進行中の経済改革について、もっとも忠実に打ち込んでいるライトワーカー(光の使者)たちの間でも広まっているいくつかの誤解を明らかにしたいと思います。NESARAと一般に知られることの重要性をまだ知らない人がいます。

以前のメッセージで、本当のNESARAについて説明したメッセージを読むように勧めてきました。でもあなたたちの時間がないことも分かります。それでその部分を要約してくれないかと頼まれました。(2006年9月11日のNESARA特別編)もっとも簡潔に言えば、NESARAはスピリチュアルな再生と世界変革を実現させるマスタープランです。

10. その”考え”が地球で知られるようになって、それが集合意識に入って行くようすることから始めなくてはならなかったのです。そして、それはアメリカ合衆国の法案という形で提出されました。なぜならその国があなたたちの世界では最も力がある国とされているからです。スピリチュアルな世界と進化した文明社会の光の存在たちとが協力してコンティニウム(時空連続体)の中で考案した計画について法案はなにも言えることはありません。

さらに、連邦準備金制度には“連邦”などまったく関係ないこと、それはこの私的金融共同体(コンソーシアム)を所有するイルミナティによって謀られた大嘘であること、その一部の資産を使って彼らは世界経済を操作していること、連邦準備金の機関である国税庁を通して、イルミナティが毎年合衆国所得税から支払われる何十億ドルを蓄え込んでいること、地球からイルミナティの経済支配を排除することが強度を増す光によって達成されるだろうということも、法案では言えません。そうなんです。国家経済安全保障改革法(NESARA)は、アメリカの政権に受け入れられもので、通常の法案条件の範囲内に従った文言のみ許されるのです。

11. もちろん、その時の政府はそれを実行する気などまったくありませんでした。国内と国際的な政治および法的なルートの中での大規模な腐敗がその施行を妨げ、誤った情報が広まってNESARAのエネルギープールに混乱と不信を加えたのです。それにもかかわらず、その歴史的に価値ある目標は文字通り”天国に”あり、すでに宇宙のコンティニウム(時空連続体)の中では具現化されているので、まったく同じ目標を達成するために、その計画の地道な進展が他の方向で引き続いて起きています。

12. さて、これを信じている人の中には、NESARAがテレビで発表されて施行され、そして特別な人たちに莫大な額の金額が配られて”負債免除”があることを期待しているようです。そのようなテレビ発表も、お金の配当も、すべての負債の自動的帳消しもないでしょう。実際には、この惑星上と、外と、中から光の勢力が60年以上にわたってすべてのNESARAの目標を達成するために働いてきているのです。その目標のひとつがあなたたちの世界の豊富な資源の公正な分配です。

その鍵になる言葉が”公正”です。不動産やマネーローンダリングされたドラッグマネーで買ったヨットの1、000万ドルローンを帳消しにするのが公正でしょうか。投資家を欺いたり、小さな会社を故意に破産させて儲けた人が買った建物の1、000万ドルのローンは?去年のモデルの高級車を最新のものに買い替えた人の25,000ドルのクレジットカード負債を免除するのが公正でしょうか。そのような選択は、他のすべての自由意志のように、個人個人の責任です。

13. NESARAがやることは、億万長者と貧困に喘ぐ何十億もの人々との非人道的な格差をなくすことです。これは調査と予測のプロセスと、各国すべての資源を開発することで得られる資金の再分配のプロセスになるでしょう。このことを理解することが必要です。そうすれば、現在の経済状況に対する解決についてのあなたたちの考えと感情が、NESARAの完全な改革にまったく一致するようになります。それが、あらゆる国のあらゆる都市と村々に広がって行くのです。そこでは、神に付与された人間の権利と地球自身の権利が、ある人間たちの良心を破壊した闇によって踏みにじられてきました。

14. では、ガザで起きていることの多くの点について話しましょう。ハマスによってイスラエル地域に向けて発射されたミサイルに対するイスラエルの報復を、あなたたちの報道はあまりにも偏ってしていますが、パレスチナ人の被害は報道されているものよりはるかに甚大です。どのような紛争でもあるように、どちらの側にも声をあげて擁護するもの、非難するものがいます。ハマスが隣国を破壊するのが目的だと宣言したことから、イスラエルのその国境を守る権利、そして、イスラエル建国に伴って始まった抑圧を終わらせるパレスチナ人の権利。

15. この紛争の背後にシオニストたちがいることは知られていません。彼らはイルミナティ勢力の内部で活動している多くの団体や組織のひとつで、その目的は、中東のその地域で、流血や恐怖、憎しみ、報復、破壊、抑圧行為を絶やさないことなのです。シオニストは、ユダヤ人であったり他の人種だったりしますが、世界中で強力な支配を、政府、軍、金融、企業、宗教、マスコミ、教育界に握っています。そして抑圧、収賄、脅迫によって手下たちに卑劣な陰謀を実行させているのです。

シオニスト運動はイスラエル国民や世界のどこにでもいるユダヤ人たちを代表しているわけではありません。それでも、それは見せかけの反ユダヤ主義の裏に隠れています。第二次世界大戦を引き起こし、連合国側と枢軸国側の両方に資金を提供した、その同じ種類の闇の連中が、すでにそこに住んでいたパレスチナ人たちを強制退去させて、ナチスの強制収容所から解放されたユダヤ人たちのために新しい国を造る計画を作ったのです。

そしてこの過去60年間にわたって、それらの闇の連中は信頼できる扇動者を使い計略的に事件を起こして紛争を煽ってきたのです。そうやって、両国民が心から望んでいる平和と調和への道を求めることよりも、進んで死ぬまで戦うという過激分子を両方の側に造ってきました。

16. ガザでの残酷な攻撃で殺され傷ついたすべての人たちが、この過去数年にわたって起きているすべてを経験することに合意したわけではありません。その多くにとって、その心の傷は彼らが合意したものをはるかに超えるものになっていました。そしてそのような場合は、聖なる恩恵によって、彼らの契約の寿命条項よりももっと早く肉体転生からスピリチュアル転生に彼らは移動しました。そして合意した使命を全うしたことを認められました。この地球の未曾有の時には、聖なる恩恵には二つの働きがあります・・それは、個人が選ばなかった苦しみを終えさせること、そして、より多くのネガティビティ(破壊的エネルギー)を加えて地球に吸収させるという遥か昔から起きて来たことに代わって、その痛みと苦しみのネガティビティを光に変換させることです。

17. さらに、ガザの惨劇にはまた別の側面があります。それはより高くなっている波動エネルギーの影響で、すべての人間の特徴がより際立ってきていることです。憎しみや敵対心、復讐心という気持ちが頂点に達しています。そのような激しい気持ちを和らげるのは、共感、憐れみ、そして平和への不断の努力といった光に満ちた心の高まりです。

18. 中東の死、破壊、専横のすべての根底には、極めて重いカルマが終わりを迎えていることがあります。あなたたちの記録された歴史のはるか以前に、その地に住んでいた人々が支配をめぐって激しく戦い、古の血が地球に染み渡りました。地球が重い第三密度から抜け出すことができるように、その結果生じたネガティビティが大量に解き放たれなければなりませんでした。その初めの文明社会に暮らしていた魂たちが、その蓄積したネガティビティを減少させるために何度も戻ってきています。今日のそれらの土地の住民はその同じ目的で来ました。でも今回は、彼らはその解放を完了させ、個人として、また地球のために、カルマのバランスを成就するためにここにいるのです。

19. イラクやダルファー、そして闇がいまだに足掛かりを持つ他の地球の場所のように、ガザの大規模な苦しみを考えると、このような包括的な見方はあまりにも冷めたもののように聞こえるでしょう。個人と地域全体のカルマ調整が起きることがもっとも重要なことを僕たちは知っていますし、元々の、あるいは変更された合意に基いて参加した魂たちが飛躍的なスピリチュアルな成長を遂げたことも知っていますが、それでも、心に深い傷を受けつつ生きている人たちのために僕たちは泣きます。なぜなら、彼らはその愛する者たちや自分たち自身が達成した素晴らしいことを知らないからです。僕たちの彼らに対する深い悲しみを埋め合わせするのは、彼らがスピリチュアルな転生にいようと、その具現化を助けた地球の黄金時代に転生していようと、ある日彼らが僕たちがしていることをきっと知るだろうという確信があって、それを僕たちが喜ぶことです。 

20. 「国が負ったカルマはいつすべて返済されるのですか?」と訊ねて来た読者に答えるここはよい所ですね。魂だけがカルマを負います。魂は他の転生をそこで過ごし、自分自身と他に破壊的だった選択をした土地に転生することをよく選びます。魂たちは以前の経験を埋め合わせるために同じ土地に何百回以上も転生を繰り返したかも知れませんが、はるか昔からある闇勢力の影響のために、その代わりに、ただ同じことを繰り返して来たのです。

ですから、その意味では、”国”もカルマを負うと考えられます。ただし、今日の国境は、魂たちの選択が”ネガティブ”なカルマを築き始めた古代の帝国時代とはまったく異なっています。今中東と呼ばれる地域とアフリカの国々は魂たちの繰り返しで深刻な影響を受けている地域です。ですから、それらの土地からのネガティビティを解放して光に転換するには、より長い時間が掛かるのです。地球のカルマは太古の昔の最初の文明社会以来その惑星に住んで来た数えきれないほどの魂たちから成っています。そして彼女(地球)のカルマのバランスは、あなたたちの世界の至る所で、光に輝き始めた魂がどんどん増えていることで回復しつつあるのです。

21. 別の読者が、同じふたつの魂がバランスに到達するまでは、そのカルマによる結びつきを常にやっていくのですかと質問しています。魂たちはそのような選択をすることもありますが、そうでなければならないというわけではありません。特に、あなたたちの世界のあらゆる人生の側面が加速されているこの時期ではそうです。無条件の愛がすべての生前の合意の基本ですから、魂たちは進化するための助けをもっとも必要としている魂たちを一生懸命になって助けているんです。

僕の家族がいい例です。僕の母と父は、とても満足いくたくさんの転生を、いろいろな関係の中での役割になって経験していました。それが彼らを霊的に強くしていました。魂たちの集合の中でより弱い者にそれが必要とされたために、他の多くの魂たちとの合意の上で、父と母はより重いカルマ経験を引き受けたのです。

そのようにして、僕の両親の関係には、解決のつかない争い事と深い心の傷が目立つようになりましたが、それは彼らにはなんとかやっていけました。でもより弱い魂たちには無理でした。そのことが、より弱い者たちに感情的に困難さがより少ないカルマの関係を選べるようにさせたのです。そしてそのお陰で彼らはバランスを得ることが出来て、魂の集合を強化できたのです。僕の3人の兄弟と僕はその合意の中には入っていませんでしたが、僕たちの両親が別れたことで、僕たちそれぞれがバランスに必要な方法で活躍できる理想的な環境が与えられたのです。

22. 魂たちが大規模に魂たちを助ける例は、いわゆる”ウォークイン”と呼ばれているものです。この惑星でこれほどそれが顕著になっていることはかつてありませんでした。肉体に宿る元の魂たちは、苦しみや病気、極度の貧困を求めた彼らの合意を全うします。その肉体に入ることに合意する魂たちは、光をそこに注ぎ込み、その困難な条件を乗り越える意志を肉体に与えます。そして肉体化を希望した理由を実行に移します。後者の魂たちの利点は、多くの場合、彼らは学識と経験に基づく学習をすでに持つ大人の肉体に入ることです。言わば、助走から参加できるわけで、そうすることで、彼らが選んだやり方で黄金時代を具現化する助けが出来るのです。

23. 「この時期にここで“ワンダラー/スターシード”として転生する危険はなんですか?」「より高い密度から来たワンダラーが2012年前に目覚めなかったら、どんな最悪のことが起きますか?」「そのためにそのような存在は第三密度に捕らえられてしまうのでしょうか?」

まず、”スターシード(Star Seed)"とは何なのかについて、まだ地球ではコンセンサスがないようですね。僕たちの考えでは、この宇宙のすべての魂は”スターシード”です。でも、それが大半の魂たちとは別に、もっと複雑で骨の折れる使命を果たすために、進化した文明社会からやってきた特別な存在たちということにして、その質問に答えましょう。この惑星には、そうですね10年前いや5年前にさえ比べれば格段に多くの光があります。ですから、以前のようにそのような存在が第三密度に捕らえられる危険は今ではずっと少なくなりました。起こりうる最悪のことは、その”捕らえられた”者が馴染みのない密度の肉体の弱さに屈してしまうことです。彼らは転生の特別な目的をうすうす感じているかもしれません、真理を含んだ情報に共感し、宇宙の法則に順応しているかもしれません。でも重い密度の肉体がもつ脳の限定された機能のために、その他のことは忘れられ、或は歪曲され、そして人々の心と気持ちに光をあてるという使命を達成する代わりに、その人生は失意の連続になるかもしれません。それには罰則はありません・・つまり、埋め合わせることが必要なカルマを負うことはありません・・けれども、魂のレベルでは、地球での経験が思い通りにならなかったパーソネージ(訳注:肉体を持った転生の魂で、個別で神聖なるエッセンス)に対して理解と同情を寄せつつ、がっかりする気持ちもあります。

24. 「惑星にはそれぞれのステーションがあるのですか?」という質問があったので、僕は用語の意味をもっとはっきりさせる必要があることをもっと心がけるようにします。“ステーション”と僕たちが言っているのは、どこか特別な”場所”とか社会を指しているのではありません。魂が、その宇宙の起源と経験した転生の数にかかわらず、到達したスピリチュアルな成長段階のことなのです。僕が”このステーションにいる魂たち”という時は、スピリチュアルな明晰性が無条件の愛とあらゆるもののワンネス(一体性)の気づきに同調するレベルに進化している仲間たちのことを言っています。

これは、その啓発された心を共有することから、”集団心”とか”集合魂”と呼ぶことができますが、より大きな意味では、それは計り知れない数のパーソネージの魂自身が溶け合って、ひとつの”より高位の魂”になることです。これで“ステーション”の意味がよりはっきりと分かってもらえると思いますが、同時にこのことも言う必要があります。それは、より高い密度にいる有形の、あるいは霊体の生命体のみが理解できるような存在を正確に説明することは不可能だということです。

25.  別の興味ある話題に移りましょう。ニューヨークのハドソン川に不時着した飛行機はパイロットの操縦能力以上のことがあったのです・・彼の手腕には尊敬しますが、多くの天からの助けがあったのです。なぜなら、その飛行機に乗っていた人で契約が”切れていた”人など誰もいなかったからです。その飛行機は妨害されたのです。それに責任ある者たちは、オバマを飛行機事故で暗殺しようとしたその恐ろしい計画がどうしてあのような失敗に終わったのか理解できません。彼らは、闇の長い支配が終わったことを受け入れられないように、オバマがキリスト意識(訳注:大宇宙の至高存在意識)の光のグリッド(格子)で、何も通り抜け出来ないように守られていることさえも想像できないのです。

26. 今回の妨害にはいくつかの目的がありました。排除したいと思う乗客を殺すこと。2機の飛行機がツインタワーを破壊したその同じ都市の地に飛行機が墜落した時に予想されるような多くの死と甚大な被害を引き起こすこと。”9・11”後の恐怖を甦らせるのにふさわしい雰囲気をつくること。衝突はテロリストの仕業だと主張し、アメリカをテロから守るオバマの政務能力に疑いを投げかけ、それによって楽観的ムードをネガティブなものに変えること。

イルミナティは良心に欠けているものを、知能で埋め合わせています。けれども、それは分別さと知恵に欠けています。そして、あなたたちの新しい大統領を新米上院議員からホワイトハウスに送り込んだのは自分たちのお陰だと思っていた連中にも、この新しい大統領には、彼らとは正反対の国家と世界へのビジョンがあることが今や歴然となっているのです。

27. ”9・11”の真実が何時一般に明らかにされるのか、特定な期日をあげることはできません。でも、あなたたちに必ずそうなると言えます。地球のクリーニングのひとつが以前の闇の拠点にある嘘を隅から隅まで真実に塗り替えることなのです。

28. 異常低温や極度な積雪、洪水、氷河の融解そして大嵐を、僕たちが言って来たことで甘んじて受け入れるのは難しいのは分かりますが、やがて世界中が温和な気候に変化して、すべての土地が居住可能になるでしょう。この厳しい状況は地球が惑星浄化によってバランスを回復するためのものです。それは彼女の本来のエデン自身に戻ることなのです。気候が原因の破壊と他の困難な状況に取り組んでいる人たちのほとんどは、他の転生でのバランスを達成するためにこのような経験を選んだ人たちです。

29. 宇宙船の目撃例が増えているのは、そのような大船団が現れる前触れです。ですから、長い間否定し、”娯楽もの”だとからかい、UFOやETは存在しないことを証明する馬鹿馬鹿しい話をでっち上げて来た政府も、もはやその存在を否定できないでしょう。地底に住む小さなグレー人たちが大挙して現われることはないでしょう・・イルミナティがそれを画策できた時期はとうに過ぎています。そして、空から敵が侵入するというホログラフィックな演出計画についても同じことが言えます。

30. では、あなたたちの世界に広がる歓喜と輝かしい希望の光と同じ思いをもって、僕たちはお別れを言いましょう。でも、あなたたちの行く道には、いつでも僕たちが愛をもって付いているんですよ。
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原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

水曜日, 1月 21, 2009

マシュー君のメッセージ(16)その1

いよいよバラク・オバマの新政権出発です。それが世界の人々の期待に応えるか、反するか、いろいろと意見が分かれる所ですね。でも、今日宣誓式で改めて彼の名前が読み上げられのを聴いた時、ハッと思いました。

フルネームはバラク・フセイン・オバマ・ジュニアというのです。ほんの数年前、アメリカと日本を含むその同盟国の共通の敵こそ”フセイン”だったのではありませんか。

その名前を持つ人間が、アメリカ合衆国の大統領になったんです。その意味を考えると、アメリカ国民の意識が想像以上に変化しているのが理解できるような気がします。

そして、なんと言っても、そしてオバマをどんなに批判する人でも、半世紀前には想像すらできなかった黒人の大統領が実現したことは、歴史的事件であり、アメリカ国民そして世界人類の快挙であることは認めざるをえないのではないでしょうか。

さっそく、今日マシュー君のお母さんがメッセージを送ってきてくれました。ただ、このメッセージは19日に配信されることになっていたのですが、お母さん(スーザンさん)のインターネットサービスのトラブルで今日になってしまったそうです。実は、今日(現地は20日)改めてマシュー君が別のメッセージを送って来ていますが、今日は19日のメッセージだけをとりあえず(その1)として以下に訳しました。

なお、文中にある”スピリチュアル階位”とは、マシュー君によると以下のように説明できます。私たちの宇宙はさまざまな波動エネルギーが段階的に連なっている階層世界で、意識ある存在がそれぞれの階位に存在しています。私たちの比較的低い位置にある第三密度と呼ばれるエネルギー層を超えたスピリチュアルな各エネルギー層の存在すべてを総称して”スピリチュアル階位”と言っているのだと思います。

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マシューのJPG

2009年1月19日

1. こんにちは、マシューです。バラク・オバマのアメリカ合衆国大統領就任というあなたたちの記念すべき出来事に心からの喜びと愛を送ります。どうかあなたたちが愛と感謝をもって、その気持ちを彼とその家族そして彼を支えアドバイスする人たちに向けてください。

そのようなエネルギーが奔流になって、まるで黄金の糸があなたたちの世界を一面に覆っているようです。そのエネルギーをオバマファミリーとその新政権に送ることで、あなたたちは光を放ち、それが賢明なそして見事な政治を彼らが全うできるように導き、守り、貢献するのです。そして、彼らが努力するその光が世界へと外に輝いて行くのです。そのようにして、あらゆる魂たちと母なる地球自身が恩恵を受けます。

2. 就任式は線形(リニアル)時間では特定の日ですが、宇宙からの視点では、それはスピリチュアル(霊的)な階位が、肉体を持つ文明人たちと協力して、コンティニウム(時空連続体)の中で計画したマスタープランの主要な部分です。

オバマが、高度にスピリチュアルで知的に進化している文明社会から、あなたたちの世界で中心的な指導者としての役割を担うために進んでやって来たことは、その計画の一部です。それは、あなたたちが全員生まれる前から知っていて合意したことです。

彼が大統領に選出された時、世界中の人々の期待が急激にわき上がりました。母なる地球自身も、彼女の住民たちから、そして宇宙全体のすべての光の存在たちからの調和した波動の高まりに気持ちが高揚しています。

3. 新しい大統領の指導者として最初の日は、肉体をもつあなたたちの世界のスピリチュアルな再生と改革というその計画の目標の中で的確でパワフルな一連の発展の中で最も重要な出来事です。でも、コンティニウム(時空連続体)の中では、その成功はすでに達成されているんですよ!(注:2008年11月21日のメッセージでこの計画が説明されている)

それでも、あらゆる前向きな運動があなたたちの概念時間の中で進行中です。そして、この点において、あなたたちの考えや感情、行動のすべてがあなたたち個人の人生を創造していくだけでなく、全体として、地球の”未来”世界への足掛かりになっているのです。

それらの一歩一歩はそれぞれのペースで進んでいます。アメリカの新政権内でいろいろと進行していく中で、あなたたちが信頼と忍耐の光をしっかり保って行くことが集団意識を高めるでしょう。国民の集団意識が高まれば、それだけさらに高い波動を発して似た者同士をひきつけます。その一方で、地球がますます高い振動レベルにアセンションすることを助けることになります。それをあなたたちは時間がどんどん速くなるように感じているのです。

4. お母さん、明日の宣誓式の前に、僕のメッセージを受け取り、今日配信してくれてありがとう。では、このステーション(霊的場)で地球の喜びを分かち合っている、すべての魂たちの無条件の愛とともに、僕マシューはしばらくのお別れの挨拶をしましょう。
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原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

子どもたちの頭に弾が

イスラエルとハマスが両方で一時停戦を宣言して、一応虐殺は止まっているようです。今回の惨劇で、もっとも心が痛むのは犠牲者になった幼い子どもたちです。

以下は昨日届いたエジプト・カイロ発の記事ですが、どうやらイスラエル軍は子どもたちも狙って撃っていたようです。パレスチナの子どもたちが将来またテロリストになって復讐することを恐れたからなのでしょうか?

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「頭に弾丸が入った子どもたちが・・」

ガザに近いエジプトの病院の医師たちは次々と運ばれてくるパレスチナの子どもたちの頭をCATスキャンして驚いた。その多くが頭に弾丸が入っていたからだ。

先週の1日だけでも、サイナイのアル・アリシュ病院では、CATスキャンを9歳と10歳と14歳の子どもたちにしたが、そのどれもが頭に弾丸が見つかった。この子たちはイスラエルの地上攻撃の最中に運ばれてきた。

イスラエル政府は、イスラエル軍は民間人を狙うことはないと言っているが、ガザで起きている惨劇を見ればそれは明らかだ。

パレスチナの子のJPG

ガザの3週間のイスラエル攻撃による何百人の犠牲者が救急治療にエジプト国境を越えてラファまで運ばれた来た。

先週、運び込まれた9歳のアナス・ハレフの頭にも弾丸が見つかった。外傷専門チーム主任のアーマド・ヤヒア医師は、彼女の祖母にこの子は助からないだろうと言った。

「弾丸で脳の大部分が損傷しています。弾は頭に入って来て、頭骸骨に当たって方向を下に変えてます」と語る。

神経外科医教授のヤヒア医師は、その弾丸が至近距離から発射されたと信じている。「もし弾丸が脳内部で方向転換したのなら、それは相当な速度であったはずだし、その貫通力も大きかったでしょう」

「この子たちが狙い撃ちされたのかは分かりません。でも、弾が頭の正面から入って、その後ろに行っているケースがあるんです。ですから、銃が真っすぐ子どもを狙ったと思います」

メディカルチーム主任のアイマン・アブド・アル・ハディ医師は、「ある子どもは頭にだけ2つの弾丸を受けてます、他にはなにもない。私たちはこれは何かあると思いますね」

彼はガザの医療チームが、スタッフや医療備品が少ないのに大勢の命を救っていることを賞賛した。「でも、頭に弾を受けた子どもたちが助かる率はほとんどありません」

「頭に弾を受けても生き残る子どもがここで3人いたら、ガザでは97人が生き残れないでしょうね」

小さいけれど、医療設備が整っている病院の医師たちは弾丸はそのままにして、できるだけの治療をして患者を安定させ、彼らをカイロの病院に送り出す。込み入った治療には外国まで送ることもある。

生き延びた子どもたちが完全に回復することはまずない。そのような傷を受けたほとんどの子どもたちは一生障害を抱えることになる。

他の子どもたちはまた違う恐ろしい傷を受けている・・3歳にもならないサメールのように。彼女はガザの家の外で後ろから撃たれ、救急隊員が来るまで3時間も待たなければならなかった。

彼女の叔父のハッサン・アベデュラボは、サメールがイスラエル軍が撃った弾が彼女の脊髄に当たり、半身不随にしたと言う。彼女の2歳と6歳の姉妹たちは、北ガザのジャバリヤにある彼女たちの家を潰そうとするタンクから逃げようとするところを至近距離から撃たれて殺された。

彼らの母親も2回撃たれたが生き延びた。アベデュラボは、彼女たちの祖父が恐怖に怯えてかたまっている家族たちの前で白い旗を振ったが、その片腕を撃たれて失った、と言う。

サメールはベルギーの病院に移されたが、アル・アリシュで治療したエジプトの医師たちは、彼女は二度と歩けないだろうと言う。

サメールには彼女に起こったことが分かっている。

「ユダヤ人たちが私を撃った」アラビア語で言った。「そして私の小さな妹も」
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訳文責: 森田 玄
原文:Gulfnews.com

火曜日, 1月 20, 2009

This Land Is Your Land

ピート・シーガーです。ブルース・スプリングスティーンのJPG

この日曜日にワシントンDCのリンカーンメモリアルで、50万の観衆の前にオバマ次期大統領を迎えてコンサートが開かれました。そこで特別ゲストとして招待されたのが、アメリカフォークソングの父と言われる89歳のピート・シーガーです。ブルース・スプリングスティーンの紹介で歌ったのが「This Land is Your Land」です。これはウディ・ガスリーの作曲で、1930年代の大恐慌の時の貧しい労働者たちのために書かれた曲です。内容が”反社会的”という理由で、その歌詞の一部が省かれてこれまで多くのシンガーによって歌われてきました。この日、ピート・シーガーは、その“反社会的”な歌詞をそのまま甦らせて歌ったのです。ガスリーと一緒にホーボーになって旅をしたシーガーは、その後1950年代のマッカーシズムによるレッドパージで彼の伝説のフォークグループ”ウィーバーズ”を解散させられ、彼自身もそれから17年間公共の場所で歌うことを禁じられたのです。
以下がピート・シーガーがこの日歌ったウディ・ガスリーの元の歌詞です。

There was a big high wall there that tried to stop me;
Sign was painted, it said private property;
But on the back side it didn't say nothing;
That side was made for you and me.

大きく高い壁が私を阻もうとした
書かれたサインには私有地とあった
でも、その裏にはなにも書いてなかった
そちら側があなたたちと私のものだ

In the shadow of the steeple I saw my people,
By the relief office I seen my people;
As they stood there hungry, I stood there asking
Is this land made for you and me?

教会の塔の陰にいる人々が見える
救援事務所の側にいる人々が見える
飢えて立って並ぶ彼らたち、私は並んで訊ねる
この土地は私たちのためにあるのかい?

Nobody living can ever stop me,
As I go walking that freedom highway;
Nobody living can ever make me turn back
This land was made for you and me.

誰も私を止めることはできない
自由の道を歩き続ける限り
誰も私を後戻りさせることはできない
この土地は私たちのためにある

(訳詞:森田 玄)

日曜日, 1月 18, 2009

ペンタゴンで起きた事

ローレン・モレは、かつてマンハッタン計画と呼ばれる原爆開発の中心だったサンフランシスコにあるローレンス・リバーモア核兵器研究所の研究員で、以後その内部告発者になり、現在は劣化ウランの研究者として世界で低レベル放射能の危険性を訴えて講演をしている勇敢な女性です。

911真相究明国際会議のJPG

2年前の第一回911真相究明国際会議にもパネリストとして参加してくれました。9・11の真相究明活動家を"911Truther"と言いますが、彼女は私たちと同様にそのひとりです。

今日、彼女が最近オレゴン州ポートランドに招かれて講演した映像を送ってくれたので、その最初の一部を紹介します。

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2001年9月11日の朝、テレビであの衝撃的な映像が何度も繰り返されるのを見ました。そして旅客機がペンタゴンに激突したと聞いて、私はワシントンDCにいるジャネット・シェアマンという友人の医師に電話を掛けました。ペンタゴン激突の2時間後でした。

ペンタゴンのJPG

彼女も私のように放射線の専門家です。いつもバッグにガイガーカウンターを入れて持ち歩いているんです。
「ジャネット、ガイガーカウンターを出してそこの大気の放射能を計ってくれる?」

彼女はペンタゴンから12マイル風下のところに住んでいるんです。というのは、旅客機にはそのバランス調整のためにバラストという劣化ウランの錘(おもり)を主翼と尾翼部分に使っているんです。ちょうど車のタイヤのバランス調整につかう鉛製のバラストと同じですね。それで彼女は大気中の放射能のモニタリングを始めました。私は写真も撮っておいてねと頼みました。

翌日、ジャネットは電話を掛けてきてモニタリングの結果を報告してくれました。彼女は、ペンタゴンから12マイル離れたところの放射能レベルは、通常のバックグランドレベルの10倍だったと言いました。

私は、「分かったわ。じゃ、ペンタゴンで救急活動している緊急対応隊員に連絡して、放射能対応の装備をつけるように言ってくれる?放射能はナノ粒子だから通常のマスクではだめで、エアタンクが必要よ」と彼女に頼みました。結局、彼女はあるNGOに頼んで、政府の緊急対策課やEPA(環境省)に連絡してもらいました。

二日後、その地域のEPA支部の放射線専門家が電話を掛けてきました。
「激突現場は劣化ウランによる放射線汚染が認められますが、放射能は問題ないと我々は考えています。それよりも飛散した鉛のほうが問題です」と言いました。

ですから、事件の二日後に衝突現場には放射能汚染があることをEPAは公式に認めたわけですね。

それから、元陸軍少佐のダグ・ロッキーが、衝突直後に陸軍のヘリコプターがペンタゴン上空から撮った激突の際に開いた穴の写真を送ってくれました。まだその外壁部分が崩壊していない時のものです。

私はその写真を見て「あ、これは約16フィート(4.8メートル)直径の完全に丸い穴だわ」と思いました。それにペンタゴンの庭の芝はまったく無傷で、激突したはずの飛行機の残骸がなにも写っていません。
「どこに飛行機があるの?」と思いました。

ペンタゴンのJPG

実は、それは飛行機ではなかったのです。運動エネルギー貫通型兵器だったんです。

それから、ペンタゴンやCIAや軍関係に広く顔が利く劣化ウランの内部告発者であるダグ・ロッキーがEメールを送ってきました。

「知合いのペンタゴンの大佐が激突の20分後にeメールを送ってきてね。ペンタゴンがたった今巡航ミサイルを打ち込まれたと言ったよ」と書いてありました。

ラムズフェルド国防長官は、3回も記者会見で言ってるんです。そのひとつは今でもペンタゴンのウェッブサイトにあります。

「ミサイルがペンタゴンに激突した」と確かにね。

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この講演はhttp://video.google.com/videoplay?docid=-8308261944057277769&hl=enで見られます。

土曜日, 1月 17, 2009

愛は新しい宗教

愛は新しい宗教

いま世界に起きているのは戦争と暴力で
暗いことばかりのように見える

でも、それと同時に、穏やかに静かに、
見えない所で、ほかのことが起きている

内なる変革が起きつつある
より高い光に導かれている人たちがいる

それは沈黙の変革だ
内から外へ
下から上へ

自分の正体をそろそろ明かそう

私は、秘密の、隠れた世界作戦の
組み込みシークレットエージェントだ

スピリチュアルな陰謀がある
私たちには、この惑星のすべての国に潜伏組織がある

私たちのことはテレビでは見ないだろう
新聞にも出てこない
ラジオでも聞かない

かっこよいことはしない
ユニフォームもない
好き勝手なカッコで人種もスタイルもない

私たちのほとんどはこっそりと働いている
世界中のあるゆる国や文化で
隠れて静かに働いている
大きい町小さい町、山々や谷、農地や村々、部族や離れた島々で

通りですれ違っても気づかないだろう
私たちはこっそりやっているから
表には出てこないし
別にだれの手柄になっても関係ない
やることをやるだけだ

ときどき通りでお互いが分かるときがある
そんなときは黙ってうなずいて、誰も分からないようにそのまま行き過ぎる

日中は当たり前の仕事をしているふりをしているが
それは表向きのことで、本当の仕事が始まるのは夜だ

私たちのことを”心の軍隊”と呼ぶ人もいる
心のパワーで新しい世界をゆっくりと造ろうとしているんだ

私たちが情熱をもって喜んで動いているのは
中央司令部からの命令があるからだ
それがスピリチュアル情報局(SIA)だ

私たちは誰も見ていないときに
秘密の愛の爆弾を落す


抱擁
音楽
写真
映画
優しい言葉
微笑み
瞑想と祈り
ダンス
社会活動
ウェブサイト
ブログ
無差別の親切

それぞれが独自の才能で独自のやり方で自分たちを表現する

「この世界の内に望む変化に、あなた自身がなりなさい」
これが私たちの心に留める一番のモットーだ

変革はそうすることのみ可能なことを知っている
私たちには海をすべて合わせたくらいのパワーがあることを
静かに心から知っている

私たちの仕事はゆっくりと慎重だ
山を造るように
ちょっと見ても分からないだろう
でも、そうやって、これから数世紀の内には
大陸プレートさえも動かすだろう

愛は21世紀の宗教だ

別に高い教育などなくてもいい
特別な知識がなくても理解できる

それは、心の知性から来て
人類すべての、時間を超越した進化の動悸の内に
埋め込まれている

この世界に望む変化にあなた自身がなる
あなた以外にそれをやる人はいない

私たちはいま募集中だ
あなたも私たちに参加するかもしれない
もうそうしているかも・・
誰でも歓迎だ・・
ドアは開いている・・
ブライアン・ピアグロシ
(著書”The Big Glow"より)

訳文責: 森田 玄

金曜日, 1月 16, 2009

地下鉄のバイオリニスト

「地下鉄のバイオリニスト」

一人の男がワシントンDCの地下鉄駅構内に立ってバイオリンを弾き始めた。

1月のある寒い朝だった。彼はバッハの曲を6曲約45分間演奏した。その時間帯はラッシュアワーで、約1000人がその駅を通った計算だ。ほとんどの人たちは仕事に行くところだった。

3分を過ぎた所で、一人の中年の男性が音楽家が演奏していることに気づいた。彼は歩くペースを緩め、数秒間立ち止まったが、やがて自分の予定に急いで戻って行った。

1分後、バイオリニストは最初の1ドルのチップを受け取った。一人の女性が箱にお金を投げ入れ、そして止まることなく歩き続けた。

数分後、壁にもたれて彼の音楽を聴く者がいたが、その男性は腕時計を見てまた歩き始めた。彼は明らかに仕事に遅れていた。

もっとも注意を払ったのは3歳の男の子だった。彼の母親がその子を引っぱって急ごうとしたが、その子は立ち止まってバイオリニストを見ていた。最後に母親が強く押したので、その子どもは何回も振り返りながら歩き続けた。このような動作が他の何人かの子どもたちによって繰り返された。親たちは、例外なく、子どもたちを先に急がせた。

その音楽家が演奏した45分間で、わずか6人が立ち止まってしばらくそこにいた。約20人がお金を彼にあげたが、ペースを緩めることなく歩き続けた。彼は32ドル集めた。彼が演奏を終えると、辺りは静かになったが、誰もそのことに気づかなかった。拍手する者はだれもいず、だれも気づかなかった。

誰も知らなかったが、そのバイオリニストは世界の最も優れた音楽家の一人であるジョシュア・ベルだった。彼はこれまで書かれたうちで最も難解とされる曲のひとつを演奏した。350万ドルの価値あるバイオリンで。

地下鉄で演奏する2日前に催されたジョシュア・ベルのボストンでのコンサートは売り切れていた。そのチケットは平均で100ドルだった。

これは本当の話だ。地下鉄駅でジョシュア・ベルがお忍びで演奏することを企画したのは、ワシントンポストで、これは人々の認知、テースト(嗜好)、優先順位についての社会実験のひとつだった。

その企画の概要はこうだった。
ありふれた環境で、都合の悪い時間に、
私たちは美を認知するか?
足を止めてそれを観賞するか?
予想できない状況でも才能を認知するか?

この経験から得られる結論のひとつはこうだろう。

世界最高と言われる音楽家のひとりが最高の作曲と言われる曲を演奏するのに、一瞬たりとも立ち止まって聴くことをしないのならば、私たちはどれほどのものを見過ごしているだろうか?

原文:ワシントンポスト
訳文責:森田 玄
         
           ***************

以上は、ワシントンポストに載ったある記事です。ジョシュア・ベルは、僕もよく知りませんでしたが、1967年12月9日生まれの天才バイオリニストです。14歳でフィラデルフィア交響楽団と共演してデビューしているんですね。ところで、ジョシュア・ベルのバイオリンはアントニオ・シュトラディバリ1713年製の手作りで「ギブソン」と呼ばれる名器で5億円を払って手に入れたのものだそうです。

ところで、この実験バイオリン弾き物語が起きたのは2年前の1月だったそうです。ジョシュア・ベルが演奏したのはバッハの「無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ」の中の最も有名なパルティータ第2番ニ短調の6曲のようです。これは終曲によく知られる「シャコンヌ」があり、非常に難度の高いテクニックが要求される曲です。

野球帽を被ったジーパンの若ものがくず箱の脇に立って、この曲を5億円のシュトラディバリウスでワシントンDCのラシュアワーの地下鉄構内で弾いたわけです。もし、そこに私がいたらどうしたか?・・・たぶん、何気なく通り過ぎてしまうのかな。

水曜日, 1月 14, 2009

エデン

先日、マシュー君のお母さんのスザンヌさんに、ガザで起きていることについてマシュー君は何かメッセージを送って来ていますかと訊ねたところ、「ええ、私たちはいろいろと話しています。マシューはオバマの就任式の後に、今度のメッセージでそれについて話すそうですよ。それからこのことでイランが介入することはないと言ってます」と答えてくれました。

大統領就任式は来週の火曜日ですね。

以下は、いま翻訳中の本の一部からの引用です。

「地球は、私たちの宇宙にある何十億の銀河系の中でも小さいほうの銀河系の、どこでもあるような太陽系の中のひとつの小さな惑星に過ぎない。その惑星は神のお気に入りの場所のひとつだった。そして、実際にエデンと呼ばれるパラダイス(楽園)だったんだ。その輝くオーラと汚れのない美しさによって宇宙のこの領域では模範的存在だった。そして、それが神が創造主と供に、愛と光エネルギーの中に共同して創造するパワーの証しであった。その当時、闇の勢力が宇宙を苦しめるためにやっていたあらゆることの中にあって、この惑星はその反対の存在だった。そこで地球を征服することが彼らの目標になったんだ」

マシューブック2:「新しい時代への啓示」スザンヌ・ワード著(Revelations For A New Era)より

ところで、マシュー君によると、知性を持った人類をちゃんと養育できるように、健康的な精神と心とからだを産み育てられるような理想的な環境をもった惑星がこの太陽系に必要だったそうです。エデン"Eden"という言葉は、必要"need"の字を置き換えたところから来ていて、それは地球に人類がまだいない前に創られた言葉で、それからずっと後になって、その言葉とその意味が伝えられ、英語という言語の中に保存されたそうです。

日曜日, 1月 11, 2009

第1回地球公共霊性セミナー 開催のご案内

▼▼▼ 転送・転載歓迎 ▼▼▼
第1回地球公共霊性セミナー
開催のご案内
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●日 時●
2009年1月12日(月・祝)
13:30〜18:00
※部分参加も可能です。時間は流動的です。
 どうぞお気軽にお越し下さい。

●内 容●
 地球平和公共ネットワークでは、2005年11月に、シンポジウム「スピリチュアリティと平和」を開催しました。その流れを受けて、その後、フィロソフィアという哲学的研究会が開催され、さらに2007年には地球公共霊性ネットワークが作られました。
 現在、シンポジウムの記録を公開する準備をしていますが、今回は第1部で、当時、地球平和公共ネットワークの副代表でこのシンポジウムの司会をされた、きくちゆみさんと、森田玄さんに最新刊の講演をしていただきます。この本は、スピリチュアルなメッセージに基づくものですが、9・11の真相を含め平和問題や現在の政治問題についても興味深い示唆を行っています。
 また、第2部では、これらの流れから生まれてきた「カルト問題に対する公共的アピール」(スピリチュアルな世界の健全な発展を願う会)について説明しつつ、議論を行いたいと思います。
 地球公共霊性ネットワークで主催する初のセミナーです。ぜひ多くの方々のお越しをお待ちしています。

●プログラム●
**************
≪ 第1部 ≫
『マシューブック特別編現代社会のスピリチュアルな真相』
(マシューブック 特別篇)(単行本(ソフトカバー)
スザンヌ・ワード (著), 森田玄 (翻訳), きくちゆみ (翻訳)
【講師】 森田玄・きくちゆみ
【講演】 13:30~14:30
1. マシュー君のメッセージとの出会い
2. メッセージの持つ現代社会・政治・経済・文化的意味
3. スピリチュアリティ的見地からの宇宙と地球の歴史
4. アセンションの人類と地球に対する意味
5. 宇宙哲学
【質疑応答】 14:45~16:00
**************
≪ 第2部 ≫
「スピリチュアルな世界の健全な発展のために」
~カルト問題等に対する公共的アピール~
(スピリチュアルな世界の健全な発展を願う会)
【説明】 16:30~17:00
【議論】 17:00~18:00
**************

●会 場●
CIC Tokyo(キャンパス・イノベーション・センター 東京)
5F - 508(AB):リエゾンコーナー
所在地)東京都港区芝浦3-3-6

●アクセス●
・JR山手線・京浜東北線 田町駅下車 … 徒歩1分
・都営三田線・浅草線三田駅下車 … 徒歩5分

●地 図●
http://cic-hp.zam.go.jp/tokyo/access.php

●参加費●
・資料代:1,000円
・公共活動割引:700円
(対象=平和運動など公共的運動のスタッフの方)
・学生割引:500円
※寄付など歓迎。

●企画・運営●
・主催:地球公共霊性ネットワーク
・共催:フィロソフィア

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地球公共霊性セミナーは、地球的で公共的な観点から健全で良識的なスピリチュアリティーの発展を願って開催される会です。この観点から講演等を企画しておりますが、
内容の真偽はご自身でご判断下さい。
私たちは、カルト問題への公共的啓蒙も重視しており、強引な勧誘行為などは行いません。どなたでも安心してどうぞお気軽にお越しください。
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このMLはフィロソフィアのためのものですので、フィロソフィアで扱っている哲学的・思想的主題やその運営についての意見交換や情報交換のためにお使いください。その他のスピリチュアルな問題に関する話題については、地球公共霊性ネットワークのMLに登録の上、そちらをお使いください。

・モバイル: http://rd.yahoo.co.jp/egroups/050616info/1.html
・移行手続: http://rd.yahoo.co.jp/egroups/050616info/2.html
・利用規約: http://rd.yahoo.co.jp/egroups/050616info/3.html 

水曜日, 1月 07, 2009

イスラエルとパレスチナ

デービッド・アイクという人のことをたぶん多くの人が知っているか、あるいは聞いたことがあるでしょう。彼の”ワールドオーダー”に対する暴露についてはいろいろと意見が分かれるかもしれません。でも、昨日受け取った彼のメッセージは、パレスチナとイスラエルとの関係を考えるうえでとても参考になったばかりでなく、彼の平和への熱い想いにも感動しました。

特に、ユダヤ教の聖典である旧約聖書の引用から、はるか昔に遡るイスラエルの宗教的排他思想および選民思想を理解せずにこのガザの悲劇を理解することはできないことは卓越な指摘です。

デービッド・アイクは、影の世界支配パワーであるロスチャイルド帝国の真実を広く暴いていますが、その金融世界への影響力を阿部芳裕さんが素晴らしい本にまとめてくれました。「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」という本で、現在ベストセラーになっているそうです。


アイクのニュースレターの抄訳です。

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デービッド・アイクのニュースレター、2009年1月4日

「イスラエルについての真実を語る時」

GazaのJPG

アメリカの対外援助の3分の1がイスラエルへのものだ。イスラエルは世界人口に占める割合はわずか0.001%に過ぎず、しかも世界最高の個人所得の国のひとつだ。これには、企業と個人からの私的援助は含まれていない。

2007年の統計によれば、アメリカ政府は裕福なイスラエルに毎日680万ドル以上の援助を与えた。一方、ガザ地域とウエストバンク(西岸地区)の悲惨なパレスチナ人たちには、たった30万ドルだ。

アメリカのイスラエルへの軍事援助は2007年には25%以上も増加し、年間30億ドルにも達している・・しかも、この額は10年間の保証つきだ。これとその他の援助によって、イスラエルは第二次大戦以降アメリカの最大の軍事援助を受ける国になった。

また、アメリカはイスラエルの戦闘機や兵器や軍事技術の最大供給国だ。その結果、イスラエルはアメリカ空軍を除けば世界最大のF-16戦闘機編隊を保有している。

アメリカはなぜこんなことをするのか?それはロスチャイルド家がイスラエルとアメリカの政治体制を支配しているからだ。この二つを結ぶネットワークをシオニズムと呼ぶ。これはロスチャイルドが造ったもので,イスラエル国家自身がそうだ。

シオニスト集団のパワーはイスラエル、アメリカ、ヨーロッパ以遠にまで及ぶが、遊び場のいじめっ子のように、今でもガザの人々のような弱い者たちもいじめている。

これを書いている時点で430人のパレスチナ人の男、女、子どもが殺され、2000人以上が負傷している。彼らは無防備の無実の人たちを無差別に爆撃しているのだ。なんと勇敢なイスラエルの男どもよ。彼らのヤウエの神もさぞ誇りに思うだろう。

「お前たちの神がこれらの民をお前たちに与え、それをお前たちが征服するときは、彼らを徹底的に破壊するのだ。彼らを相手にしてはならない。憐れみも掛けてはいけない」 
                
                       (旧約聖書)申命記 7章1−4

私たちが今ガザで目撃していることは、そこでもまたレバノンでも、これまで何回も繰り返されて来たことで、旧約聖書にある殺戮だ。冷酷で、計算され、無情の虐殺だ。

「そうして彼らは1万2千の兵士をヤベッシュ・ギリアッドに送り、女子どもも含め、そこの住民を皆殺しにしろと命令した。『これがお前たちがやることだ』彼らは言った。『すべての男たちと処女でないすべての女たちを殺せ』」

                 (旧約聖書)士師記 21章10−24

「それから私は神が他の男たちに言うのを聞いた、『町まで彼について行け。そして額に印が無い者たちはすべて殺すのだ。情け容赦するな。皆殺しにするのだ・・年寄り、女子供もすべてだ。しかし、印ある者には触るな。この寺院からお前たちの仕事を始めよ」

「彼らはまず70人の指導者たちを殺した。『寺院を汚せ!』神が命令した。『庭を死体で埋め尽くせ。さあ行け!』そうして彼らは町中に入って行き、言われた通りのことをした」

                  (旧約聖書)エゼキエル書 9章5−7

旧約聖書にある血に飢えた”神”と、イスラエルを支配している無慈悲、無情の人工知能がやっていることの共通点を数えれば際限がない。それこそ、ロスチャイルド家の生物ロボットたちの仕業で、魂もなく、同情心も、やったことに対する憐れみもパソコンほどにもない。

イスラエル軍がガザでやっていることを、イスラエルとアメリカ(供にロスチャイルドの道具だ)以外のイランや他の国がやったらどうなるか想像してみよう。世界中から非難の矢を受けるだろう。イスラエルとアメリカは勿論のこと、国連安全保障委員会の決議が通り、経済制裁や”無実の人々”を救うための軍事介入もあるだろう。

しかし、イスラエルがやると、私たちには、”イスラエルの立場を理解して”虚しい休戦停止や暴力非難の声を上げるだけで、まもなく大統領に就任する”チェンジ”のオバマの沈黙しかないのだ。他の人たちが見ているのはほんの一部に過ぎない。なぜなら、イスラエルは完全にロスチャイルドが牛耳っている国だ。だから他の国の同じルールが通じない。元イスラエル首相のアリエル・シャロンはこう言っている:

「イスラエルには他の人間たちを裁く権利がある。しかし、ユダヤ人とイスラエル国家を裁く権利は誰にも無い」

そしてゴルダ・メイヤー元首相は同じシオニストの傲慢さをこう漏らしている:

「この国は神自身の約束を果たすためにある。その正当性を問うこと自体馬鹿馬鹿しい」

ユダヤ人の“ホームベース”は、最初からロスチャイルドの領土にある。それは同族結婚で世界にはりめぐされたイルミナティと知られる秘密結社のネットワークで組織されている。

2006年のイスラエル軍によるレバノン攻撃の際、イスラエルの作家のバリー・チャミッシュが、エヴェリン・ロスチャイルドの孫と会った時のことを語っている。

チャミッシュは、レバノンとの”戦争の成果”を享受していたのはたった7家族だけだったことを知ったと言う。そのロスチャイルドの孫は、「ロスチャイルドが自分の道具としてイスラエルを造ったんだ。それでますます富を増し、支配力を得るようになった。それを破壊させることなどさせない」と語った。

ロスチャイルドは初期のヨーロッパからのイスラエル入植者たちの資金を援助する一方で、ドイツではユダヤ人や他の人たちを恐ろしい目に遭わせる裏工作をしていた。そして、それを理由に、ユダヤ人たちを飼いならした家畜のように使ってパレスチナに於ける彼らの長年の目標であるロスチャイルドーイルミナティ拠点を構築した。

彼らはその計画を“シオニズム”と呼んだ。この言葉はユダヤ人と同義語のようによく用いられているが、それは実際にはロスチャイルド家によって作られ宣伝されている政治的運動であり、それには多くのユダヤ人たちが反対している。

イスラエルのいじめっ子たちはいつも他のテロ活動を非難しているが、彼らの国家そのものは、イルガンやスターン・ギャングというような最もグロテスクな組織のテロ活動によって、作られたものだ。彼らが爆撃とテロ活動でイスラエルを産んだのだ。

これらのテロ集団のリーダーには、メナヘム・ベギン、ヤツァーク・シャミール、アリエル・シャロンといった殺人者たちがいる。かれらはイスラエルの首相になって、厚かましくもアラブのテロを非難したのだ。そして今日に到るまで、その殺人者たちはパレスチナ人を皆殺しにするゴールに向かって進んでいる。


ロスチャイルドに支配されたシオニストのテロリストたちが、イスラエル国家を爆撃して1948年に誕生させて以降、80万人と言われるパレスチナ人が自国から逃れて避難民となった。彼らの子孫たちは400万人と言われている。

そして、世界はただ傍観していた・・いまのように・・なぜなら、イスラエルの思う通りだからだ。公正とか公平、誠実、憐れみなど通用しない。

その目的は常にパレスチナ人を順々と破滅させていくことだった。それはイスラエルが出来るはるか前からのことだ。ロスチャイルドに支配されたイギリス政府がパレスチナにユダヤ人国家を建設することを支持した1917年のバルフォー宣言では、「現存するパレスチナの非ユダヤ系人民の市民権・信教の自由は決して阻害されない」と書かれていた。

しかし、ロスチャイルドの仲間のチャイム・ワイズマンはその後こう言った。「アラブ人たちの質問についてだが・・イギリス人たちはそこには何十万の黒人がいると我々に言ったが、そんなことは些細なことだ」確かにそれ以降どうでもいいことになっている。彼らを消し去るゴールに今ほど近い時はないからだ。

イスラエルの最初の首相で、これまたテロリストのデーヴィッド・ベン・グリオンは仲間内ではこの事実を隠すことはなかった。イツァーク・ラビン元イスラエル首相は、1979年10月23日のニューヨークタイムズの無検閲バージョンの追想記でこう言っている:

「我々は外で散歩していた。ベン・グリオンも一緒だ。アロンは質問を繰り返した・・パレスチナ人をどうするべきでしょう?ベン・グリオンは手の仕草で答えた『追い出んだ』」

今起きているガザのパレスチナ人に対する爆撃作戦はまさにその目的の最終段階だ。彼らはパレスチナ人たちをガザ地区(幅5km長さ40kmの地域)にとじ込めている。それは巨大な強制収容所のようなものだ。そこを出入りするすべての人間、救援食料、医療品やほかの必要物資を彼らが支配している。

イスラエルが国境検問所を閉じたら、それまでだ。パレスチナ人は閉じ込められて、ロスチャイルドの下でテレアビブ政府と軍を支配する冷酷非道な輩たちの憐れみを乞うしかない。そして、今やその国境検問所も閉鎖され、人道的支援を入れるように呼びかけているのにもかかわらず、イスラエルがガザをめちゃくちゃに爆撃している。

イスラエル政府にはそういった声を聞こえないのだと思う。なぜなら、彼らのコンピュータ脳は”人道的”とか、そのための”援助”という言葉を識別できないからだ。ただし、”アメリカ政府からイスラエルへの”とあれば別だが。そうすればはっきり分かる。

最近あるジャーナリストがガザの状況をこう伝えている:

「イスラエルは3年にもなる包囲でガザを棺桶同様にした。そのお陰で、サハラ以南のアフリカ地域に劣らない栄養不良をもたらし、下水は通りに垂れ流れで海を汚染し、集団懲罰につぐ集団懲罰で家々は今だにブルドーザーで潰されている。男、女、子どもが今でも狙撃され殺される。子どもたちは衝撃音で聴力を失い、その多くが心的外傷ストレス障害(PTSD)になっている。その大半は”殉教者”になる以外何の希望も無い」

人々をそこまで無慈悲に扱うことがどうやってできるのか?その質問には、過激派シオニストが本当に自分たちを神の選民だと信じていること,従ってパレスチナ人は家畜以下だと考えていることを理解しないと答えられない。

イスラエル元首相でテロリストのメナヘム・ベギンはイスラエル国会での演説でパレスチナ人を”二本足で歩く獣”と表現した。別の元首相でテロリストのイツァーク・シャミールは1988年にイスラエルの入植者たちに「パレスチナ人たちは『バッタのように、石と壁に頭をぶつけられて潰されるだろう』と語った。

元首相でテロリストのアリエル・シャロンは、外務大臣だった1998年当時にその計画はパレスチナ人たちに対するものだということを明らかにした。

「国民にはっきりと勇気をもって時代とともに忘れかけているいくつかの事実を示すことがイスラエルの指導者たちの責務だ。その最初のものは、アラブ人たちを立ち退かせ、彼らの土地を没収しないかぎり、シオニズムも植民地化もユダヤ人国家も無いことだ」

その計画とは、貧困と飢えと戦争を使ってパレスチナ人たちを殺し、追い出して、シオニストたちの領土を拡大して”偉大なるイスラエル”を造ることだ。その計画が着々と今進んでいる。
ブッシュ政権はこの8年間”ネオコン”というそれ自体アメリカ/イスラエル二重国籍者とシオニストたちが支配する組織によって支配されてきた。それには、ポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パール、ドウブ・ザッカイム、ウィリアム・クリストル、ロバート・ケイガン、エリオット・アブラムズ、ダグラス・フェイス、ジョン・ボルトン、ロバート・ズーリック、ディック・チェイニー、ドナルド・ラムズフェルドなどがいる。ネオコンのゴッドファーザーはドイツ生まれユダヤ人”哲学者”の故レオ・ストラウスだ。彼は国民は敬虔なエリートたちによって統治されるべきだと信じていた。

しかし、シオニスト支配の時代も確かに終わっている。なぜなら”ミスター・チェンジ”が”権力の座”にもうすぐ座るからだ。そうであって欲しいものなのだが。バラク・オバマは、ラーム・エマニュエルをホワイトハウス首席補佐官にしたように彼の新政権をシオニストで固めている。

エマニュエルの父、ベンジャミンは前述したパレスチナのイルグンというテロ集団のメンバーだった。だから、オバマ政権がイスラエル/パレスチナ政策で”公平”でバランスある立場をとることを私たちは明らかに期待できる。オバマがガザ爆撃に沈黙しているわけである。

オバマ政府は隷属的にイスラエル支持になるだろう。なぜなら、彼はその大統領席を守るためにはアメリカの圧倒的なシオニストロビーの力が必要だからだ。彼の副大統領のジョー・バイデンは長年のイスラエルのカバン持ちだ。彼はイスラエルのテレビで、「私はシオニストです・・ユダヤ人でなくてもシオニストになれます」と言っている。ヒラリー・クリントン国務長官もイスラエルの手下だ。もしイランが神の選んだ国を核攻撃したらイランを必ず消滅させると言っている。

もしイスラエルがイランを核攻撃したらイスラエルを消滅させると彼女は言うだろうか?あり得ない。

パレスチナ人たちにはチャンスはあり得なかった。なぜなら常に不利な立場に置かされ、ゲームは不正に操作されてきたからだ。第一次世界大戦当時、ロスチャイルドに支配されたイギリス政府はパレスチナのアラブ人たちに、もしオットーマン・トルコと戦ってパレスチナと他の土地から追い出したらパレスチナの独立を褒美としてあげようと言った。

パレスチナのアラブ人たちは同意し、トーマス・エドワード・ローレンス大尉”アラビアのロレンス”によってイギリスからの支援を得てオットーマン帝国を敗退させた。しかし、褒美は独立ではなかった。それは最初にイギリスの委任統治であり、そしてその後のシオニスト支配のイスラエルの占領だった。

ローレンスが後に認めているように、アラブ人たちは騙されたわけだ。そしてそれからずっと騙されている。あの”ロードマップ”や”平和交渉”は常に無意味に終わるようになっているのだ。それらは現状維持のためのもので、やがてはパレスチナ人たちを基本的にすべていなくさせるまでの口実だ。

イスラエルは、ガザ”自治政府”を公式に支配しているパレスチナ人組織ハマス による攻撃の”報復”として人々を殺していると常に言う。しかし、支配とは名ばかりで、実際はイスラエルがガザに出入りする物や人をすべて決めているのだ。

ハマスの戦闘員はこれまでのところ旧式なロケットを発射して4人殺した。確かに遺憾なことだし、あってはならないことだ。ハマスを弁護する気持ちは無い。それはまた同じ独裁的存在だ。しかし、自分自身にこう問いかけてみるといい。ほぼ60年間に渡る抑圧と迫害の後に、しかも世界が何もしない今のパレスチナ人たちがいる状況に、あなた自身が置かれたらどうするか?

不正を除いたら、その不正への暴力的応酬の動機を除くことになる。惨めな境遇を受け入れるか、戦うかという場に人を置けば、誰かは必ず後者を選ぶ。

根本的な原因である”不正”に立ち向かう代わりに、イスラエルは数日間で最新技術を用いた爆撃で応酬し、何百人を殺し何千人を負傷させた。その内の少なくとも90%はロケット攻撃とは何の関係もない男、女と子どもたちだ。2007年には、一人のイスラエル人に対して25人のパレスチナ人が殺された。それは単なる”自己防衛”ではすまない。

パレスチナ人たちへのこの残虐行為は、シオニストのテロ組織がイスラエル国家保存のために暴力的作戦を始めて以来続いているが、その継続している凶悪行為は”反ユダヤ主義”のレッテルを貼られるという恐れによって抑えられている。

ロスチャイルド帝国は、名誉毀損防止組合(ADL)といった多くの”反差別”組織のネットワークを大々的に造って来た。そうすることで、アメリカやそれ以外でイスラエルやその支配するネットワークを明らかにしたり非難する者たちは誰でも”反ユダヤ”とか”人種差別主義者”と言って決めつけて来た。

政治家たち(わずかな者を除いてすべて脅かされ、あるいは報酬を受けて黙らされている)、大学教授たち、私のような人たち、そして何かの社会的存在の人たちは、イスラエルのことやたまたまユダヤ人である人のことを暴露すると即座にADLから糾弾され、ロボット”左翼”のロボット過激派からの支援を得て中傷されてしまう。

自分たちを選民だと主張し,その上他を差別主義と非難するという皮肉には驚き呆れるばかりだ。

ユダヤ人の中には優れたノーマン・フィンケルシュタインのような専横に楯突く人がいるが、”自己嫌悪者”と言われ、その結果、職も失い、生活できなくなるケースが普通だ。ロスチャイルドに比べれば、どの独裁者も顔負けだ。

自分たちのことが怖いからといって、パレスチナ人たちのことを見過ごすことはできないし、するべきではない。一体我々は何だ、ネズミか?

これは人種差別ではない。これはファシズムだ。何もできない悲劇の人々に対する日ごとの殺戮だ。私が言うことにADLや、プロパガンダを繰り返す青臭い連中のような“左翼派”がどう思おうが関係ない。

言わなければいけないことがあるから、誰かが言ったまでのことだ。

ところで、シオニストたちの計画は、イルミナティのファミリーと結託したはるかに大きな世界計画の一部であるが、それを進めている連中は一般のユダヤ人のことなどどうでもいいと思っている。その大きな目標の前には、彼らは単なる使い捨てに過ぎない。

イスラエルの最初の首相でテロリストのデービッド・ベン・グリオンはこう言った。

「もし、ドイツにいる子どもたちをイギリスに移すことで全員を救うことができるが、イスラエルに移すにはその半分しか救えないと知ったら、私は後者を選ぶ。なぜなら、私たちの前にあるのはこれらの子どもたちの数だけでない。イスラエル国民の歴史的報いがあるからだ」

こんなことを言うとは、なんという病んだ心だ?そういう者が1948年からイスラエルを治めている。

私たちは、ユダヤとか非ユダヤとかイスラムといった馬鹿馬鹿しい、子どもじみた呼び名を捨て、あらゆる人々への平和と公正の名の下に一緒になる必要がある。ユダヤ人の不正とかパレスチナ人の不正があるのではない。ただ不正があるのみだ。

ある人に公正で、他には不正であれば、それは誰にとっても公正ではあり得ない。すべての人にとって適用できないのなら、そんな公正など意味がない。そして、世界が沈黙を続け、見て見ぬ振りをしているかぎり、それがパレスチナ人たちに適用されることは決してないだろう。
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原文:David Icke Newsletter

金曜日, 1月 02, 2009

新年の言葉

新たな年の門出に、ニール・ドナルド・ウォルシュから送られて来たメッセージです。

1. 人生は、居心地よい場所の終わりから始まる。安住の最中(さなか)に人生の輝きはない。それはその端にある。

2. 外側で起きていることはどうしようもできないように見えるだろう。だが、心に起こることはいつもなんとかできる。

3. 心配することの95%は、通り過ぎることさえない。そして残りの5%は心配するに値しないものだ。

4. 良いことは毎日あなたに向かって流れて来ている。それをどこまで経験するかは、あなたがそれをどのくらい受け入れられるかによる。

5. 想像する以上の多くの人たちが、あなたに光を見、あなたの心は知り、あなたの魂を大事にしている。あなたがどんなに多くの人たちを素晴らしい気分にさせてきたか知ったら、驚くだろう。

6. 討論しても何の解決にもならない。”正しい”と主張してうまく行くことはまずない。意見が合わないときに、解決してくれるのは愛だ。

7. あらゆるものは今ここに完全だ。そして今ここにあるものが存在するすべてだ。

8. 「それで僕が85になって,何か変わるのかい?」と自分に訊いてごらん。もしその時にそれが自分にとって大事なことなら、今も大事だと思いなさい。

9. 毎日、正しくあり、愛であるチャンスがある。

10. あなたは広大無辺の一部だ。決してひとりぼっちではない。

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そして、これはまた別に、オーストラリアの友人が元旦に送ってくれた映像です。
心が温かくなりますね。