昨日はよく雨が降りました。お陰で、昨年修理した田んぼの土手がまた崩れてしまいました。やれやれ、またユンボを運び込まなければ。
ことしは、モーツァルト生誕250年ということらしいです。じつは、私は生粋の(変な表現ですが)モーツァルトファンなのです。若い頃はベートーベン,ショパン、チャイコフスキーなどを好んで聴いていました。モーツァルトはどうもピンとこなかったのです。やはりベートーベンの感動的な力強い響きに酔っていました。ところがある日、車を運転していたら妙にこころを吸い込まれるような曲想が流れてきました。実に軽やかでしかもその背後に複雑なメロディラインが流れています。それがモーツァルトに開眼した瞬間でした。それ以来、ほとんどクラシックはモーツァルトです。不思議なもので、いままであんなにこころを揺さぶられていたはずのベートーベンが、意外にもよそよそしく聴こえるのです。モーツァルトは、ある年齢にならないとその本当の素晴らしさが理解できないのかもしれません。少なくとも私はそうでした。でも、どうしてこんなにモーツァルトなのかという疑問に対するひとつの理由は、彼の誕生日が私の次の日だったことかもしれません。いつかヨーロッパをモーツァルトコンサートツアーするのが夢です。
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