現代社会のあらゆるレベルでの混乱の原因を探って行くと、未だ誰も気づいていないある大きな落とし穴につきあたります。その大いなる「勘違い」を人類全体が抱えている可能性があるのです。
それは科学の概念です。
例えば、物が下に落ちることは誰の目にも当たり前ですが、ではいったいどうして物が落ちるのか、その理由が実証されていないことをご存知でしょうか。ええ、ニュートンの万有引力の法則があるからですね。でも、その法則は実証されていないのです。モノがモノを無限に引っぱるという力がどこからくるのか、その理由はいまだ明らかにされていません。つまり、ニュートンの法則は仮説なのです。
万有引力という仮想の力を想定すると自然現象がうまく説明できるというだけで、それが法則として確立し現在にいたっています。ニュートンの弟子と言えるアインシュタインもそれを法則として相対性理論を立てました。
じつはニュートン以前の科学は(これは西欧科学という意味ですが)、森羅万象の真理、”つまりどうしてそうなるのか?”を探求することでした。その意味で、科学は哲学でもあったわけです。
当時はすでに地球が丸いこと、自転していること、そして太陽の周りを公転していることなど、ほとんどの天体の動きは分かっていました。
例えば、月が地球の周りを廻っているのは、何か未知の物質が宇宙に満ちていて、その働きのせいではないかという宇宙渦理論をルネ・デカルトは考えていました。物質を動かすにはなにか他からの力が必要で、物質そのものに力があるなどと当時の科学者たちは思っていなかったのです。
デカルトの弟子ニュートンは、計算に面倒な”未知の物質媒体”など宇宙には存在しないと想定して、月が地球から遠心力で飛んで行かないのは、地球が引力で引っぱっているからだと主張したのです。モノにはモノを引っぱる引力があるのだと”仮定”して、いわゆる重力方程式を提唱したところ、これが見事に天体の動きを説明したので”法則”とみなされたわけです。
そして、これがそれまでの科学と決定的に異なるのは、ニュートン以来、科学は”どうしてか?”という疑問は問わないいわゆる”実証主義科学”になったのです。それは、科学は形而上の問題(目に見えない世界)には関わらないで、形而下(目に見える世界)だけを対象にするともいえるでしょう。それはまた、科学が哲学と決別するという意味でもありました。
その科学観が現代社会のあらゆる面に影響を及ぼしていると言えるのです。単純に言えば、それは唯物的世界観であり、意識やこころや魂といったスピリチュアルな存在には触れないとも言っていいでしょう。それがモノや金や地位に価値を置く今の世の中の風潮の根本原因になっているのではないでしょうか。”実証科学主義”はまた数学に価値を置く概念でもあります。民主主義の多数決の原理は本当に”絶対的”価値があるのでしょうか。多数派が正しく、少数派が間違いという考えは、強者と弱者との区分けや結果的にいじめにつながる危険はないのでしょうか。近代科学はそのような意味でこころの通わない”暴力的”科学だと言えるでしょう。
そのような科学観に価値を置く今の世界に平和をもたらすことは不可能です。
そのような西欧のニュートン科学観に対して、私たち日本人が歴史的に培って来た概念は、いわゆる”心身一如”という東洋哲理の基本概念に集約されるでしょう。つまり、こころとからだ(モノ)は繋がっているという意味です。まさにガンジーの”非暴力主義”につながる考え方です。
そして今、西欧唯物的科学観に行き詰まった世界思想にとって変わるものが、この東洋哲理に根ざした未来科学だと私たち未来地球研究所は考えています。それが私たちの提唱する「宇宙生命論」です。
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未来地球研究所が以下のような「宇宙生命論」講座を企画しましたのでご案内致します。
①「水の神秘と科学」12月21日(月)
水は、私たちの生命に欠かせない存在ですが、その不可思議な反応作用の真の理由について現代科学はほとんど満足の行く説明ができていません。水中のイオンとはなにか、なぜクラスター構造なのか、水分子のさまざまな活性、なぜ言葉が結晶構造を変化させるのか、放射能によるラジカル化とガンの関係など”水の神秘”を新しい素粒子論(渦磁場理論)に基ずく化学的かつ物理学的視点から考察します。
日時: 2009年12月21日(月) 受付9:00 9:30~16:00
会場: 東京産業貿易会館6階「港区商工会館」研修室 定員100
東京都港区海岸1-7-8 Tel 03-3433-0862 JR山手線浜松町駅北口より徒歩5分
http://www.i-mam.co.jp/map_sanbo2.html
②「生命体と霊魂」12月23日(水)
スピリチュアルな世界(霊界)とはいったい何でしょう。この見えない世界を科学的に理解するためには、現在の「物質科学」ではなく、”渦磁場”エネルギーがあらゆる存在の根源であるという「宇宙生命論」に立脚した「生命科学(場の科学)」を知る必要があります。例えば、ズザネ管の「光ファイバー的な構造」や、オーラ魂の84本の電子線の話、磁場位相とアカシック・レコード、あるいは生命位相そのものの構造など。さらに「宇宙生命論」から見た「悟り」、霊魂体宇宙人の話、そしてすべての始まりである銀河史について考察します。
日時: 2009年12月23日(水) 受付9:30 10:00~16:00
会場: 神奈川近代文学館 中会議室 定員60
横浜市中区山手町110 Tel 045-622-6666
http://www.kanabun.or.jp/0g20.html
講師: 日諸賢一(未来地球研究所主任研究員・講師)
プロフィール: 仏教思想にも造詣が深い氏は、易学(陰陽論)の根本理論を統一(歴史的なコピーミスを修正)し、物理学においては、 世界の頭脳が未だ統一出来ないでいる4つの力ばかりか、 生命・記憶・精神・霊魂をも含めた全宇宙に共通する宇宙の摂理を「 宇宙生命論 」として発表し、北海道大学での素粒子物理研究を通して その科学的実証に成功。 以降、宇宙や生命の目的や仕組みを伝える活動を続けている。
受講料: ①②とも各5,000円
お申し込み: e-mail: miraichikyu@gmail.com FAX 04-7097-1215
(e-mailでのお申し込みの際は、タイトルに「未来地球研究所」講演とお書きください。)
未来地球研究所 http://miraichikyu.org/ Tel 04-7097-1011
さらに、アネモネ主催で12月20日(日)も宇宙生命論講座が追加されました。
③「生命の仕組みとアセンション」
私たちの体と魂はどのように繋がっているのか、
体を流れるエネルギーの管、オーラ、大脳内のアンテナの動きと、
体と魂をつなぐエネルギーシステムについて日諸賢一さんが解説します。
同時に、輪廻転生やアセンションの秘密を解き明かします。
さらに神々の世界の成り立ちや構造、神々と人間の意識のつながりなど
これまで語られることのなかった真実をお伝えします。
日時:12月20日(日) 受付 13:30 14:00〜16:00
会場 綿商会館1F
料金 前売4000円
当日5000円
申し込みはアネモネへ。
お問い合わせはビオ・マガジンTEL.03-5436-9200へ。
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