水曜日, 7月 29, 2009

"地球の歌”(EARTH SONG)

”アースソング(地球の歌)”というマイケル・ジャクソンのミュージックビデオを友人から今日教えられました。私は初めて観たのですが、1995年の制作だそうですね。

じつは、マシュー君のメッセージでマイケル・ジャクソンの死について言及していることで、疑問を投げかけた読者の方がいまして、ちょっと論議を呼んでいます。

でも、このビデオを観れば、それだけでもマイケルがただ者ではないことが理解できますね。

さて、このビデオの最後に簡単な解説訳がありますが、とても大切なことを伝えていますので以下に詳しい訳を書きました。ご参照ください。

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”アースソング(地球の歌)”のミュージックビデオは4大陸で撮影されました。そのすべてで人間たちとそのテクノロジーによってもたらされた様々なかたちの被害が起きています。

ロケーション場所は以下のとおりです。

アマゾンの熱帯雨林地域

このビデオに写っているこの森林の大半はすでに存在していません。このビデオ撮影後の1週間以内に完全に破壊される運命になっていました。ここに出て来る人たちはこの地域の先住民たちで、プロの俳優ではありません。

クロアチア

この映像は戦争地域で、そこの住民たちと一緒に撮影されました。

タンザニア

この映像にはマサイ族の村の人たちが写っています。このミュージックビデオ制作にあたって、動物を傷つけるような事は一切していません。非人道的な動物虐待の実際の映像は、過去のドキュメンタリーから入手しました。撮影中、1頭のアフリカ象が(このビデオには出てきません)撮影現場から数マイル以内の地点で、密猟者に殺される事件があったことをここに書き留めておきます。

ニューヨーク

森林火災のシーンは、ニューヨーク州ウォーウィックにあるトウモロコシ畑に7,200坪のオープン野外セットを作って撮影されました。この映像撮影中の同じ週に、ロングアイランドとニュージャージーにある何千エーカーの森林が放火で消失しました。

水曜日, 7月 22, 2009

マシュー君のメッセージ(23)

もしバラク・オバマ大統領がもっと早い時期にアメリカに現れていたら、たぶんマイケル・ジャクソンの50歳の死はなかったと思います。アフリカ系アメリカンというカラーを生来背負ったことが、最高の地位に登り詰めても離れられなかった彼の劣等感からの苦悩の根底にあったのではないでしょうか。若い頃のマイケルの写真と死の直前の写真を見比べるだけで、こころが痛みます。
これは先週ニューヨーク・ハーレムで開かれた全米最大の人権団体NACCP100周年大会でのオバマ大統領の演説です。原稿をほとんど読む事もなしに自信溢れる演説をするオバマを観ると、彼がいかに卓越した天性の指導者であるかと同時に、黒人大統領の出現がアメリカの有色人種層に与える自信と勇気のインパクトをあらためて認識せざるを得ません。もちろん、初めて黒人が大統領になった意味を彼は強調していますが、ここにマイケルがいてもちっともおかしくなかったですね。

私は80年代ハリウッドで小さな音楽プロダクションを仲間たちとやっていました。ある日、カメラマンのT君が興奮してビデオ(当時はすべてテープです)をオフィスに抱えてやってきて、ぜひ観てくれというのでしぶしぶ観たのが"Billie Jean"でした。それがマイケル・ジャクソンとの私の出会いでした。そのとき、マイケルのパーフォーマンスと新鮮なサウンドに一気に魅了されたことを覚えています。それまでの私の記憶は、なつかしいジャクソンファイブのあの可愛いマイケルだけでしたから。

そのT君の日本にいる友人がマイケルと親しく、マイケルが健康上のことで日本食や漢方薬に興味を持っていて毎晩のように電話でいろいろと訊ねてくるんだと言っていたのを覚えています。その後残念ながらマイケルとは会える機会はありませんでしたが。

マイケルはもちろん天性の才能豊かなパフォーマーでしたが、彼の真価を最初に見出し、スターダムに持ち上げたのは、本来ジャズ畑のプロデューサー、クインシー・ジョーンズです。マイケルのアルバム”スリラー”で一躍有名になったクインシーは、当時の私たちの音楽業界では一世を風靡する存在だったことを覚えています。

さて、最後にマシューのお母さん、スーザンさんのご主人であるボブさんのことが書いてありますが、彼は最近手術を受けいまだ入院中です。でも本人はいたって元気だとスーザンさんから連絡がありました。

早い回復を祈ります。

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マシューのJPG

2009年7月18日

マイケル・ジャクソンへの溢れ出る愛、豚インフルエンザワクチンの強制予防接種、見せかけの経済基盤安定化、スピリチュアルな進化の進行、”悲観的予測”の偽情報

1. マシューです。このステーション(霊的領域)のすべての魂から心からのご挨拶をします。宇宙の永遠のタペストリー(織物)からすれば、ほんのわずかな瞬間ですが、生涯が無条件の愛で体現された美しい魂の死を悼むマイケル・ジャクソンの家族たちへの同情と憐れみに世界中のこころが一つになっています。その瞬間は、マイケルの世界的に絶賛された才能と感動的な演技を思い出して悲しみがひとつになったということ以上の意味があります・・彼の死によって、地球の人々のこころに愛の輝きが呼び起こされたのです。そして、そうなることで、彼のこの転生の主な使命が最高にうまく成就されたことになるのです。今でも起き上がっている愛のエネルギーがこの惑星地球中の波動を高めています。

2. 一人ひとりにとっては、それは悲しみを克服する瞬間であり、何年か前に彼が犯したと思っていることを赦す瞬間でもありました。彼がそれらの容疑に無罪の判決を受けた当時、僕はその判決に疑問を抱く読者にこう答えました・・それは公正で正しい判決です、なぜなら彼に対する容疑は嘘だったからです。僕はまた、関わっている人間たちは全員生前にそれぞれの役割を担うことに合意したわけですが、マイケルが耐え忍んだストレスの重みが、彼を告発した者たちの魂の成長のためと思って合意した経験よりはるかに上回ってしまったことも言いました。どんなに彼のつらい試練が彼の健康を害し、そのために最後には合意していた寿命よりも早く霊界へ移行することになったことを見るのは悲しい事でした。深い喪失感を抱いている人は、マイケルはニルヴァーナで大勢の他人の幸福を願う人たちに歓迎され、彼のエーテル体を急速に強化させるための個人的な集中治療を受けたので安心してください・・彼の肉体も痛ましいほどに衰弱していました。

(訳注)2005年6月21日付けのメッセージでこのことを以下のように言っています。
無罪放免は当然あるべき唯一の公正で正しい判決です。マイケルはある人たちには”異様に”見えるかっこをしたり、そのような生活をしてきたかもしれませんが、彼が告発されたような行為はしていません。この疑惑と裁判がアメリカのマスコミ好きたちを二分しましたが、それは政治経済を操る連中が大衆を分断させるためにいつもやる偽装工作です。マイケルの転生に関わるすべての人物はそれぞれの役割を演じることに合意しているわけですが・・この事件だけでなく、彼の人生を通してです・・この事件からの過剰なストレスとそれが彼の健康全体に及ぼす影響がマイケルの魂の合意したものをはるかに超えるものになっています
3. マイケルは最近魂の移行を選んだ著名な人たちの一人ですが、家族や友人にしか知られない何百万の魂たちも地球での転生を離れることを選んでいます。そして、黄金時代が完全に達成するまでにはさらに多くの何百万の魂たちがそうするでしょう。魂の合意を成就する魂たちがいる一方で、他の魂たちは合意契約を修正して、周りの環境の厳しいネガティビティ(破壊的エネルギー)から抜け出て霊界に行き、上界から光を送ることでこの惑星の破壊的影響を減らす手伝いをするでしょう。ですからどうかこれらの”いのちが若くして逝った”と思わないでください。そうでなく、むしろ彼らは喜んで霊界に戻ったことを知って、彼らの地球とそのすべての生命体に対する愛に溢れた働きに感謝してください。

4. マイケル・ジャクソンへの溢れるような愛とその対極をなすのが、豚インフルエンザを作った者たちの考えている事です。またまたこれらの闇の連中が”世界的流行だ!”とわめいています。彼らはSARSでも、鳥インフルエンザでも、そして最初の豚インフルエンザの流行でもそのような状況をつくることに失敗しました。そして、世界的なパニック状態を起こそうという2回目の試みも実現しなかったわけです。彼らの深い挫折感が増大する絶望感と伴って、豚インフルエンザをもう一度表舞台に呼び戻そうとしたのが、これまで2度失敗した試みにはなかった強制予防接種を加えたことです。

5. 国民への軽いインフルエンザの予防接種に広い反対の動きがあることは心強いことですが、この時点でそれがそのワクチンプログラムを頓挫させられるかどうかは分かりません。というのは、反対するエネルギーと製薬会社の経営者たちの欲深い恐ろしい意図のエネルギーがほぼ拮抗しているからです。そうです、彼らは正真のイルミナティです。彼らは今でも強力な影響力を臨床医学や医学研究そして医薬品の政府認定機関に対して持っています・・つまり、彼らはひとつならず様々な手段を講じて病気を創造し、あなたたちの世界のあらゆる医療制度と医薬を思いのままにしてきているのです。でも、この前のインフルエンザ事件のように、僕たちの宇宙ファミリーのテクノロジーが豚インフルエンザウイルスが入ったワクチンを無害化しました。また、それを作った者たちが執拗に同様な企みをしようとする限りそうするでしょう。そして、予防接種の際にプログラム化したマイクロチップを埋め込まれるという心配はまったくありませんからご心配なく・・もしそのような試みがあっても、同じテクノロジーでそのプログラミングは消去されるでしょう。

6. 世界人口を大幅に減少させようというこの新しいインフルエンザの企みと他のイルミナティの策謀の証拠は有り余るほどなので、やがては恐れと無知と経済的従属による闇のグループの長かった支配を完全に駆逐するでしょう。あなたたちの世界のとんでもない規模の腐敗と欺瞞が明るみにされるときは、主要マスコミでさえもその驚くべき事実を黙らせることはできないでしょう。国中で、そして国際的に偶像視されている者たちが”地位を追われる”でしょう。不誠実で専横的な政府指導者たちが誠実で賢明な指導者たちによって取って替わられるでしょう。戦争思考が存在するところでは、それが平和的交渉に変わり、貧困が世界資源の公正な分配に変わるでしょう。

7. でもどうか辛抱してください。今起きていることは革命ではありません。スピリチュアルな進化なのです・・それが光のやり方です。それが光の使者(ライトワーカー)たちと光の勇者(ライトウォリアー)たちのやり方です。彼らの闇に対する鎧と武器は光のパワーなのです。愛は、光と同じエネルギーで,単に表現が異なるだけです。そしてそれは大宇宙(コスモス)で最もパワーのあるエネルギーです。光のメッセンジャーがしばしばあなたたちに闇の者たちに光と愛を送りなさいと言うのはその理由からです。あらゆるものは一つであるというワンネスの部分として、彼らはあなたたちの魂レベルの兄弟姉妹たちであり、その転生で愛の本質がない辛い経験をしているのです。その愛の欠如が彼らのネガティブ(破壊的)な動機と行動の根底にあり、それが大勢の人々に第三密度のカルマ学習を成就するために必要な条件をもたらしているのです。この宇宙の真理を知ることが、憐れみと感謝の気持ちと愛がない人たちへ送る愛の光を産むのです。

8. さて、世界経済の混乱はそれをもたらしたシステムそのものの中で解決されるように見えます。これはイルミナティの計略で、そもそもの始まりから芯まで腐敗している彼らのシステムがすでに崩壊していてうわべだけが残っていることをあなたたちに知らせまいとしているのです。新しい経済基盤と対策への転換は大変な作業です。いまこれが起きる事を公表することは、ビジネス界全体をパニックに陥れることになるのでできません。先端を行く光の魂たちは、パニックが、必死になってしがみついている闇の勢力を勢いづけてしまうことを知っています。恐れでいっぱいになった大衆をつくらないためにも、これらの新しい指導者たちが密かに賢明なステップを取って行くことが肝心なのです。

9. また再び広まっている多くの人たちの不安の元の”悲観的予測”の根源に、恐れがあります。僕たちは以前のメッセージで言ったことを繰り返すことしかできません。光の存在からだとされているチャネリングメッセージが、実は闇の存在からのものであることがあります。それが受け取る側を騙して嘘の情報を流させることで恐怖をもたらし,同時にそれが他のチャネリング情報と違うので混乱を生じています。何十億の人間が死ぬような大地震と大津波の時期を特定する多くの予想が現れては消えていき、それらの予測された出来事は起きなかったのですから、まったく経験しないかもしれないことを恐れる事がなぜ理屈に合わず、思慮に欠けるのかお分かりでしょう。

10. 地球がもっとネガティビティ(破壊エネルギー)を解放しなければならないこと、そしてその自然な方法が地球物理学的な出来事であることは本当です。ですからそういったことがその必要がなくなるまで続くでしょう。でも、この惑星地球の近くにいる僕たちの宇宙ファミリーの高度に進化したテクノロジーによって、人工の、あるいは自然に起こる地震や嵐、火山噴火の破壊エネルギーが引き続き減少させられるでしょう。まったく犠牲者が出ず被害もないと僕たちは言えませんが、確信をもって言えることは、宇宙船で大量の人々が脱出するという話は偽りです・・そんな必要がないからです。別の誤った情報の例は、惑星地球の大破滅の生存者は、地球表面が居住不可能になるので地底生活を長い期間余儀なくされるだろうというものです。 なんと現実とかけ離れた話でしょう。地球は本来の健康を取り戻しつつあります。彼女のかつての純粋な美しさも同様です。そしてあなたたちの想像以上のスピードで!

11. ここでもう一度あなたたちにお願いします。情報はすべてしっかりと見極め、あらゆる宇宙の知識と真理が存在する魂からのメッセージである直感を信じるようにしてください。

12. 今日の僕のメッセージがいつになく短いのは、僕の地球ファミリーがボブの健康上の問題に取り組んでいるので母が他のことをやらざるを得なくなったからです。

13. 霊界と肉体界にいるすべての光の魂たちが、地球の黄金時代への着実なアセンションのこの最後の段階の間、あなたたちをたくさんの方法で助けてくれています。僕たちはあなたたちを愛情をもって招き入れ、あなたたちの旅のお供をします。

愛と平和を
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スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

月曜日, 7月 06, 2009

六ヶ所村再処理工場の現実

まずは6月26日に放送されたこのNHKニュースをごらん下さい。



このニュース映像に出て来る細胞中のプルトニウムは、わずかその1微粒子がミクロンという単位の目に見えない大きさの存在ですが、ほぼ半永久的に(実際にはPu239の半減期は2万4000年)、2mSv(ミリシーベルト)を超える強力な放射線をからだの細胞中で出しつづけるのです。

これを体内被曝と言います。NHKニュースは、広島・長崎の被曝者が外部被曝だけでなく、体内被曝に曝されていたこと、そしてそれが今でも細胞中のDNAを損傷することでガン発症の原因になっている事実を初めて明らかにしたことを伝えています。

この事実が示す重大な意味をはたしてどのくらいの人々が理解しているでしょうか。

ミリシーベルトとは、からだの受ける放射線の被曝量の単位です。例えば、自然界にも放射能はありますが、私たちは年間で2.4mSvの放射線を常に浴びているのです。それは非常に低い量だから人体には影響がないとされています。

でもここで問題になるのは、それが体内被曝だからなのです。

たしかに年間2.4mSvの自然放射線は、人体の皮膚を通過できないほど弱いものかもしれません。でも世の中で最も恐ろしい毒性をもつとされるプルトニウムの場合、それが一旦体内に取り込まれ、細胞中に留まると、アルファ線という強力な放射線を放出しつづけるのです。

これは一般に低レベル放射線(あるいは低線量放射線)と呼ばれるもので、政府や原子力業界は人体には危険はないとして、原子力施設から環境への放出やそれらから出る核廃棄物の処理をこれまで認めて来ました。

早い話が、怖い放射線物質でも薄めてばらまけば大丈夫という考えです。

現在、日本にある55基の原子炉、そして論議を呼んでいる六ヶ所村の再処理核施設が大手を振って存在できるのは、この低レベル放射線が人体には安全であるということがその根拠になっているからです。

スターングラス博士のJPG

低レベル放射線の人体への危険性を世界で初めて訴えたアメリカの核科学者がいます。X線被曝とガンとの関連性を示したアーネスト・スターングラス博士です。(ちなみに、博士はX線を1回受けるごとに、ガンになる可能性が倍増することを公表しました)。

スターングラス博士をいち早く日本に紹介したのは、自身被曝者である肥田舜太郎医師です。肥田先生も低レベル放射線の危険性にいち早く気づき、現在でも老齢のからだにむち打って講演などでご活躍なさっています。

以下は、肥田先生が翻訳したスターングラス博士とジェイ・グールド共著の「内部の敵」訳者あとがきからの引用です。

肥田舜太郎さんのJPG

「『内部の敵』は、核時代の始まり以降、異常に増加したアメリカ女性の乳ガンの発症に明らかな地域差があること、その地域差は、核原子炉施設の50マイル、或は100マイル以内にある郡およびその集団、以遠の郡およびその集団、原子炉の風上の郡およびその集団と風下の郡およびその集団の乳ガン死亡率の差異に一致していることを、疫学的に証明し,問題のあった地域について、政府機関が「異常はなかった」と発表した放射線被害報告から、統計学の高度な知識と優れたコンピュータ技術を駆使して、隠ぺいされた低線量放射線による被害を見事に暴き出した貴重な調査研究です。・・・私は、体内に摂取された放射性物質からの低線量放射線の影響に、執拗に執着してきました。一つは,広島、長崎の入市被曝者の多数が、放射線の影響としか考えようのない複雑な病状に苦しみながら,「原爆放射線とは関係なし」として援護の対象から除外されてきたことへの強い憤りからであり、二つは,アメリカで被曝米兵や核産業の労働者、死の灰降下地域の住民などが、彼らの癌や、診断のつかない疾病が放射線とは関係なしと突き放されることに疑問を持ち、「放射線の衝撃(低線量放射線の人体への影響ー被曝者医療の手引き)」を書いた、故ドンネル・W・ボードマン医師をはじめ,政府、軍、企業の妨害と圧力に屈せず,低線量放射線被害者のために地味な活動を続けているアメリカの少数の学者、研究者たちの献身に触発されたからです」(肥田舜太郎)

しかし、スターングラス博士や肥田医師たちの主張は、原子力発電所の開発を原子力の平和利用という名目で押し進める政府と原子力業界の強力な圧力によって完全に抑えられてしまいました。原子力(核)施設はその構造上、まったく外に放射線を出さない訳にはいきません。前述したように、仕方なく薄めて毎日環境に放出しているのです。もし、スターングラス博士たちの研究結果を認めてしまったら、核施設から環境へなにも排出できなくなってしまい、それはすべての原子力発電所とその他の核施設を止めることを意味するからです。

日本の原子力発電所から排出されるすべての量を超える低レベル放射線を毎日排出している核施設が青森に建設されました。六ヶ所村再処理工場です。

先日、南房総の和田町テトラスクロールで「六ヶ所村再処理工場おはなし会」があり、原子力資料情報室の澤井正子さんが原子力産業の問題点と六ヶ所村再処理工場の最新情報について話して下さいました。

それによると、六ヶ所村再処理工場というのは、原子力発電所からでた核廃棄物(使用済み燃料)を化学再処理してプルトニウムを取り出すのが目的です。高温の濃硝酸で核廃棄物を融解させてプルトニウムを取り出そうというのです。

じつは、この技術はまだ未完成なのです。

核保有国が確かにプルトニウムを再処理行程で取り出していますが、工場周辺の汚染がひどく、また処理過程で生成される高濃度核廃棄物の安全な処理法もまだできていないのが実態です。しかもそれらはほとんどが軍事施設なので、汚染の実態は明らかにされていません。

六ヶ所村再処理工場はまだ本格稼働ではなく試験運転中です。実際、なにを試験しているかというと、濃硝酸液による化学反応によって使用済み燃料からプルトニウムとウランを取り出す実験をしているのです。その際、残り滓の硝酸と高濃度の放射能で汚れた廃液ができます。これを廃棄物として運ぶのには、液体のままではあまりにも危険なので、ガラスに閉じ込めて固化しようとしているのです。そして、それをキャニスターに詰めて地中深く埋めてしまえばひとまず安全だというわけです。

ところが、この放射能で汚れた廃液のガラス固体化がなかなかうまく行っていません。もう2年間もやっているのですが、失敗続きで、その上最近では反応施設内部で事故まで起こしてしまい放射能汚染がひどく、収拾のめども立っていないのが実状です。本格稼働にはこの廃液が固化されたガラスキャニスターが年間1000本も必要だというのですから、専門家も当分国が本格稼働の認可を与えることはないだろうと予想しています。

問題はこの試験中(アクティブ試験)にもすさまじい量の放射能が大気中と海中に排出されているという事実です。前述したように、政府も原燃も薄めて環境に放出しているから人体には影響がないという態度です。

スターングラス博士たちの低レベル放射線の研究と今回のNHKが報道した事実から、ほんの1微粒子のプルトニウムでも人体内部に取り込めば発ガン物質になることが証明されています。

大気中と海水中に放出された放射線は、かならず食べ物や水、空気に含まれて私たちの暮らしの中に戻ってきます。多くの食品には確かに様々な発ガン物質が含まれていますが、それらの発がん性化学物質からのエネルギーは、プルトニウムなどの放射性核物質が発するエネルギーに比べれば問題なく小さなものです。それがたったの1微粒子でも。

このNHKの内部被曝に関するニュースは西日本だけしか放映されなかったそうです。どうしてでしょう?国民全員に知らせるほどのニュース価値がなかったからでしょうか?
これもメディアコントロールですね。

スターングラス博士は元々原子力発電用の原子炉の設計にも携わっていた科学者です。アメリカとソ連が核実験を繰り返していた冷戦当時、核実験の死の灰(放射性降下物質)による放射線の影響で世界の子どもたちの白血病やガンが急増している事実を議会で報告し、ケネディ大統領がそれを知って米ソ核実験停止条約に調印するきっかけになりました。

スターングラス博士を2006年に私たちが日本に招聘した際、成田からの車の中で開口一番こう言ったことを今でもはっきり覚えています。

「原子力発電所はすぐ閉鎖しなければならない。人間は核物質を扱えるほどの科学技術をまだ持っていないよ」

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アーネスト・スターングラス博士の日本での講演記録はここで見られます。
ハーモニクスギャラリー http://gallery.harmonicslife.net/main.php?g2_itemId=19

「内部の敵」はハーモニクスライフセンターで扱っているので、ご要望の方はご連絡ください。Tel04-7097-1011 1部2000円です。

土曜日, 7月 04, 2009

マシュー君のメッセージ(22)

6月始め、二人の日本人と見られる人物がイタリアとスイスの国境で、1340億ドル(約13兆円)に相当する米国債券をこっそり持ち出そうとして逮捕されたニュースが世界の新聞やテレビで大きく報道されたことをみなさんは記憶されていることでしょう。その後、主要マスコミはそれが偽造米国債券だったと断定して、この事件はうやむやのうちに立ち消えてしまいましたね。

BondのJPG


でもよく考えて下さい。いや、よく考える必要もないほどのことなのですが・・。そもそも誰が13兆円もの米国債(これは本物であれば現金に相当する物で日本が有する米国債6860億ドルの20%になります)をわざわざ偽造するでしょうか。容疑者の鞄から発見された額面10億ドル(1000億円)の米国債券を見て下さい。こんなものを手渡されてだれが信用しますか?そうです。政府のお墨付きがなければ、こんなとんでもない債券はまったくの遊びに終わることは明らかです。

BondのJPG

つまり、日本政府のお墨付きがあったからこそ、こっそりスイスでこれを現金に替えようとしたのでしょう。

そして、それを裏付けるように、6月19日、インターネット上のあるネットニュースが次のような驚くべき情報を伝えました。それによると、この二人が日本の財務省の職員であることがイタリア当局によって確認され、彼らは日本政府に債券をスイスに持ち出して密かに売却するよう指示されていたことをイタリア財務警察に証言したというのです。

さらに、例の酔っぱらい中川昭一前財務大臣の信任状も同時に見つかったというのですから、日本のマスコミ、とくに週刊誌などはこれぞとばかり記事にしても不思議はありません。でも、あれ以来、まったく完全に誰もだんまりなのです。

今回もマシュー君はメディアコントロールについて言及していますが、これはその典型的な一例にすぎません。それよりも問題の核心は、世界経済がすでに破綻しているという事実です。世界の基軸通貨である米ドルの信用がまったくないのだということをこの事件は如実に語っています。

経済破綻は、徐々に起こるとは思えません。世界経済市場が一旦パニック化したら、その日のうちにあの石油パニックが再現するでしょう。私は不安を煽るつもりはありませんが、万一の場合を考慮して、多少の現金や食料などを備蓄しておくことを勧めます。(これはマシュー君も言っていることです)

さて、今回はレプタリアンの話が中心になっています。これは4冊出版されているマシューブックの最後の本である”Voices of the UNIVERSE"(宇宙の声/未邦訳)から、”レプタリアン司令官が語るーホリス”という一章をまるまる引用したものです。今回のメッセージの中でも書いてありますが、他の銀河系からの侵入問題を議題にしたニルヴァーナ評議会の特別会議で、マシューはレプタリアン代表のホリスと出会ったのが、レプタリアンとの最初の出会いのようです。

マシュー君は”悪い”レプタリアンについて別のところでこう語っています。

「マシュー:個人的にそういう者と出会ったことはないけれど、彼らが地球と宇宙の他の場所で起こしている大混乱のことは知っている。あなたたちの中にいる者たちは、人間の姿をしているので、レプタリアンだとはまったく分からないけれど、彼らはお互いに分かるんだ。実際、彼らは自分たちの種を純血に保つために近親交配に努めている。そして、闇に傾いた人間たちの心を操って、彼らの全世界支配という目的の手助けをさせている。彼らは、あなたたちが悪と呼ぶものが具現化されたものだ。でももっと正確に言えば、彷徨う魂の状態に向かって急速に堕ちているエネルギー密度の重い魂たちが具現化されたものだ。

多くのレプタリアンたちがお互いに戦っている。それは、”良い”者たちが、肉体を持った他の光の存在たちと同様に、そのような極度のネガティビティを造っている一方の”悪い”者たちに激しく反発しているからだ。光はどのような存在たちにも制限なく与えられ、否定されることもない。それはあらゆる文明人たちの魂に与えられている。しかし、どの文明人の魂でもその気になれば、闇の勢力はそれを支配するだろう。」

「マシューブック2」より(近々ナチュラルスピリット社から出版予定です)

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マシューのJPG

2009年6月24日

オバマ政権の政策、イルミナティの複雑な権力基盤と階列、宇宙ファミリー、レプタリアン旗艦長との会話

1. マシューです。このステーションにいるすべての魂から心からのご挨拶をします。僕たちのいるところから見えるあなたたちの世界の出来事について報告します。なにか重大なことがどこかの国で起こると、必ずアメリカ政府の反応はどうだろうかと、人々の目はアメリカ合衆国に向けられます。アメリカ政府の国内政策に対しても同様な国際的な関心がありますが、それはそれが広範囲の影響を及ぼすことになるからです。それらの課題についての共通の関心から始めることにしましょう。

2. さて、イルミナティの主要マスコミへの支配にひびが入っているといっても、まだまだあなたたちに知って欲しくないような情報が報道されるほど、それが崩れてはいません。また彼らがまったく内密にしておこうとしているけれど、それができなくなっている状況の真相もすべて明らかにされているわけではありません。そして、オバマ大統領が、イルミナティの権力基盤の傘下にいることが知られている人間たちに極めて重要な責任を課していることや、彼の決定にはそれらの権力基盤を弱めるどころかむしろ強化しているように見えるものがあるので、それを嘆く光の使者たちの心配を反映するような報道がまったくないことも確かです。確かに、オバマのような高度に進化した魂には 僕たちの擁護は必要ありません。 そして、彼が取り組んでいることを僕たちが説明するのは、そのためにやっているわけではないのです。これを話す僕たちの目的は、がっかりするというエネルギーによって個人のバランスが崩されるだけでなく・・・或は、不満や失望、幻滅、怒り・・・そのエネルギーが地球に向かい、地球が光に変換しなければならないそのネガティビティ(破壊的エネルギー)をさらに助長してしまうからです。ですから、オバマがやっていることについて否定的な感情を持つよりも、あなたたちが願う世界の姿にこころをポジティブに集中をさせることの方がはるかによいことなのです。

3. それでは彼は何に取り組んでいるのでしょうか? 簡単に言えば、イルミナティの世界ネットワークの段階的解体です。この悪質な”ネットワーク組織”の背後にあって、政府や金融、商業、宗教、教育、報道、科学、エンターテイメント・・あなたたちの世界の暮らしにもっとも影響力を持つあらゆる分野・・にどれだけそれが浸透しているのか完全に把握しているのは、そのトップメンバーだけです。それらのわずかな数の頂点にいる人間たちの下に、その世界ネットワークのたくさんの各領域を支配している者たちがいます。それぞれはお互いにおおよその知識は持っていますが、個人的に彼や彼女が何をやっているのか以外は、どのような作戦についても詳しいことは何も知りません。このピラミッド序列の下のメンバーになればなるほど、イルミナティの存在そのものの理由も秘密のベールに隠されてしまいます。そしてその底辺には、何千人という者たちがいて、一体何の目的で本当はやっているのか理解のかけらもなく命令に従っているのです。それは1000個のパズルが箱から投げ出されたようなもので・・どの部分も、すべての部分がお互いにどう繋がっているのかまったく分かってないのです。ましてや、それらがすべて一緒につなげるとある全体図を描くことなど思いもよりません。イルミナティの場合、その全体図が邪悪そのものなのです。

4. 就任後、オバマ大統領はそれ以前にはまったく知り得なかった情報についての概要報告を受けました。この例えで言えば、その報告者たちはどれもパズルの部分を数個しか持っていませんでした。そのうえオバマが直面したことは、アメリカ合衆国の”不良”債券に意図的に端を発した厳しい世界経済状況でした。そして世界的な崩壊を阻止するためには、それに対して即対応できるような知識と経験あるチームが必要だったのです。イルミナティの経済ネットワークの巨大さを完全に掌握しているのはグループの頂点にいる連中だけですが、パズルの部分を繋げていくことで、オバマはその絡み合いと海外銀行に隠匿された資産に気づき始めています。でも、世界中の人々を操作し支配するためにどのようにそのお金が使われてきたかを示すパズルの全体図に到るには、まだこれから部分を寄せ合わせていかなければなりません。

5. イルミナティの権力基盤と影響力という複雑な組織の規模を想像するだけでも大変なことですが、それを完全に排除することはもっと大変なことです。世界からその悪質な支配を取り除くために、証拠を見つけ出し法的手段を取る対策が進行中です。でも、すべてが準備できないかぎり、それらの取り組みを公表することは無謀でしょう。ですから、イルミナティもオバマ陣営も、それぞれの活動が公になることを望んでいません。彼が善意から約束した”透明性”は、その代わりにしばらくは”秘密裏”にならざるをえません。光が順調にその強さを増し続け、真実がもう隠され、否定されることがなくなれば、今この瞬間では彼の選挙公約とは矛盾するように見える彼の賢いやり方の結果が見えてくるでしょう。

6. では、いくつかの具体的な質問に答えましょう。

彼が約束した変化はいつ見られるのでしょう?

いまはとりあえず”平常通り”の格好ですが、水面下でそれは進行中です。一方で彼は、大きな変革を始められるように、イルミナティの世界網のより糸を慎重にほぐす作業をしています。

7. オバマは国を社会主義に導こうとしているのでしょうか?
もしそうなら、彼はいつもそうしようとしていたのでしょうか?

彼の指導力を”社会主義”と結びつけようとするのは、市民の間に不安や悲嘆、不和をもたらそうという戦略です。どのような政府、運動、グループ、或は思想哲学でも、それにラベルを貼られるときは、その真の価値を崩そうというラベルを貼る者たちの意図があります。なぜなら、それが彼らの理念や動機と衝突するからです。ケネディー大統領の暗殺や”9・11”の犯人の公式説に疑問を唱える人たちは誰でも”陰謀論者”と呼ばれて、その結果どうなるか見れば分かるでしょう。

8. どうしてアメリカ大統領は、イルミナティの所有する連邦準備金システムの支配を助長しているのですか?

もうすぐあなたたちは”光るものはすべて金ではない”ことが分かるでしょう・・・つまり、それは実際には金なのですが、でももう彼らの金ではなくなるということです。連邦準備銀行がイルミナティのトップの指図で強化されているように見えるかもしれませんが、彼らはパニックに陥っているんです。なぜなら彼らの金融システムと巨大な富が彼らの支配から流れ出て行っているからです。僕たちがこれまでのメッセージで言ってきたように、連邦準備金制度は、それ以外にも何世紀にも渡って世界中の経済と商業を操ってきた不正で偽善的な策謀と一緒にすべて排除されるでしょう。

9. 北朝鮮がとっている脅威にアメリカはどう対応するのでしょう?

あなたたちは、イランやパキスタン、アフガニスタン、イラク、中東地域についても同様な質問をしています。それらの地域での状況は異なりますが、結果は同じでしょう。しばらくの間は、軍事的紛争が続き、抑圧や被害、死そして闇の活動も続くでしょう。けれども、オバマは話し合いの道を選んで行くでしょう。そして地球が辿る高い波動が増加するにつれて、現在の憎しみのある反抗的で好戦的な思考から、平和的な解決法が最後には現れてくるでしょう。

10. パレスチナ人への”移住支援”についてはほとんど知られていませんが、彼らをアメリカ合衆国に移住させようという人道的な活動が行われています。シオニストたちが、イスラエルの”生存権”という口実で60年に渡るパレスチナ人の抑圧を継続させるために、ロビイストを使って毎年イスラエルに何十億ドルもの贈与の議会投票をさせることはもうできないと、オバマはシオニストたちに強い声明を送っています。イルミナティの中でももっともパワーがあり危険なシオニストたちは、イスラエルの人々やどこかで暮らしているユダヤ人たちのことなどまったく気にもかけていません。でも彼らは、彼らの過去の歴史、それにはホロコーストへの関わりも含まれます、を明らかにしようとする者は誰でも”ユダヤ人差別”だと叫ぶのです。でも結局は、そのことも含め他の冷酷無慈悲なシオニスト運動の事実が明らかにされるでしょう。

11. 宇宙船(UFO)の目撃が増加していることから、世間でも気づいている人たちがあなたたちの惑星のまわりにいる宇宙人たちについて疑問を持つことは当然です。彼らがいつ着陸するかという疑問に対する答えは、以前僕たちが答えたことと同じです。彼らとあなたたち全員の安全が保障されるときです。

やって来るエイリアンがすべて友好的だとどうして確かに言えるのでしょうか?

それは、地球の周囲にある光のグリッド(格子)によって、光の存在だけしか入れないようにしているからです。たとえ闇の存在たちが入ろうとしても、そのグリッドの輝きに彼らは近づけられないのです。

地球に既にいる人間の姿をしているETたちは、その正体をあきらかにするのでしょうか、それとも元々の姿に変身するのでしょうか?

もし彼らが姿をまったく変えないのであれば、あなたたちは彼らが他の宇宙文明社会から来たと言っても信じないでしょう。ですから、彼らは故郷にいるときのような姿で自己紹介することを選ぶだろうと僕たちは思います。あなたたちが花と動物たちの違いを受け入れるように、人々の肉体的差異を当然として受け入れることは、魂の成長の一部です。そして、あなたたちが他の転生では、この助けてくれている訪問者たちの内の幾人かとそっくりだったことを知ればさぞびっくりすることでしょう。なぜなら、彼らはあなたたちの祖先だからです。

12. イルミナティがすべてレプタリアンだという間違った考えがあります。そうではありません。人類にも単純に言って、”良い者”や”悪い者”がいるように、レプタリアンにもいます。イルミナティの中にいるのはその両者の”悪い者”たちです。また同様に、宇宙には多くの異なる人類文明社会があるように、多くの異なるレプタリアン文明社会があります。そのひとつの世界にいる者たちは他の世界の自分たちの仲間たちのことをかならず知っている訳ではありません。人類とレプタリアンとの主な違いはDNAに関連した違いです・・ただ一般的に言えば、レプタリアンの知性と肉体的強さはほとんどの人間たちより優れていますが、彼らの感情の幅やスピリチュアルな明晰性は人類ほどではありません。

13. お母さん、本(マシューブック)のひとつにあるお母さんとホリスの会話をコピーしてください。地球を支援している宇宙文明人たちのひとつについて、その代表のひとりから知ることは、きっと読者の方々も喜んでくれると思うんです。
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(レプタリアン司令官の語り:ホリス 「宇宙の声・マシューブック4」より)

2003年10月19日

スーザン:マシュー、こんにちは。レプタリアンの司令官(光の中にいるのよ!)が本のためにメッセージをくれるというのは本当?それとも私の想像かしら?これは目が覚めてから考えたことなのよ。

マシュー:間違いないんだよ、お母さん。数年前ニルヴァーナでの会議で会った司令官の一人のホリスを紹介できてうれしいんだ。彼は、この本のためにメッセージを送る許可を(ニルヴァーナ)評議会からもらっている。彼の名前にあるダブルの"s"は英語の発音から言うともっとも適当な表現で、お終いが長めの”s"音になるんだけれど、蛇のシューという音と一緒にしないでくださいね。彼の仲間たちの言葉の中には、いろいろな音の名前があって、聴いていて楽しいんだ。では、ホリスをよろしくね。

スーザン:ようこそ、ホリス。

ホリス:こころからご挨拶いたします、奥さま。くだけた形で話してもよいと言われておりますが、もしよろしかったら、私はフォーマルな感じでさせていただいたほうが気が楽なので、どうかそのような形であなたを呼ばさせて下さい。

スーザン:どうか楽にしてください。奥さまで結構よ。

ホリス:ありがとうございます。私のいる文明社会のある者たちが恐ろしい生き物たちで、あなたたちの世界に長年にわたってあらゆる形の悪徳をもたらしてきていることを、あなたたち人類の中で気づいている人たちがいます。私たちはその事実を心良く思っていません。そして、それらの闇のメンバーたちの影響力に等しく対抗している、数において優勢である私たちの仲間たちに代わって、私が話すように要請されました。私たちも同様に、彼らのやっていることから見て、彼らは闇だと思います。そして、あなたたちの惑星と宇宙のこの領域のあらゆる場所に彼らの影響力が及ばないように、私たちは彼らと戦っています。

彼らの闇勢力に対抗しているすべての人たちの中では、私たちがもっとも徹底的に激しいかもしれません。なぜなら、彼らの活動が私たちの社会全体に影響を及ぼすからです。その連中は私たちの中では多数ではありませんし、私たち以外の仲間を代表するものでもありません。そのように私たちが思われることは私たちには心外です。私たち以外の仲間たちの本質を、あなたたちの世界に広く知らせることをさせて下さい。ありがとうございます。

別にうぬぼれで言っているわけではありませんが、私たちの知的レベルは、あなたたち以上に知的、テクノロジー的に進化している他の多くの宇宙文明人たちよりもさらに勝っています。私たちの精神発達段階まで進んでいない多くの文明社会人たちに比べると、スピリチュアルな面では私たちは遅れています。私たちの文明社会全体により多くの気づきをもたらすように努力しているところです。そしてそのことに関して、目標達成へのひとつの追求として、光の勢力である他の人たちと一緒に協力して闇のレプタリアンの影響力を抑制し、さらに排除しようとしています。

この宇宙のあらゆる魂は同じ一つの根源(ソース)である創造主から生まれたものです。それによって私たちはすべて創造主の不可分な一部であり、またお互いに不可分な存在です。神は言いました。彼(神)はこの宇宙のあらゆる魂の合体したものであり、そのすべてを平等に愛すると。あなたを神と私は言います、奥さま。なぜなら、それがこの宇宙の統治者としてのあなたの名前だからです。その愛の平等な形は私たちが経験したことから真実です。それは、私たちが最初にこれらの最も卑しい私たちの兄弟たちを排除してくれるように神にお願いしたときのことです。神にはそれをする権限がありません。そして同様にそうしたいとも思っていません。なぜなら、元々の魂たちのその後に起きて来るあらゆることは、神の要素そのものだからです。

私の文明社会にいる深い闇の魂たちは他の宇宙からこの宇宙に入って来ました。それは二つの宇宙が融合したエネルギーを持つことで、お互いに光を分け合うことによってスピリチュアルな明晰性を進化させるという意味があったのです。この機会に反発する魂たちがいました。そして今この宇宙では、彼らに光をもたらすことが神の責任になっているのです。それがひいては、彼らの闇に留まることに対して戦う私たちの責任にもなっているのです。

奥さま、私がちょっと急ぎすぎる感じでしょうか?

スーザン:いいえ、ホリス。赤色になっているのは私のタイプミスよ。後でそれは直します。でも訊きたいことがあるわ。この宇宙に入って来た闇の魂たちが元々のレプタリアンなの?それとも、あなたたちは前からここにいて彼らがそこに選んで入って来たの?

ホリス:よいご質問ですね、奥さま。入った来たのは闇の思考形態が付着した魂エネルギーです。この種の魂エネルギーが入ったのはこの宇宙でレプタリアンだけではありませんが、主なものはこのレプタリアンです。彼らは宇宙の引き寄せの法則(類は類を呼ぶ)によってそれに引き寄せられました。こちら側がそれに引き寄せられたのは、大きな軍事力で強力な防衛軍を維持することに力をみるという私たち社会の傾向があったからです。地球人類に影響を与えているその闇の魂たちは、この征服戦争で地球は彼らだけの領土であることを他の交戦中の魂たちに明確にしているレプタリアンたちです。

どうやらあなたのこころは納得されているようなので、このまま先に進めさせていただきます。

この闇のレプタリアンたちを排除するもっとも効果的な方法は、光が彼らの魂に入って行くように、あるいは彼らがそうならないように逃げてここを去るようになるまで、この宇宙にもっと光を創造することです。いいえ、私は他の宇宙がどうなのか知りませんので彼らがどこに行くのか、或はどこかへ許可なしに入れるのかは分かりません。私たちが光をここに今もたらそうと努力しているのはそういう理由からです。それらの魂たちには光がありません。そして彼らは光に接すると自分たちが破壊されると信じているのです。彼らが光を見るとどこでもそれに戦おうとするのはその恐れがあるからです。その光こそ彼らに欠けている気づきで彼らを満たすのです。破壊するのではありません。でも、彼らはこのことを信じていないので、光との戦いを今もつづけています。

レプタリアンの中の光の存在たちについてお話したいと思います。あなたたちは、この名前をあなたたちの爬虫類動物に結びつけていて、いくらか愛着もあるので、私たちをそのような姿に想像して頂ければ簡単です。私たちは望まない限りそのような姿になりません。また、そうしないのはそのような姿ではあまりにも身動きがとれず思うように動作や機能ができないからです。私たちはどのような姿にでも思えばなる知的レベルにいます。

あなたたちの惑星にいる闇のレプタリアンたちが他の人間たちとそっくりだとあなたたちは聞いていますね。ですから私たちがみなそのような能力があることが分かるでしょう。これを知って心良く思うかどうか分かりませんが、光の魂をもつ私たちの仲間もそこにいます。そしてあなたたちの相当数の人間が遺伝的に人間とレプタリアンが交配した存在なのです。これはDNAの遺伝的形質だけのことで、あなたたちの魂の進化には何の影響もないので、それで利益とか不利益ということではありません。

奥さま、あなたのショックを受けたようなエネルギーを見ますと、何か言いたいのではないかと思われますが?

スーザン:いいえ、だいじょうぶよ、ホリス。でも・・そうねえ。あなたにはあの赤いチェックでいっぱいの私のコンピュータスクリーンが見えたのね。あなたはここに霊体でいるの、それともエーテル体なのかしら?

ホリス:どちらでもありません。私には、私の住んでいるところからハッキリとあなたを見ることができます。この瞬間、私はあなたたちの言う所のビジネスマネージメント室とでもいうべき”オフィス”にいます。でも、あなたに訊かれてよかったです。はるか遠距離でも、エネルギー結合に似たものによって見ることができる能力のことをお話する機会が持てるからです。それによって、あなたの声もはっきりと聞けるのです。

付け足して言いますと、もし私があなたのオフィスにいたいと思えば、霊体だけでも、あるいは物質化した肉体でも、瞬時にそこにいることができるでしょう。でもそれはいたしません。いくら馴染みのある姿であっても、あなたの眼前に突然なにか肉体が現れたら、あまり気持ちよいものではないでしょうから。

スーザン:それもそうね、ホリス・・その心構えはないと思うわ。どうぞ続けて下さい。

ホリス:分かりました。私たちが軍事力を重んじて、そうではない文明社会を疎んじているとマシューがあなたに言いました。それを彼は線形時間(リニアルタイム)で数年前にあなたに言いましたね。宇宙の”時間”に於いて、私たちの中には高いレベルのスピリチュアルな気づきに到達している者たちがいます。その”未来”の可能性を見る高く進化した気づきが、”現在の”私たちがその考え方を捨てる助けになっているのです。”現在の”私たちの仲間は、軍事力を使って征服する闇に感化された魂たちの侵略を防ぐためには、大きな軍事力が必要だと思っています。私の仲間たちのほとんどは本来侵略する者たちではなく、守る方の者たちです。今、宇宙全体により多くの光が満ちて来て、それが闇に支配されていた領域を消滅していくのが見えます。それがあるので、私たちの防衛力という考えも減らすことができます。

あなたは、他の文明社会の代表たちに、その社会の人々についての質問をされています。私もぜひあなたに私の仲間たちのことを知ってもらいたいと思います。”私の仲間たち”と言う時は、私たちがあらゆるレプタリアン人の代表だと言っているのではありません。それは、地球人類が宇宙のすべての人類の代表ではないのと同じです。私は、私の世界に住んでいる人々だけのことを言っています。

私たちはこの銀河系のある惑星に住んでいます。それは、あなたたちの太陽の近くに地球があるように、私たちの太陽系の太陽の近くにあります。私たちは、あなたたちの太陽エネルギー利用よりもはるかに効率的に私たちの太陽エネルギーを利用しています。あなたたちの様々な発電方式のかわりに、私たちの発電はすべて太陽からもたらされています。あなたたちにもできることです。これへの気づきが進めば、それが実現するでしょう。また、この惑星ではどこでも、陸地でも海洋でも、それによる汚染はどこからも発生しません。それは、私たちのテクノロジーによってそのような汚染は防止されるからで、汚染を浄化処理する必要がないのです。

私たちの住んでいる惑星はラコーン(第2音節にアクセントと軽い”nnn"音)と呼ばれています。それは比較すると、あなたたちにはまだ見えていない冥王星と同じ大きさですが、つまり地球よりもはるかに大きいということです。そして地球とほぼ同じ密度の姿と物質でできています。私たちには地球のような素晴らしい自然の多様性はありません。でも地球自身は、多くの地域での破壊によって以前のような美しさをもはや持っていません。私たちの都市は、あなたたちの最大のものよりも大きいです。これは私たちの多くの好みでそうなっているのですが、同じことを目指す考えと願望が一緒になって大きなものに、そしてさらに大きな人口密集センターへとなったのです。私たちの都市はゴミ一つありませんし、惑星上の辺境の非居住地域も同じです。私たちは思うだけでほとんど一瞬に、あるいはゆっくりと乗物で、惑星のどこにでも旅行できます。

私の仲間たちは、自宅にいるときや他の進化した文明人たちを訪問するときは、私がマシューとニルヴァーナで会ったときのような姿をしています。男性と女性の姿と容貌はほとんど変りませんし、あったとしてもほんの僅かな違いです。あなたたちの外見を著しく多様にしている人種の違いが、私たちにはありません。でも、私たちの姿がみな一様なのは、それが理由ではないのです。私たちはみんなで同じように見えるように選んでいるんです。はるか昔、私たちは外見の違いが偏見と差別をもたらすことを学びました。私たちには守備防御という考えに走る傾向があるので、内紛が起きて私たちを弱体化させないように、支配力を持つような要素を排除することにしたのです。

私たちの姿を表現しますと、背の高さはあなたたちの平均身長と変りませんが、妊娠している女性を除けば、私たちは一様にほっそりとしています。肌の色は淡いブルーグレイ(青灰色)で私たちには好ましい色ですが、あなたたちにはそう見えないかもしれません。私たちの際立った容貌は大きく暗い目です。マシューがあなたに、それがあまりにも暗いので私たちの魂の中まで見れないと言いましたね。でも、彼は今ではそうではないことを知っていますよ。私たちが数年前に出会って以来、マシューは素晴らしく成長しましたから。もっと正確に言えば、彼は高く進化している魂です。そして自己発見を通して、誤った情報とそれによる意見や信念の洗脳化と伴ってもたらされる幾層にも重なった不理解を排除してきました。

私たちの教育は私たちの進化した知的レベルに沿って行われています。あらゆる魂たちが誕生から、あなたたちの言う死あるいは(魂の)転移という、次の世界への移動まではこの教育システムに入れられます。私たちの強い学びの願望を優先したために、スピリチュアルな面での発達に遅れをとることになりました。でもそれも変りつつあります。教育重視はこれまでの通りですが、今では、それもまた別の学びであるスピリチュアルな面での願望が強くなって、精神面のことがよりバランスのとれたようになっています。お話ししたように、自己発見こそが、いく層にも重なった教え込まれたものを排除し、この宇宙の真理と、宇宙天体の秩序とこの宇宙独特の他の活動に関わる神の法とともに、ここを治めている創造主の法を開眼させているのです。

私たちの子どもたちはあなたたちと同じように、妊娠して産まれて来ますが、誕生時での子どもたちの知性によって、その後まもなく言葉を話すようになり、すぐ素晴らしい運動能力をもつようになります。ですから、あなたたちの計算だと5年くらいですが、非常に若い年齢であなたたちの成人に匹敵するほど成熟するので、独り立ちし親からの保護や導きをもはや必要としなくなります。家族愛が私たちを結びつけ、その結果、私たちの子どもたちは独立しても長い間実家から近いところに居続けます。

奥さま、ほかにも何か話しますか?

スーザン:あなたたちの暮らしや世界のことならなんでもいいわ?

ホリス:そうですか。結構ですね。いいでしょう、この惑星のことをもっとお話ししましょう。そこは多くの点で地球と似ています。非常に高低差があることや広い海、たくさんの森と植物、岩と砂だけの何もないところなどです。私たちの惑星に比べて地球は自然のままの場所があってもっと生き生きとしていますし、その色合いもはるかに複雑です。でも、私たちにはこれでまったく満足していますし、もっと気に入ることがあれば、私たちはそのように変えるでしょう。

あなたは建造物のことを思っていますね。ではそれを話しましょう。あなたたちの建てる多様なスタイルや形に比べれば、私たちの建物は殺風景に思えるかもしれません。私たちの好みはあなたたちの言うウルトラモダンと言ったところでしょうか、スタイル全体ではほとんど変化がありませんが、もちろん目的に応じて非常に多様なサイズがあります。住宅はそのような引き締まった環境に合わせて簡素にできています。着るものも同様に地味なものが好まれます。

たぶん私の大まかな説明で、私たちが禁欲的で感情の薄い人々だという印象を与えているようです。そのような感覚をあなたから今受けています、奥さま。たしかに私たちは真面目な性格で、”余計なもの”には目をくれないところがありますが、暖かい気持ちがないわけではありません。私たちの子どもはあなたたちと同様に大切ですし、連れ合い同士も同様です。私たちは一夫一婦制です。配偶者は思慮深く選ばれ、パートナーとして決まる前にお互いをよく知り合うようにします。ですからどちらかが亡くなる以外は離別はほとんどありません。ふざけ合ったり、家族全員でやるいろいろな多くの娯楽を楽しんでいます。ですから小さな子どもたちでも楽しめるような娯楽です。音楽は私たちにとって大切です。うるさく不協和の不快な音のものはありません。

私たち自身以外にも、多くの宇宙文明社会の多くの出来事のことはよく知らされています。地球のことは特に私たちにも関心がありますし、それは他の多くの、個人で構成される文明社会と集合魂からなる文明社会にとっても同じです。でもそれは決して自分たちの利益のためではありません。私たちは闇の影響力を地球から追放して、すべての地球住民たちに平和な暮らしをもたらし、あなたたちにトラブルを起こす者たちを連れてこないようにしたいのです。私たちの軍事力の兵力とテクノロジーは、その能力を表現するとすれば、あなたたちの軍事力を1日で壊滅するでしょう。でもそれはすべて防衛戦力です。侵略よりも防衛することがその目的ですから、それは私たちの二つに分かれた世界の決定的な違いです。これは私たちが温和な感情をもっていることのもう一つの証拠です。そしてそれは私たち自身を越えて、他の人びとにも向けられています。

あなたは”政府”のことを考えていますね。私たちの惑星政府の形態は、あなたたちの歴史にあるギリシャの都市国家に比較できるでしょう。お互いが戦うということではなく、それぞれの間での平等な、博愛の精神の決まりが私たちの惑星の統治機関の基本です。 私たちには一つの統一言語とテレパシーという利点がありますから、すべての市民の間での表現は明確で、率直なコミュニケーションが広範囲に促進されています。比較的小さな政府機関が広い地域を統治していますが、これは300億というサイズの人口を抱える世界では、より秩序立って有効的なものです。

奥さま、なにかご質問ですか。

スーザン:産業の種類とほかの職業について話してくれる?

ホリス:分かりました。ありがとうございます。強力な防衛軍のために、私たちには兵器と宇宙船そしてそれらを支えるあらゆるサービスを提供する産業が必要です。それで私たちには、私が工場と呼ぶところのものがありますが、その生産設備のテクノロジーのお陰で、あなたたちが見てもそれらは工場には見えないでしょう。私の仲間たちは軍事力を維持する方針を和らげているので、このタイプの生産から他に移行することになるでしょう。これはまだ計画段階です。

私たちの教育重視の結果、それが雇用の中で最大の分野のひとつになっています。個別指導と合わせて教育のコンピュータ化によって、子どもたちに最大の興味と適性領域で専門に勉強できる機会を与えています。これは、専門分野を変えたいという成人も等しく利用できます。授業は私たちの国の歴史とともに他の多くの文明社会の歴史、そしてもちろん、宇宙の真の構造としての科学の諸分野です。あなたたちの”芸術”と呼ぶ分野は、私たちにとって非常に重要です。すでに私は優れた音楽について話しましたが、あなたが驚いているのが感じます、マシュー君のお母さん。絵画、彫刻、舞踊、詩は、私たち文明社会全体として特別な意味をもっています。あなたたち自身の社会では、これらの魂の表現の必要性に欠けている人たちがいますね。

建物の建造は、イメージを集中することでそれを具現化するというより、実際の材料が使われます。やればできるのですが、そして急を要する場合はそうしますが、私の仲間たちは自分の手を使って望む建造物やオブジェ(物)を作ることにより大きな満足感を見出しています。このような創造性は、アカデミックな学習を誰もが達成しようと注意を集中することと良いバランスになっています。私たちは暮らしの中でのバランスの必要性を大事にしています。

私たちにはコンピュータシステムの製造とメンテナンスを仕事にするたくさんの仲間がいます。私たちの進んだシステムを自慢しても良いのですが、自慢するのは私たちの性分ではありません。私たちの世界自身が語ってくれているので、その必要もありません。でも、これだけは言えますが、私たちのシステムは一つの言葉や思考でも自動的に作動をスタートし停止し、データ入力や出力は正確で完全です。

スーザン:それは進んだシステムだわ!ホリス、あなたは”死”と言ったわね。では、あなたたちの普通の寿命について訊きたいわ。そして、私たちのニルヴァーナのような聖域があるの?

ホリス:確かに”死”と言いましたが、それは便宜上だけのことです。私たちの肉体の殻は細胞の劣化や戦闘での傷で使い古されますが、死はないことを私たちは知っています・・魂は宇宙の始まりからずっと存在しています。でも、戦闘で中断されることがなければ、肉体の殻の寿命は約200年です。それが私たちの”現在での”DNAプログラミングです。私たちがもっと高いスピリチュアルなレベルになって、肉体の殻がその機能を完全に持てば、それは変るでしょう。

”肉体の殻”と言うことで、私たちのからだを卑しめるつもりはありません。戦闘に適応するからだを維持するためには、たくましく健康であることが重要です。私たちはそうしていますが、魂の大切さに比べればからだはそれほど重要ではないという意味で言ったのです。

その尊重する気持ちに沿った、私たちの惑星人口の知的進化レベルにふさわしい聖域が私たちにはあります。その領域もまた、スピリチュアルな理解と気づきを重視することで広がっています。私はニルヴァーナでマシューと会った時にこのことを相談しました。そして精神的障害を最も受けている私たちの魂たちの治療に適格な指示を彼からもらい、そのお蔭で非常にうまく行っています。

他になにかご質問ありますか?

スーザン:ホリス、地球の人々になにか言いたいことがありますか?

ホリス:はい、ありがとうございます。私たちの仲間の総意はこうです。私たちは普段自分たちの信念と性質について話すことはしません。ただそれに従って暮らしています。本来は、私たちは暖かい、平和で、敬う気持ちと親切なこころをもっています。そしていつの日か、あなたたちが”風変わりな人たち”を快く迎える準備ができたときに、それをあなたたちにお見せできることを楽しみにしています。

スーザン:あなたのメッセージを締めくくるのに最高の言葉だわ。今日来てくれて、あなたの仲間たちの興味深い情報を教えてくれてありがとう。いつかあなたを迎えることができる日を楽しみにしているわ、ホリス。
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15. マシュー:ありがとう、お母さん。これでこのメッセージが普段よりだいぶ長くなってしまって、他の問題をもっと取り上げることができなくなったけれど、地球の黄金時代の創造にあなたたちの手伝いをしてくれているあなたたちの兄弟姉妹たちのことをよく知ることは、特に出会いの日がもう間近に迫っているので、とても重要なことなんだ。そして、レプタリアンはみな恐ろしい人々だという概念を吹き払うこともね。

16. このメッセージの締めくくりに、”この時代に一人の人間としてなにができるのでしょうか?”という質問に答えましょう。光の中に毅然としている。望まないものではなく、望むものだけに意識を向ける。自己を赦し、他を赦す。親切である。こころをオープンに保つ。魂からのメッセージに耳を傾ける。他人を傷つける人たちを裁いたり、罰を願うことをしない。もっと他にも敬虔な生き方を数え上げられますが、無条件の愛という黄金律にしたがって生きることそれだけで、世界への多大な貢献になるのです。

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スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

(転載自由。出典を明記して頂けるとありがたいです)