火曜日, 10月 28, 2014

BePeace 基礎コースの案内

 私とパートナーのきくちゆみは、10年ほど前に国際平和会議でコスタリカを訪れた際にそのプログラムの一環であるBePeaceという平和なコミュニケーションスキルを養うワークショップに参加しました。主催者でありBePeaceの創始者のリタ・マリー・ジョンソンとスタッフの素晴らしいリードに深く感銘受けた私たちはそれ以後何回かコスタリカを訪れて学びを深めました。そして今年の6月にRasur Foundation International(RFI)トレーナー認定コースを受け、晴れて日本人として初めてのBePeace認定トレーナー・RASUR(ラスール)になりました。

Rasur(ラスール)とは何か。以下は RFIの説明文です。

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               Rasurの物語

 ラスール・ファンデーション・インターナショナルは、コスタリカの詩人、ジャーナリスト、教育者のブレネス・メセンの『ラスール、もしくは栄光の日々』という詩からヒントを得てその名をつけられました。

この詩は、あるマスター(ラスール)が伝説上のキズールの村に現れ、子供たちを山奥に招くと言う話です。そこでマスターは子供たちにこころの中と自然とのつながりにある宝物について教えます。そしてその晩、子供たちは親たちに新しく学んだ知恵を伝えます。
その週は毎日、ラスールは山の中で子供たちに教えます。一方で、キズールの村全体が生き生きと創造性にあふれ、より幸せな、より平和な場所に変わって行きます。ラスールが去るとき、村人は啓示を受けます。「空に稲妻を指差す前に、私たちはまず自分の中にある嵐を収めなければならない」

メセンは、人々の内的ないのちとお互いが仲良くやっていくための能力が、国の行く末を決める重要なファクターであることを理解していました。ラスールの詩の中で、彼は私たちの叡智とお互いの思いやりが一人ひとりの能力を最大に延ばす文化の鍵だと指摘しています。
 
今日、この叙事詩の考え方は”社会的および感情的知性”と呼ばれますが、その影響力は同じです。社会的、感情的スキルなしには、誰にも貢献するような世界を構築することは不可能な夢です。それらがあってこそ、達成できる暮らしが現実になるのです。
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コスタリカでは小学校の公式学課としてBePeaceが採用されています。そのお陰で、何万人の生徒たちの成績と創造性が向上し、より豊かで平和な協調的生活態度がもたらされています。
今回、日本で初めてBePeace基礎コースクラスが東京で開催されます。少人数の限定コースですので、ピンと来た方はお早めに申し込みください。 

なお、お問い合わせ先のメールがエラーになった場合はこちらに直接送ってください。yumik@fine.ocn.ne.jp




 


2 件のコメント:

さちこ さんのコメント...

玄さんのブログのおかげで素晴らしいワークショップを受講することが出来ました。ありがとうございます! タイミングよくブログを開けたのもご縁だと思います。

森田 玄 さんのコメント...

さちこさん

BePeaceプラクティスの初ワークブック参加、ありがとうございました。子供たちに学校でこれを教えられる日が早く来るといいですね。