さて、再びマシュー君からのメッセージです。
それによると世界の市民の意識が向上して民主化運動が盛んになり、政権変化がこれからどんどん世界で起きてくると予言しています。
実際の世界に目をやると、たしかにその兆候は起きているようです。
たとえば、あれほど保守的でブッシュ政権の番頭役だったオーストラリアのジョン・ハワード政権に替わって登場した労働党のケビン・ラッド新首相は、就任早々オーストラリア先住民アボリジニに対してこれまでの差別政策によって与えてきた迫害を正式に謝罪して世界を驚かせました。また、京都議定書もさっそくサインして、世界で批准していないのはアメリカだけになりました。ロックスターを環境省長官にするなどつぎつぎと革新的政策を進めています。
また、南米でおきている一連の民主化運動もすごいですね。数日前、パラグアイの総選挙で革新派のフェルナンド・ルゴ神父が新大統領に当選したこともおどろきです。パラグアイはこれまで60年間も保守のコロラド党の独裁的政権で、貧困と腐敗の象徴だった国です。このほか、ベネズエラのユーゴ・チャベス、ボリビアのエボ・モラレス、エクアドルのラファエル・コレアなど、これまでの独裁的保守体制に替わって、社会の底辺から新しい指導者がつぎつぎと現れて憲法の民主化をすすめていることは世界の注目を集めています。
いま起きているチベットの民主化運動もその流れのひとつでしょう。
環境汚染については、私がもっとも懸念している地球レベルの放射能汚染がありますが、マシュー君は宇宙生命体が超テクノロジーで対処してくれているとのことです。本当だったらありがたいことです。
また、マシュー君は魂のさまざまな形体についても詳しく話してくれていて、とても参考になります。
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2008年3月23日
地球の黄金時代景観、闇の計画は頓挫、波動と汚染の影響、症状を緩和する方法、グローバル経済、国の指導者変革、エネルギー場のパワー、魂と集合魂
こんにちは、マシューです。こころからのご挨拶とイースターのお祝いをもうしあげます。
地球のある地域では、再生と復活の季節である春のきざしを迎えています。宇宙のここから見る愛する地球がどのようなものか語るのには最適なときです。地球のみなさんが全員この素晴らしさを見ることができたらどんなにいいことか!
幾百万の小さな光の点が輝く明るい青い星が、さらに明るい宇宙に消えていき他の天体と合体する光景を想像してみてください。このきらきらと輝くオーブ(光の球)はすべて、天空の天使の音楽に合わせてリズムカルに宇宙を漂うつかの間の淡い色のリボンの間を廻っています。これが宇宙の隣人とバランスをとって調和しているあなたたちの世界です。
宇宙から地球に目を移すと、広大にひろがる緑の地域と澄み切った青い海原の上に、黄金の格子状の筋に向かって無数の光がちかちかと輝いているのが見えます。
ではもっと近くによって、広がる田園地域の清々しさを感じてください。町や都市のうえに留まって住民のうきうきした感情が空気に伝わっているのを感じてください。
さらに近づいて、想像力あふれたデザインのいろいろな形の建物を見てください。木々のあいだをあでやかな花園が風景の中に点在し、公園にはあらゆる動物が自由に歩き回り、そこでは、子どもたちが動物たちと遊んでいるすがたを親たちがうれしそうに眺めています。地球自身から発している喜びと平和のエネルギーを感じてください。
これがあなたたちの黄金時代です。それは、すでに現実の時空連続体(コンティニウム)として存在し、幻想である直線的な時間では、この瞬間、あなたたちが共同して創造している世界です。
あなたたちがこれから経験することになる状況を乗り越えて行けるように、この祝福されたビジョンと感覚をしっかりとこころに受け留めてください。もうすぐそこに来ている、この黄金時代ののどかな情景と感情とはきわめて対称的に、地球のエネルギー場は好戦的な活動に満ちています。
光が勝利するのは決まっていますが、闇は生き残ろうと必死に執拗なエネルギーを流しています。闇に操られる者たちのパワーが衰えるにつれ、その絶望的な崩壊が始まると同時に、破壊的なことも起こります。これからしばらく、あなた方はいろいろなかたちでこれを見ることになるでしょう。それには暗い深刻な予告とか「漏れた」極秘計画といった一連のものがありますが、すべてあなたたちを怖れでいっぱいにしようとするものです。ええ、そうです。闇の計画はじっさいに存在しています。でもそれが現実になることはないでしょう。かれらの正体をしっかり見据えてください・・自ら恐怖に満ちて内震える魂を。なぜなら長い間地球のひとびとを暴力と欺瞞と無知にとじ込めてきたかれらの時代が終わったことをかれら自身知っているからです。地球がアセンションへの道を確実に進むにつれ増大する高い波動エネルギーの光によって、闇の者たちはその数が減り、地球上のあらゆる生命を操ってきたかれらの歴史を隠そうとする企てが無駄に終わり、支配を取り戻そうとする試みもことごとく挫かれるのをみて、かれらはパニックに落ち入っています。
いまや行き渡った波動エネルギーが地球全体での意識を高めています。抑圧者たちに対する反抗と平和への結集が高まっています。飢餓と集団殺戮、貧困と非人道的法律の撲滅をめざす運動、環境破壊をストップさせ動植物の世界を保護する活動も高まっています。つまり、あなたたちは生まれる前に選んだ使命を実行しているのです。それは地球のひとびとが第三密度での精神性や活動、因果関係から超越していけるように手助けすることです。そして、着実な光のパワーのなかでそれは成功しています。
これらの同じ波動エネルギーはまた肉体的異常と感情的な変動も引き起こしています。これを理解することで異常な症状に対する不安を軽減させることができます。またストレス、いらだち、不安を和らげるのに役立つ方法もあります。忙しい日々から自己の内の聖なる部分にいそしむ時間をつくってみましょう・・瞑想、内省、祈り、あるいは世界からの逃避でもかまいません、その結果としての落着きはこころ、肉体、精神にとって癒しになります。もっと行動的な自己高揚には、気心の合うものたちと時間を過ごすことです。もし、それに動物や木を加えていなかったら、いま始めて下さい。不幸を心配することから、恩恵に感謝するようにこころを転換しましょう・・深呼吸をして、気に留めている不快な感情を手放すのです。気持ちよい音楽を聴いたり、大切に思う遠くの友人や家族に手紙を書いたり、愉快な映画を観るとか、詩を読んだり書いたり、長い散歩をしたり、地域のボランティア活動に参加したり、慈善団体を支援するとか、部屋のペンキ塗りをするとか、絵を描くとか、なんでもやってみたいと思うことをするのです。微笑んで!世界で起きていることに対してこんなことは取るに足らないことに見えるでしょうが、意味あることに時間を費やすその瞬間瞬間が、こころを癒し精神的なバランスをとれるようになるのです。
これはあなたたちが高い波動エネルギーに肉体的、感情的に適合するときに特に重要です。なぜなら、低波動エネルギーの放出による影響も受けるからです。それはHAARPやほかの偵察システム、核兵器からの放射能、携帯電話と発電所、さらに大気、土壌、水中の汚染物質の拡散からのものです。"これらは悪いニュース”としたら、”よいニュース”も急いで知らせなければいけませんね。あなたたちを想う優しい宇宙ファミリーたちが、それらの毒性成分の影響をかれらのテクノロジーによって可能な限り軽減してくれています。
けれども、注意することは、からだが高い波動エネルギーに順応しようとするために、またそれらの多くの有害な汚染によって、病気が悪化することがありますが、その元の原因は違うかもしれないことです。ですから信頼できる医療機関に相談するのがいいでしょう。製薬会社の薬やあなたたちが”不法”と呼ぶ薬に含まれる化学物質は自然治癒のメカニズムを低下したり破壊するので、ヒーリングと健康にとって逆効果です。僕はなにもとくに勧めはしませんが、免疫系とエネルギーレベルを強化するのに有効な自然な成分を組み合わせて試すのもいいでしょう。インターネットで検索したり信頼できる医療機関や友人たちとさまざまな自然療法について相談し合うのも役に立ちます。しかしからだはみな個人差がありますから、なにがもっとも自分に合うかは自分の直感に頼るのがいいでしょう。からだの電磁システムのバランスと解毒作用を促すためにたくさんの真水を飲むことが大切です。以前の僕のメッセージで言ったことを繰り返しますが、単原子の金は脳機能とスピリチュアルな明晰性を高めるのに素晴らしい効果があります。
ではいま進行中のもっとも著しい改革について話しましょう。アメリカ経済の破局的状態とその成り行きが世界中に影響を与えていることは周知のことです。いまだに大多数がイルミナティの監視下にありますが、主要メディアはこの急速に溶け崩れはじめている氷山の一角を正直に報道し始めています。完全な金融・商業システムを新たにつくるには、イルミナティの支配を排除することが大切ですが、それを彼ら自身がやっているのです・・何世紀にも渡るかれらの慾と欺瞞と国際的スケールの金融操作によって作り上げてきたシステムが、それ自体の重みで崩壊し始めているのです。瀕死の経済界に対してあわてて間に合わせの応急処置でしばらくは凌(しの)げるでしょうが、それは避けられない最後であって、今日の世界をあなたたちが手助けして創造していく世界に変えるためには必要なことです。
変換のプロセスの中で同じように重要なことですが、政府の極秘計画と腐敗が一般市民の知るところとなり、怒ったひとびとがすべての情報公開を要求するにつれて政府の要人たちが次々と交替させられるでしょう。政治指導者たちがその地位に留まるかどうかは、光の使者(ライトワーカー)たちやあなたたちの宇宙の家族によって発せられている光を、それぞれが受け入れるか拒否するかによります。その光は影響力ある地位のすべてのひとに最大のパワーで照らしているのです。光を拒否する権力者たちは選挙で落選させられて地位を失うか、騙され抑圧されてきた市民たちに倒されるか、地球がより高い波動域に移動するときにその肉体を失うかするでしょう。その際、光による細胞変化なしには肉体の生存は不可能だからです。結局は、社会で指導者だと思われていた幾人かはクローン人間だったという事実が明らかになるでしょう。
イラクの米軍はアメリカ大統領選挙後徐々に撤退するでしょう。そしてわずか数年以内に世界中の占領軍はそれぞれの母国に撤退するでしょう。戦争の終結は一夜には起きませんが、世界平和はそこまで来ています。内戦や外国との戦争で荒廃した国々には再建への援助が与えられます。そして、それらが自然によるものか人工的なものかにかかわらず、マイナスエネルギーの放出である地震、火山爆発、台風によって深刻な被害を被った地域にも救いの手が差し伸べられるでしょう。このような黄金時代へ移行する際のさまざまな面で、新しいエネルギーが活用されるでしょう。それらはすでに知られていたのですが、王や石油会社の重役たちが自分たちの利権を守るために、これまで抑え付けられてきたテクノロジーです。
あなたたちが、いま起きつつあるすべての変化にかかわる人たちの名前や日にちや他の情報を知りたいのはわかりますが、私たちにはそれをあげることはできません。私たちに見えるのは、言わば織物のようなものなのです。その込み入ったデザインを構成している個々の糸ではありません。私たちメッセンジャーが受け取り手を通して伝えられることは、地球の潜在エネルギー場に観察される動きを報告するだけです。そこでは可能性が見込みになることもあるし、それらが現実になることも、ならないこともあります。世界レベルで見るときも、個人の人生の場合と同じです。間違いなく道をしっかりと進んでいる場合はよりはっきりと全体像が見えますが、道程の個々の段階までは見えません。それは、その人の自由意志となにかをやろうとするときに費やすエネルギーの量によります。神の許しを得て、ひとつ例を上げましょう。このまえ母が、僕の妹がある人間関係で具体的な行動をとるかどうか神に訊ねました。すると神はこう答えました、「彼女が知らないから私も知らないよ。知る時がくれば私も知るだろう」
僕の目的は、そもそもの初めから、地球だけでなく宇宙のこのかつてない時に、スピリチュアルな気づきとアドバイスを提供することです。宇宙の中のマイクロコズモ(小宇宙)としてすべての魂は存在しています。1994年から1997年までに僕が母に送った情報に最近の適当と思われる情報を足してほしいという外国の出版社の要請があって、それに応えて僕と母が編集したものがあります。「新しい時代への啓示」を読んだ人ならお分かりと思いますが、次の説明は、あなたたちが神であることをさらに理解する助けにきっとなるでしょう。
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母:魂が神と創造主と永遠につながっていることはわかるけれど、魂とは何で,何をするのかよくわからないわ。
マシュー:魂は創造主から最初に生まれたものだから、まさしく生命のエッセンス(本質)だ。それは破壊されることのない光エネルギーの生命体で、肉体かエーテル体、アストラル体、あるいは自由な霊(スピリット)だけとして存在する。私たちの魂は、神が創造主と共に創造するパワーを通して神によって顕現されたものであり、神の愛の光の表現なんだ。そのミクロコスモス(小宇宙)に神のエッセンスがすべて含まれている。それがどんな形であろうとも、魂は神聖な独立した存在であると同時に、神と創造主とほかのすべての魂とも不可分の関係にあるんだ。
肉体は魂が自由に動くための乗物にすぎない。魂は地球人類の肉体のような第三密度の体にくらべはるかに強靭にできている。そして、肉体に魂があるのではない。それぞれの転生で魂が選ぶ経験にふさわしいイメージにそって、魂が肉体を創るんだ。魂が肉体から離れる瞬間に、そのエーテル体も離れる。そのエーテル体の中で、魂は電光石火のスピードで地球からニルヴァーナ(涅槃)へ移って行く。
魂は地球上に存在するあらゆるものの背後にあるパワーだ。さらに偉大な経験を積むために魂が創造するそのすべての部分の生命力である。進化のあらゆるレベルで、それぞれの魂の部分は知性、性格、選択、目標とほかのすべての生命要素を具えた独立した自己(セルフ)であり、それがそれぞれの人間を個性ある存在にしている。
魂のそれぞれ個人の一生がパーソネージ(訳注:肉体をもった生を経験する魂の独立した神聖なるエッセンス)と呼ばれる。魂のパーソネージがすべて集まったもの(総計)が集合魂だ。それぞれの人生で得られた知識はすべての魂たちも得られるようになる。このようにして、それぞれの魂は、その人生での経験から得られた智慧をもって集合魂と一体になり、すべてのパーソネージが進化するにつれ集合魂も進化するんだ。
母:ちょっと、ごめんなさいマシュー、あなたがパーソネージと呼ぶ個々の魂のどこにエゴ(自我)はあるの?
マシュー:エゴはパーソネージの部分で、そのひとの努力とその成果に見合った自己認識と自尊心だ。でもこれらを尊重することが自惚れとは違うように、エゴを自己認識の反映として尊重することは自己中心とは違う。自我という感覚はパーソネージには本質的なものだけれど、その意味での「エゴ」はよくその派生語であるエゴティスカル、エゴセントリック、エゴティズムという自己中心的な言葉で歪められている。それらは個人というものを単にその人自身だけのことのように定義する用語で、あらゆることをその人の必要するものや願望に結びつけて、性格や業績を高慢さという一括りで印象づけてしまうものだ。そのような人は高慢で自惚れで、謙虚さのかけらもなく、まわりから不快だと思われる。
しかし、不快な性格であるよりもさらに深刻なのは、スピリチュアルの成長の自然で自発的な一面である謙虚さがないと、その人の魂の進化が停滞してしまうことなんだ。スピリチュアルな成長とは、魂の合意にそったかたちに人のエゴを形づけていくことなんだ。これは第三密度での経験が終わるときだよ。スピリチュアルな成長にとって非生産的な性質を克服して、その成長を促す性質を強められるように、魂が合意し選択したときなんだ。
母:自分の成果を正しく評価しているのか、ただ自慢しているのかどうやって分かるの?。
マシュー:充実感で分かるよ。それはこのようなものだ・・やっていることが何であれ、自分がベストをつくしているという自信、そしてその自覚からくる自尊心、敬けんな生き方をしようという自決心、魂が合意したような人間である、または、なりつつあるという自信、自分が神の一部であり創造のワンネスから不可分であるという自覚。
母:でも、もし信じている自分は正しいとエゴが言っても、本当は闇の悪い影響を受けているかもしれないでしょう?
マシュー:エゴに執着するのは正に闇パワーのやり方なんだ。そうなるともう「自惚れか謙遜か?」という問題ではなくなってしまう。闇は、なにが本当でなにが偽りかということについての強い思い込みで、本当の自分を見えなくさせてしまう。その主張を挫くような、あるいは、それにしっかりしがみついているエゴの頑固さを弱めるような考えには闇は断固として抵抗するんだ。これが閉鎖されたこころ、あなたたちのよく言う「箱に詰められた」こころを生む。ほかのすべての闇による影響にも言えますが、愛こそがその箱に詰められたこころを開き、光を照らす鍵です。
母:ありがとう。魂の意識はエゴの意識よりも無限に偉大だと考えていいのかしら?
マシュー:うんそうだよ、お母さん。魂の意識は創造を通して存在するあらゆる知識を得る能力があるんだ。宇宙のこころ・・人間のパワーと聖なるパワーと、この宇宙の存在を通したすべての経験が総合したもの・・はそれぞれの魂の内にある。魂がこれに触れると、そこに”見える”ことを脳に伝える。脳はパーソナルコンピュータで、こころがデータを取り入れて検討するようにプロセスする。これを上手にやるこつは考えを静かにさせることだ。そうすることで魂からのメッセージを受け取ることができる。それはイメージや言葉や強い感覚、あるいはそれらが一緒になってやってくるかもしれない。
母:マシュー。宇宙のこころがどんなものか想像もつかないわ!
マシュー:お母さん。第三密度レベルの脳ではそれを理解することができないんだ。このようなコミュニケーションは魂のレベルで起きるからね。そこで魂は、集合魂が知っていることはなんでも知ることができるんだ。
母:集合魂はどこにあるの?
マシュー:集合魂にはきまった居所はない。というのは、集合魂は個人的な存在ではなく、いろいろなところにいるパーソネージがすべて集まった不可分の集合体だからだ。そして、それぞれの経験が加えられることで、常に変化する集合体に成長する。集合魂のもっともよい表現としては、たぶん、宇宙のいたるところにいるパーソネージからその本質を引き出した力の場(フォースフィールド)だろう。
母:あなたは自分の集合魂の中にあるほかのパーソネージを直接知っているの?それともただかれらの知識にアクセスできるということなの?
マシュー:僕のいるこの領域にいるひとたち(パーソネージ)は知っているし、その何人かと友達にもなっているよ。何人かは地球で人生を過ごして、そのひとたちをよく知っている。あるひとたちは光に向かってとても遠くまで行っているので、僕たちのエネルギー密度とは違ってしまい会うことはもうできないんだ。また、あるひとたちは光から離れて低い密度のところに後退しているけれど、僕はそんなところには行きたくはありませんね。あるひとたちはこの銀河系の外での人生を選んでいる。そんなところへはめったに行かないので、そのひとたちとはあまり親しくないんだ。
お母さん、みんなそれぞれにやりとげるべき魂の成長がある。ほかのパーソネージが成長への経験をどこでしていようとも、僕たちはいつも集合魂の家族的な結びつきの中にあるんだ。でもだからといって、お互いが会って、人生の興味あることを分かち合ってお互いの人生を詳しく知る必要もない。僕たちが分かち合うことは集合意識の本質的な知識であって、そうでなければ個人個人の魂の学びがすべて無駄になってしまうからだよ。
集合魂はそのパーソネージの向上によってのみその場から光に向かって前進できる。だから、それぞれのパーソネージは集合魂の総合知識の恩恵に預かるだけでなく、選んだ学びを成就し集合魂として進化できるように魂レベルでの励ましを休みなく与えられるんだ。しかし、それは自分のためだけではない・・魂が向上すればパーソネージ全員が進化する機会を得ることになる。でも、自由意志による選択しだいで、パーソネージは光へ成長もできるし、後退して基底エネルギーに捕われることもある。
母:パーソネージが捕われるとそれがどう集合魂の全体エネルギーに影響するの?
マシュー:そのパーソネージ独自のエネルギーはすべてその自由意志による選択で独自に流れているので、パーソネージを基底エネルギーの位置にとどめる一生のエネルギーが集合魂に影響をあたえることはありません。集合魂はパーソネージを励ますことはできますが、その自由意志まで干渉できません。でも、すべてのパーソネージへの愛情から、集合魂は聖なる存在に頼んで、基底エネルギー場に捕われているものを助けてもらうこともできる。
母:個々の魂はいつもその集合魂が知っていることをすべて気づいているの?
マシュー:お母さん、あなたの記憶で比較してみよう。学んだことや経験したことはすべて記憶システムに記録される。でもそれを一度に全部思い出すことはできないね。そうしたら大変なことになってしまうから。そしてあまり重要ではなく、それ以降の経験にも関係しない多くの経験は意識として戻ることはないけれど、すべてメモリーバンク(記憶銀行)に入っているんだ。それは、集合魂のパーソネージとその一生の学びとも同じだよ。
母:なるほどね。マシュー、あなたの集合魂にはたくさん集まっているでしょうけれど、あなたは私のマシューに違いないことは確かですよ。
マシュー:ええお母さん、僕はマシューであることは間違いないよ。どのパーソネージもそれぞれ独自の魂がある。集合魂はそのすべてのパーソネージが合成したものだよ。
母:でも、魂はどれでも分身して集合魂になるように聞こえるので、あなたも同じようにしてひとつになるのかしら。
マシュー:お母さん、質問になんとか一生懸命答えようとするとかえって分かりにくく混乱させてしまうようだね。僕がいろいろなかたちの魂を説明するための言葉・・集合魂、パーソネージ、魂のかけら、スパーク(火花)など・・を使うのは、魂がなんども生き返りを繰り返しながら創造主の完全なる愛と光の中で始まりに戻っていく長い生命の旅を説明しようと思うからだけなんだ。
この(僕たちの)領域ではそのような言葉を使い分ける必要はない。宇宙で記録される魂のエネルギーがその進化の過程を示す証拠だからだ。それぞれの魂には、それ自身のエネルギー場や子孫の数にかかわらずそれ自身の神聖なる自己(セルフ)があるので、私たちはそれらを単に「魂」と呼んでいる。僕たちはこのように言っているけれど、魂の自立したはたらきから見た成長過程やそれぞれが神と宇宙のほかのすべての魂と永遠につながっていることを説明しようとする場合は別なんだ。
ここでもっとも関連あるポイントは、すべての魂のすべての経験は時空連続体(コンティニウム)の中にあるということだ。分割また再分割によって独立した実体になるという直線的時間基準はない。あなたたちの言う「過去の人生」は、集合魂の「現在」と「未来」の人生と同時に進行中なのだ。すべては宇宙のなかで、異なる生命形体で、異なる進化の段階で、異なる場所に存在しているにすぎない。でも、あなたたちにはこの時空連続体というものが分からないだろうから、あなたたちの過去・現在・未来という時間構造に合わせて説明することしかできないし、それらの生存期間を「輪廻」と呼び、あなたたちの理解能力に合わせてスピリチュアルな階層的構造の中で認識できるようにしている。
お母さん、まだこれではじゅうぶん説明できたとは言えないかもしれないね。でも幸いなことには、この計り知れないような神秘もあなたの魂がニルヴァーナに戻れば理解できるようになるんだ。
母:楽しみにしているわ。でもあなたと私は同じ集合魂なのかしら?
マシュー:そうですよ,お母さん。それを訊いてくれるかなと思っていました。でももしそうでなかったらもう言っていますよ。僕たちはほとんど集合魂の始まりまで一緒に遡るんだよ、たぶんそちらの時間でいうと50万年くらい前かな。だからお母さんと僕は同じようなエネルギーでとくに結びついているんだ。僕たちの家族と親しいひとたちはそれ以後に入って来ているけれど、多くはほかの集合魂から僕たちが必要とするかあるいは必要とされるかのどちらかで、その途中で加わってきたんだ。
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お母さん、ありがとう。僕の次回のメッセージで魂についてほかの情報をいれるね。
では、愛のパワーをすべてのひとに送りつつ、魂の家族がスピリチュアルの世界と肉体の世界でつねにあなたたちと確かに一緒にいることをもう一度言ってお別れします。
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原文:http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=86&z=2
(訳文責:森田 玄)
土曜日, 4月 26, 2008
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