一昨日の読売新聞社会面に「輸入ワクチン大量在庫へ/初回配布希望200回」という小さな見出しがありました。それによると、「2月から出荷が始まる新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、第1回出荷分(474万回分)の配分を希望した都道府県は山梨県だけで、配分希望も200回分だけだったことが22日、厚生労働省の調査で分かった。当面はほとんどの輸入ワクチンが国の在庫となる見通し。」とあります。さらに、「輸入ワクチンは、国が欧州の2社から計約1126億円で計約9,900万回分を購入する契約を結んでおり、2月3日にノバルティス社(スイス)所製の234万回分、同5日にグラクソ・スミスクライン社(英国)製の240万回分がそれぞれ各自治体へ初出荷される予定だった。・・・一方、国内の患者数は7週連続で減少。最新の1週間(11〜17日)の新規患者数は1医療機関当たり8.13人で、40都道府県で前週を下回った。」と書いてあります。
あれだけ大騒ぎした豚(H1N1)ウイルスインフルエンザ騒ぎはいったいどこに行ってしまったのでしょう?
どうやら2009年に世界中で吹き荒れたこの問題は、何百万回分の豚インフルエンザワクチン接種を各国がつぎからつぎと取りやめた結果、あえなくたち消えになったようです。製薬会社が政府とマスコミとグルになって仕組んだこのでっち上げ作戦は。
真相は、製薬会社が一儲けのために、”世界的なパニック”を起こそうと世界保健機構(WHO)に働きかけて大流行宣言させ、それを政府とマスコミが後押ししたらしいのです。すでに、責任追求がヨーロッパ議会で政治問題化しています。
そもそも、これまで私も言及しましたが、H1N1豚インフルエンザは別に特別危険なものではありません。ですから、レベル6の世界的流行病などに最初からされる理由などないのです。ただ単にワクチンを大量に売るための大々的売り込みキャンペーンだったわけです。しかも、そのワクチンは元から効果がないことが専門家や医療関係者たちの間では”常識”になっているのです。それどころかワクチン接種によって取り返しのつかない被害を受けたり、さらには死亡した例も数多く報告されているのはみなさんもご存知でしょう。私の周りでも、そのような被害を被った人たちがいます。
それにしても、製薬会社にしては”してやったり”でしょう。世界中の政府からすでに注文契約を済ましているのですから。誰がそのつけを払うのか?もちろん、私たち国民です。しかも、造ってしまったワクチンは長期間貯蔵できませんから、すべて廃棄処分です。ちなみに読売新聞の記事にもあるグラクソスミスクライン社は2009年度の下四半期だけで14億ドルのワクチンを売りさばいています。
9,900万回分のワクチン代1,126億円が無駄になることの責任を一体誰がとるんでしょうか?マスコミは連日紙面のトップ記事で大騒ぎしておきながら、今はただだまっているのでしょうか。
もういい加減一般市民も賢くならないといけませんね。
月曜日, 1月 25, 2010
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2 件のコメント:
トラックバックが無いようなのでトラックバックしたかった私の記事をリンクさせていただきます。玄さんいつもありがとうございます。
http://air.ap.teacup.com/oneofpsw/551.html
OneofPSW さん
サンケイの記事をありがとうございます。あれだけ世間を恐怖で煽っておいて、”今さらよう言うなあ!”という感じですよね。それもこれも、世界中での「うそ」が噴出している例のひとつです。
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