金曜日, 12月 24, 2010

イエス・キリスト

クリスマスイブの今夜はイエス・キリストが生まれたことになっています。そこで、来年早々出版予定のマシューブック3『イルミネーションズ:新しい時代への輝き』から、イエスにまつわる部分をここに抜粋しましょう。じつはこのメッセージはマシューではなく神からのものです。そもそも、マシューブックはこの宇宙の統治者である神の命令でつくられたということになっていますが、マシューブック3では神からのメッセージが大半を占めています。

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神:本当にエマヌエルという名の男がいた。あなたたちは彼をイエスと呼ぶが、それでは私もここではそう呼ぶことにしよう。私の地球への偉大なメッセンジャーのひとりとして彼は生まれた。しかし、聖書に書かれているその物語は彼の人生とは同じではない。

彼の人生は生前の合意によるものだった。それは、同じ目的で肉体を持って転生しているあなたたちやマシューやすべての魂たちの人生とまったく同じように、私はだれかを、そしてあなたたちの一人ひとりがだれかを思い出すことだ。したがって、彼の人生にはほかのすべての人たちと同じように重要な意味があったが、それには大きな違いがあった。イエスは彼のミッション(使命)を意識して気づいていた。そしてかつて地球に生まれたほかのすべての魂たちのほとんど誰よりも忠実に自分の合意に沿って生きた。そこにこの私の息子とほかのすべての私の子どもたちとの大きな違いがある。しかし、イエスの人生のように同じキリスト領域から来て、私のメッセージを地球に届けるという同じミッションをその合意に含む数少ない魂たちは例外だ。

イエスは、彼の母親と父親との結合というほかのすべての人間の赤ちゃんと同じ方法で生まれた。それはいい方法だよ、そうじゃないかい?私の子としての彼の神性さに、その誕生を知らせるための東方の星など必要ないし、彼の人生に聖書という多くの人々によって崇められている本の中で告げられているような”超自然的”な尾ひれや付け足しも必要ない。その本の中でイエスがやったとされる非現実的なほとんどの出来事は、彼の極めて異常な受胎の仕方、彼の母親までもそうであり、あの飼い葉桶(おけ)で生まれたことも含め、そして彼の”復活”は言うまでもなく、そのとおりではない。

その物語は、イエスを地球のほかのすべての魂たちのはるか上の存在として切り離そうという教会の指導者たちの目論(もくろ)みに沿ってつくられたのだ。そして故意に、私をも私の子どもたちから同様に遠ざけたのだ。その時代の嘘と腐敗はいまでも大して変わらない・・ほかの人間たちを支配しようという欲望と欲求には終わりがないようだね。

私は、私の子どもたちのひとりをほかのものより上に置くなど決してしない。イエスもそうしなかった。なぜなら彼はあらゆるもののワンネス(ひとつであること)を知っていたからだ。マシューが、そしてほかの者たちも言っているように、間違った考えのほとんどがこの遠ざけられた魂が関係しているのだ。

イエスは十字架の上で死ぬことにはなっていなかったし、事実そうではなかったことを、何年か前にあなたの高位の存在のひとりからあなたは聞いている。あれはあなたにはいささかショックだったようだね。あなたはそのことを本の中に加えたくなかったが、しぶしぶそうせざるを得なかったのは、あなたが”宇宙評議会”から執拗にそうしなさいという指導を受けていたからだ。でも、それを強いてあなたにさせたのはこの私だよ。

本当のところ、イエスが十字架に架けられたことは決してなかった。サンヘドリン(注:ローマ帝国時代の最高法院)の命令で彼はむち打たれ国外に追放された。彼を殉教者にしてしまうと彼のメッセージにかえってより大きな影響力を与えてしまうが、彼をいなくさえすれば民衆の彼への人気もなくせると、それを命じた者たちの目には見えたのだ。あるいは、そう彼らは考えた。しかし、彼の影響力はその後もひきつづいた。それで彼らは彼のメッセージを歪曲することを始め、自分たちの都合に合うように別のものをつくりあげた。そしてやがて、それらの嘘がキリスト教の記録されたイエスの物語になったのだ。

実際に起きたことは、妻のメアリー・マグダレナと一緒にイエスはその地を離れ、東方へ戻った。そこが家族にとって安全だったからだ。イエスはあなたたちの聖書が描いているよりはるかに世俗的な人生を送った。どうして彼が好きな女性と結婚してはいけないのかね?どうして彼女と性的な関係をもって子どもたちをつくり、彼らを愛し育ててはいけないのかね?どうして彼は行きたいところに行って、その長い人生で望んでいたことを勉強してはいけないのかね?人間として自然なこれらの願望はどれひとつとして彼のメッセージの重要さをいささかでも損なうものではない。

彼の教えに耳を傾ける者たちがいたが、多くの者には無視された。そしてそれは彼がその啓示によってその支配をことごとく否定した者たちからは嫌悪された。それらの真の啓示は、実際には意図的な嘘であったがより控えめに言えば、”神秘のとばりに覆われた”。彼の真のメッセージは明解、シンプルで率直に表現されていた。しかも、それははっきりと理解された。

彼のメッセージは私から彼に与えたものだが、私の思った通りにはあなたたちに届かなかった。聖書は彼の教えの多くを除外し、その他は歪曲した。それをやった中心的存在がバチカン自身であり、はるか昔に本来の記録を嘘で塗り替えた張本人だよ。

この宇宙征服を企む勢力の目的にかなうためにつくり上げられた嘘にあなたはやっと気づき始めたところだ。そうだよ、マシューが呼ぶところの”闇の勢力”は本当に実在する。私は彼らをそう呼ばないで、私の役に立たない集団と呼んでいる。しかし、どのように呼ばれようと、彼らの目的が権力と支配であることには変わりがない。そして彼らの目標は愛と光によって同じように妨げられている。

スザンヌ:人々がイエスについて本当のことを知ることがあるでしょうか?

神:”近い将来に”この真理が明らかになるかどうかは言えないが、確かに言えるのは必ずそうなるということだ。その真理が、ほかの真理と同様に、ふたたび明らかにされて初めて私のエデンに汚れのなさが甦るのだ。

しかし、人々がはたしてこの真理を知ることがあるだろうかというあなたの額面どおりの質問に答えるとだね。では、人々は心を開いて真理を受け入れるだろうか、という質問になるのだよ、スージー。あらゆる真理は至るところに与えられている。それは隠され、攻撃されているが、 それをしている者たちが地球の人々の間に止めどもなく起きて来る疑問、自我(セルフ)と真理の発見の流れを止めることができなければ、彼らはそのパワーを永遠に失うことになるだろう。

今は真の啓示の時代だ、愛する子。それがマシューそしてこの本のためにメッセージを送ってくれるほかの存在たちと一緒にやるあなたの仕事の目的だよ。
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13 件のコメント:

みのり さんのコメント...

この本(聖書)を否定する者は全て、光の側の者ではありません。

ただの一語でも
あなた方は、生命の本、聖書を、人間を喜ばすために変えることはできません。そうしてはなりません。そうする時、あなた方はサタンを喜ばせているのです。

あなた方は聖書の次の言葉を覚えておかねばなりません。誰であれ − 女であれ、物心ついた子供であれ、およそ人間と呼ぶに相応しい者であれば − 生命の書、すなわち聖書の中のただの一語でさえ変えようとするならば、生命と光の王国、すなわち天国の外に放り出されるであろう。光から放り出され、サタンに支配された暗黒の中に投げ込まれ、永遠に滅ぼされるであろう。
1978年7月15日、聖母 

みのり さんのコメント...

もし彼らがあなた方に「聖書は人間の手によって書かれた物語に過ぎない」と言うならば、それは嘘だと知りなさい。もし彼らがあなた方に「神学者達がこの1982年現在に言っている事を信じることの方が良い。実際、大きな声では言えないが、他の全ての神学者達は愚かだったのだ」と言うならば、それは真実でないと知りなさい。それが事実です。そのように言う司祭は嘘つきです。
1982年6月18日、聖母 

http://to-chihiro.blogspot.com/2010/11/2_24.html

匿名 さんのコメント...

経典原理主義者は恐ろしい…。時の権力者の都合により経典が改竄されている事の方が自然なのに…。。

piktor さんのコメント...

天は人の上に人を創らず、人の下に人を創らず。
人がいちばん愚かとも云える!

2010年Christmas!!

匿名 さんのコメント...

 これも真の啓示かどうかはわかりませんが、面白いです。
『宇宙はひとつの楽器である。』
http://oromo7.blog45.fc2.com/

「こんなん創造主ではない、テーブルトークゲームのゲームマスターか何かだ!」という感じもしなくはないですが、ある女性が夢で経験しているできごとですから、真偽は誰にもわかりません。

みのり さんのコメント...

匿名さん、マシュー君やその「神」は、以下のイルミナティやQCロッジと同じ事をやってると思いませんか?

<イルミナティの極秘指令>
http://www.asyura.com/2002/bd17/msg/720.html
・・・イエズスはただの人間に過ぎず、彼には兄弟姉妹がいて、支配者階級を憎悪していたと教示しろ。彼は、売春婦の弟子、特にマグダラナのマリアを愛したのだと言い広めよ。

<カバラについて>
http://www.thetruthseeker.co.uk/print.asp?ID=2015
・・・「黄金の夜明け団」やアレスター・クローリーの研究者Ellic HoweとRobert Gilbertは、ロンドンのメイソン(QCロッジ)のグランドマスターで、テンプル騎士団とメイソンのコネクションを発表する膨大な文献を推進する立役者となった。
QCロッジは、イエスとマグダラのマリアが結婚し子供を生み、またイエスの教えはユダヤ教よりエジプトやバビロンの宗教に近く、メイソンの教義がそれを完璧に表現している、という話を広く普及させた。
QCロッジメンバーMichael Baigent共著の大ベストセラー『Holy Blood, Holy Grail』は、イエスが人間でカトリックは悪魔崇拝であるとする本を多く生み出し、今日のダン・ブラウンの作品で再燃した。

まりん さんのコメント...

玄さん、いつもマシュー君からの貴重なメッセージをありがとうございます。

でも今回は疑問に思いました。

「イエスが十字架に架けられたことはない」というのは信じられません。

神を名乗る他の存在が介入しているという、可能性はないでしょうか?

カツドン さんのコメント...

森田玄さんのホームページ内のマシュー君のメッセージをいつも読んでいます。
マシュー君のメッセージが、とても好きです。
マシュー君の温かくて優しい語り口と、全ての人間には「上下」はなく皆平等である というメッセージは、とても心に染みてきます。

地球がアセンションし あと2年くらいで黄金時代を迎えるというメッセージは、今までの価値感(常識)から考えると とても現実離れしているので どうしても「本当なのかなぁ...」 という気持ちがゼロになりませんが、本当だったら とっても嬉しいことだし、なんて素晴らしいことなんだ と感じます。

黄金時代の実現が 待ち遠しい気持ちです。

森田 玄 さんのコメント...

みなさん、コメントありがとうございます。
まりんさん、どうして「イエスが十字架に架けられたことはない」が信じられないのですか?聖書に書いてないからですか?
かつどんさん、マシュー君が言っている”真理が明らかになる”ということは、私たちのこれまでの常識が覆ることではありませんか?

まりん さんのコメント...

>どうして「イエスが十字架に架けられたことはない」が信じられないのですか?聖書に書いてないからですか?

聖書を読んだことはありません。
イエスについてもよく知りません。
勉強不足ですみません。

ただ、私が信じているマグダラのマリアからのメッセージと異なっています。
私の直感によると、マグダラのマリアのほうを信じられます。

「大きな光を放っている人は、闇から狙われやすい」とか、「闇の存在が光の存在になりすまして、メッセージを送ることがある」と聞いた(読んだ)ことがあります。

考えすぎかもしれませんが、こういう大きな事実に対してふたつの真実が語られると、どちらが光でどちらが闇からのメッセージなのかなと考えてしまいます。

森田 玄 さんのコメント...

まりんさんへ

ふたつの真実が語られるとほんとうに困りますね。真理は魂レベルではお見通しだそうですから、ほんとうは分かっているのですね。ところが私たちは意識(思考)と魂との間にギャップをつくられてしまっているので、あれこれと迷うのでしょう。魂からのメッセージである直感に耳を傾けるしかないですね。もし、それがマシューや神の言っていることと異なってもいいのだと思いますよ。もしそれが真理ならかならずそこに平和なこころがあるはずです。

まりん さんのコメント...

玄さん、ありがとうございます。

魂は真理をわかっているんですね。
私の直感はまだあやふやですけど、これから磨きをかけたいと思います。
そして、自分を信じていきます。

andrea_js さんのコメント...

信仰とは与えられるもの

あなたがキリストの十字架や復活を信じられなくても、仕方ないと思います。

それに聖書を読み込んでいけばあなたが言っていることの矛盾も自分で分かると思います。

キリストを信じるか信じないかは、自由なのです。

神様は自由を与えられたから‥

それは素晴らしいことです。

あなたに信仰が与えれ、真理に出会うことを祈ってやみません。