きくちゆみのブログより
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クム・ケアラ・チンとNa Wai Iwi Olaがまもなく来日します
9月29日(木)夜7時から、文京シビックホール(小ホール)でNa Wai Iwi Ola東京公演「E Ola Ka Hula(フラは生きている)」が開催されます。私は本公演のオーガナイザーです。フライヤーをダウンロードするにはこちらをクリックして下さい。(PDF 810 KB)
Na Wai Iwi Olaのクム・ケアラ・チンとの出会いは、ハワイ島にアトリエと農場を持つ女神の画家・小田まゆみさんの紹介でした。最初はまゆみさんからの依頼で、その後は、私自身の意志で、Na Wai Iwi Ola日本公演をオーガナイズさせていただいています。
ここでちょっとハワイの歴史を。
米国の先遣隊として最初にハワイに白人やってきたのは1920年のことでした。彼らはキリスト教を広めようとする宣教師だったので、裸に近い格好で踊るフラを猥雑なものとして禁止してしまいます(1830〜74年)。
その後1898年には、米国がハワイを併合(実際は植民地化)し、ハワイ語も禁止されると、ハワイの伝統文化は急速に廃れていきました。ハワイ語が禁止されているわけですから、当然、ハワイ語で詠唱するフラカヒコ(古典フラ)もチャント(ハワイ語での詠唱)もできなくなります。
変化が起きたのは、先住民の権利や伝統文化が世界的に見直され始めた1970頃のこと。ハワイでもハワイ語や伝統文化の復興を求める動きが起きてきて、フラカヒコも頻繁に踊られ、伝承されるようになってきました。
http://www.aloha-love.com/blog_/index.html
そんな中、ハワイ島で特に子どもたちへのフラ(踊り)とメレ(歌)とハワイ語の継承に力を入れているのが、ケアラ・チンです。彼のフラへの真摯な姿勢と情熱に触れた人は、たいていファンになります。私もその一人。
Na Wai Iwi Olaの日本公演は、今回で3回目。私はフラダンサーではありませんが、彼らのサポートを続けているのは、クムフラ・ケアラ・チンとNa Wai Iwi Olaを応援することを通して、ハワイの伝統文化の復興と継承に貢献したいからです。ハワイ先住民の文化は、まさに「自然を敬い、自然と共に生きる」ですからね!
私もそのように生きたいです。
日本で盛んなフラは、モダンフラ、あるいはフラ・アウアナと言われるもので、米国がハワイを併合した以降に踊られるようになったエンターテイメント性の高いフラです。
それに対して、Na Wai Iwi Olaが見せてくれるフラ・カヒコ(古典フラ)は、ハワイの自然の神々に奉納する踊りです。これは本来、見せるための踊りではありませんが、311以降の日本に心を寄せ、福島へのサポートもしてくれているクムが、私たち日本人のために祈りの踊りを奉納してくれます。
そんなわけで、私は文京シビックホールで行われる9月29日のNa Wai Iwi Ola来日東京公演を満場で迎えたいのです。これを読んでいるあなたがもしフラに興味がなくても、一度は見てみませんか?自信を持ってお誘いします。
今回、ゲストとして参加してくださるビーマーソロモン・ハラウ・オ・ポオハラも素晴らしいアウアナ(モダンフラ)を見せてくれますので、フラやハワイの文化に興味のある方、そして、私のご縁の方も、ぜひぜひ見に来て下さい。
チケットは、ローソンで購入できます。ローソンチケット:Lコード 37637
S席指定 5千円 A席自由 4千円
*S席は残りわずかです。当日は+千円になります。
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