ハワイの米作りを復活させようという構想は数年前からもっていました。持続可能で自給自足的な暮らしのモデルを実現するには、何と言っても主食のお米が第一ですからね。ところが、日系移民の人たちがハワイのタロイモ水田でやっていた米作のことを、地元にいる日系のお年寄りに訊いてもだれも知らないと言います。ハワイのお米はすべてカリフォルニアからの輸入です。
そこで、ともかく自分でやってみようと、ハーモニクライフセンターハワイの裏庭にミニチュア田んぼをつくり、2月末に田植えをしました。その苗がもうこんなに黄金色になっています。
ハワイには色とりどりのたくさんの鳥がいて、いつも目と耳を楽しましてくれますが、ちょっと心配なのは彼らが稲穂を食べてしまうことです。いまのところ、鳥たちの被害も虫害もありません。もっとも、初めて見る稲穂がなんだか分からないのでしょう。
裏に2.5x3.3mの大きさの穴をほって木枠でご覧のようなミニ田んぼをつくりました。
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斜面なので水平にするのがちょっと苦労 | |
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掘った土を田に戻します。石だらけなので大変。 |
先住ハワイ人たちの神聖な食べ物とされるタロ(芋)は、やはり神聖な場所とされるハワイ島北端にあるワイピオバレーでいまもつくられています。ここには素晴らしい滝がいくつもあって水が豊富だからです。
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ワイピオバレー |
100年前、この神聖な場所で日本人移民たちがお米をつくっていたのです。その米作を甦らせることができたら素晴らしいだろうといろいろとツテを探していたところ、なんとうれしいことに、ヒロに住む友人のジュンさんの紹介で、空いているタロ水田を使ってもいいというオーナーが見つかりました。
さっそく先週、そのタロ水田の見学に行ってきました。
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鴨川の風景に重なります |
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案内してくれたデービッドさんとジュンさん |
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来月田植え予定の場所
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とりあえずテストということで来月田植えをすることになりました。これがきっかけになってハワイに米作が広がるのが私たちの夢です。
1 件のコメント:
モンサントや遺伝子組み換え食品はますます私達の生活に入り込み、今や私達も遺伝子組換えされた飼料を食べた家畜の肉や卵、チーズを食べるしかありません。私は肉は殆ど食べないけれど手作りのパンが多いのでチーズは安全なものが不可欠。残念ながら外国産は全てアウト。アルゼンチンは可愛そうです。めちゃめちゃにされてしまいました。これでアセンションと言うのが本当に完了したと言われても信じられません。現実はますますひどくなっているからです。
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