私たちの9・11真相究明運動が、今回9・11真相究明国際会議に招いているデヴィッド・レイ・グリフィン博士とともに、今年のノーベル平和賞にノミネートされたというのです。グリフィン博士に問い合わせたところ、本当の話だそうです。
ノミネートをノーベル平和賞委員会に推薦したのは、地元ノルウェーの国会議員や大学教授たちのようです。その声明文を以下に訳しました。ノーベル平和賞の発表は今週の金曜日です。
なぜ9・11真相究明運動がノーベル平和賞に、と不審に思われる方も多いでしょうね。じつは、2001年9月11日の事件直後から、これはどうみてもおかしい、アメリカ政府のアルカイダ説には根拠が乏しいという意見がヨーロッパ諸国(特にドイツ、フランスなど)にはあったのです。アメリカ国内でも、そういう声があったのですが、非国民とかテロリストの仲間だというレッテル貼りやマスメディアの”自粛?”によって、完全に抑え込まれてしまいました。(いまでも依然として9・11はタブーです)日本もアメリカに右倣(なら)えですから、マスコミはまったく沈黙しています。この間の藤田幸久参議院議員の国会での質問も、結局、新聞もテレビも週刊誌さえ無視しました。(誤解しないでください。現場の記者やディレクターには、ぜひ9・11特集をやりたいという人がいるのですが、その記事や番組がじっさいに表にでることはありません。上層部や編集部で却下されてしまうからです)。ところが、ヨーロッパでは、藤田議員のことは世界で始めての国会での快挙として大きくとりあげられ、藤田議員がヨーロッパ議会に招聘までされたのです。そういう9・11の真相究明をめぐるヨーロッパの温度差があったことが,今回のノルウェーの9・11真相究明グループによるノーベル平和賞ノミネートにつながったのだと思います。
11月3日のグリフィン博士の話が楽しみです。
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9・11真相究明ノルウェー:9・11真相究明運動が2008年ノーベル平和賞にノミネート
2008年10月4日
デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動(9/11Truth Movement)を、2008年ノーベル平和賞にノミネートする理由
これは10人の教授、および現職および元国会議員たちによって支持されています。
ブッシュ大統領が対テロ戦争と呼んだ21世紀の戦争は、2001年9月11日のニューヨークとワシントンでの悲劇的事件によって正当化されています。この事件が、どこにでもいるがどこかわからない敵に対する先制攻撃を正当化することになりました。2001年からテロリズムは西欧社会への最大の脅威になり、この脅威のもっとも象徴的な証拠が、9・11事件だと言われています。
しかし近年、9・11真相究明運動とその中でも際立った学者のデヴィッド・レイ・グリフィンは、9月11日の攻撃が、私たちが言われているような、イスラム教徒のテロリストたちによるものでなく、アフガニスタンとイラクに対する戦争の口実のために、アメリカの”戦争エリート”によって遂行されたという強力な証拠を提示しました。
デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動は、この”戦争エリート”が冷戦後の新しい敵をつくるため、そしてかれらの経済的、政治的利権に沿った戦争を起こすために、この攻撃を行ったことを示す説得力ある証拠を提示しています。
私たちは、21世紀の平和へのもっとも重要な貢献が、これらの”戦争エリート”たちの政治的ゲームの真相究明であり、その侵略戦争への欺瞞的な理由の排除だと信じています。これをデヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動は素晴らしいやり方で行ってきました。
もし、9月11日の攻撃が中東の戦争を正当化するためのアメリカの”見せかけの作戦”であったとしたら、その事実を明らかにすることはノーベル平和賞に値するものです。したがって私たちは、デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動を共に2008年ノーベル平和賞にノミネートします。
2001年以降、主要新聞、テレビ、各報道機関などの主要メディアが戦争プロパガンダの道具になっています。一方で、より多くの大学教授や軍当局者、情報分析者たちが、ニューヨークとワシントンの9・11事件は、主要メディアが報じている情報とは異なり、アメリカのシステム内の人間たちによって起こされたという増大する証拠を示しています。
アメリカ国民のほぼ50%が9・11の公式説に疑問を抱いているという事実があるのにもかかわらず、マスメディアはこの疑問の背景について触れていません。この一般主要メディアが民主主義擁護という責任を果たせなくなっているために、9・11真相究明運動は否応なくインターネットを通して情報を流すようになりました。
この一般マスメディアの堕落にもかかわらず、デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動は、戦争を平和に転じるような重要な情報を提供してきました。これが、かれらがノーベル平和賞にもっとも相応しい候補であると私たちが考える理由です。
9・11真相究明運動は、9・11の公式説に疑問を抱いたわずかな数の活動家と大学教授たちから始まりました。今日では、この運動には約100名の教授たち、200名以上の建築家とエンジニアたち、100名の元軍人と情報分析家たち、60名以上のパイロットそして200名の9・11生存者あるいは家族たちが含まれています。
9・11真相究明運動にはまた、ヨーロッパ政府の元議員たちも含まれます。また、元CIA部長、CIA地区分析オフィス部長、元国家情報調査長官、元大統領最新情報(PDB)担当官、ペンタゴンの元情報部長、スターウォーズ計画の元責任者、ジョージ・ブッシュ大統領の元報道官、元財務副長官、ウォールストリートジャーナル編集長なども含まれます。これらのひとたちの多くがデヴィッド・レイ・グリフィンの本を賞賛しています。9・11真相究明運動は、世界を変革しようという大きな反政府運動になっているのです。
今日の平和運動は、何十万の活動家たちが、”対テロ戦争”のような嘘に反旗を翻していることです。学生、教授、情報分析家、軍人たちによるこの運動は単なる戦争反対ではありません。かれらはまた、アメリカの”戦争エリートたち”が自分たちの戦争の口実にテロを利用していることを明らかに示しているのです。
それは昔からある、戦争を起こすための口実として使われてきた”見せかけの作戦”です。それは、”応戦”の理由をでっちあげるために、自国の軍隊や自国民に対して秘密の軍事攻撃やテロ攻撃を仕掛けることです。歴史的に言えば、この見せかけ作戦は、これまで英国、ドイツ、アメリカ、イスラエルそしてスウェーデンもやってきたことです。
アメリカは1898年、自国の戦艦USSメイン号をキューバで攻撃して米西戦争を始めました。1962年、アメリカ軍指導者がつくりあげた極秘文書によれば、キューバのグアンタナモの自国戦艦に小攻撃を与え,同時に自国の海軍基地を爆撃し、キューバが攻撃したように見せかけるというものでした。またアメリカ国内のいくつかの都市でテロ爆発を起こし、それらをキューバの責任にさせてキューバ戦争の口実とするものでした。時のジョンF・ケネディ大統領はこれを却下しましたが、”戦争エリート”たちには受け入れられない考えではなかったのです。しかし2年後、偽の北ベトナムの爆弾がトンキン湾にいたアメリカ海軍駆逐艦USSマドックスを攻撃し、これが北ベトナムとの戦争の口実になりました。一昨年、元国家安全保障補佐官のズビグニュー・ブレジンスキーが上院で証言し、イラクでの挑発行為やアメリカ国内のテロ攻撃をイランによるものとして、アメリカ政府がイラン戦争を正当化する可能性があることを示唆しました。
民主主義国家と言われる国では戦争の正当化がどうしても必要です。そのために、”見せかけ作戦”は侵略戦争の正当化に通常つかわれる手段なのです。
9月11日に起きたことに関するすべての新しい証拠は、この攻撃が”見せかけの作戦”であることを示しています。デヴィッド・レイ・グリフィンが「The New Pearl Harbor - Disturbing Questions about the Bush Administration and 9/11 in 2003-2004」(邦訳:『9・11は謀略か』ー21世紀の真珠湾攻撃とブッシュ政権』を出版したとき、この事実をはっきりと言明できませんでした。やがてまもなく9・11真相究明運動が生まれ、それは世界的な運動に発展しました。本やビデオやインターネットのサイトが次から次と現れて、アメリカの”戦争エリート”たちの正体が、グリフィンやかれの仲間たちによって暴露されました。
9・11真相究明運動は、9月11日のことは”寝耳に水”であったというアメリカ政府の公式声明に対して、エジプト、ヨルダン、イスラエル、ドイツ、フランス、英国、ロシアそしてアメリカ情報局が、アメリカ国土に差し迫った攻撃を示す情報を事前にアメリカに通知していたという非常に多くの証拠があることを明らかにしています。これらのいくつかは、9月に世界貿易センターのようなアメリカの象徴を狙って民間旅客機がハイジャックされるという具体的なものでした。FBIとCIAの幹部エージェントが差し迫った攻撃の情報を上司に伝えたところ、非常に驚いたことに、上層部がもう情報はいらないと言ったのです。
アメリカ政府高官は、テロリストが民間旅客機を使ってあのようなスケールでビルに激突させることはだれも想像すらできなかったと言いましたが、アメリカ空軍とほかの関係機関が何ヶ月もそのような攻撃に対する訓練をやっていた事実を示す証拠があります。9月11日までの数ヶ月間、かれらは飛行機を世界貿易センターとペンタゴンに激突させる軍事訓練を何度も繰り返していたのです。公式説は信用できません。
9・11真相究明運動は、世界貿易センタータワーが軍事用と思われる爆発物で破壊されたこと、爆弾がビル内に仕掛けられていたことを示しています。47階建ての7番ビルは飛行機が激突していないのに崩壊しました。100名以上の消防士たちがビル内の爆発物について語っています。多くの目撃者たちが、ビルの地下内での大きな爆発について語っています。ノースタワーの地下にあったパーキングフロアが、最初の飛行機がビルに追突する以前にすでに爆発で消えています。消防士たちは”溶けたスチールが川のようだ”と語っています。
タワーが崩壊したとき、溶岩流のような”融解したスチールの火山”が破壊されたタワーの下に出現しました。その融解したスチールはその後何ヶ月も冷えなかったのです。専門家たちは、攻撃から21日経っても火が燃え続け、融解したスチールはクリーム状であったと言っています。ルディー・ジュリアーニ市長は地下の火災は100日間燃え続けたと語っています。数ヶ月間にわたって、世界貿易センターのゼロポイント地点にはクリーム状の多量の融解したスチールが存在していたことは、実際の溶融点(1,560°C)よりもはるかに高い温度であったことを示しています。
通常の炭素燃焼も、私たちがテレビ画面ではっきりと観た世界貿易センタータワーような、酸素不足下での炭素燃焼も、このような温度にはなりません。融解したスチールが何ヶ月もクリーム状にあった事実は、大量の軍事用爆発物か特殊兵器が使われたとしか説明がつきません。ビデオと写真が多数の爆発と多量の融解スチールを示しています。専門家はスチールが蒸発していたことを指摘しています。通常の炭素火災では1000度℃以上になることはありません。スチールを蒸発させるには3000度℃の温度が必要です。
9・11真相究明運動は証拠の収集に多大な貢献をしました。かれらは9月11日の攻撃がプロの軍人たちによって遂行された作戦であったことを知っています。そしてこの事実を明らかにすることが、21世紀の平和に最大の貢献であるだろうと思われます。それが、2008年ノーベル平和賞をデヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動に授与する最大の重要な理由です。
西欧には、単に疑わしく思うだけでなく、アメリカの”戦争エリート”たちが、中東の戦争への口実と、そしてソ連という敵に代わって冷戦後の新しい敵をつくるために、ワシントンとニューヨークで何千人のアメリカ人を犠牲にすることさえ厭わないという事実に困惑している人たちがいます。
アメリカの”戦争エリート”たちが、どうしてアメリカ人の命を犠牲にするだろうか、とかれらは訊ねます。西欧のこれらの人たちは、アメリカのエリートたちはそれほど冷笑的で狡猾でもないと主張します。しかし、冷戦体制から対テロ戦争に移行することは、本質的にはこの人たちのために考えられたことです。
今日、私たちは世界貿易センターの崩壊後何千もの救援隊の人たちが有毒ダスト(塵)を吸って深刻な病気に悩まされていることを知っています。実際、火災や崩壊よりも多くの人たちが有毒ダストで死んでいるのです。また、ホワイトハウスがEPA( 環境省)に汚染調査を命じ、ひとびとに誤った情報を与えたことも知っています・・かれらは、大気が有毒であることを知りながら、ニューヨーク住民に呼吸しても安全だと言ったのです。
9・11の内部犯行”Inside Job"の真相究明は、石油が豊富な中東と中央アジアでのアメリカの侵略戦争の正当性を崩すだけでなく、西欧社会を狙うイスラム教主義者たちのテロ攻撃の正当性も崩すことになります。それはグリフィンと9・11真相究明運動によってアメリカの”内部犯行”が明るみにされることで、イスラム教活動家や反乱者たちが、自分たちがアメリカ当局のゲームの駒にされていたことを理解するからです。
これらのイスラム教主義者たちは、アメリカの”戦争エリート”たちが、かれらの戦争を正当化させるためのこのようなテロ行為が必要だったので、自分たちがいいように利用されてきたことを知るでしょう。デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動の貢献はアメリカの侵略戦争に対する打撃だけでなく、これらの貢献はアメリカのイスラム教諸国に対する戦争を正当化させるために引き起こされまた利用されてきたイスラム教主義者のテロリズムに対しても大きな打撃です。
アメリカの政権が”対テロ戦争”と呼ぶ時代にあって、デヴィッド・レイ・グリフィンと9・11真相究明運動は、平和へのもっとも意味ある貢献を与えています。そしてそのことから、かれらは2008年ノーベル平和賞を授与されるべきです。
(訳注:ノーベル賞の選考は物理学賞、化学賞、経済学賞の3部門についてはスウェーデン科学アカデミーが、生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が、平和賞はノルウェー国会が、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ行う-Wikipedia)
2008年ノーベル平和賞は10月10日(金)に発表されます。
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原文:911Blogger.com
9 件のコメント:
素晴らしい!おめでとうございます。
発表が楽しみですね。
ノミネートされたことで、911の真実がもっとみなさんに広がる事を期待します。
ノミネートは公表されない決まりです。
マシュー君には悪いが、こんな
計画があります。
ブルービーム計画。
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=442
匿名さん
ありがとうございます。
そうなんですってね。僕も最近知りました。考えてみれば当然です。圧力がいろいろかかってくるでしょうから。でも,ノミネートされた本人にはノーベル賞委員会から通知が来るそうです。それでグリフィン博士に連絡したら,確かにその通知を受けたそうです。
素晴らしいですね!心躍る思いで記事拝見しました。玄さんのブログには3ヶ月程前に出会いまして、それから毎回更新を楽しみに拝見しています。私事ですが、実は9・11のまさにその日、私は新婚旅行でラスベガスに居ました。今となってはその時にアメリカに居たことは私にとってとても意味のある事だったのだと、痛感しています。まさか、このような真実にたどり着くとは思ってもいませんでしたから…。9・11ついてもっと考えるべきだというメッセージだったのだと感じています。このことを考えるようになってから、過去・現在・未来がすべて一直線に並んでいる、「時空連続体」が少し理解できるようになりました。玄さん、きくちゆみさん、大事なことに気づかせていただいた出会いに心から感謝します!ありがとうございます。そしてノミネートをきっかけに多くの方に「気づき」が起きますように…
ノーベル平和賞は、ノルウェイ国会ではなく、Norwegian Nobel Committeeの5人の委員によって受賞者が決められます。その5人とは、
http://en.wikipedia.org/wiki/Norwegian_Nobel_Committee
にあります。
今年は、中国の人権活動家、胡佳氏、ロシアのチェチェン共和国で人権擁護活動を行う女性弁護士リダ・ユスポワ氏、ベトナム統一仏教会のティック・クアン・ド師が候補とされていましたが、これですら、ロイター通信などによる下馬評にすぎません。「ノミネートされた本人にはノーベル賞委員会から通知が来る」という話はどこにも書いていないと思うのですが?
sothis23さん
僕もシンクロニシティ(共時性)の意味が、やっとすこし理解できるようになってきました。そこには、意識、思考、顕現性、魂、そして創造主あるいはすべてをコントロールする存在が微妙につながり合っているようですね。これは多分禅の教えに近いものではないかと思っています。そういう意味で、ものすごい深い哲理が流れていることは確かです。
三歩さん
ノーベル平和賞審査委員会の情報ありがとうございます。たしかに、このノーベル委員会の5人の委員が決めるのですが、それを任命するのがノルウェー国会ですから、ノルウェー国会が決定すると言っても決して間違いではないと思われます。ノミネート通知は本人にされるかどうかは知りませんが、少なくとも、グリフィン博士には通知がノルウェーから来たことを本人から確認しています。
玄さん、
記事を有り難うございます。
今度リモ農園にお邪魔させて頂きますね。
911のこと、
開いていきましょう。
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