月曜日, 8月 31, 2009

マシュー君のメッセージ(24)

知らない内に秋が忍び寄っていて、朝晩は思わず上布団を重ねる季節になっています。昨日は思いがけない親しい友人の突然の訃報にこころが一瞬凍り付きました。幼い子どもたちを残して・・・。なんと人生は無惨で理不尽なのでしょう!

でも、あらゆることには理由があると、マシュ−君は言います。偶然はないと。魂のレベルで物事を見れない私たち人間は本当にもどかしい存在です。

今回のメッセージには、”地球外生命体”いわゆる"ET"たちからのメッセージが紹介されています。これらは、今度出版される「マシューブック2:新しい時代への啓示」からの抜粋引用です。

マシュー君の事故死から14年後の1994年に、テレパシー通信による母と子の会話が始まったわけですが,その背後には、銀河系全体を統治する宇宙評議会 が神の意向を受けて、宇宙文明人たちを選んでその各代表に、地球のアセンションに際して地球人類にその意味と導きを与えるように依頼しました。その通信担 当に選ばれたのがマシュー君で、コーディネーター役を務め、お母さんのスージーさんがその受信者であり,地球側の発信者として選ばれたのです。ですから、 ここに登場するETたちは、みなマシュー君が日頃親しくしている宇宙の仲間たちと言ってもよいでしょう。

彼らがどのような存在なのか、本の中から説明をすこし書きましょう。

イカルスは、シリウス星の付近にあるレドンドーレというところに住む文明人たちの代表です。ラザラスは、同様にシリウス星から来ている宇宙で高い尊敬を受 けている存在たちの代表で、彼らは普段個人としての肉体はなく、全体として宇宙の広大な領域に広がるエネルギー体として存在しています。でもそのエネル ギー部分が肉体化する場合もあって、そのときはその姿と容貌が地球の白人種に似ているそうです。ギリシャ神話に出て来る同じ名前のプロメテウスは、地球か らもっとも離れたオリオン星座の中のある惑星にある文明社会からの代表です。ラザラスの仲間たちと同様に、普段は個人という個別の存在ではなく、魂の集団 的な存在としてあるようです。アグネスは、地球に最初に人類をもたらした宇宙人たちを祖先に持つ文明社会の代表です。マシュー君とスージーさんは、かつて その社会に一緒に暮らしていたそうです。最後のメンタも10億ほどの集合魂からなる巨大なエネルギー体として存在する文明人たちの代表です。彼らが肉体化 するときは、リラ星座を超えた銀河系の中のレトルノという惑星に住んでいます。

どうも私たちの想像を超えた存在であることは間違いないようですね。さて、宇宙では地球のことをテラとかガイアと呼んでいます。またはるか昔にはシャンと呼ばれていたそうです。

ところで、今朝スーザンさんからのメールで、長らく入退院を繰り返していた旦那さんのボブさんがやっと1週間前に自宅に帰って来たそうです。これまでのスーザンさんの肉体的な負担と気疲れはいくばかりのものかと案じられます。早く普段の生活に戻れることを祈ります。

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マシューのJPG

2009年8月21日


対極性の終焉、地球から闇の影響を除く手段、自己の光を輝かす、豚インフルエンザワクチン接種の義務づけ、恐れの結果、宇宙の文明社会人たちからの特別な支援

1. みなさん今日は!マシューです。この領域場にいるすべての魂たちから心からのご挨拶をします。あなたたちの多くは、いま目前で起きていることの意味 を理解し歓迎していることでしょう。それは、人類の対極性が急速にそれ自身を尽き始めるに従ってあらゆる行動と反応が”活発化”するエネルギーレベルに地 球が到達しているという否定できない証拠だからです。でも、まだ大多数の人々は混乱や落胆、まったくの恐怖で起きていることを受け取っています。僕は、地 球の旅が進む中で、その道が”でこぼこ”のことを前に話しましたが、地球が第4密度に加速して入って行くこの時期には、でこぼこ道の方があらゆる魂が受け る影響をよく表現していると思います。そこでは最も優れた人間性のみが生き残るのです。

2. あなたたちの周りと内部からのより高い波動が、肉体的、精神的な異常をもたらしています。以前のメッセージで、それらへの対応処置について話しまし た。中でも注意が必要なのは恐れが引き起こすものです。いま起きていることやこれから起きるだろうと思うことで恐れている人たちは、この惑星の第三密度の 最終段階での多くの人生の局面で厳しい試練を経験するでしょう。もし彼らが、何世代にも渡る闇による地球の人々の暮らしの支配が終わろうとしていることを 知ったら、宇宙全体の光の使者や光の勇者たちと一緒に歓びを分かち合えるでしょう。でも、栄光の黄金時代へのこの移行に生まれ参加するために選ばれている んだという歓びの気持ちを忘れてしまっているのです。

3. けれども、”古いもの”から“新しいもの”への変換の中の、大衆のこの忘却によって引き起こされる個人の内面的混乱は、率直に言って、はるか昔黄金 時代のマスタープランを着想し練り上げた宇宙評議会最高位委員たちによって予想されていたことです。そのプランには、進化した文明社会から何百万もの魂た ちが含まれていました。そして地球の上と内部と上空での彼らの極めて重要な支援のお陰で、彼女(地球)は断末魔の苦しみを乗り越えるだけでなく、彼女の住 民たちすべてがお互いにそしてあらゆる自然と平和に暮らせる地球本来のパラダイス(楽園)に復帰できるようになっていたのです。

4. あなたたちの宇宙ファミリーたちも、この変換の最終段階でのガタガタ道を目覚めた魂たちがもっと容易に旅することができるように手助けしています。 すでに心を開いて、注ぎ込む光からもたらされた啓示と高揚感に達しているあなたたちは、自らの恐怖を実体験している人たちの混乱を経験する必要はありませ ん。覚えていて下さい。引き寄せの法則は絶え間なく働いていて、あなたたちが考えと感情に投入するエネルギー通りの状況を引き起こすのです。それらがあな たたち自身のパワー溢れる神や女神の存在に調和していれば、恐れるものなどありません。

5. 肉体的なことや金銭的なことで不安を抱える人たちには、宇宙が・・それはエネルギーなので個人的ではなく、中立です・・彼らが送り出しているエネル ギーの流れに相当する大変な状況をやむなく彼らに引き起こすことになります。これにはあなたたちにとても親しい人たち・・家族、友人、隣人、仲間たち・・ も含まれます。思いやりを持って、出来る限り手を差し伸べ、愛を送り、そしてその人たちを光で包んでやってください。でも、彼らの人生ドラマやトラウマ (心の傷)に引き込まれてはいけません。それによって彼らが助かることは何もないのです。あなたたちの光を暗くし精神力を弱めるだけのことです。

6. 砂の中に頭を突っ込んで、今起きていることを見ないようするとか、遠くで起きていることは知る必要がないと言っているのではありません。忍耐強く見 守り、良い悪いと判断せず、そしてその間光の存在の勝利を確信するように・・そうした方がいいですよと・・言っているのです。そうすることで、内側からの 平和な気持ちがあなたの周りに大きな光となって輝くでしょう。それこそ、あなたたちが心に掛ける人たちに与えられる最大の強力な恩恵です。そしてそれはと ても簡単なことです・・ただあなたたちが光になればいいんですから。

7. あなたたちが見ているリニアル(線形)時間の中で起きていることは、時間のないコンティニウム(時空連続体)の中ではすでに完了しているのです。そ こでの黄金時代の暮らしはすでに現実のことです。あなたたちにコンティニウムやいま起きている世界変換の全貌を想像することは不可能なことは僕たちも分 かっています。実際には、地球上の暮らしに影響を与えているすべてのものから闇の影響力を永久に消すための手の込んだ慎重な”ステップ”である行動を懸念 する人たちがいることも知っています。国によって音楽や踊る人たちは異なるでしょうけれど、最後の勝利の祝い方はみな同じでしょう。

8. あなたたちは、未曾有の規模とスピードと衝撃が、あなたたちの世界を揺るがし、すべての人々への愛と平和と公正さと豊かさと、そしてお互いを尊重す る協調とが行き渡る世界へと次々と作り直していく過程の目撃者です。その道を導く役目の人たちは、改革の力に全力で抵抗しているしぶとい相手に対峙してい ます。光に目覚めた指導者たちはつまずくこともあるでしょう、でもすぐに立ち上がって勢いを取り戻すでしょう。彼らの視力が衰えたり意志が挫けることなど ないからです。そして彼らに抵抗するものはいなくなるでしょう。

9. では、世界で注目を浴びている問題について話しましょう。今の時点での地球の可能性のエネルギー場では、豚インフルエンザ、あるいはそれが改名され たH1N1へのワクチン接種義務づけについての反対エネルギーが、この計画の背後にいる者たちのエネルギーを抜きん出ています。大衆意識の中にある恐れ が、これを再び表舞台に引き出そうという闇の者たちの計略を勢いづけたのです。そしてその恐れがいささか減って来たので・・マスコミが恐ろしい過熱報道を 再び繰り返したのにもかかわらず・・誰もがワクチン接種を義務づけられるという可能性がそれに合わせて減ったのです。けれでも、もし恐れが増大すればこの 好ましい方向も逆転されることもあります。その可能性がこれをなんとかやってのけようと思っているイルミナティの思惑を生かさせているのです。

10. この状況・・あるいは闇がもくろむ他の状況・・への恐れに屈しないことが、あなたたち個人を守ることのひとつです。ワクチン接種義務づけに関する もう一つのことは、すでに僕たちが言っていることです・・・僕たちの宇宙ファミリーのテクノロジーによってワクチン中の有害成分が無害化されています。だ からといって、彼らの支援がこれだけというわけでは決してありません。あなたたちの宇宙の兄弟たちがほかにどのように地球とあなたたちを助けているのか僕 が説明する代わりに、僕の母にお願いして彼らの代表からの公式なプレゼンテーションの抜粋をコピーしてもらいました。こうすれば、彼ら自身の言葉でその支 援がどのようなものか分かってもらえるでしょう。
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11. イカルス:イカルスは、あなたたちの神話に出てくる他の多くの名前のように、実際にあったことから伝わったものです。神話のイカルスがそのように 呼ばれたのは、鑞(ロウ)でできた彼の黄金の翼のためですが、それは私たちの宇宙船団の象徴的なインスピレーションからきたものです。私たちは、現在のあ なたたちよりも脳をフルに活用することによってもたらされた、はるかに進んだ知能とより高度のテクノロジーのお陰で素晴らしい宇宙船団を所有しています。 別に自慢しているわけではなく、ただ事実として言っているのです、スージーさん。私たちの燃料、熱、照明といった必要なものすべてのパワーは、神によって もたらされた源(ソース)から直接来ています。

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私たちのイメージを送ります。ごらんのように、私たちはヒューマノイドの姿をしていません。ただ、通常の居住地にいる時だけは、私たちは背が高く、手足の 長い銀色のとてもとても細いからだで、大きな目と長い器用な指を持った姿をしています。あなたたちは”蜘蛛”というイメージに思っていますが、それはあま り気に入りません。でもそれがあなたたちの例えなら、それでも結構です。

私たちは、想像したり、真似ようと思えば、ちょうどあなたたちのように、どのような姿にでも正確に肉体化できます。そうやって、私たちの多くがすでにあな たたちの中にいるのです。でもあなたたちはそのことにまったく気づいていません。私たちは、環境や汚染や産業に少しでもよい影響を与える決定ができるよう に、影響力のある立場にいることで浄化の助けをしています。また別の方法で地球のネガティビティを減少させ、そうすることで大地と海の破壊を食い止める手 伝いをしています。

私たちは、地球人の姿になってあなたたちの中に存在している地球外生命体のグループの一部です。でも、その存在やあなたたちの惑星の救済というその目的を まだ公にはできません。私たちのありのままの姿を知ってもらい、あなたたちの中に隠れていることをもう止めたいとは思います。しかし、私たちに神から直接 与えられたメッセージによれば、今はまだその時ではありません。この宇宙の大事な決定をすべて支配し、これに関わっているすべてにとって最適な結果になる ようなそれ自身のタイムテーブルを持っているのが神だからです。

私たちはあらゆる面でぜひ援助したいと思っていますが、あなたたちの自治体制のどのような側面であれ乗っ取るような気持ちはありません。それは神と宇宙の 法則で決められていることです。私たちはあらゆる自治とその決定を尊重しますが、それらが・・あまりにも多いのですが・・自滅と惑星破壊を目的とする場合 は別です。その時は、地球とそこに生きる者たちにとって衝撃的な破壊になることを防げるために、私たちのテクノロジーパワーでそれらの勢力を阻止する権限 を私たちは与えられているです。
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12. ラザラス:地球のネガティビティを緩和する支援能力とそれを進んでやる気持ちが我々にあったので、(宇宙)評議会の依頼でこの本のためにあなたに 情報を提供することになった。我々とあなたたちは、スピリチュアルな兄弟だ。だから、神の奉仕をする生来の協力者だよ。我々は何百万のあなたたちの宇宙 ファミリーの中のひとつだ。その宇宙船たちが50年以上もあなたたちの惑星の周りを囲んで”現役任務”についている。そして彼女(地球)の惑星体をほとん ど死に追いやるほどにもなったネガティビティ(破壊エネルギー)を地球から除いている。

スーザン:どうやってネガティビティを緩和するの?

ラザラス:我々は自分たちのエネルギーを、同様に地球の生命を守りたいと思っている他の存在たちと結合させている。そして一体となって、彼女の肺に、空気つまり大気の、我々のエネルギーを吹き込んだ。そうして、彼女を殺そうとしていた多量の汚染物質を引き出したのだ。

我々は兵士ではない。むしろもっと技術的な専門知識を持っている存在だ。我々のエネルギーがこの惑星を安定化させ、その軌道をしっかり支える助けをしてい る。その領域では、他の天体がその安定軌道に深刻な影響を与える可能性があるからだ。あなたたちが言う”自然災害”の影響を抑える、または”ちらす”こと で、起こりうる広範囲な破壊を防いでいる。我々は、地球表面下で高まっているエネルギーから力を抜いている。それは、山全体を吹き飛ばし周囲の市街地を破 壊するほどの非常に激しい火山爆発を引き起こすものだ。また、断層を安定化させて地震の影響を減少させている・・それでもまだエネルギーを放出するが、も し我々の緩和防止策がなければ起こるであろう広範囲な破壊は防げる。

我々は海洋を静め、風力を弱めることで、それらがハリケーンやサイクロン、竜巻、沿岸部の洪水に及ぶのを防いでいる。それらはもし我々がやらなかったら、 あなたたちが被ることになるものだ。我々は宇宙の破片物体の軌道を修正して、地球との衝突距離範囲内に入らないようにしている。また、すべてのあなたたち の生命力に必要なリズムを一定に保っている。これらの例で我々の浄化プロセスへの関わりがはっきりしたかな?

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我々の愛するテラは、入ってくるあらゆる光を受けて彼女本来の力をだいぶ取り戻しつつあることは確かだ。しかし我々は彼女の安定性の確保のために我々のテ クノロジーと同時に我々のエネルギーをたくさん降り注いでいる。なぜなら、彼女からネガティビティを排除することでもたらされる大混乱がまだすべて終わっ ているわけではないからだ。それに、この点については、彼女が完全に第4密度の波動に入ってさらに第五密度まで旅を続けるまでは、我々の努力を減らすつも りはない。そうなった時には、われわれ全員が万歳三唱だ・・そこで我々の地球での仕事が終わったという事だ。そして我々は故郷の星と家族に戻るだろう。
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13. プロメテウス:私たちはこれらの光の存在たちの仲間です。そしてあなたたち人類の一部の祖先です。私たちはオリオンという名の星座の中のある惑星 系から来ています。私たちの社会には個人という存在はありません。でも、私たちが光に向かう道を絶えず求めて律動運動する内には完全な調和があります。私 たちは進化する中で肉体を必要としなくなりました。知的進化とスピリチュアルな真理への啓示によって、私たちは集合魂のエッセンスと何十億の魂たちの心を 表す薄い層でできた形状に物質化できるようになりました。

奇妙な雲のような形状の知的存在を想像することはあなたたちにとって難しいのは分かります。でも、わたしたちはこの姿で、必要とされる力を行使して最大の 援助をするために、地球の近くに来ています。私たちはあなたたちが肉体的に生存できるように働く宇宙文明人たちの一部です。それはあなたたちが”浄化”と 呼ぶものの中で最も重要なことの一つです。

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どうか覚えておいてください。他の世界からの助けを期待しているあなたたちのようなわずかな数の人たちだけが、いつもとは違う異常な形の雲を見ることで しょう。それは”フワッと”膨れた巻雲の一種で、そこにあなたたちの土壌、水、大気中に含まれている多量の化学物質やほかの有毒物質による汚染を減少させ るために必要なエネルギー渦が発生しているのです。
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14. アグネス:私たちは集団よりもむしろ個人的な方法で支援することになります。これは、私たちが一人ひとりの魂に焦点を合わせることで、地球人類全 体ではないということです。すでに来ている他の(宇宙からの)存在たちが、地球軌道の安定化と細胞記憶のレベル向上のための大気中へのさらなるエネルギー 注入といった方法で援助するでしょう。この点に関しては、私たちが必要になることはありません。けれども、もしそれが必要になれば、私たちはそれらの支援 部隊の最前線に立ち、私たちの愛の光を送って、私たちの兄弟たちの破壊をもたらすような大規模な地球の変化への抑止力になるでしょう。

私たちの目的は、私たち自身の最初の祖先をもつ魂たちとの再会です。あらゆる魂は神の目から貴重な存在です。ですから私たちは勝手にある魂を無視して他を 優先することはしません。それはまるで従兄弟たち、叔母、叔父たちと呼ばれる地球の1家族が全員祖父母たちの屋根の下に再会するようなものです。それは自 然に選ばれるものです、そうではありませんか?道路で通りがかりの人もすべて招待する気にはならないでしょう?ですから、それが私たちの使命であり目的で す。ええ、それがあらゆる面で、そしていつでも神の目的です。

自分たちの台所に知らない人がいるのは、歓迎してくれる人たちにとってあんまり気持ちよくないでしょうから、私たちはそのままの姿で近づくことはしません。 第一に、私たちはもうすでにあなたたちと一緒にいます。第二に、あなたたちの中には私たちを輝きの中にもう見ている人たちがいます。それは温かく受け入れ るエネルギーとして分かります。それは兄弟がお互いを兄弟として認識するのではなく、こころが踊るような調和した感覚としての認識です。ええ、深い所では 確かにこれは兄弟と兄弟とのことですが、あなたたちが通常考えている表面的レベルでは、段々強くなってくる認識と波動の感覚にただ驚きがあるだけです。

そして、こうすることで何ができるのでしょう?再会への道です。深いレベルで私たちはあなたたちと手と手を取り合って光に向かって歩んで行きます。これは 説明がなくてもなにか懐かしい感覚として魂レベルで分かる分岐点に向かう事です。それはその後になって喜んで迎え入れる、でも驚きの記憶として意識できる でしょう。あなたたちの魂から”なーんだ”となります。
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15. メンタ:私たちは同じように全力で援助の手を差し伸べている他の多くの(宇宙)文明人たちよりもパワーがあります。彼らの波長は私たちのものより 短いのです。それで私たちは二つの使命のために進んでやることにしたのです。私たち自身のエネルギーで光を発すると同時に、他から発せられ一旦地球大気中 に入った光を持続させているのです。あなたたちの肉体が細胞レベルでその光線を吸収し、これから地球が入って行くより高い波動に順応するためには、これが 非常に重要です。これによって、ある人たちが”転換”と呼び、またある人たちは”浄化”と呼ぶ地球のアセンションプロセスの間に、あなたたちが肉体的に生 き残る機会が与えられるのです。
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16. ありがとう、お母さん。他にも多くの高度に進化したプレゼンター(情報提供者)たちが、彼らの文明社会人たちが地球のアセンションの旅に始めから ずっと参加していることを伝え、危険な時期を安全に通り抜けるための賢いガイダンスを与えています・・たくさんのメッセージで僕たちも同じ情報を伝えてい ます。{これらのプレゼンテーション抜粋の全文は、「新しい時代への啓示」の改訂版(注:”マシューブック2”、ナチュラルスピリットから近日出版予定) に入っています。また同様に非常に興味深い情報が、「新しい時代への光輝」と「宇宙からの声」(注:共に”マシューブック3、4”未邦訳)にもありま す。}

17. 私の母の家族への世話が軽くなり、Eメールを読んで質問のリストに対応できる時間を持てるようになるまでは、僕のメッセージは定期的とはいかず、 簡略になるでしょう。でも、いつも言っているように、どうか答えを外に求めないようにしてください・・あなたたちの最も信頼できる発信源は、いつでもあな たたちの魂からのメッセージです。

18. 無条件の愛と創造主の愛と光による無限の永久なるパワーを持って、僕たちはあなたたちのスピリチュアルな道程に、あなたたちの一人ひとりにずっと付き添っているのです。

愛と平和を
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スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

月曜日, 8月 10, 2009

卒業生へのスピーチ

ポール・ホーケンというアメリカの環境活動家、企業家、ジャーナリストを知っている方は少ないかもしれません。山川紘矢・亜希子訳「フィンドホーンの魔法」の著者といえば、あーと言う人もいるでしょう。なかなか興味ある経歴の持ち主で、若い頃はボストンの久司道夫の元でマクロバイオティック自然食品会社エレウォンの設立に関わったり、ロッキーマウンテンインスティテュートのエイモリー・ロビンズとベストセラーになった「自然資本の経済」を書いています。数日前、オレゴンのユージーンにいる友人のトム・アトリーから送られてきたポール・ホーケンの講演録を一読して、その素晴らしい内容に感銘させられました。さすが時代の流れを適格に捉える目を持ったご両人だと思います。”生命は、生命に相応しい条件を創造する”・・これに反することを人類はいかにこれまでやって来たのでしょうか。頭脳ばかりではなく、いのちが喜ぶような技術と文化と暮らしをこれからの人類の道程基盤にしなければいけません。


ポール・ホーケン

以下は、ポール・ホーケンがポートランド大学人道文学名誉博士号を授与されたことを記念して5月3日に行った2009年度卒業生への講演です。

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「この講演を頼まれたとき、「ストレートで、ありのままの、厳格で、正直な、情熱ある、身震いする、驚くような、そして素直な」スピーチをよろしくと言われました。でもプレッシャーなんかありませんよ。

まず驚きの部分から始めましょうか。2009年度のクラスのみなさん。あなたたちは、あらゆる生命システムが衰えつつあり、しかもそのスピードが加速されつつある時代の地球に、人間として生きる意味を考えなければいけません。唖然とするような状況です・・でも、過去30年間に出された学術論文でこの主張に反論できるものは一つもないのです。基本的に、人類社会は新しいオペレーションシステムが必要です。そしてあなたたちがそのプログラマーなのです。それも、あと数十年のうちに必要です。



この惑星には説明書が付いていたのですが、どうやら私たちはそれをどこかになくしたようです。水や土壌、空気を汚さないこと、地球を人口過密にしないこと、温度調節器には触らないことといった大切な決まりを守って来なかったのです。バックミンスター・フラーが、宇宙船地球号は非常に巧妙にデザインされているので、それが時速100万マイルで宇宙を飛んでいること、しかもシートベルトも要らず、余裕たっぷりの座席と本当に美味しい食事まであることなど、私たちは夢にも思っていないと言っています。でもそれもみな変りつつあります。

あなたたちが授与される卒業証書の裏には見えない言葉が書かれています。もしあなたたちがその解読用のレモンジュースを持って来ていなかったら、何が書いてあるのか言って上げましょう。それにはこう書いてあります。「”優秀”な生徒のあなたを地球が採用します」。地球には求人担当者やリムジンをあなたたちの学校に送る余裕はありません。その代わり、雨や夕陽、熟したチェリー、夜花開くジャスミン、そしてデートの相手のあの素晴らしく可愛い子をあなたたちに送って来ています。この意味が分かりますね。つまりこういうことです。必要とされる期間内にこの惑星を救出するなんて無理だ、という考えを忘れるのです。不可能に決まっているだろうという人たちの言葉に気をくじかされてはいけません。やるべきことをやるだけです。やってみて初めてそれが無理かどうか分かるでしょう。



未来について楽観的か悲観的かとよく訊かれますが、私はいつも同じ答えです。いま地球に起きている科学的事実を見て悲観的にならなかったら、データを理解していないということです。でも、みなさんがこの地球をなんとか元に戻そう,貧しい人たちの生活を改善しようと活動している人たちに会っても楽観的にならないとしたら、それはいま起きていることを把握できていないからです。私が見る所、世界中で普通の人びとが絶望的状況や権力、そして想像を超えるハンディキャップに対して立ち上がり、この世界にかつてあった品位と公正さと美を回復させようと運動しています。詩人のアドリエンヌ・リッチはこう書いています。「余りにも多くが破壊された。私はそれでも、何歳になっても執拗に、なんの特別な力も無いままに、世界を復活させる人々と運命を供にするのだ」。これ以上によく語っているものはないでしょう。人類はひとつになっているのです。世界の再構築をしているのです。そしてその活動は、教室や農場、ジャングル、村々、キャンパス、会社、難民キャンプ、砂漠、漁場、スラムで起きています。



あなたたちは人々を思いやるたくさんの仲間に入るのです。いま私たちの時代のもっとも緊急な課題に取り組んでいる団体や組織がいくつあるのか知りようもありません。気候変動、貧困、森林破壊、平和、水、飢餓、保護管理、人権などたくさんの問題があります。かつてない規模の運動がこの地球に起きつつあるのです。それはなにかをコントロールするのではなく、関係性を求める運動です。支配力の集中ではなく、それを分散させる活動なのです。マーシーコープス(Mercy Corps)のように、見えない所で活動し、坦々と仕事をやり遂げます。大きな組織ですが、この運動の本当の規模を知る人はいません。

それは世界中の何十億の人々に希望と援助と意味あることを与えています。その影響力はアイデアであり、力ではありません。それには、教師、子どもたち、農民、ビジネスマン、ラッパー、オーガニックファーマー、修道女、アーティスト、役人、漁民、エンジニア、学生、自称作家、嘆くイスラム教徒、不安を抱く母親、詩人、国境なき医師たち、悲しむキリスト教徒、ストリートミュージシャン、アメリカ合衆国大統領、そして作家のデービッド・ジェームズ・ダンカンが言うように、私たちを計り知れないほど愛している存在の創造主がいます。



ユダヤ教の教えに、「もし世界が終わる時がきて救世主(メサイア)が現れたら、まず木を植えよ。そうすればそれが本当か分かるだろう」というのがあります。インスピレーションは、私たちに降り掛かるかもしれないことをいくら追いかけても得られません。それは、再興し、誤りを正し、改正し、作り直し、回復させ、考え直し、再検討を進んでやろうという人類の意欲の中にあるのです。「あなたはある日なすべきことをやっと見出した、そして、周りの人々が良からぬ忠告を大声で叫んでも、それを始めたのだ」と、メアリー・オリバーは俗世間から離れて、生きている世界への深い繋がりに向かうことを描写しています。

夜のニュースがいつも見知らぬ人々の死を伝えているのにもかかわらず、何百万の人々が見知らぬ人々のために働いています。この見知らぬ人々の親切さの起源は、宗教的で、神話的でさえあるのですが、特に18世紀にその始まりが見出されます。奴隷廃止論者たちが、このような見知らぬ人々の権利を守ろうという運動を国内(イギリス)と世界で始めた最初の人たちです。そのときまで、自分たちのため以外に苦情を訴える人々はいませんでした。この運動の創始者たち(注:奴隷貿易廃止促進協会)はよく知られていました・・グランビル・クラーク、トーマス・クラークソン、ジョサイア・ウェッジウッド・・そして彼らの目標は表向きにはとんでもないものだったのです。当時、世界人口の4人のうち3人は奴隷だったからです。お互いを奴隷にすることが人類が何世代に渡ってやってきたことです。

そして奴隷廃止論者たちの運動は不信の念で迎えられました。保守派論者は奴隷廃止論者をリベラル、進歩派、偽善家、余計な世話好き、活動家などと馬鹿にしました。彼らは経済を破滅させイギリスを貧困に陥れると言われました。しかし、歴史上初めて、人々が自分たちとはまったく直接的にも間接的にも利害関係がない人々を助けようと集まって組織を作ったのでした。そして今日、何千万という人々がこれを毎日やっているのです。それは、非営利の世界、市民社会、学校、社会的企業活動、NGO、そして社会的、環境的公正さをその営業目標に置く企業などと呼ばれています。その活動の範囲と規模は歴史上例を見ません。



生きている世界とは”どこか”にあるのではありません。あなたたちの心にあるのです。私たちは生命について何を知っているのでしょう。生物学者のジャニン・ベニュアスの言葉で言えば、”生命は生命にふさわしい条件を創造する”と言います。未来の経済のモットーとしてこれ以上のものを考えつきません。いま人が住まない放置された何万という家屋があり、また家が無い何万と言うホームレスの人たちがいます。経営の破綻した銀行家たちが、破綻した資産をどう救い出すべきかと機能不全に陥っている監督機関に助言しているのです。この惑星上で完全雇用でないのは私たちの人類種のみです。おわつらえむきじゃないですか。私たちの経済によれば、地球をリアルタイムで破壊する方が、それを再生、回復、持続するよりも安くつくと言うのです。銀行を救済するにはお金を印刷すればいい、でも、惑星地球の救済に生命を印刷する訳にはいきません。現在、私たちは未来を盗んで、今の時代に売っているんです。そしてそれを国民総生産と呼んでいるのです。盗む代わりに、未来を癒すことに基ずいた経済にすることは難しいことではありません。未来への資産を創造するか、あるいは未来の資産を使うかのどちらかなのです。ひとつは復元と呼ばれ、もう一つは搾取と呼ばれます。そして私たちが地球を搾取するたびに、人々が搾取され、言うに言えない苦しみがもたらされるのです。地球のために働くことは豊かになるための手段ではありません。豊かにあるための方法です。



最初の生物細胞が現れたのは約40億年前です。その直接の子孫たちが私たちの血流中にすべて存在しています。実際、この瞬間にも、毎秒私たちが呼吸している(気体)分子はモーゼやマザーテレサやボノが吸ったものです。私たちはとてつもない規模でお互いに結び合っているのです。私たちの運命は別々に分離できません。すべての細胞のそれぞれの夢が二つの細胞になることだからこそ、私たちは今ここに存在しているのです。そしてその夢が実現しているのです。あなたたち一人ひとりに1、000兆個の細胞があり、その90%は人間の細胞ではありません。あなたたちのカラダはコミュニティ(共同体)なのです。それらの他の微生物たちがいなかったら、あなたたちは数時間以内で死んでしまうでしょう。人間の各細胞には4、000億個の分子があって、何兆という数の原子の間での何百万という反応プロセスを行っています。一人の人間の中で行われている細胞活動の規模は驚くべきものです。一瞬の間に1セプテリアン(10の24乗)、つまり1の後に24個のゼロがつく数なのです。1,000分の1秒の間に、私たちのカラダはこの宇宙にある星の数よりも10倍も多くの反応プロセスを経験しているのです。それは、チャールズ・ダーウィンが、生物はみな”小さな宇宙で、それは考えられないほど微小で空の星ほど無数の自己増殖器官で造られている”ことを科学が発見するだろうと言った予言とまったく同じです。


それで、あなたたちに二つの質問があります。まず最初に、自分のカラダを感じられますか?ちょっと止まって、自分のカラダを感じてみて下さい。同時に1セプタリアンの生体活動が起こっているのです。あなたたちのからだはそれを余りにも見事にやるので、あなたたちはそんなことよりも、いつこの話が終わるんだろうなどと考えるのです。でもあなたたちはそれを感じることができます。それが生命と呼ばれるものです。これこそあなたたちなのです。もう一つの質問。あなたたちのカラダはだれがコントロールしているのですか?それらの体内分子を管理しているのは誰ですか?どこかの政治政党でないといいのですが。生命は、生命にふさわしい条件をあなたたちの中に創造しています。それはあらゆる自然の中でも同じです。私たちが持って生まれた性質とは、生命にとって助けになるような条件を創り出すことなのです。私があなたたちに想像して欲しいことは、人類全体が本来心の奥に持っている叡智を明らかに示して、一体となって過去の傷と誤った行動を癒している姿です。


ラルフ・ワルドー・エマーソン(19世紀アメリカの哲学者)がかつてこう訊ねました。「もし星々が数千年にわずか一回しか現れないとしたらどうするだろう?」もちろん、その夜は誰も眠らないでしょうね。世界には新しい宗教が一夜にしてできるでしょう。私たちは興奮して熱狂し、神の栄光を称えるでしょう。でもその代わり、星々は毎晩現れて、私たちはテレビを見ます。

世界中の人間たちがお互いの存在に気づき、文明社会を脅かしている多くの危機に気づいているというこの特別な時代は、過去数千年でも、数万年でもなかったことです。私たちの一人ひとりが宇宙のすべての星々のように、複雑で美しい存在です。私たちは偉大なことを成し遂げてきました。そしてまた、創造を敬うということでは、道を逸れても来ました。これまでのどの世代にも贈られたことのないびっくりするようなすごいチャレンジにあなたたちは進んでいるのです。あなたたち以前の先輩たちは失敗しました。彼らは夜中起きていなかったのです。彼らは気を逸らせてしまい、生命があらゆる瞬間奇跡の存在だという事実を見失ってしまったのです。自然の神があなたたちにこっちにいらっしゃいと手招きしています。これより良い社長などいませんよ。世界で現実からもっとも離れている人が皮肉屋さんです。夢を見る人ではありません。どう考えてもうまく行きそうもないときに、期待することほど価値あることはありません。これはあなたたちの世紀です。それを受け入れ、一生をかける思いで参加して始めてください。

原文:http://www.charityfocus.org/blog/view.php?id=2077

木曜日, 8月 06, 2009

広島デー

今日は8月6日、64回目の広島原爆記念日です。

印象に残った言葉や文章を拾い書きしてみました。

広島のJPG

「私は、女学校二年のとき広島で被爆しました。・・私のクラスは爆心から1キロ強のこの地点(雑魚場町)で、作業中に被曝して全滅したからです。クラス38人中37人が8月20日までに死に,奇跡的に助かった1人も37歳で癌のため亡くなりました。私は病気で学校を休んだために助かりました・・。傷つき母校に逃げて来た友達は,顔が洗面器のように膨れ上がって、体や腕から焼けた皮膚が垂れ下がっていました。・・原爆は、すべてを焼き尽くしてしまう凶悪な兵器ですが,広島の場合、12〜3歳の子どもが多く殺されたことを知って頂きたいと思います。「強制建物疎開」というのがあり、全市をあげての大作業がありました。この作業の主力が中学校・女学校や国民学校高等科1、2年生の子どもたちでした。早朝から鍬やスコップを担いで,家から現地まで歩いて行ったのです。・・・この作業で死んだ子はわかっているだけで6000人余、もっと多いという説もあります。この作業で死んだ子どもということに,私は大変こだわり続けております。・・・たまたま学校を休んで助かった私は、「運の良い子」と言われました。でも私は,生き残ったことを素直には喜べないのです。私は「運が良かった」として、死んだ友は「運が悪かった」のでしょうか。自分が原爆を落としたのではないのに,原爆で生き残った人は「すまない」と言います。私はほぼ健康に生きて来ましたが、この心の辛さ,心の傷は墓場に行くまで続くと思います。もし癒えることがあるとすれば、それは核兵器を廃絶できたときだと思います。」

関千枝子(作家・元毎日新聞記者)シンポジウム・絵と詩は訴えるから『核兵器は廃絶できる』月刊マスコミ市民(2009年8月号)

「私はその日、誰ともまったく喋ることができなかったことを覚えている。一人として喋る相手がいなかった。たった一人になって歩いて行った。そのとき私はサマーキャンプにいたのだ。そのことを聞いた私は森の中に歩いて行き、2時間ほどひとりだけでいた。そのことを誰とも話すことができなかったし、みんなの反応をまったく理解できなかったのだ。自分は完全にひとりぼっちだと感じた」
その孤立が、私たちの時代の最も偉大で、最も過激な社会派思想家の一人を産むことになった。アメリカ帝国に陽が傾くとき、それはそうなるだろうし、またそうなるに違いないが、ノーム・チョムスキーの業績は生き延びるだろう。

(ノーム・チョムスキー:広島に原爆が落ちた日の回想インタビュー。チョムスキー、16歳のときの思い出)アロンダテ・ロイ著「ノーム・チョムスキーの孤独(2003/9/1)」より

「私が小さい頃、この日のために・・こんなことをする私たち家族は、この国では少数のそのまた少数でした・・原爆の惨禍のドキュメンタリーフィルムを上映しました。古い16ミリ映写機にフィルムを装填し、あの破壊された町と遺体のショッキングな、揺れて、荒い白黒映像が、無感情なナレーターの淡々とした事実の語りとともに、居間の壁いっぱいに写るのを観ていたことを今日でも思い出します。・・・若い頃、記憶が”失せない”ようにと、私の家族と友人たちはこの恐ろしい記念日を遠い場所からデモとビジルをすることで思い起こすようにしてきました。その儀式の最後には死んだ人々のために水面に紙で出来た灯籠を流すこともよくやりました。これは気ままなアメリカの夏の一夜のこととは確かに言えませんが、当時小さかった私でも、まるで原爆の被曝者たちを知ってるかのように身近に感じていました。なかでも、小太りであまり動かなかった私は、貞子と千羽鶴の話には不思議と引きつけら、また混乱させられました。・・・・しかし、今現在、ほとんど知られてもいないし、論議もされていませんが、アメリカの核装備状況は危険なほど強大です。権威ある原子力科学者ブルテンによれば、アメリカは今でも5,200の核弾頭を維持し、その一方でオバマ政権は今年だけでも核兵器の研究開発に60億ドル以上も予算を組んでいるのです。・・・来年の始めには、オバマ政権が従来の核兵器がアメリカの兵力の中核パワーを占めるという核戦略の見直し報告を完了することになっています。もし、オバマがこの4月にプラハで発表した反核声明を裏付けるのであれば、そのような兵器が使用されるシナリオを制限するような文書になるでしょう。・・・64年前の今週、日本の二つの都市を破壊し余りにも多くの人命を奪った爆弾は、今日の核兵器に比較すれば取るに足らないものだったことも知るべきです。広島に落されたリトルボーイは15キロトン。アメリカの現在の核兵器は100から300キロトンです。1945年当時の都市ではなくても、今日の大都市でも破壊できるのです。・・・考えられないような,想像もできないようなことに思えます。大げさに聞こえるかもしれません。でも、それは思いたくもない、でも知らなければならない真実です。広島と長崎の人々そして私たちの未来の子どもたちがこれを理解することを要求しています・・64年は遅すぎます・・でも、少しでも早すぎることはありません」

フリーダ・ベリガン「64回目にあたって:ノーモア核戦争/広島と長崎の思い出」(トムディスパッチ/2009年8月3日)
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フリーダ・ベリガンは、アメリカの有名な反戦平和活動家で何回も反政府活動の容疑で逮捕投獄されたフィリップ・ベリガンの娘で、彼女自身も平和活動家です。彼女の家族のように今日の広島デーを毎年反核運動の記念日としてデモやビジルをするアメリカ人は意外とたくさんいるのです。4年前、私は今日のこの日オレゴン州ポートランドでの広島デーに誘われて参加し、町をデモし反戦反核ビラを配るという経験をしました。たしかに、アメリカの小都市で、参加者もたぶん50人もいなかったかもしれません。デモの後は公園に集まって、踊ったり、歌ったり、みんなで餅つきをしました。このような広島デーの催しが毎年アメリカ中の各地で行われている事実に、私は少々驚かされました。けっしてベリガン家族は少数中の少数ではないのです。アメリカの平和活動家の層は、私たち日本人には想像できないほど奥深く厚いことを知ってもらいたいと思います。果たして、この日本で広島原爆記念日を忘れないために、そして核のない世界を祈って、人々が集まってなにかするという市町村がいくつあるでしょうか?唯一の原爆被災国の日本人として、これでいいのでしょうか?



日曜日, 8月 02, 2009

講演会とヒーリングセミナーのお知らせ

さて、ご案内がふたつあります。

ひとつは、このブログの右のバナーにも書いてありますが、8月8日(土)にアネモネ主催の私の講演会のお知らせです。詳細はそこに書いてありますので省きますが、これまでこのブログでご紹介してきた「マシュー君のメッセージ」と、今度ナチュラルスピリットから出版される「マシューブック2ー新しい時代への啓示」からの”私なりのスピリチュアルな気づき”についてお話しするつもりです。

特に後者は”驚くべき書”と言っても言い過ぎではないかもしれません。以前「神との対話」がベストセラーになって、私も日本語と原語版を読んで非常に感銘を受けた事を覚えています。「マシューブック2」はこれに比肩する本だと思います。でも、前者の訳は素晴らしいのですが、確かに難解な内容で、本当に読みこなせたという方は意外と少ないのではないかと思います。今回、「マシューブック2」を読んで、先日あらためて「神との対話」を手にするとそれまで意味がよく分からなかったところがすっとこころに入って行くのです。これは私だけのことかもしれませんが。

講演での内容があまりにも広範囲に及ぶので、限られた時間でどのくらいカバーできるのか心もとないところがありますが、きっと何かシェアしていただける”気づき”があると思います。


さて、ブログに豚インフルエンザワクチン接種の問題を書きましたが、そもそもインフルエンザウイルスに感染するという意味が正しく理解されていないところに最大の問題があるようです。WHOも各国政府も世界的流行だと大騒ぎして、まさに”恐れ”のウイルスをばらまいていますが、そもそもどうして感染する人としない人がいるのでしょう?

それは単純に免疫力の差です。人間のからだには免疫作用という生まれながらのウイルスやバクテリアといった細菌類などの外敵から身を守るすばらしい防御システムが備わっています。これは別に人間だけでなくあるゆる生物が持っている防衛システムで、人間の免疫作用(系)の中枢が胸腺です。これがないと生物は生命を維持できません。からだのバランスが歪むようなライフスタイルを続けているとこの免疫作用が低下して、つまりからだの防衛力が低下するので、その結果として、ウイルスのような外敵の進入、つまり感染を引き起こすのです。

ここで、大事なことは、インフルエンザウイルスが原因ではないということです。原因はあくまでも、あなたたち、私たちのからだの免疫力が落ちていることなのです。ですから、その免疫力を高めるようなことをからだにしてあげれば、すぐそれは回復します。

免疫力をいつも高めるような生活の智慧を持っていれば、豚インフルエンザなどまったく恐れることはありません。ましてや、ワクチンなど百害あって一利なしと言ってもいいでしょう。

毎月千葉県鴨川にある私たちのハーモニクスライフセンターで開催している「ハーモニクヒーリングセミナー」では、その免疫力をどう自分の力で、簡単に、毎日の暮らしの中で高めて行くかを理論と実習で勉強します。

これが二つ目のお知らせです。今月は8月28〜30日の3日間のワークショップです。ローフード断食(すごく美味しい断食)も実践しますよ。詳細はきくちゆみのブログを参照ください。

インフルエンザワクチン接種の義務づけ

WHO(世界保健機構)という国際的に医療や保健の権威とされる国連機関の勧告を受けて、一旦は収まったと見られた豚インフルエンザの問題が再燃しています。アメリカや英国で今秋から豚インフルエンザワクチンの接種を国民全員にやらせようというものです。

毎年騒がれるインフルエンザの世界的流行と言えば、過去の例では世界で死者が何十万人、感染者が何百万人というのが通例でした。ところが、今年あれだけ騒がれた(日本全国で休校になった学校がいくつあったんでしょう?)はずなのに、世界での確認された死者は500人程度で感染者は9万人程度だったそうです。

それなのに、WHO(世界保健機構)は今年6月に、豚インフルエンザが主にオーストラリア、イギリス、カナダ、チリ、日本、メキシコ、スペイン,アメリカで広がっているので、国際伝染病に関する警告表示段階の最高段階である「6」に引き上げ、各国にワクチン接種を勧告したのです。

なにか変ですし、大体,日本でそんなに広がっているのでしょうか?

インフルエンザワクチンのJPG

そして、それに最初に呼応して、すでに全国民用のワクチンを発注しているのがイギリスで、過去50年でも最大のワクチン接種キャンペーンを始めています。先月、保健省のスポークスマンは、「今秋始めには3千万本が届き、今年中に残りの6千万本が届く」と言明し、来年中にも国民全員の接種を予定していると言っているのです。(UKテレグラフ7/12/09)

アメリカでは、英国のように今すぐではなく慎重にという意見もあるのですが、これらの決定にもっとも強い影響力を持つ政府機関である疾病対策予防センター(CDC)が、先週アメリカの6ヶ月から18歳までの子どもたち全員に豚インフルエンザワクチン接種を義務づけることを政府に勧告しています。政府はすでに製薬会社にワクチンを発注し、今秋から全国的にワクチン接種を始める構えのようです。

インフルエンザワクチンには以前からその副作用があることが多くの科学者や専門家によって指摘されていますが、中でも、(これは以前書きましたが)ワクチン製造中に使われる水銀と子どもたちの自閉症との関連が問題になっています。水銀は日本では水俣病という過去の苦い教訓があるので、その恐ろしさについてはある程度の国民的な共通認識がありますが、アメリカでは政府がもちろん安全宣言をしているので一般にはまったくこの情報は知られていません。訴訟が起こる事を危惧した政府と製薬会社は、ワクチンの副作用による被害者から製薬会社を守る免責条項をすでに設けているという手回しのよさも気になります。

欧米各国が国民のワクチン接種を義務づける動きになれば、当然”右を習え”の日本政府もそうならざるを得ないでしょう。マシュー君はワクチンは無害化されるから心配しないでと言うのですが・・・。