金曜日, 4月 30, 2010

マシュー君のメッセージ(32)

2008年のサブプライムローン破綻に始まった金融危機を乗り越えたアメリカの大手銀行は、その後どうなったのでしょう。政府の緊急テコ入れ支援を受けて、企業合併を繰り返し、さらに利益を伸ばし、ますます巨大企業となって寡占化が進んでいます。実際、アメリカの国内総生産高の60%に匹敵する資産を有していると言われるこれらの金融寡頭企業は、アメリカの経済を実質上支配していると言ってよいでしょう。それらは、ゴールドマン・サックス、モーガンスタンレー、JPモーガン、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴーのたった6社です。

そのうちの代表格とされ世界の金融界に君臨する“ウォールストリートの覇者”といわれるゴールドマン・サックスに対して、アメリカのSEC(証券取引委員会)が今回証券詐欺罪の提訴という戦いを挑んだことは、ウォールストリートやワシントンはもとより、世界中が驚きの目で見ています。オバマ政権が言わば敵陣についに切り込んだとも言えるからです。マシュー君が言う”表面上よりもっと重大な意味がある”というのは、このような背景からも理解できます。

日本ではあまり報道されてなく馴染みのない文中の”ティー・パーティー運動”ですが、名前の由来は「ボストン茶会事件」から来ており、当時のマサチューセッツ植民地人が「代表なくして課税なし」というスローガンの下で、英国本国の徴税権への反抗を始めた故事にあやかろうというものです。その中心はオバマ政権の政策に一貫して反抗する草の根的なグループで、一部の国民から支持を集めていますが、これからどう政局に影響を与えられるかはまったく予測できません。

”宣伝されている鬱病の抑制剤はとらないように”と警告していますが、マシュー君は以前も処方薬は一切飲まない方がよいとはっきりアドバイスしていましたね。その理由は、マシュー君も言ってるように、これらの薬は症状を一時的に抑えるけれども、病気そのものを治すことは出来ないからです。それどころか、かえって病気を進行させてしまうことが通例です。そのことをよくわきまえて薬をうまく使えばいいと私たちは考えています。

レプタリアンについては他にこんな記述もあります。

「あなたたちの惑星へのレプタリアンの影響は、彼らが初めて到着したあなたたちの時間でいう約200,000年前の昔からあきらかに現れている。これが、これまで起きて来た地球のあらゆる形の残虐性のもとだ。そのどれも彼らのせいにされていないけれども、彼らがどのように人間たちを操って戦争や飢餓、貧困、病気などの状況を創り出し、レプタリアンたちの目的を果たしているのか、ここからはよく見えるんだ。」(『イルミネーションズ/マシュー・ブック3』:今年の夏に出版予定)

また、祈りについては、同書の中で以下のようにも言っています。

「ここで祈りとは本当は何か明確にしておこう。それは大勢の人たちとなにか決まった願いを唱えることではないし、一人で何か願うときも、特別なやり方でしなければならないとか、跪いていなけれならないというものでもない。祈りとは、瞬間瞬間の、どんなところや状況にあっても、その人のこころや気持ちにあることだ。祈りはあなたたちの暮らしそのものなんだよ。あなたたちの祈りの概念では、祈りとは何か良いことが自分や他人に起こるように願うためだけのものだね。けれども、宇宙の法則の中では、あらゆる人生のどの瞬間も祈りなんだ。なぜなら、次の来るべき転生世界での自己評価のための基礎となるあらゆる思考、感情、動機、行動を宇宙が記録するためには一瞬たりともそれを除外できないからだ。そして、それにはあなたたちが”とんでもない”ことをやっていると思っている人たちもすべて含まれる。
あなたたちは、”何を祈るのか気をつけなさい。そうなってしまうからね”と言うけれど。本当にそうなるんだよ!」

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マシューのJPG

2010年4月26日

証券取引委員会対ゴールドマン・サックス、イルミナティその構造と過去と現在の活動、レプタリアン、ペドファイルのボーイスカウトリーダーの告発、アイスランドの火山爆発、飛行機事故とポーランド大統領たちの死、ティーパーティー運動、経済問題と解決、霊の存在、黄金時代の音楽、魂の成長への銃使用の影響、悪意で造られた生命体、胎児を超える魂の数、世界愛の日5月1日

1. この宇宙領域にいるすべての魂たちから心からのご挨拶をします。マシューです。うれしい知らせがあります。何ヶ月にわたる調査と書類証拠と極秘会議の末に、アメリカの証券取引委員会はある巨大金融企業を提訴しました。それがこの国の何百万の市民を経済的破綻に故意に追い込み、国際的な経済恐慌を引き起こすことになったからです。この裁判のもつ意味は、表に出ていることよりはるかに重大です。ゴールドマン・サックスとその子会社の経営陣は、イルミナティの中心メンバーです。今回の証券詐欺行為の提訴は、彼らの他の邪悪(よこしま)な世界金融事業の資金源になっているイルミナティの世界金融ネットワーク解体への大きな第一歩なのです。

2. イルミナティは会員カードを持ったメンバーからなる組織ではありません。それはどちらかというと、いろいろな種類のグループと多数の個人でなる”傘下”組織の名前で、何世紀にも渡ってあなたたちの世界全体の暮らしのもっとも重要な面をほとんど支配し、あるいはそれに深刻な影響を与えてきました。近年では、彼らは影の政府とかニューワールドオーダー、闇の陰謀団、エリート集団というような名前でも知られています。その中には、金融機関や投資市場、多国籍企業、宗教、教育、マスコミ、軍隊、司法機関、エンターテーメント、医学”界”、行政機関と顧問団体、ロイヤルファミリー(王室)、シオニスト団体のトップにいる人物たちが含まれます。

3. 彼らは政府を支配し、内戦と国際戦争を起こし、飢饉と広範囲の貧困をもたらし、実業家たちに好景気と貧者に不況をもたらし、研究所で開発されたウイルスを放出し、反抗者たちを暗殺してきました。彼らは、不正な法律、悪魔的儀式、ケムトレイルとそのほかの有毒汚染、陸上動物と海中動物の生態系破壊、マインドコントロール、”不正な”麻薬産業、市民権の侵害と神に付与された自由の抑制、テクノロジーの抑制や誤用、政治的そして思想的紛争の張本人たちです。つまり、イルミナティは地球のあらゆる生命体・・実際、それは地球自身の生命そのもの・・に深刻な悪影響を及ぼして来たのです。

4. イルミナティの長い虐殺と腐敗と抑圧の支配のために、あなたたちの線形(リニアル)時間でいう約70年前に地球は断末魔の苦しみにありました。彼女(地球)の絶望の叫びが助けを求める声でした。そして神は即座にスピリチュアルに知的にテクノロジー的に進化している宇宙文明人たちが彼女の救援に向かうことを許可したのです。あなたたちには想像もできないような大量の光の注入とテクノロジーによって、計り知れない数のあなたたちの宇宙ファミリーたちがこの惑星の軌道を安定化させ、そのほかの延命措置を講じたのです。彼らの掛け替えのない支援活動は今もつづいていて、その一部がイルミナティの計画が結実するのを挫(くじ)くように向けられているのです。

5. ある人たちは、イルミナティの存在を知っていて、彼らがすべてレプタリアンだと思っています。たしかに何人かはそうです。とくに、その大部分を純粋な血統で保っている王室一族の中にいる者たちはそうですが、人間もイルミナティのトップにいます。レプタリアンのほとんどは地球人類文明より知性とテクノロジーの発達においてはるかに進んでいて、強い戦士としての精神性をもっています。 けれども、恐ろしい行為をもたらすのは、その二つの人種のDNAの違いではなく、人種に関係なく、個人的な自由意志による選択によるものです。非常に高い知性を持っていながら、光を失ってわずかなスパーク(閃光)のような生命力しかない魂もあるのです。

6. そして、この宇宙全域には、光に満たされた人類の魂たちもいれば、光に満たされたレプタリアンたちもいます。後者のグループは、自分たちの人種が闇と同族だと誤って思われていることを何とかなくそうと、闇に傾倒した同胞たちが大混乱を引き起こしているあらゆる場所でその活動を阻止するために、人類と他の人種たちと協力して働いています。それと同時に、地球上の光がその強度を増してきているので、レプタリアンと人類の両方が闇のグループを離れ、光の勢力に加わってきています。

7. 地球にいるレプタリアンたちは、自分たちがレプタリアンだと知っているのでしょうか?稀に例外はあるかもしれませんが、僕たちが知っている限りでは、あなたたちの中にいるレプタリアンたちは、光の中にいようと、闇の中にいようと、自分たちの正体を知っています。この惑星には純種のレプタリアンよりも人間レプタリアン混血種の方が多く、そのほとんどは自分たちの人種的系統を意識のうえでは気づいていません。でもそれも問題ではないのです。人種というのは単にDNAの違いです。それによって、神聖なる行為か闇の活動か、あるいは、それぞれスピリチュアルな進化か退化かを選ぶ自由意志は影響されないからです。

8. ところで、アメリカ合衆国のもうひとつの最近の進展があります。それは、少年のときにボーイスカウトリーダーに性的暴行を受けた男性に裁判所が数百万ドルの賠償を認めたことです。これもまた、その裁判をはるかに超える重大な意味があります。その巨大なユース(青年)団体内部の闇の部分への継続的調査は、すでに既知になっているペドファイル(児童性愛)牧師のバチカンによる長期の隠ぺい工作に対する追跡と相まって、最後にはイルミナティの大きなビジネスになっている国際的なセックス奴隷産業のトップに行くと同時に、悪魔崇拝の本拠地がバチカンの暗部にあることが明らかになるでしょう。

9. 最近のそのふたつの闇に対する法廷闘争はもちろん歓迎すべきことですが、それらがあなたたちが待っているような劇的な真相解明ではないことは僕たちもわかっています。この宇宙のあらゆる光の存在たちは、散発的にチカチカ燃える線香花火ではなく、止めどもない花火のように、最大限にいっぱいの真理が飛び出して来るのをぜひ見たいと思っています。でも、平和を愛する、誠実な世界社会の創造には、反論できない証拠に基づいた法的措置を通して真理が現れることが肝要です。また、どれほどのショッキングな情報を同時に精神的に受け入れられるだろうかという問題もあります。

10. あなたたちは、イルミナティがこれからも卑劣な闘いをするだろうと思っているでしょう。でも彼らの闇の活動が公にされるのを避けることはできませんし、ましてや止めることなどできないのです。いまそのドアが少し開いたところです。それがどんどん大きく開いていくのを防ぐ術(すべ)は、彼らにはまったくありません。やがて、注ぎ込む強力な光の波動によって、この惑星上にあるどんなに小さな闇も消滅するでしょう。ですから、光が勝利することを一瞬たりとも疑わないでください・・地球が急速に向かっているコンティニウム(時空連続体)では、光がすでに勝利を手にしているのですから。

11. アイスランドの火山爆発がある人々によって人工テクノロジーのせいだとされていることを僕たちは喜んでいます。それは本当だからです。これは母なる自然の成せることではありません。また、航空交通を阻害し、何千人の旅行者たちを立ち往生させ、多くの影響を被った国々に計り知れない経済的損失をもたらした風の方向も自然現象によるものではありません。それらはイルミナティが思いつくあらゆる手段を使って、恐れと恐慌、混乱をつくり、注意を逸らさせことで、地球外生命体(ET)の存在の公式発表を防ごうとした結果なのです。それが公開されることは、イルミナティの邪悪な世界帝国の完全な根絶につながることになるので、彼らは僕たち宇宙ファミリーがテレビで紹介されることを是が非でも止めようとするでしょう。

12. けれども、飛行機事故とポーランドの首相とほかの政府、軍、国家の指導者たちの死の背後にイルミナティがいるように思えますが、それは違います。それらの人たち全員の生前の合意には、彼らが今回集団でこの転生を離れることがふたつの理由から含まれていたのです。それは、このポーランド国民への悲劇的損失によって、彼らの国の進むべき道への高いビジョンを国民に抱かせるためであり、また、この事故原因の調査が手掛かりになって、腐敗、欺瞞、背信行為の企てを明るみに出すためです。

13. このことに関しては、ダイアナ王妃の死との相違点と類似点があります。その自動車事故と救急車が病院へ遠回りしたことは、イルミナティの頂点にいる英国のロイヤルファミリー(王室)の仕業です。そしてダイアナの肉体死/殺人もまた魂の合意のもとにされたことで、それにはふたつの目的がありました。彼女が自分のいのちを捧げるほど熱心にやろうとしていた改革に喚起されて、多くの人々がそれを引き継ごうと思っただけでなく、英国王室がダイアナを長年遠ざけて来たことと、世界中から彼女へ寄せられた悲しみと愛に対する彼らの冷たい反応が英国王室の高潔さに疑いと彼女の死への関与への疑惑を引き起こしたことです・・そのように、それまで言われていたことを疑うことがこころを開くための第一歩になるからです。

14. ティーパーティー運動がアメリカのこれからの政治に投げかけるものは何でしょう?宗教的、人種的、文化的、政治的な背景がなんであれ、社会の過激派はどれもそうあるように、これらは変化への恐れと真理に対する無知から一緒に引き合って集まった人たちです。どの集団でも過激な行動をする者たちはニュースになりますが、ポジティブな変化を静かに起こしている草の根運動はニュースにはなりません。でも、地球住民のスピリチュアルな再生とあなたたちの世界の変革の背後にあってますます強くなっている力は後者なのです。

15. 僕たちがさらに言いたいのは、あなたたちの生き方そのもので裏付けられている、あなたたち一人ひとりの中の光が、地球の・・実際には宇宙の・・このかつてない時代の本質的な要素だということです。あなたたちの光が流れ出てほかの人たちに届くと、その人たちは目覚めて、善良さと改革の力としての自分自身の潜在能力に気づくのです。この気づきを得た人たちがそれぞれまだ眠っている魂たちのための灯台になるだけでなく、それぞれのこころが開かれることによって、地球住民たちの集団意識の光を増し、結果的に全宇宙に恩恵をもたらすのです。あなたたち一人ひとりのパワーはそれほどすごいのですよ。

16. 僕の関心は、国債があまりにも膨大になっていて返済不可能であることをアメリカ政府がついに認めざるを得ないだろうということです。それが起こる可能性は?そしてそうなったらどうなるのでしょう?失業問題は各国が抱えている最優先の課題です。世界中で仕事が足らないときに、それを必要としている人たち全員にどうやってこの雇用問題を解決しますか?アメリカで起きたことによって私の国の経済は深刻な影響を受けました。”援助”を必要としている人たちは誰でもアメリカに景気づけを期待していたものです・・いま私たちはどこに行けばいいのでしょう?世界経済が堅固な基盤を取り戻したとしても、わずかな数の腐敗した人間たちが国民を絶望的な貧困に追いやっているそれらの国々をどうやって支援できるのでしょう?何十億人の暮らしに影響を与えている経済的危機はどのくらいつづくのでしょう?

17. これらの深刻な問題は、スピリチュアルで道徳的な高潔さと専門知識をもった賢明な指導者たちの努力で可能な限り緩和されるでしょう。でも、それらは地球が第四密度に入るまでは完全には解決されません。そこでは、あなたたちの今の世界と黄金時代の暮らしには、あなたたちには想像を超えるほどの違いがあることに驚かされることでしょう。ですからこの瞬間は、地球住民たちがその選んだカルマ経験を成就し、闇の活動に傾倒している人たちが次々とこの惑星を離れて行くまでは、世界中の人々が直面している経済的困難は次第に軽減されていくだろうとしか言えません。これらの進行中のプロセスが行くところまで行ったとき・・それは2012年末になるでしょう・・地球人類には、健康で喜びに溢れ、協力的で、あらゆる生命に豊かさが約束される平和な暮らしの基礎になるスピリチュアルな気づきと意識の高揚がもたらされるでしょう。

18. 母なるマリア、マーティン・ルーサー・キング、マザー・テレサ、マイケル・ジャクソンなど親しい人たちの名前をあげて、深く愛されたり大いに尊敬されている人たちについて訊ねている読者がいます。それは要するに、私たちはその人たちのスピリチュアルな存在を実際に感じているのですか、彼らは夢で私たちと交信しているのですか?、という質問です。実際にそのように近く感じることは可能です。あらゆるものがワンネスであるという魂レベルの知識がますます意識レベルに届きつつある今日ではその可能性はとくに高いでしょう。母なるマリアの強力なエネルギーは地球全体を愛で包んでいます。地球の人々とニルヴァーナにいる彼らの愛する魂たちとの愛の絆は永遠の結びつきです・・その人たちの存在を強く感じることはまったく自然なことです。個人的に知らなくても、深く尊敬し、たびたび想う霊体の魂たちのエネルギーを引き寄せるのは、”類は友を呼ぶ”宇宙法則が作用しているからです。

19. 夢で交信したのだとあなたたちが思うことは、あなたたちがそれらの魂たちと一緒になった記憶の断片かもしれません。でも、第三密度での考えでは、生きている人が”死んだ人”を訪ねるなど信じられていませんから、その人たちの夢を見るという説明で受け入れられているのです。地球が高い、さらに高い波動域へと上昇していくにつれて、あなたたちの意識は広がりつづけ、やがてエネルギーがあなたたち自身と適応するようになったアストラル領域でたくさんの魂たちと一緒になったことをはっきりと思い出すことができるようになるでしょう。

20. 黄金時代の音楽ってどんなのでしょう?あなたたちが作っていようと、聴いていようと、それに合わせて踊っていようと、音楽は今と変わらずにあらゆる面で気持ちを高め、多種多様で、スリリングで、歌えて、メロディックで、楽しく郷愁的で、素晴らしいものでしょう。黄金時代にはなくなる音楽は、ヘビーメタル演奏と破壊的な歌詞、そして不協和音でいっぱいのネオクラシック作品でしょう。そういったジャンルの音楽は今のところそれなりの存在する場がありますが、あらゆるものが調和している黄金時代の波動にくらべはるかに低い波動をもっているからです。

21. これらのメッセージの話題は、僕たちが気づいた広く知れ渡った考えや興味あるいはたった一人かたぶん数人しか気にしていないような質問が基本になって選んでいますが、それが多くの人たちの思考力を多いに刺激するような話をする機会を僕たちに与えています。以下のふたつの質問は、後者のカテゴリーに関連することです。

22. 銃の所持者になっても、私の魂は進化できるのでしょうか、それともそれは魂の退化になるのでしょうか? 銃を所有することは、自動車や電話、ビーチボール、ブランディーのボトルを持つこととなんの変わりもありません・・それらも、あるいは他のどのようなものでもそれ自体が魂の成長になんらかの形で影響することはありませんが、それらの使い方は違います。生前の合意によって銃がある人によって使われ、その同じ合意でほかの人を殺した場合、これは両者の前世経験からのカルマバランスをとり、第三密度でカルマ成就するという彼らの魂の合意を満たすことになり、このふたつの魂たちは第四密度へ進化します。どのような生命体でもまったくの楽しみで銃で撃ち死に至らしめることや単なる”スポーツ”として動物を撃つことは魂の退化をもたらします。そして、どのような生命体でも虐待は同じことです。

23. あなたたちにはどのように取るに足らないように見えても、あらゆる生命には魂があります。その生命力はこの宇宙の至高存在から来ています。そのエネルギーが大宇宙の至高存在である創造主のエッセンスである愛と光であり、そこにあらゆる形態のあらゆる生命が聖なる始まりをもっています。

24. これは、あらゆる生命体が神性なる意図でデザインされたというわけではありません・・決してそんなことはないのです。はるか昔、闇の勢力の目的は生命体を病気にさせ、弱め、結局は破壊することでした。そしてそのために彼らは病原菌を創造したのです。彼らはより高度の生命体がそれよりさらに高度の生命体を疫病で苦しめるようにしたかったので、病気を引き起こしたり、病原菌を運ぶ虫類やネズミ類を造って、同じように彼らが造った伝染病を広めたのです。彼らは致死性の猛毒をもつ動物を造り、それまで他の動物たちと平和に暮らしていたいくつかの動物たちにどう猛性を植え付け、そのようにして弱肉強食の生態系を造り上げたのです。

25. そのようないろいろな生命体のひとつが人間や人間が飼っている無防備の動物を殺す危険があれば、それを殺すことでその生命は難を逃れるわけです。そのような行為はその人のスピリチュアルな進化にマイナスにはなりません。状況にもよりますが、魂の成長を促すこともあります。ある人がほかの人を殺すのを止める唯一の方法が、殺人者になる人を撃ち殺すしかない場合、撃ち殺した人に起きることはそれ以後のその人の感情による影響で大きく左右されます。

26. それからつぎの質問。肉体に転生しようと待機している魂の数に充分な胎児があるのでしょうか? いいえ、ありません。最後の肉体を持った転生が地球だった魂はすべてニルヴァーナへ行くのですが・・たとえ、別の目的地への途中でちょっとした寄り道だったとしても・・地球に転生するのはニルヴァーナの住民だけではないからです。あなたたちの世界に適合する同じエネルギーをもつ宇宙全域にいる魂たちも、魂の成長にとって理想的にふさわしい親子関係と環境があれば、そこに転生することを選べるのです。

27. ほかの宇宙文明社会での辛い転生経験から回復する目的で、そこ(地球)に行っているニルヴァーナの住民たちがいます。その人たちはつぎの転生も地球で生きることを選ぶかもしれません。その美しさと多様性のために人気のあるバケーションスポットになっているニルヴァーナの訪問客たちもそうしたいと思うかもしれません。また、フリースピリット(訳注:エーテル体やアストラル体を必要としない肉体を持たない魂。あるいは神と一体の意識、生前の気づき。『マシュー・ブック2』用語解説より)・・この場合はエーテル体さえも持たないで宇宙を飛び回っている・・の魂たちも、霊体では味わえない肉体だからこそ経験できる恩恵をぜひ享受したいと転生してくるかもしれません。スピリチュアル(霊的)そして知的に高度に進化している文明社会の魂たちは、肉体をもって転生しないで、そのかわり、ふわふわと漂う霧のような、虹色のエネルギーの流れの中や、さまざまな壮大な模様のエネルギー体、あるいは天使の楽音の中に暮らします。

28. 僕たちは、人類(訳注:”Human”は、”Higher Universal Man” が本来の呼び名とされる)とほかの人種(生命体)そして”超”文明社会人について話して来ましたが、多種多様な経験のために、魂はそのエネルギーの各部分を使って他の種類の生命体として自己を表わすことも選べます。それは、人々とたくさんの相互関係がある動物たちを選ぶのが普通です。

29. そして、ニルヴァーナの住人が転生する時期になっても、かならずしも地球に戻る必要はありません。さらに第三密度での経験が必要な魂たちは同じエネルギー密度領域の異なる文明社会を選ぶでしょうし、スピリチュアルな進化を得た魂たちは普通高度な文明社会に進むことを選ぶでしょう。そして退化した者たちは原始的な領域世界で始めからやり直すでしょう。

30. 宇宙の秩序あるシステムは、あらゆる魂に無限の可能性をもたらしているのです。

31. 多くの人たちが、この読者が訊いていることと同じ質問をしてきています。落ち込んで、からだが動かなくなってしまう気持ちをどうやったらなくせるでしょうか?移動障害とか不動性は鬱(うつ)病には普通に伴う、あるいは、その一部の症状です。それらは高周波エネルギーに対する一般的な反応ですが、化学的なからだのバランスの崩れが原因であることがあります。信頼できる医療従事者によるテストで後者の可能性が除外されれば、その不快な状態のことに思いを向けないようにすることで、落ち込んだり動けなくなる気持ちを克服できます。引き寄せの法則によって、そのことに考えが取り付かれて、何度も招かざる状況を繰り返してしまうのです。ですから、思いを変えることで自由になれるのです。ネガティブな考えからポジティブな考えにスイッチするのは簡単ではありませんから、”神の”助けを求めてください・・そしてその助けと供に乗り越えるのです。

32. 鬱病の原因が状況的な場合、それを乗り越える助けになる”ごく普通の”アドバイスを喜んで言いましょう。できるかぎり安眠をとることです。宣伝されている鬱病の抑制剤をとってはいけません・・その化学成分は一時的に症状を軽くするかもしれませんが、鬱病そのものはかえって重くしてしまいます。よい水と健康的なジュースをいっぱい飲み、そして化学添加物のある食品は避けましょう。運動して下さい・・自然豊かなところでの散歩はとくに回復力を増します・・そして動物たちと接することが元気をもたらします。いのちそのものから始めて、暮らしの中の感謝する恵みを箇条書きにしてみましょう。口論に落ち入るかわりに、相手の立場に立って物事を見るようにしましょう・・あなたたちの冷静な対応が相手の怒りを鎮めることができます。暴力的な”娯楽番組”は避けて、コメディーや心温まるドラマを観て、愉快な本を読みましょう。地域の福祉ボランティア活動に参加しましょう。毎日新しい言葉をひとつ覚えましょう。毎日の生活にちょっとした変化を起こしましょう。気が休まる音楽を聴き、もしあなたたちに音楽の才能があれば、歌ったり、バイオリンでもハーモニカでも手に取りましょう。いつも微笑んで・・鏡で自分自身に微笑んで、それから大いに笑いましょう。

33. もっと光をもたらすように、だれでも言える特別な、あるいは特有の祈りがあるのでしょうか?同じことを集中して祈る集団瞑想や祈りの会などは素晴らしい効果を与えることができますし、あなたたちに特別な意味があるマントラ(真言)や言葉も同様です。でも、”全体的なこころ”を織りなすものはそれぞれ一人ひとりのこころであって、それが光に満ちた出来事を起こすのです。なにか特別な、あるいは特有の言葉が必要なことは決してありません。でも、自己と他人を愛し敬うことはいつでも必要ですよ。

34. 大宇宙の中でもっとも偉大なパワーは、あらゆる魂の根源である創造主の純粋なるエッセンスの愛と光のエネルギーです・・これがすべてがワンネスということであり、この宇宙のどこに、どのような形でいようと、あらゆる魂たちはすべて繋がっているということです。地球の家族が、そのメンバーたちの卑劣な行為を嘆いていても、彼らをやはり愛しているように、あなたたちの中にいる僕たちの兄弟姉妹たちがほかの人間たちを苦しめていても、彼らに愛と悲しみの両方を僕たちは感じるのはそれが理由だからです。

35. 僕たちは”愛のファンデーション”と”世界愛の日”の創設者たちを称賛します。それは毎年5月1日を祝うもので、今年のテーマは”愛は私から始まる”です。ハロルドとジョンの許可に感謝して、僕たちのお別れの言葉として彼らの美しいメッセージをあなたたちと分かち合いましょう。

私たちは、全人類として無条件の愛で集い、ひとつになり、毎日欠かさず愛することを選べることの象徴的表現としてこの日を祝います。

私たちはこの惑星の人類というひとつの存在です。
あらゆる生命は相互につながり、相互に依存しています。
すべては宇宙の愛の絆で分け合っています。
愛は、自己を受け入れることと許すことから始まります。
敬う心と思いやる心を持って、私たちは多様性を尊重します。
供に、私たちは愛で変化をもたらします。


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愛と平和を
スザンヌ・ワード著

原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

(転載自由。出典を明記してくださるとありがたいです。)

火曜日, 4月 27, 2010

ハーモニクスヒーリングワークショップのご案内

どうもからだの具合が何かおかしい、疲れやすく精神的に不安定で、落ち込んだり、イライラするといった日常的な問題を抱えている人は現代社会ではごく普通のことですね。あらゆるレベルでの混乱と刺激が渦巻くこの世界で、こころとからだのバランスを保つことは本当に至難のことだと言えます。

私たちのこころとからだを常時取り巻いている「環境」が大きく影響していることは当然考えられることです。その環境は3つのカテゴリーに分けて考えられます。

(1)水、空気、土などのいわゆる地球環境、つまり物理化学的な環境です。これには、住んでいる家や着ている着物なども含まれます。
(2)生物的環境:動植物です。猫、犬などのペットやあらゆる生物、森や昆虫などもそうです。
(3)人間環境:あらゆる人間関係です。夫婦、家族、友人、仕事場や学校での人間関係など、そしてさらに広い社会や世界も入ります。

さて、これらの環境が私たちを取り巻いて日々私たちのこころとからだに影響を与えているのですが、考えてみますと、これらの環境はどれひとつとして、簡単にはすぐ変えられないことに気づきます。(1)のいわゆる自然環境は地球レベルで深刻な汚染が進んでいますが、これは今どうしようもなく、地球を離れるしかありません。(3)の人間関係の環境もさまざまなレベルで大きな影響を与えているようですが、これも普通は一朝一夕に変えるわけにはいきません。

つまり、私たちの環境は簡単には変えられないのです。

ですから、私たち自身を変えて行かなければいけないのです。

ハーモニクスヒーリングは、特殊なセラピーとか治療法のことではありません。それは、わたしたちのこころとからだのバランスを正常に保つ「生命の調和法則」のことです。それを日常生活の中で自分自身で実践する簡単な方法を教えています。

現代西洋医学は根本的なところで「いのち」を観る視点を誤っていると思われます。あまりにも多量な薬の使用でこころとからだが悲鳴をあげているのが実状です。真の医療はこころとからだに優しいものであるはずです。暴力的とも言える今の医療システムから、真の”私たちの医療”を取り戻す必要があります。

さて、毎月ハーモニクスライフセンターで開催しているハーモニクスヒーリング講座が来月(5/21〜23)ありますので、ご案内します。詳細はきくちゆみのブログをご覧下さい。

さて、私たち自身を変えることはそんなに難しいことではありません。というのは、私たちは日常、本来のこころとからだが欲していることを無視して生きていることが多いからです。本当にこころとからだが望んでいる方向に暮らしの内容をちょっと変えてやるだけでびっくりするような結果が得られるのです。そして、その方が本当は気持ちがよいのです。なぜなら、それこそこころとからだが望んでいる真の方向だからです。そのこころとからだが望んでいる方向こそ「生命の調和法則」にしたがった方向で、いわゆる自然治癒力とか生命力、あるいは免疫力と呼ばれるものです。

ハーモニクスヒーリングワークショップでこころとからだをエンパワーしてください。

日曜日, 4月 18, 2010

非暴力的科学とは

アメリカの権威ある「米国公共衛生ジャーナル」にこんな記事が出ていました。

大手の健康保険会社が20億ドルものお金を、マクドナルドやバーガーキング、ケンタッキーフライドチキン、タコベルといった巨大ファーストフード企業に投資しているというのです。

これらの保険会社は儲けを人々を不健康にさせる業界に再投資することで、さらに多くの保険加入を獲得しようというのです。要するに、健康保険会社にとって、人々の健康などはどうでもよいということなのでしょう。

そのような大衆を不健康にすることで利益を得ようという企業は保険会社にとどまりません。製薬会社も、健康にいいどころかどちらかというと害になる安い化学ビタミン剤の会社に巨額を出資をしているのです。

もっと怖い話は、米国歯科医師会は水銀アマルガムという歯の詰め物の特許を持っていて、そのために子どもの歯の詰め物に水銀アマルガムを今も薦めているというのです。水銀はご存知のように水俣病の原因になった物質で神経系麻痺を引き起こす恐ろしい元素です。日本では今ではほとんど使われなくなっているようですが、アトピーや鬱病などさまざまな症状の原因になっている可能性があるので、過去に水銀アマルガムの詰め物をしていて心当たりがある人は、一度歯科医と詰め物を入れ替える相談をしたほうがいいでしょう。

以上の事実から言えることは、これらの大企業がひとびとの病気の要因をつくることで利益を得ているという全体的な病んだ産業構造です。彼らがいわゆるジャンクフードと言われるガンや心臓病、糖尿病などを引き起こす可能性のある食べ物を人々に提供することで儲けるのであれば、まさに人間の生命の苦しみや犠牲の上にこの産業が成り立っていることになります。

でも、もう少し広い視野でよく考えてみると、私たちが何気なく投資したり、貯金しているお金がとんでもないところに使われている可能性があることに気づきます。

たとえば、世界でもトップクラスの保有高を誇る日本の郵便貯金や銀行預金などはどうでしょう。

私たちが銀行に預けてある預貯金で、銀行は日銀の政府短期証券を購入します。日銀はそのお金(私たちの貯金)で為替介入、すなわち円を売ってドルを買い、米国債に投資するという流れになっています。そこで困ったことは、アメリカは自国の税収では軍事費が賄えずに、国債を売ったお金でそれを調達している事実です。しかも日本はアメリカの国債のお得意先になっているのです。実際、現在日本の米国債保有高は中国を抜いて世界一になっています。つまり、アメリカの戦争の費用を賄っているのは、間接的に私たちの貯金なのです。

これはお金の流れが引き起こす、皮肉で悲劇的な結果です。何気なく使っているお金が、知らない内に、まわり回っておそろしい破壊的なことに使われていることを意識している人が何人いるでしょう?

そもそもお金自体には何の責任はありません。アメリカの健康保険会社がマクドナルドに投資するのも、企業として利潤追求のための当然の行為なのかもしれません。

そして、お金という通貨そのものが、大企業に支えられた巨大な金融システムに支配されている現状の世界では、人間性などという価値観が入り込むすき間など皆無だという ことです。

それを資本主義とか社会主義とか呼ぼうと関係なく、私たち一人ひとりがこのお金のシステムに加担し、それを利用し、そしてまた支えていることには変わりありません。私たち自身がその問題の当事者だという非常に困ったことになっているのです。戦争を止めよう、企業の環境破壊を止めようなどと叫んでいる私たち自身が、間接的にそれらを支えていると言ったらどう思いますか?

どうしてこのような状況になったのでしょう。ある人たちはお金が存在し始めた有史以来からのことだと言います。でも、これほど人間性を破壊するシステムに成長したのは、どちらかと言うと人類史では近代西欧に始まると思います。じっさい、キリスト教やイスラム教では、お金で儲けること、つまり利子をつけるのは”邪悪”と考えられ禁止されていました。もちろん、それは表向きで、当時ユダヤ人たちが一手に握っていた金貸し業の最大の顧客は教会と国王だったそうです。でも、イスラム教では今日でも利子は禁止されています。

では、なにが決定的な変化のきっかけになったのでしょうか。私は、それを近代科学の始祖と言われる天才ニュートンの出現が最大の起因になったと考えています。

なぜ科学がお金と関係するのでしょう?

じつは、ニュートン以前の人々の信仰や哲学、思想そして生き方を支えていた根源的ものは、”神”の存在であり、万物は神の創造物であり、しかも神によって動かされ、生かされていると信じられていました。いわゆる宗教的宇宙観であり世界観であったわけです。(この点では、仏教や神道、儒教、インド宗教などの東洋思想とその他の世界のアニミズム的宗教は基本的に同じと考えてよいでしょう。)ですから、お金も神の創造物で”神聖”な存在なのですから、利子で儲けるなど神に対する冒涜になるわけです。

では、アイザック・ニュートンが何をしたのでしょう?もちろん、彼は得意の数学的才能を駆使して「万有引力の法則」を世に知らしめたのですが、彼の”業績”はそれだけではありません。ニュートンはその数学の師匠であるルネ・デカルトが考えていた宗教的宇宙物理観をひっくり返してしまったのです。

それはどういうことかと言うと、前述のようにニュートン以前は万物は神のパワーで動かされていると考えられていたので、物自身に独自の力があり、勝手に動いたり、引っぱったりはしないことになっていたのです。ところが、「万有引力の法則」はその神のパワーをばっさり取り去って、物自体に力(引力)があると数学的に示したのです。これは、それまでの人々の宇宙・世界観そして宗教観に決定的な影響を与えました。俗にいえば、神の呪縛から自由になったのです。ニュートンが近代科学の祖と言われる所以はそこにあります。

物はそれ自身独立した存在であり、神であろうと何であろうと、それに勝手に影響を与えることはできないという「唯物主義思想」がそこに生まれました。それは人間理性の勝利であり、また科学的実証性が近代人類の普遍的価値観の基礎になったという意味でもあります。

そしてそれまで隠れてやっていた”利子”が晴れてその権利が認められて合法的になったのです。

私たちは、科学的理性を尊重するように教育されて来ました。世の中の出来事や存在に感情や気持ちをはさむことは、客観的判断を誤るとされて来ました。そして数学が至上のものとされて来ました。物には感情などなく、ただ存在し、性質と量や数や重さがあるだけだと教えられて来ました。昨今の拝金思想やモノ崇拝に始まる人間性の喪失や混乱は、いまの政治経済文化システムがたしかにその要因をつくっていますが、その根源的なルーツはこの近代科学中心主義であり、それに端を発した非人間性的ハイテク文化が人類に蔓延していると思うのです。

真の人間性を忘れ、人間のいのちを害する行為や状態を私たちは”暴力的”と言います。その意味で、科学中心主義に根ざした今の文化は基本的に暴力的文化なのです。健康保険会社が儲けのために人 々の健康を害する食品販売に加担するのは暴力的行為ではありませんか。私たちの銀行に預けたお金が、戦争に使われるのは暴力的行為ではありませんか。必要悪だと言って、地球から莫大な量の石油を毎日掘りあげ、ガソリンとして使って大気を汚染し、また廃棄処理不可能なプラスチックに加工して世界中にばらまくことは?農薬は?学校教育は?病気の治療は?民主主義は・・・?

公平 か、正当かにかかわらず、それは事実です。人間性を忘れた科学そのものが暴力的であり、それに支えられている現代社会のあらゆるシステムそのものも本質的に暴力的だと言っても過言ではないでしょう。

ですから、どんなに今の政治経済システムをいじくっても、現代の人々の考え方を支配しているその科学的概念や価値観が変わらない限り、根本的な問題解決にはならないでしょう。

ちなみに、ニュートンの言う”万有引力”、つまり重力が本当にあるのか実証されてはいません。それはあくまで数式からの仮説に過ぎないのです。リンゴがなぜ落ちるのか?当たり前に思えるその理由が証明されていません。

いま望まれるのは、唯物主義的観念に陥っている近代科学に代わる真の科学の登場です。だからといって、またニュートン以前の”神の科学”に戻ろうというわけではありません。人間の精神性や宇宙エネルギー(東洋では”気”と呼びますね)などの形而上的存在と形而下的存在を統合する新しい”非暴力的”な科学です。平和の科学と言っても良いでしょう。

それがもうすぐ人類にもたらされる予兆を感じています。

月曜日, 4月 05, 2010

マシュー君のメッセージ(31)

「権力者の抑圧から逃れたいという人民と、それらを支配したいという貴族階級との二つの相対する勢力があって、貴族階級が人民の抵抗を抑えることが出来ないと見ると、彼らは協力して自分たちの中から”君主”を担ぎ出し、その権威の陰で自分たちの思うようにことを運ぼうとする」 (マキャベリ「君主論ー4章」)

現在鳩山内閣の最大の課題は沖縄の米軍普天間基地移転問題でしょう。これは国内問題ですが、政治構造的に見れば軍事同盟である日米安全保障条約に関するもので、しかもそれが圧倒的にアメリカ政府の影響下にあることは明らかです。

昨年亡くなった平和活動家のアラン・ネルソンがいつも言っていたことを思い出します。「日本が独立国だなんて幻想だよ。日本の政治はワシントンで決めているんだから。」

大統領になって以降のオバマをどう評価するかは、マシュー君の言うように、その視点をどう置くかによって大きく異なります。

オバマは前政権の犯罪的行為を追求するどころか、基本的にはそれを追従するかたちで、アフガニスタンへ35,000人の増兵を決めました。パキスタンでも無人戦闘機で市民の殺傷が起きています。公式説では説明できない、あるいは矛盾するあまりにも多くの疑問がある9・11事件の再調査をしようとしません。しかも、選挙中の公約でもあった、フロリダ沿岸沖の海底石油採掘禁止を先週取りやめる決定をして石油会社をよろこばせています。

たしかに、こうやってみると「なんだブッシュとどこが違うんだ?」と思うのは当然です。この1年間オバマ政権の最大の懸案であり最大の困難は、彼の健保改革法案がいわゆる医療保険業界やほかのさまざまな陣営からの猛烈な圧力を受けてストップしたままになっていたことです。先月、なんとか無事にこの法案は可決しましたが、もし否決されていたらオバマ政権は”死に体”状態になって議会での指導力が失墜し、また共和党政治の悪夢にもどることが懸念されていたのです。この健保改革法案の内容については日本ではあまり詳しく報道されていませんが、マイケル・ムーアの「シッコ」を観た人なら、この法案通過をムーア監督がなによりも喜んでいると言えば想像がつくでしょう。

言わば全国民に等しく、貧乏人にも国民保険を国で保障しようという法案ですが、この1年間でこれまで医療保険で利ざやを得て来た保険業界が横やりをいれて、さまざまな”骨抜き”をしてしまったために、これは本当の国民保険ではないと法案反対陣営の急先鋒を切って来たのが民主党議員のデニス・クシニッチです。いわゆる国民皆保険の実現はクシニッチの長年掲げる公約の最大の課題のひとつだからです。

じつは、この難関を抱えた健保改革法案の可決を導いたドラマがこの裏にあったのです。

先月、この懸案の健保改革法案の下院議会での可決投票にやっとこぎつけたのですが、通過に危機感を抱いたオバマ大統領はクシニッチを大統領専用機に誘い1対1の会談をしました。その二日後、クシニッチは突然法案賛成の表明をしてまわりを驚かせましたが、お陰で法案はそのまた二日後に連邦議会で賛成221反対219という僅差でなんとか無事可決されたのです。

クシニッチはその会談の際の具体的な内容を公表していませんが、彼の態度を変えさせたのは自分の票の行方によって、オバマ政権そのものの存立が危機に落とされる状況を自覚したことに加え、オバマ大統領が非常に苦しい状況にあることに深く同情したと言っています。

私たちには想像できない大変な圧力がオバマに掛かっていることは、たぶん本当なのだと思います。

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マシューのJPG


2010年3月29日

人工的なチリ地震、イルミナティの失敗、多くの範囲でのポジティブな発展、女神エネルギーの影響、女性の自己認識、政界での反対、タイムフレーム決定の限界、バチカン、魂の様々な運命

1. マシューです。この宇宙領域にいるすべての魂たちから心からのご挨拶をします。エンターテーメントから経済から地震にまで、闇のパワーに突き動かされた人間たちが、世界中で妨害や混乱や破壊を引き起こしています。イルミナティの頂点にいる人間たちは、ボロボロになった自分たちの世界帝国の名残りになんとかしがみつこうと、あらゆる手段を用いて強さを増しつつある光に執拗に歯向かっています。彼らがどこで、どのようにその陰謀計画をやろうとしても、そしてそのうちのいくつかは彼らの思うようにうまく行っているように見えるかもしれませんが、それらの影響は長くはないでしょう。

2. このことに関していい例を上げましょう。チリの地震は、ハイチのときと同じように、人工的なテクノロジーによって引き起こされたものです。これもまた、その場所とタイミングが戦略的に選ばれました。この地震は、チリの新しい大統領に莫大な再建の重荷を与えることで、この国の豊かな天然資源の外国支配から独立して国家の経済を立て直そうという彼の意図を挫くためのものだったのです。あの地震とその余震は非常に破壊的な規模だったのですが、僕たちの宇宙ファミリーたちがそのテクノロジーを使って、イルミナティが当初もくろんでいたはるかにより大きな被害と犠牲者数を防いだのです。彼らは自分たちが目標にしていたことにも失敗しました・・・多国籍企業の支配を緩める一方で、国家経済の安定と促進を計るというピネラ大統領の計画が単に遅れるだけで、頓挫することはないでしょう。

3. 前のメッセージで、ハイチの大地震の間に(霊界への)移行をした魂たちのことを話しました。ほとんどの人々は魂の合意した選択によって肉体をもった転生を離れました。生前の合意の完了前にその人生が急に終わってしまった人たちは、第三密度で選択したカルマをニルヴァーナで終え、第四密度へと進化する機会を与えられています。それと同時に、彼らはそこから光を送って家族たちの苦しみを和らげ、自国のすべての人たちを元気づけています。その数ははるかに少ないですが、チリで亡くなった人たちもまったく同じことが言えます。こころに傷を負ったハイチの生存者たちのために僕たちと無数の光の存在たちがやっているように、チリで悲嘆にくれ困難に直面している人々に僕たち全員は癒しの愛のエネルギーを送っています。

4. 地震が人工的なものか母なる地球に起因したものかにかかわらず、余震は自然な結果であり、全体としてそれらを発動させる地震の規模に相当するネガティビティを解放させることになります。また、惑星のある地域での強大な地震は他の地域での弱い地震と火山噴火を作動させます・・・あなたたちのからだに一つの逸脱した細胞があると、ほかの計り知れない数の細胞が影響されるように、地球という惑星体の1インチ立方という微細な部分すべてにも同じことが言えるのです。

5. 地球は、彼女自身で地球物理的な変動を起こす必要がもうないと決めていました。残ったネガティビティは、この惑星上で造られ、また絶えまなく遠くから送られて来る強力な光によって解放され変換されるからです。ですから、あなたたちは、これ以降に起こるそのような出来事はすべて人工的なものだと分かります。でも、もうひとつ知っていてほしいことがあります。あなたたちの惑星を取り囲んでいる大宇宙船団の一部は、地球の地殻変動がどこに起きてもそれを緩和したりならしたりするために常にモニターすることがその任務なのです。また、もっと多くのネガティビティが解放されなければなりませんし、多くの人々の魂の合意が完了間近いこともあるので、地球を揺るがすような出来事を将来闇の手で起こされても、それらの点で言えばかえって助けになるでしょう。

6. あなたたちのエンターテーメント(娯楽)分野について話しましょう。それらはあなたたちが誰でも必要としているようなリクリエーション(再創造)されたレジャーのための時間ではありません。むしろ恐れの種を植えるための気晴らしなのです。それが、友好を装う悪の宇宙人の映画と、侵略と征服を企む宇宙人たちとの宇宙戦争である古代の戦争、そして2012年に起こるとされるあなたたちの世界の破滅的終末についての新しい映画の目的です。さらに同じ意図で造られている電子ゲームの氾濫があります。闇の連中は、エイリアンだけでなく、あらゆるかたちの”もし・・だったら?”という恐れをあなたたちに抱かせようとしています。そうすると、そういったものの洪水を見せられてあなたたちの精神が麻痺してしまい、残虐性や戦争や宇宙人征服者が当たり前の話になっていくのです。こういったエンターテーメントの別の目的は、重要な問題に対する関心や”ニュース”の裏にあることを考えたり、自分の生き方や世界をどうやってより良くできるだろうと考えたりすることから気持ちをそらすことです。

7. この点についても、イルミナティはその目的を達成できていません。この惑星地球の周囲にあまりにもたくさんの宇宙船の目撃例が報告されているので、他の宇宙文明人の存在だけでなく、彼らが上空に出現すること自体彼らがあなたたちよりもはるかにテクノロジーと知性において進んでいる証明だということが広く受け入れられているのです。”娯楽”映画では暴力的なイメージで描かれていますが、そのような宇宙船をもった異星人たちが悪意をもってやってきているのだったら、とっくの昔に征服していたはずだとほとんどの人たちは思っています。

8. 光を受けている魂たちは、スピリチュアルなコンセプトをもった映画、本、音楽やほかのアート作品を制作しています。教会の中には宗教的教義を魂の探求者の必要性に合わせた方法で解釈しはじめているところもあります。スピリチュアルで形而上学を基本にしたセミナーやワークショップは大盛況ですし、メディテーションの会も同様です。地域や外国の貧しい人たちの救済活動が個人やグループそして組織的なレベルで広がっています。要するに、世界中の魂たちが意識的に、スピリチュアルに目覚めているだけでなく、行動を起こしているのです。僕たちのところからは、これらの何百万という人々とその愛情ある活動から放たれた光が上空で絶えまなくつづく花火のように見えます。

9. ええ、抑圧的な政治、企業の腐敗と金銭的欲、病気、有害汚染と貧困はあなたたちの三次元世界ではいまだにあります。でも、そのような状況の中にあっても、魂たちは自分たちのパワーを発見し、積極的に”解決の一部”となって関わって来ています。そしてそうですね、相対性の醜い部分は依然としてどこにでもあります。でもだんだんと人々は共通の問題、共通の興味、共通の目標を見るようになって来ています。また世界中で企業は、近隣と地域社会において競争、無関心そして利己的な損得勘定を転換するようになってきています。この善良さと変革の止めようもない力はあらゆる方向に広がっています。そしてその道をリードしているのは女性である場合が多いです。

10. 何世紀にわたって地球住民たちを支配して来た男性エネルギーとバランスをとるように注ぎ込まれている女性エネルギー、あるいは女神エネルギーが、以前の劣等という地位、あるいは男性が優性と考えられている文化と国によって強いられてきた所有物としての地位を乗り越えられるように、あらゆる場所の女性に内面の力、勇気、自信、決断力を与えています。あなたたちの社会が女性支配になるという意味ではありません・・そうなりません・・あるいは、女神エネルギーは男性には影響していないということでもありません・・実際には影響しているのです。そうでなければ注ぎ込まれているこのエネルギーは、人々の中のふたつのエネルギーのバランスを完成させるかわりに、ただ異性間の対立を引き起こすだけになってしまいます。けれども、それは女性の自己認識の変化なのです・・服従の容認から自尊心の認識とそれらが一緒になったパワーが愛と平和と調和への力であるという気づきへの変化です・・それが集合意識に入り、あなたたちの世界をますます黄金時代へと近づけているのです。

11. 取り急いで付け加えておきますが、だからといって女性には男性エネルギーのもつ戦士的な冷酷性がないとか闇の誘因や行動の深みに溺れることはないと言っているのではありません。ある女性たちは、イルミナティの目的を果たすために仲間の男性たちと変わらないすさまじい献身ぶりで活動しています。そして他の女性たちは、魂の選んだ合意に背いて、家族や近隣、共同体で他人を苦しめています。この場合もやはり第三密度の相対性が働いているのです。あなたの世界のその時間は急速に減少して来ています。地球が引き続いてより高い波動領域に急速に入って行くにつれ、彼と彼女の波動レベルがそれに追いつかなくなるたびに、闇に捕われている男性と女性たちは共々この惑星を離れつつあり、これからもそうつづけるでしょう。

12. 僕たちはまた経済を闇の活動の例として話しました。これは注意をそらさせ、混乱させ、破壊させる目的でつくられるものです。注意をそらせることには、不況が底入れを抜けて上昇気味だと主要マスコミが世界経済危機の実体を欺いて伝え、大衆がこれまで通りの同じ金融とビジネスに戻るのをなにも考えずに受け入れるようにさせることがあります。暮らしの中の混乱は、失業、ホームレス、そして食料銀行の統計から明らかです。そして経済破壊はイルミナティ自身以外のすべてに悪影響をもたらすように仕組まれたものです。さらに巨大な富を獲得しようという彼らのペテンには、その陰謀が逆効果になって、彼ら自身がコントロールができない異なる経済システムへの戸を開くことになることが計算に入れられてなかったのです。困難を乗り越えるための人々の創意と忍耐、分け与え助け合う大きな気持ち、みんなで造ろうという協力の精神を彼らは考えに入れていなかったのです。そして、これらがすべてあなたたちの世界ではいたるところで草の根レベルで盛んに行われているのです。彼らは、正直な人たちが賢明な経済専門家と一緒に、地球にいるすべての人々にとってスピリチュアルな完全性と公正さに根ざした金融と商業システムを擁立することを考えに入れていなかったのです。そして、このような広範囲の変化が、いわば”ニュースのレーダー”の下で起きているのです。

13. あなたたちの多くは、いまでもオバマ米大統領の意図や指導力に疑問をもっているようなので、その地位に選ばれ、あなたたちの世界を平和の時代へと導くことにあなたたち全員が生前に同意したこの非常に進化した魂についてまた少し話しましょう。僕たちはあの(民主党)予備選挙の前に彼が大統領になるとあなたたちに言いました。そして、彼のことや黄金時代のマスタープランでの彼の役割についてその後のメッセージで僕たちが伝えたことも、すべてあのときと同様に今でも正確です。

14. オバマの方針に議会の共和党が一斉に反対し、彼自身の党からも何人かがそれに加わっていることは衆知のことですが、この政治的衝突の背後にあるパワー・・イルミナティの世界的ネットワーク支配からの圧力・・は知られているわけではありません。僕たちのメッセージと光の中にいるほかの情報源からの読者たちを除いて、アメリカ政府内の激しい敵意あるいがみ合いは、頑強な党派の集まりや妥協の余地ないイデオロギー的差異といった表面上に見えることが本当のすがたではないことは知られていません・・それは光と闇の影響がアメリカ合衆国政府を舞台に繰り広げられているところなのです。

15. ええ、闇の人間たちはそこでも、また他の国々の他の舞台でも、ある程度の成功を収めていると言うでしょう。彼らは数えきれない種類の注意をそらすこと、混乱そして破壊で、ポジティブな変化への努力を遅らせ、弱め、あるいは骨抜きにしています。それが各国の指導者たちによる他の宇宙文明人たちの存在の公表を延期させていますし、ほかの宇宙と現実世界の真理の出現を妨げているのです。

16. ですから、主要ニュースが伝える進展の状況・・あるいは何も伝えないこと・・にあなたたちがイライラしたりがっかりすることはよく分かります。けれども、それらの報道は第三密度のこころの人間たちが第三密度の表現手段を使って故意に歪曲した、あるいはでたらめな情報を発信していることはよくあなたたちも覚えているでしょう。もしあなたたちがさまざまな光の発信源から発せられる光とそれによって起きている素晴らしい変化を見ることさえできたら、より高い密度のこころの人間たちが、世界中の舞台の袖で成し遂げていることに驚くでしょう。これらの変化が、光を受け入れる魂たちを第三密度の幻想と嘘から宇宙の普遍的リアリティーであるコンティニウム(時空連続体)へと導いています。そこに素晴らしい黄金時代が待っているのです。

17. あなたたちが、出来事の確実なタイムフレーム(予定)を欲しいのは分かりますし、それを僕たちが提供できたらとも思いますが、そうしようとしても無意味でしょう。地球の可能性の場エネルギーに明確に描かれているものはまったくないからです・・真っすぐに行くだろうと思われているエネルギー流が突然ジグザグに動き、他の活動のエネルギ-流に取って代わられたりするのです。覚えているかもしれませんが、数ヶ月前の時点では、宇宙人存在のテレビ発表は真近いと思われていたのですが、その時以来集中的な闇の妨害工作によってその番組の主要な部分が決定できないままでいます。そして、数ヶ月前には、これが起こればそれにつづいて長い間隠されて来た真理が出て来ることになるだろうと思われていたのです。その後、イルミナティがそれらの真理にしっかりとふたを閉めているので、その番組をまず最初にやろうということになったのです。宇宙の兄弟姉妹たちの紹介は確かにもうすぐだと言えます。でも、宇宙船団のように、その時期はまだ分かりません。

18. 主なできごとはまだ真近になっていませんが、さらに強さを増して広がっている光が非常に重要なべつの真理を明らかにしています。カトリック教会の頂点であるバチカンでの相対性の虐待的側面です。これは法王や罪を犯した牧師たちの批判ではありません。むしろ、人間への至上なる恭順と人間がつくりあげた宗教的な戒律への従順をはき違えた証拠です。いかなる魂も神の分身であり、神の目からすればどの魂もほかより優れていたり劣っていたりすることはありません。この時点では、宗教の古(いにしえ)の記録とその真の目的が明らかにされるのは、比較的な話ですが、だいぶ先になるようです。でもあらゆる他のエネルギー源が混乱状態にあるので、そのタイムフレーム(予定)も一瞬の内に変わるかもしれません。

19. ですから、僕たちはあなたたちが光の中にしっかりと留まって、何時どのように物事が起きてくるのかについてはもう少し待っていてほしいのです。おびただしい数の真理が明らかになるとともに、最大の考慮すべきことは、驚くべき情報をどのように迅速に伝えられるか、またどれだけの精神力がそれをからだに害なく受け入れられるかというふたつのバランスをとることなのです。

20. さて、不公平、不正に基ずく、あるいはこころとからだと精神を害するいかなる現行の、あるいは提案されている法律や法案、教義、習慣、政策、協定、手続きに関する心配は必要ありません。あなたたちの世界にある闇からもたらされたほかのすべてのもののように、どの闇も生存できない第四密度への旅に地球が入って行くにしたがい、それらは徐々になくなるでしょう。そして、どのような闇の策略も彼女のアセンションの歩みを遅らさせたり、迂回させたりできません・・彼女は第三密度を完全に抜け出す天体タイムテーブルに沿って真っすぐ向かっています。

21. 大変なのは意識的にまたスピリチュアルに眠ったままの彼女の住人たちです。その人たちは自分自身の魂からのメッセージである直感にしたがって目を覚まし肉体を持って地球と一緒に間に合うように行けるでしょうか?あなたたちの多くには、第三密度の思考や信念から離れられない家族や友人たちがいるでしょう。関心を示す人たちにはできるかぎりあなたたちの気づきを分け与えて下さい。でもどうかそうでない人たちには押し付けないように・・・本来持ち合わせた知識と反する意見を押し付けられたら不快に感じるように、あなたたちと違う信念の人たちも同様です。

22. そして、たとえあなたたちに特に親しい人たちがこの転生で目覚めることを選ばないとしても、どうか悲しまないで下さい。彼らがそのまま眠りつづける選択を変えようとする責任も権利もあなたたちにはないことを理解して、彼らの善良さと誠実さを尊重してください。霊体として転生した後、彼らは再び肉体を持って転生してきて、もう一度”光を見”てスピリチュアルに進化するチャンスを与えられるでしょう。そして、あなたたちはすべて独立した、しかも分けられない魂なのですから、肉体が眠る間は、あなたたちと彼らの波動が可能になる場所であなたたちは愛する人たちと再会できるでしょう。

23. 闇の活動をやっている人々はいつ、どのように死ぬのでしょう?魂の合意を全うして死ぬ光の中の人々と見分けられるように、彼らが誰なのか知ることは役に立つのではありませんか?”闇の活動”をしている人々と合意を完了している光の中の人々とをあなたたちが見分けることは不可能ですし、またそうする必要もありません。個々の人たちには様々な光の振動数がそれぞれにあるので、闇に傾いている人々が地球のアセンションのある時点で一斉に大量流出することはありえません。地球がその個人の振動数を超えるエネルギー領域に到達するとそのような人はそれぞれこの転生から移行し、今ある同じ原因のうちのいずれかによって肉体死が訪れるでしょう。

24. 現在の惑星地球に生きているいろいろな密度の魂たちは、もし地球と一緒に行かないときは、どこに行くのでしょう?彼らはなぜそうしなかったのか思い出すのでしょうか、それとも”忘却のベール”が降ろされるのでしょうか?その一生のエネルギー記録が最基底密度・・”純粋悪”という人もいます・・だった魂たちは、自動的にニルヴァーナの自由で柔軟な重層構造から唯一の独立部分である領域に引き寄せられます。それはあなたたちの月の近くにある小球体で、そこはそれらの魂たちを捕獲しておけるほどに密度が非常に重いのです。その魂たちにはそこがどこか、そして自分たちがしたことで地球の霊的世界のもっとも密度の重い領域に連れてこられたことが分かっています。なぜなら、彼らが自分たちの過去の一生すべての瞬間瞬間を返り見、人生でのあらゆる面で関わったすべての人たちの感情と一緒に自分たちの感情すべてを感じるのがその領域だからです。この見直しの過程が、ある宗教的な考えでは地獄だとされています。

25. それらの魂たちには常に光が送られています。もし彼らがその光を受け入れることを選べば、記憶も知性もないただ本能だけの存在の原始生命体として第一密度領域に肉体をもって転生するでしょう。これによってそれらの魂たちは、この宇宙のあなたたちのいる世界の中でもっとも密度の重い領域に連れて来られることになった闇の行為の記憶に邪魔されずに白紙の状態から始められるのです。

26. 非常に低い密度の転生エネルギーを持った人たち・・・自己の魂の合意を無視し、他の人たちがその魂の合意を果たすことを妨げるような冷酷な行為を故意にしたけれど、あの小球体に閉じ込められた魂たちほどには専横的、極悪非道ではない人間たち・・は、自動的に第一密度に引かれ、最初からやり直すことになります。彼らがその領域に絶えまなく注がれている光を受け入れると、第二密度世界に肉体を持って転生できます。そこでは過去の転生の記憶は何もないですが、良心や理性そして自由意志選択が得られるのです。このはるかに程度の高い生来の能力と供に、光か闇の中で行動する選択肢が与えられます。そのようにして、第二密度で多くの転生を重ねることも、また第一密度に逆戻りすることも、あるいは第三密度世界へと進むこともできるのです。

27. 第三密度世界の住人たちに降りる”忘却のベール”ですが・・あなたたちのどれだけ多くの人が今いるところに何故いるのか覚えているでしょうか?

28. 現在地球で第四密度あるいはそれ以上の密度のスピリチュアルな進化段階にいて、地球と一緒に肉体をもって旅をつづけない魂たちは、ニルヴァーナで転生するか、元来た故郷へ戻るか、彼らの進化段階にふさわしい他の文明社会に移るか、あるいは地球に戻ってその黄金時代での人生を享受するという選択ができます。それらのあらゆる段階のスピリチュアルな気づきには、どんな第三密度世界のレベルと比べてもはるかにたくさんの思い出すことがあるのです。

29. けれども、魂の永遠の生命(いのち)には創造主の始まりへの回帰も含まれます。ですから、人生(転生)と呼ばれる比類のない冒険の中で思い出し見出すために、永劫に重なった忘却があるのです。あらゆる根源である創造主の純粋なる愛のエッセンスであり、大宇宙のもっとも強力なエネルギーである光は、どの状況にあってもあらゆる魂に与えられています。それぞれの魂がその光を受け入れると、魂レベルでは分かっていることを意識レベルで思い出すことによって進化をつづけていくのです。

30. 光を喜んで受け入れ、この惑星での合意した転生がさらに数年あるすべての地球住民たちを黄金時代が待っています。このことをどうか忘れないで下さい・・この宇宙全体にいる光の存在たちは愛をもってあなたたちと供にいます。そして、あの素晴らしい世界に向かうあなたたちにこころからの声援を送っているのです。
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愛と平和を
スザンヌ・ワード著

[マシュー君のメッセージが今回遅くなったのは、楽しい家族の集いと孫娘の結婚式のために海外に出かけていたためです。そして帰ると夫のボブが再手術になりました。でもすべてうまくいっています。私たちとチリの家族たちのことをEメールで心配していただきありがとうございました。地震があったときは、息子のマイケルと彼の妻はパナマで私たちと一緒でした。彼女の家族の家は被害を受けましたが、家族はだれも怪我がありませんでした。]
愛と平和を
スザンヌ・ワード
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原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

(転載自由。出典を明記してくださるとありがたいです。)