金曜日, 6月 13, 2008

欺瞞の文化のワシントン

スコット・マクレランのJPG

昨日のブログにTolioさんからコメントをもらいましたが、元ホワイトハウスの報道官がブッシュ政権についての暴露本を書いたということでした。

欺瞞の文化のワシントンのJPG


その著者であるスコット・マクレランが昨日のデモクラシー・ナウにゲスト出演していましたので、興味ある方はごらんになってください。トランスクリプトもありますよ。

本のタイトルは「ブッシュのホワイトハウスと欺瞞の文化のワシントンで起きたこと」というとんでもないものです。

マクラレンによれば、
CIAの情報漏洩事件では元補佐官のカール・ローブとルイス・スクーター・リビーは彼にウソを言っていた、コーポレートメディアはブッシュ政権と共謀して国民をイラク侵略戦争に支持するよう仕向けた、ハリケーンカトリーナに関してホワイトハウスは無頓着だった、イラク国民の苦しみにはホワイトハウスはまったく無関心で、イラクの膨大な死者数が話題になることもなかった、また、良心に問われて批判する立場に変わったなどと述べています。

それにしても、いつも思いますが、こういうひとたちが世界政治の頂点であるホワイトハウスの責任ある人間だったなんて・・・ひどい話しですね。

欺瞞の文化のワシントンですよ!!

木曜日, 6月 12, 2008

クシニッチ議員の弾劾決議案

アメリカ合州国連邦下院議員でオハイオ州選出の民主党議員デニス・クシニッチが火曜日(10日)に、ブッシュ大統領の弾劾を求める決議法案を下院に提出しました。われらがデニス、やったねと大拍手です。

これは、日本でいえば内閣不信任案に相当するもの、いやそれ以上のインパクトがある出来事なんです。でも、アメリカのメインストリームメディアはMSNBC以外はほぼ沈黙。もちろんアメリカの報道を垂れ流すだけの理解能力しかない日本のマスコミがなにも論評するはずもありません。

しかし、インターネット上ではよくやったという記事が飛び交っています。マイケル・ムーアもトップニュースでこの成り行きをホームページで伝えています。



このブッシュ大統領弾劾決議法案の主な内容は、ブッシュ大統領が偽りの理由で戦争を始めたこと、国内法と国際法に反してイラクに侵略したこと、兵士たちに充分な物資を提供しなかったこと、政治的理由で被害状況を隠したこと、不法にアメリカ国民と外国人を勾留したこと、さらに、地球温暖化対策、選挙権、国民健康保険、ハリケーン・カトリーナ対策などをとりあげて、それらが憲法違反だと主張しています。

この弾劾決議案文は58ページもあって、これをデニスが下院議会で5時間もかけて読み上げました

そのブッシュへの嫌疑は35条もあるんですが、その要項はこんな感じです;

1条:対イラク戦争の根拠を正当化させるために秘密裏にプロパガンダ工作をしたこと。

2条:911事件を不当に、組織的にかつ犯罪的意図をもって利用し、イラクを安全保障上の脅威と関連づけ、偽って侵略戦争を正当化したこと。

3条:アメリカ国民と議会メンバーを欺いて、イラクが大量破壊兵器を所有しているかのように信じ込まさせ、戦争の根拠を捏造したこと。

4条:イラクがアメリカ合州国への差し迫った脅威であるかのように、アメリカ国民と議会メンバーを欺いて信じ込ませたこと。

5条:侵略戦争を秘密裏に始めるために不法に出費したこと。

6条:議会決議HJRes114の必要条件に違反してイラクを侵略したこと。

7条:宣戦布告なしにイラクに侵略したこと。

8条:国連憲章に違反して独立国家であるイラクを侵略したこと。

9条:兵士に防弾チョッキと装甲車を与えなかったこと。

10条:政治的な目的でアメリカ軍兵士の死傷者数を偽ったこと。

11条:イラクに恒久的なアメリカ軍基地をつくったこと。

12条:イラクの天然資源を支配するために戦争を始めたこと。

13条:イラクと他に国々に関してエネルギー開発と軍事政策のための秘密部隊をつくったこと。

14条:重罪隠匿、極秘情報の不正使用と不正公開、および中央情報局(CIA)の秘密エージェント、ヴァレリー・プレーム・ウィルソン問題における司法妨害。

15条:イラクでの犯罪コントラクター(請負い業者)の告発を免除したこと。

16条:イラクとアメリカのコントラクター(請負い業者)に関連して、アメリカの税金を誤って浪費したこと。

17条:不正な勾留:正当なる告発なしにアメリカ市民と外国人捕虜を無期限に勾留したこと。

18条:公式な政策として、アフガニスタン、イラク、その他の地域の捕虜に対して、秘密裏に拷問を容認し、奨励したこと。

19条:引き渡し:ひとびとを拉致し、その意思に反して、拷問を行う国や他の国の秘密基地に引き渡したこと。

20条:子どもたちを投獄したこと。

21条:議会とアメリカ国民にイランの脅威を偽って煽り、イラン政府を転覆させる目的でイラン国内のテロ集団を支援したこと。

22条:秘密の法律を作成したこと。

23条:ポス・コミテータス法(注:民警団法/1878年にアメリカで成立した連邦法で、国内の治安維持に陸軍、空軍、州兵を動員することを禁じたもの)の違反。

24条:裁判所の捜索令状なしに、また法律や合衆国憲法修正第4条(注:不法な捜索や押収の禁止)に違反してアメリカ市民をスパイしたこと。

25条:電話会社を使って、憲法に違反するアメリカ市民のプライベートな電話番号とEメールアドレスのデータベースを不正につくらせたこと。

26条:サイニング・ステートメント(大統領署名声明)によって法律違反の意向を表明したこと。

27条:議会召喚状に応じないこと、また元のスタッフに応じないよう指示したこと。

28条:自由で公正な選挙への干渉、司法行政の腐敗。

29条:1965年の選挙権法の違反謀略。

30条:議会とアメリカ国民を欺いてメディケア(国民保険)をなくそうとしたこと。

31条:カトリーナ;予想されていたハリケーン・カトリーナ災害への対策を怠ったこと。社会的緊急時への対応を怠ったこと。

32条:議会とアメリカ国民に事実と異なる説明をし、地球温暖化問題に対応する活動を組織的に妨害したこと。

33条:911事件以前にあったアメリカへのテロ行為に関するハイレベルの情報警告に対して、くりかえし無視し対応することを怠ったこと。

34条:911事件の調査に対する妨害。

35条:911事件で最初に救援活動したひとたちの健康を脅かしたこと。

どうですか、これらのどれかひとつでさえ弾劾に値すると思いますね。

さて、この決議案がいまどうなっているのかと言うと、議会の司法委員会に送られて公聴会が開かれるか審議されているところです。この司法委員会の議長がジョン・コンヤーズ議員で、彼の判断に任されています。

実はデニスは去年の11月にもチェイニー副大統領の弾劾決議案を提出しているのですが、この時はやはりジョン・コンヤーズ議長がなにもしなかったので、法案は死滅しています。今回も同様に無視される可能性が高いのですが、前回と違って議員たちの意識もだいぶ変化してきているし、なんといっても市民の関心の高さが影響する可能性があります。デニスは今回だめだったら1ヶ月後にまたやると言っています。今回のは58ページでしたが、本当はその倍の量あるそうで、今度は全部読むといってますから、10時間かかることになります。デニスはここが正念場と思ってブッシュ大統領との対決に臨んだのでしょう。

勇敢なひとです。そして、とてもこころが温かく愛に溢れるひとです。

月曜日, 6月 09, 2008

マシュー君のテレパシー交信ガイダンス

さて、マシュー君のメッセージ(5)のなかで言及されていたテレパシー交信のガイダンスに関して、その部分を訳してもらいたいという希望を読者の方からいただいたので、私自身もとても興味があったものですから、以下にそのメッセージ(2006年2月18日付け)の抜粋訳を書きました。

光と闇の見分け方なんて、そんなに簡単にできるものでしょうか?みなさんのなかで、これを試してみてその経験などコメントいただけるとありがたいです。

じつは、すでに友人でこれを昨夜試してみた人がいるのです。寝入りばな、なにか寝苦しいと思ったら突然いわゆる金縛りになってしまいました。気づくとなにかが自分の上に乗っかっています。でも手も足も動きません。そこで、さっそくサナンダの言葉を言ってみたそうです。するとあっと言う間に金縛りが解けたというのです。

この友人は、じつはサナンダの言葉をもとの英語でいったそうです。ここにその英語文を書きましょう。

“I here and now command in the name of Jesus The Christ that if there is any entity that is not of the most evolved form of the Jesus The Christ Consciousness, that is not of the most evolved form of God I Am, then you are to here and now disappear and cease to exist. This I command in the name of Jesus The Christ. “

ちなみに、サナンダというのは、イエス・キリストがこの肉体世界からアセンション(昇天)したときに、与えられたスピリチュアル名で、”霊的に進化した”という意味だそうです。

さて、じつはこの文章の翻訳でちょっと考えてしまいました。私たち日本人には、キリスト教徒は別として、「イエス・キリストの名に於いて」と言葉に出すことにはちょっと抵抗感があるのではないでしょうか。でも、サナンダは正確に言葉を変えずにいいなさいと言うものですから、どう訳したものかと困ってしまったわけです。どうも私たちには聖書のイエス・キリスト像が焼き付いているので、マシュー君の世界から見たイエス・キリストのイメージとはだいぶ隔たりがあるようです。まあ、そのあたりをわきまえた上でこの言葉を言えばいいのではないでしょうか。

ところで、この友人は、じつはサナンダの言葉はうろおぼえで、とりあえず"In the name of Jesus The Christ"だけは覚えていて、あとは適当に言ったそうですが、それでも効果があったようです。

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マシューのJPG

マシュー君のメッセージ

2006年2月18日

(1〜12省略)

13. 闇の魂と闇パワーにコントロールされている魂とを識別できるようになって、どんなものにでもうまく対応できるように、僕はお母さんに頼んでその見分け方と防御に役立つ情報をまとめてもらいました。では、お母さん、それに、光の存在とテレパシー交信する方法、相手が本物かどうか見分ける方法のガイダンスも加えておいてください。 読者の中にはもう生まれながら知っている人やまたすでに学んだ人もいるでしょう。初めての人にはこれはとても役に立ちますよ。そして、だれでも自由にこのガイダンスを受容力ある人たちに分け与えてください。

母:マシュー、それではいつもの文章の体裁に直さないで私の書き付けをそのまま出すようにするわ。そのほうがいいでしょう。

14. 目は魂の波動がそのまま反映しているところ。光に満ちた魂か、闇かは、その目を見ればよい。光の魂はいきいきと輝いているが、闇の魂の目はどんより濁って温かみや輝きもない。光の魂の人はあなたと話しているときに目を逸らすことはない。”普通の”闇の魂の人や闇の影響をどっぷり受けている人は、あなたの目の光をまともに見れないので、いつも目を逸らしているはずだ。

15. 計略的に触ること。闇の存在は、首すじと腰のうしろがからだのエネルギーシステムのなかで特に侵入しやすい場所だということを知っている。もし、だれかがあなたのその箇所をどれか、または両方をつかんだら、それはふざけているのでも親しみからでもないかもしれない。その人の中にいる闇があなたに侵入しようとしているのかもしれない。これはその人が故意に意識して起こることではない。その人に影響を及ぼしている闇が、あなたのエネルギーの流れを遮って触手を注ぎ込もうとするので自動的に反応しているのだ。

16. 声の調子、言葉の使い方、会話の内容。闇の存在が人を使っている徴候はゴシップ、皮肉、傷つけたり自慢げな言い回し、いわれのない批判や中傷、会話の独り占め、集まりでの傍若無人なふるまい、恐ろしいことばかりに取り付かれること、に現れる。人が話しているのが、エゴからか、魂からなのか聴いていて分からなかったら、心の中で魂に訊ね、すぐにどう反応が帰ってくるか注意してみていなさい。それが直感だ。魂が意識と交信するひとつの方法だ。いつでも自分自身の魂の声に耳を傾けなさい。それは決してウソを言わない。魂は、他からウソがはいって来ると直感や直感的思考と感覚を通してあなたに警告する。それらを信じなさい。

17. 特徴:ひごろの態度の変化。他人を支配しようとか意図的に害を与える、動物への虐待、自制のきかない怒り,慾、不正直さ、自己信念の固執、エゴイズムなどはあきらかに闇の魂の徴候で、その人を気づかないうちに使っている。これまでそんな素振りや行動を見せなかった人が突然それらの態度をいくつか示すようなら、闇のパワーに乗っ取られているのは明瞭であろう。ちょっとした傾向、行動や心理的なすきまがこれを”招く”のだ。


18. オーラは、目のように、決定的な証拠だ。あなたの魂にオーラ(からだから発するエネルギー)が見えるように頼み、そして頭から5センチ上を見てみなさい。色や形あるいは幾何学記号がちらっと見えるだけかもしれない。なにが見えるかにもよるが、からだから光か闇のエネルギーが流れ出ているのがわかるはずだ。十字架やなにか神聖なかたちのようなものを感じたら、それは光の魂のしるし。あなたが光エネルギーを感じられる人なら、人の周りに金や白、青、虹色のプリズムが見えるだろう。闇の魂のオーラは、そのエネルギー放射の程度によって暗くなる。その場合に見えるシンボルはあなたが良いことや光と思うことの反対のもの・・たとえば、毒ヘビ、尻尾(襲いかかっているかも)、逆十字や欠けた星である。その人の足もと5センチ前にオーラの中に見えた同じようなシンボルが見えるだろう。

19. エネルギーの輝き。エネルギーに敏感な人は光の魂からは温かみを、闇からは冷たさを感じるだろう。床を見ているふりをして、足下のエネルギーを感じなさい。そこの闇のエネルギーは氷のように冷たい。氷のような手(冷たい飲み物を持っている場合は別だが)とか冷たい握手も、もし闇が存在する主だったサインを同時にしめしていたら、闇が影響している徴候だ。

20. ほかの肉体的反応。ネガティブな闇のエネルギー流はひじょうに重いので、闇の魂や闇の存在にコントロールされている人たちの前では、重い感じを受ける。また、光の魂は通常嫌な感じを抱くようになり、なかには皮膚がかゆく感じる人もいる。闇エネルギーは寄生虫のようなものだ。あなたのエネルギーをすっかり抜き取って自分のものにしてしまう。それに出会ってしまうと、からだがたくさんの水や塩水を欲しがり、元気をすぐ取り戻すのに砂糖さえ必要になることがある。闇のエネルギーの流入からあなたのチャクラがそれ自身を守ろうとするので、急にからだがこわばったり、こめかみや第三の目のあたりがずきずきする感じがするかもしれない。チャクラはいつも本能的にその根のように広がるシステムを守ろうと反応して動き、肉体的な感覚で闇のエネルギーをあなたに警告してくれる。


21. 闇パワーのレベル。闇の勢力は自分と同じパワーの光エネルギーの存在を攻撃する。弱いものは明るい光から逃げて行くだろう。かれらはまともにその光エネルギーを見れないので近くには寄ってこれない。光がたくさんある人ほど、より強いものが侵入しようと送られてくる。だから、新しい、より強力な存在がやってくるので、光の存在の"テスト"はそれだけ難しくなる。闇の魂も、強さに勝る闇パワーにコントロールされている人たちも、光の中にしっかりといてその偉大なパワーを知っている魂を支配することはできない。あなたたちの"安全網”は内にあって、なにか外にあるものではない。すべてのレベルの闇は、あなたたちがよく知って行動することで排撃できる。

22. 小さなこどもや動物はその無邪気さからエネルギーにとくに敏感である。こどもたちがなにかおかしいと見えたり、自分自身怖がったり、ほかの人たちが怖いというような反応や素振りがあるか気をつけなさい。また動物がなにか他の動物たちや人間たちを警戒していないか注意すること。そういうときは、かれらはエネルギーが暗い人たちを避けて、闇エネルギーから守ろうとしている。

23. 防御。闇の勢力には積極的に立ち向かわなければならない。神から授かった以下の言葉を書き留めておきなさい。その言葉がもつ波動があなたを守ってくれるから、そのままの言葉が不可欠だ。この命令をおぼえて、充分練習して言葉がまちがいなくこころに浮かぶようになれば、命令はすぐ自動的に感覚で来るようになり、もう言葉にする必要はなくなる。こころを静かに保ってから声を出し、あるいは心の中で、言ってみなさい。「イエス・キリストの名に於いて、私は命令する。もしお前がイエス・キリスト意識のもっとも高い、もっとも進化した現れでないのなら、お前はいまここで即座に姿を消し,二度と戻ってきてはいけない」闇の魂はその言葉の波動のためにこの命令に絶対背くことはできない。


24. 闇の魂は非常に狡猾であり、しかも執拗だ。光を受けている人に1対1で向き合い、真っすぐにじっとアイコンタクトをしてきて、コブラのように人を幻惑する。かれらの強力な凝視の影響を破るには、”光”という言葉を力強さをもってこころに思いなさい。この命令はそのような状況には不可欠だ。闇の魂はその波動に背くことはできない。それはその魂の闇と同じちからを持った光エネルギーなのだ。この命令はほかの状況のときの防御には代用できない。
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ソース(情報源)のチェックとエネルギーの調整

口述:神とサナンダ
書き取り:セレストとデービッド

admin@godumentary.com

www.godumentary.com/sources.htm

闇の勢力が光の勢力のふりをして大々的なエネルギー攻撃を無実のひとびとに対して行おうとしているまさにこの時、これらの問題の重要性を知る必要がある人たちに語りかけることを許される時を、われわれは心待ちに待っていた。今こそその時だ。これを書いているのは、初めてのひとたち、そしてすでに自己の内的叡智に従っているが、まだ自分にはないスピリチュアルな知識を他から得る恩恵を受けられる人たちに対してである。宇宙の叡智を学ぶには限りはなく、それを日頃の実践としていくことにも充分ということはない。

多くの人が、知性が話しかけてきているのか、魂からの声なのか、なかなか判断がつかないという問題を抱えているようだ。これは”人間である”ことなのだが、まったく簡単に解決できる。人はこの重要な違いを識別できるようになるまでは、よくその声を聞き違えるものだ。いちどそのバリアを越えれば、それは自然でストレスのない真のコミュニケーション手段になる。

われわれが知っているだれでも出来る一つの方法は”魂・知性テスト”というものだ。だが、このやり方はからだやこころではコントロールできないことを覚えておきなさい。これが正しい答えを見つけるテクニックだ。真っすぐ立ちなさい。そうできない事情がある場合は座ったままでも良い。裸足で、足の間隔を少し開けて、目を閉じなさい。リラックスして、この姿勢で両腕を前に胸の高さにまっすぐ延ばし、手のひらを開いて下側に向けなさい。腕は無理無くバランスのとれる位置にあることが必要だ。

問題,あるいは誰かがあなたにくれた答え、または自分自身で考えた答え、そして本当か知りたいことは何でも頭に思いなさい。もしそれが問題なら、自分が正しいと思う質問形式の答えというように変えなさい。例えば、問題が”他の州に引っ越しする”ことだとする。引っ越しするかどうか分からないあなたが、それが正しい行動なのか知りたい。これを質問形式に直すのだ。なるべく具体的に、でもあまり演出しないように。そして目を閉じることを忘れずに、質問する。声をだしても出さなくてもよい。質問が終わったら数秒待つ。言ったような姿勢を保ったまま、目を開け、自分の手と腕を見なさい。3つのうちのひとつのことが起きているだろう。あなたの右手、右腕が左手、左腕よりも高くなっているか、左手、左腕が右手右腕より高くなっているか、両腕が同じ位置に留まっているかのどれかだ。

右腕=脳の右半球。魂の声。

左腕=脳の左半球。知性。

両腕と手が最初の位置と変わらない場合=なかなかリラックスできない人は真実がそれ自身を現れるようにできないので、正しい答えを受け取るのが難しい。右利きでも左利きでも両手利きでも関係ない。”声”はコントロールすることはできない。これは大事なことだ。人びとが知性と魂の違いが分かるようになるまでは、その人の進化はだいぶ妨げられることになる。そのうち、簡単な見分け方ができるようになって人混みの中でも出来るようになる。なかなか上達しない人はリラックスして出来るようになるまで何回も練習することだ。難しい人は知性ばかりに長い間耳を傾けてきた人が多い。

             隔たりを埋める

このテクニックには精神集中が必要なだけだ。これは、より高度の存在とエネルギー体と、どのような”チャネリング”や交信をする際にも、その妨害や邪魔をすべて緩和させ消散させる素晴らしい方法だ。またそれには、星間協力隊(地球ではETと呼ばれている)とコンタクトしている人間たちにとって、必要な情報の送受信をすべてはっきりと理解出来るようになるという意味でもある。この場とさらに高い次元界の多くが直面していることだが、これによって、第三次元の密度と燃焼エネルギーを通して交信しようとする際の問題が解決される。また、送られた言葉のすべてが聴き取れないという問題も解消されるだろう。

軽く息を3回吸い、鼻から吐く。目を閉じて、この"つながり”を始める前に必ず裸足でいることに留意しなさい。簡単なイメージングで、一本の柱を、ローマ時代にあるような巨大で丸い柱だけを思い浮かべるのだ。その柱は透明で、あなたの少なくても2倍の大きさだ。その柱の真ん中に自分を置きなさい。柱があなたの足よりも長く地面の中に延びているように。てっぺんはあなたの頭の上に何マイルも延びて”天国”にまで届いているように。これがイメージでき感じられたら、金白の光を柱に呼び入れなさい。その際、同時に光があなたのからだを通すことを忘れずに。

光が入ったら、”神の金粉(ゴールドダスト)”を呼びおこし、柱の光と混ぜ、お互いに反応するようにさせなさい。あなたの柱の部屋をゴールドダストが上下に浄める(フィルタリング)のを見たり感じたりできるだろう。さて、柱(部屋)に向かって接続の螺旋(渦巻き)回転ダンスを始めるように頼むのだ。最上位のエネルギーが、黄金のつながり(橋)を構築するためにそれに相応しい相手を求めて、上方と外に向かって広がっていくのが見えたり感じたりできるだろう。もしあなたがすでに特定の存在とコンタクトしているのなら、その名前を呼びなさい。そうすれば、それらとすぐより深く、簡単に聴こえるレベルで交信できるようになるのが分かるだろう。

あなたがもしこれらの生命体とコネクトするのが初めてなら、これがあなたにとって新しい経験なら、これはすでに多くの経験をもっている人たちにも言っておくが、いつでも必ず、ソース(情報源)をチェックすることが大事だ。 [以下の”ソースのチェックの仕方”を見なさい]自分が思っている存在と本当にコネクトしているのか確かめなさい。交信が終わったら、自分と交信相手に「私は終了します」と言えばよい。その時点で、柱は消えるだろう。再びあなたが必要になるまで。

この方法を使えば使うほど、柱がより早くあなたと一体化するようになるだろう。なかには最初から完全なる統合ができるひともいるだろう。”何か来ている”サインをよく”聴いて”いるひとは、柱をすぐ立てることができるだろう。これはあなたにコンタクトしようとしている存在にとっても重要なことを忘れてはいけない。

www.godumentary.com/sources.htm

ソースのチェック方法

これが、ソース(情報源)のチェックとその本質を正しく見極めて受け取る方法である。これはサナンダの言葉であることを言っておく。もし、あなたが進化した魂だと称するものからメッセージを受けていたら、またもし、だれかがそのようなメッセージを受けていると思ったら、それらの情報が”最高位の進化したソース”からのものなのか調べなければならない。善意でいっぱいの人でさえ、このことをよく知らないで異常な状態になり誤った情報を流すことがある。本質的には、”ソース”とはあらゆることである。すべては真理の妥当性にかかっている。さもなければ受け取る情報は単に幻想の反復にすぎない。それらは”計略的に意図され造り上げられた”幻想であり、それを信じる人間だけでなく、受け取る人間にも危険であり命取りにもなる。われわれには、つぎつぎと出てくる悪魔的レトリックを鵜呑みにする者が実に多いことは不思議に思えるが、その理由も理解は出来る。

宇宙の法則のもとでは、闇の勢力が創造主のつくったバリアを越えることはできないことを、あなたたちは理解する必要がある。これは、それとは知らずにコンタクトしている地球の人間に闇の勢力がしゃべる虚偽やウソについては、その情報ソースの正体をあきらかにする簡単で信頼できる方法があるということだ。多くの存在が故意に自分を光の存在だと偽っているので、注意して調べないと騙されてしまう。なぜなら、今が”偽予言者”の時代だからだ。いま、ゆっくりと築かれた意識の統一の場がこの惑星中に広まっているのを、かれらが必死に破壊しようとしているのだ。宇宙の法則の基では、そのソースを決定できるだけでなく偽予言者をも破壊できるのだ。それは人をコントロールしている存在であって、その人自身ではない。

情報を受けているとき、その情報源をチェックするにはこう言えば良い。「イエス・キリストの名に於いて命令する。あなたはイエス・キリスト意識の存在か、創造主の聖なる光の意識である真の神性体か、イエスかノーで答えなさい」

この時点で、3つのことが起きる。イエスと答える、ノーと答える、あるいは黙っている。この法の定める所によれば、これらの存在はどんなことでもウソをつけるが、このことだけにはウソをつけない。もし沈黙かノーであれば、すぐこの言葉を言いなさい。「いまここでイエス・キリストの名において命令する。イエス・キリスト意識のもっとも進化した存在でないのなら、神なる私のもっとも進化した存在でないのなら、いまここに消えてなくなりなさい。これをイエス・キリストの名に於いて命令する」

サナンダの言葉はとても明解だ。あなたたちはその言葉を正確に言うことが重要だということを知る必要がある。サナンダが言ったとおりに繰り返さなければいけない。変えてはならない。ひとびとが知るべきことは、この(闇の)勢力は言葉にすることにも干渉し、これらの言葉を思い出すことにさえ邪魔しようとしてくるのだ。だからこれを書き留めておき、それを読むようにしなさい。そうしないと間違えるだろう。われわれは知っているよ。これを教えた途端にそうなることが分かっているからだ。これはマントラではない。まじないでもない。サナンダの言葉だ。したがって、これは神の言葉でもある。創造主によってデザインされた宇宙の法と真理を支える創造というものがある。しかるべきとみなされれば偽りを破壊でき、またそうするのだ。

初心者むけマシューのテレパシー交信ガイダンス

テレパシー交信能力はあなたたちに生来そなわった魂のはたらきですから、ありがたく上手に使ってください。コンピュータからの情報の送信や受信をする前に、創造主の光の加護を求めてください。病気やからだが疲れているとき、感情的や精神的にダウンしているとき、ストレスを抱え、怖れや怒りがあるときは受信してはいけません。そういうときはエネルギーが低くなっているので、低いレベルの存在があなたのエネルギーシステムに入り込みやすくなっているからです。自信をもつことも大事ですが、新しいこの交信能力に謙虚になることも必要です。エゴイスティックになったり、名前を売ってお金儲けをしようなどと思ってはいけません。そのような思いや感情にまとわるエネルギーがかならず闇のソースを呼び込むことになるのです。受け取った光エネルギーの満ちあふれる情報をぜひほかの魂の求道者たちと分かち合ってください。またもしその人たちがまだ始めたばかりだったら、これらの注意事項をアドバイスしてやってください。

原文:http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=50&z=2

訳文責:森田 玄

金曜日, 6月 06, 2008

アメリカ軍脱走兵

2003年のイラク戦争開始以来、なんと25,000人以上のアメリカ軍兵士が脱走兵として行方をくらましているそうです。軍当局との隠れんぼゲームに疲れはてて、そのうちの数百人がカナダに逃亡しているようです。

ジョシュア・ケイのJPG

24歳のアメリカ軍兵士ジョシュア・ケイは、2003年11月に数日の休暇をもらって本国に戻ったところで山に逃げ脱走しました。もうあのイラクの地獄には金輪際戻るつもりはありませんでした。それから数ヶ月間フィラデルフィアの郊外で妻のブランディと3人の子どもたちとひっそりと隠れていました。

「軍は、脱走兵があまりにも多いのとそれを取り締まる人間がいないので実際に捜査しようとしていません。でも逮捕状は出しているんです。ちょっとした違反で、駐車違反からでも警察は僕たちを追跡できるんです。そうしたら軍事裁判に掛けられます。いつも見張られているのは嫌なものです」とジョシュアは言う。

2005年、ジョシュアは母国で犯罪者としていることに耐えられず、カナダ国境を越えて難民申請をしました。

アメリカ国防省によれば、2003年のイラク戦争開始以来25,000に近い兵士が脱走しています。ほとんどの”良心的兵役忌避者”たちはアメリカでひっそり隠れることを選んでいます。正確な数字は分かりませんが、少なくても225人の脱走兵がカナダにいるようです。

ジョシュア・ケイは2001年9月11日の後、母国を守ろうとアメリカ陸軍に入隊しました。「最初はイラクでの作戦を信じてました。サダム・フセインは悪魔だから、彼から大量破壊兵器を奪わなければならないと。でも、みんなウソだったんです。誰もイラクにそんなもの見つけませんでした」

2003年、ジョシュアがバグダッド西の不穏区域の村ラマディに配属されたとき、もう二度とこの地獄には戻らないと決心しました。ジョシュアは200回以上イラク人の家屋を襲い、不法な殺人を数えきれなほど目撃しました。「数ヶ月であまりにも多くの惨劇を見てしまいました。アメリカ兵がイラク人の頭でサッカーをしているんです。僕は自分の国を守りたかった。無実の人を殺すことではありません」

どうして脱走兵たちがカナダを目指すのでしょう?
それはまず言葉が話せること。メキシコだとそうはいきません。
それと、過去、ベトナム戦争時代(1965〜1973年)にカナダは5万人のアメリカ脱走兵を受け入れた事実があります。1969年当時のピエール・トルードー首相はカナダは軍国主義からの避難場所であると宣言し、良心的兵役忌避者に永住権を認めました。

ところが現カナダ保守政権は脱走兵の受け入れを拒否しているのです。

カナダでの脱走兵は裁判でイラク戦争の不法性を訴えてカナダへの移住権を求めていますが、いまのところ98%の脱走兵は本国送還になっています。

6月4日TRUTHOUTから抄訳)

水曜日, 6月 04, 2008

常温核融合と水素爆弾

Cold Fusion JPG

5月22日、ある画期的な新エネルギー実験が大阪大学の名誉教授で文化勲章受章者の荒田吉明博士によって、多くの報道陣を前にして行われました。そして、予想された結果が得られ、この世界初の公開実験は成功裡に終わりました。

しかし、そこに招待されていた毎日、朝日、読売、NHKなどの大手マスコミは、これをニュースとして報道しませんでした。

なぜでしょう?

この実験は「常温核融合」と呼ばれる一種の核エネルギー実験です。

1989年3月、英国のフライシュマンとアメリカのスタンレー・ポンズがガラス瓶の中で常温核融合実験に成功したというニュースが世界中を駆け巡り、ついに夢の新エネルギーへの道が開けたかと世界中が興奮しました。ところが、しばらくしてほかの研究者が同じ条件で実験を試みてもうまくいかないという声が各地で起こり、実験結果を疑う報道が相次ぎました。結局は、アメリカのエネルギー省が「核融合によるエネルギーの発生が起こったという確証がない」と結論づけたため、あれはなにかの間違いだった、常温核融合などもともとない話しだ、ということになり、興奮は急激に冷めてしまいました。

つまり、エセ情報だったということになったわけです。それ以来、世界の、そして特にアメリカの科学ジャーナリズムは「この手の」実験研究に関する報道は「錬金術まがい」としていっさい御法度にしています。

では、肝心の科学学界、この場合は物理学界はどうかというと、常温(低温)核融合研究者を異端視することには変わりなく、研究論文がまともに学会誌や専門雑誌に取り上げられることはありません。

でも、1989年の衝撃的なニュースに影響されて、それ以来地道に研究をつづけている研究者たちが世界各地にいます。なぜなら、かれらは何度も通常では考えられない異常なエネルギー発生(中性子、高熱、光など)やヘリウムや各種元素の析出を自分の目で確認しているからです。じつは、もう常温核融合の研究者たちのあいだでは、核融合が起きていることは当たり前の事実であり、実験の再現性もほぼ100%になっているのです。常温核融合の国際学会である凝集系核科学国際学会(International Society for Condensed Matter Nuclear Science/ISCMNS)も設立され、毎年国際会議が開かれています。2005年11月には横浜で第12回凝集系核科学学会国際会議が開かれ,私も初日だけ参加しましたが、このときも日本のメディアはいっさい触れませんでしたね。日本にも1999年にCF(固体内核反応)研究会(Japan CF-Research Society)ができています。今回の公開実験をおこなった荒田吉明博士はJCFの顧問をされています。

さて、今回の阪大の常温核融合公開実験ですが、この手の実験を公開で行うこと自体、実験の再現性によほど自信があったことが分かります。荒田博士としては、この機会にエネルギー物理学界に風穴を開けたかったのでしょうが、肝心のマスコミがまったくの無関心で無視し、したがって物理学会もノーコメントとなった次第です。

メインストリームの物理学界が、常温核融合研究者を異端視するには別の理由があります。水素の核融合によって夢のエネルギーを得ようという考えは、もともと太陽エネルギーをこの地上で再現させようという意図からきています。太陽表面にはたくさんの水素ガスとヘリウムガスが存在していることが知られていますが、重水素ガス同志が融合してヘリウムに変換し,その際莫大なエネルギーが発生すると今の科学は考えています。宇宙の星が輝いているのは、核融合のエネルギーだというのです。

その「人工太陽」計画がITER(イーター)計画で2006年中国、EU、アメリカ、韓国、日本、ロシア、インドの7カ国が協力して取り組むことを決めました。日本も莫大な資金を提供しています。ITERとはInternational Thermonuclear Experiment Reactorつまり国際熱核実験炉のことです。

さて、単純に常識で考えても、そもそもものが創られる反応行程でエネルギーが出るなどと言うことはあり得ません。ものとものとをくっつけるにはエネルギーが必要ですね。水素原子核と水素原子核同士をくっつけると(融合)、どうしてそこからエネルギーが出てくるのでしょう??物事の道理は反対ではないでしょうか。ものを創る(融合)するのには力や熱(エネルギー)が必要です。そして、創ったものが分解(分裂)するとエネルギーが出てくる・・・つまり、エネルギーを放出する反応行程はたったひとつ、それは分裂崩壊反応のみ・・・これが常識であり、ものの道理です。

核融合反応とは、核分裂があるのなら核融合もあるだろうという単純な思いつきから出発したものです。この両者は一つの反応行程の表裏反応とも言えるのに、どうして両方ともエネルギーを出す反応なのでしょう。片方がエネルギーを出す反応なら、もう片方はエネルギーを消費する反応でなければならないのは”科学”の道理ではありませんか。私たち生物は水と二酸化炭素を融合させて糖(グルコース)を創造し、そのグルコースが分解するときに放出されるエネルギーによって運動能力を獲得しています。では、はたして水と二酸化炭素を結合させるときにエネルギーが放出されるものでしょうか?

人工太陽計画ITERは、その基本的なところで大きな間違えをしているのではないでしょうか。

金属に重水素ガスを吸わせて行くと、金属はその質量分のガスを吸蔵すると言う不思議な性質(水素の吸蔵現象)を持っています。そのガスを吸蔵した金属電極に微弱電流を流すと、実験の再現性はわるいものの、ときおりものすごいエネルギーを放出して金属電極は溶解してしまいます。そのとき、トリチウム(H3)ヘリウム3(He3)などの核反応育成物やγ線や中性子線などの放射線が検出されることから、低温核融合(Cold Fusion)の研究者たちは重水素が核融合した際に熱エネルギーが放出され、その副産物として放射能や核反応育成物が生産されたと考えています。

一方で、人工太陽計画ITERを押し進める物理学界メイン勢力の熱核融合研究者たちは、低温核融合を非難し、今回の公開実験のような動かし難い歴然とした事実を無視して、それが化学反応による現象であると一方的に決めつけています。

化学反応で放射線が出てきたり、電極を一瞬に溶かしてしまうような熱エネルギーが放出されるはずもありません。物理学界はなぜ低温核融合を頭から否定し、その科学的事実を認めようとしないのでしょうか?

ところで、熱核融合理論にとって、その正当性の根拠と呼べるものは水素爆弾(核融合爆弾)という絶対的な真実ただひとつだけなのです。

実際に爆弾が完成しているのだから実験もいつか成功するだろう、この理論には間違いがないと、熱核融合研究者たちはそう信じて研究をつづけています。でも、1954年3月ビキニ環礁で最初の水爆が爆発して以来すでに50数年もの歳月が流れているのに、今だにただの一度も熱核融合を実験的に成功させた試しはありません。

よく知られているように、原子爆弾は実験室で核分裂連鎖反応が確認されたあと、翌年(1945年)に完成された爆弾です。しかし、水素爆弾は核融合連鎖反応が実験的に確かめられる前に、突然爆弾の方が先に完成したものです。その後50年の年月が経過して、いまでは2億度の高温レーザー核融合炉を持っているのに、依然として熱核融合実験は成功していません。

Cold Fusion JPG

そもそも、水素爆弾とは中身の原子爆弾を爆発させて、そのときに生じる1億度という高温高圧下で熱核融合を引き起こし、二次的な大規模爆発を誘発させるというもくろみの爆弾です。水爆には起爆剤となる原爆が入っているので、とりあえず爆発はしますが、核融合連鎖反応がじっさいに起こったかどうかは確認がきわめて難しいという”いわく付き”の代物です。もしかしたら中身の原爆だけが爆発しただけかもしれません。実際のところ、爆発力の推測理論値に対して実測値があまりにも小さく、そのためその後に何百回もの核実験が行われています。でも水爆と認められるような数百メガトンという核実験はどこの国でも成功していません。ましてや、軍が水爆実験が失敗したなど正直に認めるはずもありません。

もしかしたら、もともと熱核融合理論が間違っていて、水素爆弾などできるわけもなく、それらは軍事勢力を誇示しようという軍部の”真っ赤なうそ”ということはあり得ないでしょうか?水爆という特殊な爆弾などそもそもどこにも存在しないのでは?

熱核融合理論は質量とエネルギーが等価であるとしたアインシュタインのE=mc2の定理が基礎になっていますが、この方程式は、そもそも、原子核に潜在するポテンシャルエネルギーがこのくらいすごいものだという比喩表現に過ぎません。

水素原子に過剰な熱エネルギーを与えれば,水素はますます励起して個々の運動エネルギーを増大させ、電子をはじき飛ばして高温のプラズマ状態になることは知られています。では、そんな興奮状態の水素原子がおとなしく融合するはずがないことは、常識から判断しても、理屈から言っても、当然でしょう。

Cold Fusion JPG

では、水素原子をおとなしく融合させるためには一体どうしたらよいのでしょうか。もちろん、それは冷却して圧縮するのが正解です。昔からある”漬け物の原理”にしたがうことです。ですから水素原子が核融合したところで、その時点でエネルギーが放出されるわけではありません。エネルギーがでるためには、なにかもうひとつ他のプロセスを想定しなければなりません。

実際、水素原子同志が核融合したらどうなるのか、という研究者を悩ましている未解決の問題があります。要するに核融合理論はいまだ確立していないのです。

そこで、核融合育成物として陽子と中性子がペアーになった重水素原子核が連鎖的に超密度に結合した”重列元素”というものを想定すると、この謎が解決するのです。このあらゆる元素の母元素とも呼べるのものは、超密度の高エネルギ-状態の超物質であり、制御コントロールをしないかぎり分裂崩壊をし続けます。太陽が膨大なエネルギーを瞬間瞬間だし続けるのはこの”重列元素”の核崩壊によるものだと考えられます。

低温核融合研究者たちの報告によると、実験のあとに残った物質を分析すると、金、銀など無数の元素が発見されています。それらの元素の混合比は、この宇宙の物質の成分比と同じだそうです。

この事実は、核融合によって超物質である”重列元素”がまず生成され、それが分裂崩壊してエネルギーをだし、あらゆる元素を生んでいることを示唆しています。重列元素こそ星の生成の元になるものだと考えられるのです。

この先の話しはまた次の機会に。