月曜日, 8月 25, 2008

マシュー君のメッセージ(8)

これは去年のメッセージなのですが、とても興味深い内容なのでぜひみなさんに読んでもらいたいと思って訳出しました。今回はなんと”神”が登場します。ところで、これまでメッセージ読んでいただいた方は、宇宙の法則にしたがったスピリチュアルな宇宙の構成をなんとなく理解していることと思います。マシュー君によれば、それはおおざっぱに、大宇宙とそのなかにある無数の小宇宙に分かれますが、大宇宙の至高存在が創造主で、創造主以前にはなにも存在しないとされます。そしてビッグバンによって大宇宙が誕生し、創造主の分身たちとして小宇宙の至高存在である神々が創造されたのです。その神々のひとりが私たちの宇宙の最高神となり、創造主と共同でその内にあらゆる生命体を創ったというのです。ここにでてくるのがその神です。

ところで、イエスキリストのイメージが私たちがいっぱんに持っているものとだいぶ違いますね。マシュー君は、イエスの下で働いたことがあると言ってます。スピリチュアルな宇宙世界ではイエスとかエマヌエルという名前では呼ばれていないようです。キリストというのは名前でなくて、本来”神とひとつの存在”という意味だそうです。ですから、”キリストである仏陀”とも言えるわけです。じつは小宇宙とその神々が創造される前に、最初に創造主から分身した最高に純粋な光である天使とよばれる存在がありますが、その(キリスト意識)エネルギーと神から創造されたのがイエスです。地球の歴史でイエスとして肉体をもった存在が何度も降りて来ているそうです。

それにしても、神さまの宗教批判は痛烈ですね。

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マシューのJPG

マシュー君のメッセージ

2007年8月1日


イラク戦争反対者たちに関する大統領命令;”ファイアー・ザ・グリッド”と”7−7−7”効果;スペシャルー神からのメッセージ


(1)マシュー:みなさんこんにちは、でもしばらくお別れです。母とボブそれに犬たちが引っ越しなんです。それで旅行やその準備と引っ越しそれに増えた使命のひとつである本の共同作業などで、母がしばらくまったく時間がとれません。どうかみなさん、母のインボックスがもういっぱいなのでメールを送らないでください。過去何ヶ月もメールでの返事がほとんど書けない状態です。 3月まで戻った分のひとたちからまず彼女からの返事がもらえるでしょう。

(2)神と僕とで相談しましたが、神があなたたちに話しかけるこれはとてもよい機会だということになりました。それで、そのためにこの場を使ってみなさんからのメールの中でもっとも関心の高い2つの問題について話してもらいたいと思いますが、僕からちょっとこの2つのことだけでコメントさせてください。最初は、ブッシュ大統領の戦争政策に反対する者たちの逮捕とその所有物を没収することを認める大統領命令について関係する問題です。(これまでの)僕たちのメッセージを通して知ったことを考慮して、この命令を見れば・・インターネットによるこの政権の欺瞞と不正行為の暴露、そして増大する一般市民の気づきと激しい抗議のために、主要メディアが報道せざるを得なくなっている事実・・必死になってその命令を考えた者たちの本当の意図が怖れだとわかるでしょう。それを全面的に実施するなど不可能だとかれらも知っています。でも、国民の間に怖れをつくる目的で、幾人かのひとを”見せしめ”に捕まえようとするでしょう。どうか怖れをもたないように!僕たちが言って来たことを忘れないで。多くの情報は、インターネットも含め、ウソです。恐怖を創造することがその目的です。なにが本当でなにがウソか自分自身の直感を信じてください。恐ろしいことがまじかに迫っているというような話に怖れを抱いてはいけません。あなたたちが歩む道で出会う障害を無事に乗り越えられるように生まれつき備わっていると、わたしたちは言いました。あなたたちの世界にあるものすべては、そこに注ぎ込まれているエネルギーに調和するように動いています。闇からでてきたものは何んであれ、短いそしてますます希望のない最後を迎えているのです。

(3)ふたつめに、前の文章にも関係していることですが、”ファイアー・ザ・グリッド”と”7-7-7”と知られているイベントが非常にうまくいきその目的を達することができたおかげで、あなたたちが僕たちの優しい宇宙家族と一緒に作り出したたくさんの光で地球が輝いています。 地球にむかって宇宙の無数の地点から発せられる光の流れがあなたたち自身の光と混じり合って、かつてないほどになっています。どうしようもなく頑になっているこころを和らげることはできないかもしれませんが、その強い光がわずかに残っている闇を変化させ、その最後のよりどころを地球の光の砦に変容しています。

(4)僕から神をあらためて紹介する必要はないでしょう。それでは、僕とほかのたくさんの魂が、あなたたちが黄金時代へ向かう一歩一歩を精神とからだを通して、愛をもって、楽しく、ともに歩んでいることを確約して、お別れしましょう。

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(5)神:私のマシュー、あらためて紹介されることもないほどよく知られていると私も思いたいがね。でも確かにお前のスペースをこころよく私に提供してくれたことにまず感謝したい、そして可愛いスージー、この忙しいときに時間を割いてくれてありがとう。

(6)それでは、おはよう、愛するすべてのこどもたち!すきなように私を呼びなさい・・なんでも答えるから。あなたたちの世界でこんなにも狂乱と残虐が起きているのに、いったい私はどこにいるのかとあなたたちの多くは思っていることだろう。私は、この宇宙のはじまりからずっとここにいる、あらゆるところにだ。そのことについて言いたいことがいささかある。

(7)まずはじめに、逆説的に聞こえるるかもしれないが、唯一どこにでも不変なものは”変化”なのだ。あなたたちの世界はかつてないほどに偉大な変化に溢れている。それ以外であって欲しいなどと思わないことは確かだだろう。変化が必要だと気づいた多くの者は自信をもってそうしているが、中には馴染んだところから出て行くのが怖い者もいるようだ。「仕事や居場所それに連れ合いまでも変えたらどうなるのだろう?そんな!それに信仰までも?!」あなたたちは、自分が経験したいと選んだことをなんとかうまくやっていくよ。そうなるようになっている。マンネリから抜け出して、あなたが(生まれる前に)約束した人生の冒険をやっていくことが、そんなに悪いことでもないだろう?

(8)もちろん、だれでも仕事や相手を変えたり、引っ越しをしなければいけないわけではないが、多くの者たちはとくに信仰を変える必要がある。もしあなたたちが、<1>個人という存在は、ほかのだれからも別であるという意味である、<2>わたし(神)はなんでも起こせる宇宙のスーパーパワーである、と信じているなら、これが最初のふたつだ。あなたたちは、たしかにかけがえのない存在だ、しかしまた私と、そしてほかのあらゆるところのすべてと切り離せない部分でもあるのだ。そしてものごとを起こしているのは、この宇宙のわたしたち全員なのだよ。

(9)フーム。あなたたちは思っているよりすごい存在で、私はつまるところそれほどでもないかもしれない?可愛い子たち、ちょっと違うよ。私たちが、一緒に、無限の可能性をもつひとつの驚くべきすごい存在なんだよ・・だからそうだね、私が万能だと信じたほうがいいだろう。それは私があなたたちを支配するからではない・・そんなことはしない。

(10)それは、あなたたちとこの宇宙のすべての生命があらゆる経験する形体としての私の存在だからだ・・私たちは集合的にこの宇宙そのものだよ!

(11)信仰についてはもっと言いたいことがあるが、なぜ私があなたたちを支配していないか話そう。私が善良なひとたちに悪いことを起こすのだとどうやら思われているらしい。こうなっているのだ:大宇宙・・それがあらゆる宇宙の総合だ・・の支配者である創造主が、好きなものはなんであれ表現する自由意志をあなたたちに与え、そして私たち宇宙支配者たちに従うべきある法を与えた:”お前たちの魂の分身たちの選択に干渉してはいけない!”と。その後長い年月をすぎて、創造主はその法にひとつの例外を設けた:”いかなるところでも核戦争を起こしてはならない”。だから私たち支配者には、それを実行しようとするすべての試みを止めさせる権限があるのだ。

(12)それ以外は、すべてあなたたちの自由だ。実際それが、この宇宙をめぐるあなたたちの輪廻転生の素晴らしい理由なのだ。あなたたちが魂の約束で選んだ道からはぐれても・・あなたたちが生まれる前に、そのときの進化段階を越えて成長することができるように結んだ約束だよ・・私はそれに手を出すことはできないし、あなたたちもそうされたくないだろう。もしあなたたちの自由選択という生来の権利がふっとなくなって、私があなたたちの人生をすべて細かくつくりあげて行ったら、私は喧々囂々(けんけんごうごう)の非難を受けるだろうよ。

(13)しかし、これに私が手を貸すこともあるのだ。創造主が思慮深いことに、その自由意志の法に抜け穴をこしらえてくれたおかげで、あなたたちの魂の構成要素のひとつに良心を入れることができたのだ。それがあるから、あなたたちが望めば、まっすぐな道を歩めることができる。ほかのものとすべて同じに、それに気を向けるか無視するかはあなたたちの選択だ。すると良心はこう警告するはずだ、”無視すればいなくなりますよ”。あなたたちは魂の合意契約のコピーをもって来ているのではないように、良心の保証書があるわけでもない。あなたたちには本能、直感、インスピレーションそれに自尊心もある・・これらは私が魂に入れたおいたほかの構成要素で、あなたたちが自分たちに何が正しく,誤っているかを知る手助けとなるものだ。

(14)しかし・・ときには”しかし”も必要なときもある、それにこれは相当なものだ・・あなたたちが正しいと思うことが誤っている場合があるし、その逆もある。あなたたちは自分の約束が何なのか意識レベルで知りようがない。ましてや他人のことは知り得ない。あなたたちの約束とは、経験を分かち合うギブエンドテイク(もちつもたれつ)の人生に参加したいという魂たちによって決められた生前の合意のあなたたちの分担部分だ。この合意によって魂すべてに成長の機会が与えられる。だからそれらがあらゆる面でお互いにプラスになる状況だということがわかるだろう。

(15)だからこれを考えてごらん:あなたたち(あるいはかれら)が”悪い”ことの一端を担うことを選ぶ。それを、あなたたち(あるいはかれら)は、ふたつの理由のひとつからするのだが、その理由はどちらも過去世をバランスする経験を与える。バランスは魂の成長には不可欠だからだ。ひとつには、あなたたち(あるいはかれら)が、苦難に耐えるとはどんなことか体感する必要があり、ほかのひとたちがあなたたち(あるいはかれら)にそれを経験する状況を進んでつくってくれた、ということがある。あるいは、”すでにそこで経験済み”なので、今回はあなたたち(あるいはかれら)がボランティアになる。これをカルマと好きなように呼んでもいいが、ただ、バランスを達成するこの機会を自分やほかの人への褒美とか罰だと理解してはいけない。

(16)この取り決めについてほかにも知る必要がある。それはすべての魂がそれぞれの役を満たすうえで、無条件の愛がその原則になっていることだ。愛から、ある者は”苦難の道を行く”ことを選ぶひとたちのために”悪者”になることを選ぶ・・このシーソー経験の理由は説明したね。問題は、あなたたちが、欺瞞、専横、暴力、腐敗が日常では当たり前の第三密度の浮き沈み激しいシーソーに、私が知る限りでもこんなに長い間動きがとれなくなっている、ということだ。あなたたちはそれがもういい加減いやになったので、今回・・ふたたび・・そこから出ることを選んだわけだ。そこに私が指をさし入れて、あなたたちをそこに留めておくようなことをしてほしくはないだろう?どんなに私が善かれと思ったとしても、ほんの2、3の人生にちょっかいを出したら、それがどんなドミノ効果を引き起こすか想像もできないだろう!まあ、とにかくそんなことは私には許されていないがね。

(17)さて、私のこどもたちの中には、地球でカルマを務め上げない魂たちもいる・・または、もしよければ、この宇宙の法(カルマ)を聖なる恵み(Divine Grace)と呼んでもいいが・・かれらはそこから残ったあなたたち全員がそうできるように手伝いをしているのだよ。かれらが、家族や故郷を一時的にせよ進んで離れ、あなたたちが第三密度に入って取り組み、その課題を終えるという生前の選択を全うできるよう、高次の領界からあなたちを助けてくれていることに感謝すべきだと思うね。

(18)そうすることは、なにか変化が必要になるかもしれない。それに取掛かるにはもっと意見を聞く方がいいかもしれない。怖れてはいけないとマシューが言うことに注意を向けなさい。それに私はこう言い足そう:敵がいると思っていたら、怖れこそ最悪の敵だと知った方がいい。私が思うのに、あなたの敵はそれだけだ。私の意見をよく注意して考えてみたほうがいいと思うよ。

(19)それから、怖れに相対する範疇にあると思えることがある:つまらないこと、ざわざわとした落ち着かない態度、くだらないことで気がとられてしまう興味や活動、それらはまったく取るに足らないことだが、理解ある、分別ある評価と決断を削ぐパワーがある。もちろん、私はあなたたちのつまらないことを知っているよ・・私たちはひとつなんだからね・・そこで私はこうすすめる。あのあまりにも多くのくだらないテレビ番組とゴシップ談義、つまらぬあら探し、不満不平をガミガミと言う、本当の興味よりも単なる好奇心であたまを一杯にする、”もしそうなったら”と心配することと恐ろしい可能性のうわさ、これらを仕分けして捨てるのだ。

(20)さて、そこに楽しみがはいっていたなら、それは批判はしないよ・・私は母親や父親としてのアドバイスをしているだけだ。それらを追い回すことに費やす時間とエネルギーを、こころとからだと精神を光で明るくすることに向ける分と比較してみなさい。気の合う仲間たちとの会話や通信、あるいは日頃の責任からのストレスを癒す沈黙や孤独といったことにだ。家族や動物たちと遊び、微笑み笑い、いいメロディーの音楽を聴き、こころを伸びやかにする本を読み、自然の美と接する。人生の恩恵を知りそれに感謝する、もっとも深いところの自我に分け入って、魂の歌を聴く。

(21)”でももう忙しすぎるんです”などと言っても通用しませんよ、愛する子どもたち。いま私が言ったことは、あなたたちの日々に於ける、あなたたちの内面のバランスにとって、回復力ある、活力を呼び戻す、エネルギーを高める、欠かせないものだ。多くのいろいろなつまらないことを整理すれば、私が忘れているものもいくつかあるだろうが、魂を向上させる経験のための時間はあるはずだ。

(22)もうひとつある、”何々を裁くなかれ”ということだ・・バイブル(聖書)の中にも正しいことがある。私があなたたちを裁くことなどないことは知っているだろう?”最後の審判”・・この言葉はあまり好きではないのだが・・とは、すべての過去生という意味での、これまでの過去世を振り返り、なにが改良すべき点なのか検討し、それに基づいて今度の魂の約束に入れるべきことを選ぶときのことだ。とにかく、裁かないことが自分とおたがいの進化成長を助ける鍵なのだ。それに感謝も同じだ。助けてくれてありがとうと思うことが、助けてくれるひとを判断しないことと同じように大切だ。それは慾や嫌がらせ、暴力を肯定することではない・・もちろんそんなことはしなくてよい。感謝とは、他のひとたちが第三密度での最後の残った分を切り上げる必要があるので、あなたたちの何人かが”悪役”を演じることに合意してくれたことに対して、お礼を言い、ありがたく思うことだ。あなたたちが、地球が黄金時代へと入って行くこの素晴らしい時期に参加したいと願いそして選ばれたことに感謝することもいいことだよ。

(23)”黄金”とは、地球に光だけが充満するからだ。そして彼女(地球)がそれをどんなに喜ぶことか。地球は、ちょうどあなたたちがあなた自身であるように、私の愛する分身だ。その人間たちが正しい理解を得て”光を見る”ように、それもたくさんの、たくさんのチャンスを与えるために、彼女はなんという代価を払ったことだろう・・ほとんど惑星としての命を落とすところだった。それについてはあとでもっと話そう、だがいま大事なことは、彼女(地球)が、あなたたちすべてが目覚めそして真実に気づくこれが最後のチャンスを与えてくれていることだ。そのひとつが、宗教とスピリチャリティー(霊性)との混同を止めなければならないことだ。それは信仰の問題に戻ることになる。

(24)あなたたちがだれでも誤った教えに基づく信仰にしがみついていると言っているわけではないが、もし自分の宗教はほかのどれよりも優れていると信じているなら、よく聞きなさい。あなたたちがいろいろな宗教に加えている私のメッセンジャーたちはそのようなものは始めなかった。簡単に言うと、宗教というそもそもの概念は惑星外の闇の者たちが考えだしたものだ。そして今日の宗教の教えは、この地球惑星上の自分のことしか考えない私の分身でもある何人かがずっと昔に言ったことを基にしている:”神の教えに従わないものは”・・とかなにかほかの名前でも私を呼んでいるが・・”審判に下される”と。それは”私の言葉”ということになっている。これらの数人の人間たちはすべてのひとたちを支配したいと思ったわけだ、それで”従順”の規則を書き上げ、従わないものには”禍い”が起こるとしたのだ。これを言わなければいけないが、キリスト教は、私のメッセンジャー(伝道師)たちがやって来て伝えようとした真理から際立って外れている宗教だ。そう、イエスとあなたたちが呼ぶ者だよ。本当に!かれの本当の一生をよくもまあそのような物語にしてしまったことだ!・・この話にどこから手を付けたらいいのか分からないほどだよ。

(25)本当はイエスが十字架に掛けられたことなどない、だからはりつけ(キリストの受難)も復活もない。これはかなりキリスト教の教義の根幹全体を吹き飛ばすことになるだろうね。それに、どうして、”かれが自身のいのちを罪人(つみびと)たちを救うために投げ出した”なんて言えるのだろう?罪人たちとはあなたたちすべてという意味だ。このアイデアを考えついた者たちによれば誰でも”罪を背負って生まれる”ことになっている。おや、まあ!唯一の”罪”とは、もしあるとすればだが、自分自身や他人の魂の成長を妨げることだ。そしてその結果は、それをしないことを学ぶために必要な数だけの機会がさらに与えられる退化だ。

(26)それから、マグダラのマリアがいる・・なんと聖書は彼女を惨めな女性として描いていることか!彼女はイエスの妻であり究極のソウルメートであった。サンヘドリンたちが彼女の夫をむち打ち、かれにかれらの領土から立ち去るように警告した後・・かれらはかれを殉死者にさせたくなかった、そうなればかれの教えが勢いを得てしまうからだ・・ふたりは東方に向かった、そこはイエスが”失われた”歳月をマスターたちから”奇跡”を起こす方法を学んで過ごしたことがあったところだ、そしてそこでは家族が安心して暮らせることをイエスは知っていた。 かれとマリアはそこで大きな幸せな家族を築いた。後年、かれらは全員で西方に旅をし、現在フランスとなっている土地に住み着いた。最後にイエスは東方に戻り、その途中で”私の真理の言葉”を教え続けた・・聖書にはそのいくつかがあるが、初期の記録された中にあったもので、自分の都合しか考えない連中の目的に適わないものはすべて省かれた・・そして、イエスは熟年まで生きた。晩年、イエスとかれの敬愛するマリアは肉体上では離れたが、ふたりはスピリチュアル的にとても高度に順応していたのでそのときも、そして今も永劫に、一緒にいる、霊的にそして天空での出会いで。

(27)その後、ローマカトリック信仰の指導者たちが、”神のひとり子”とか”処女懐妊”、”無原罪懐胎”などの馬鹿げた話をつくりあげ、聖人を何人もつくりあげた。そうすることで、”私のひとり息子”と私のほかのこどもたちすべて・・そしてあなたたちすべてである私・・とをさらに離して分け隔て、また、自分たちを天国への、あるいは地獄への門番にしたのだ。実際は、描かれたようなものは、そのどちらも存在しないのだが、その話はまた別にしよう。

(28)それらの指導者たちは欲深くもあった。イエスの生涯の間とそれ以降につづく何世紀にわたって、おなじ数少ない人間たちが教会と国を支配した。そして貧しい国民に不公平な税金を課すだけでなく、ローマ教会は両刃の剣でその支配をゆるぎないものにした:もし懺悔し、金を払えば、罪をあがなうことができる・・かれらはこれもつくりあげた・・そしてすべての所有物の一部を献納しなければならなかった。これはほかの教会にも広がった。知っているだろう、10分の1税だ。ほかに教会がよくやったことは、牧師たちの性行為を禁止したのだ。まるで人類のその強い本能を否定することがかれらをより”聖人らしく”するかのようだが、はたしてそれがどのようなことを導いたか知っているだろう?それから、あらゆる戦争と宗教裁判と残虐な殺人がつづいた、私の名の下にだよ!

(29)その後ローマカトリックの有力者たちは産児制限は罪だと宣言し、最近では堕胎もそうなっている。かれらが何世代にわたって引き起こしまた許して来た夥しい数の殺戮を見れば、かれらの興味が生命の尊厳にあるとはまったく言い難い。いや、それはかれらを金銭的に支え、その権威にひざまづく人間たちを増やしつづけることなのだ。教皇制度がはじまったその日から、任命された者とその取り巻きは、教会の規則は”私”から来たものと信じ込まされた一般大衆が出したお金で贅沢三昧に暮らして来た。

(30)この宗教だけをやり玉にしているように聞こえるかもしれないが、それはその本部であるバティカンがその初めから闇権力の最大の温床になっているからだ。他の宗教も、すべて正しいとかすべて間違っているということはない・・それらの”聖なる書”にも真理はいくらかはある。しかしバイブル(聖書)ほど、疑わない信者を幻惑させておくようにひどく歪められているものはない。その昔、その始まりはそれぞれの信仰の理由が純粋だったかもしれないが、狂信的な要素がその純粋性を汚してしまったために、あなたたたちの中にはそれがその宗教そのものだと思う人がいるほどになってしまった。

(31)あらゆる魂は尊くまた平等な私の分身であり、そのひとつひとつを私は無条件に愛していることを理解して、魂全体を”宗教的に”見てみよう。原理主義的プロテスタントたちは言う、イエスキリストを”主とし救世主”として受け入れなければ永遠に地獄で焼かれるだろう・・そこで気づくのだが、かれらは私をそこから関係させないようにしているようだ。ある信徒たちは、生まれながらの選択で同性愛になった私の愛する子どもたちを受け入れるべきか軽蔑すべきかで分裂している。かれらがそう選んだのにはそれだけの理由があるからだ:それは男性エネルギーと女性エネルギーがバランスがとれている進化した段階なのだよ。私の子どもたちはすべてこのような生まれかわりを経験して両性具有まで成長するのだ。イスラム教では、信者たちが”異端者を殺す”と恩恵を受けると見られている。また私の女の子どもたちは生まれながら私の男の子どもたちよりも劣っているとされる。政治的過激派運動であるシオニズムは、ユダヤ教の中に隠れて”反ユダヤ主義”を叫んでいる。私のメッセンジャーの教えにもっとも近く、それを忠実に守っている平和主義者の極東地域は、現実離れしていると思われている。スピリチュアリティー(霊性)からのこのようなの痛々しい乖離ではまだ不十分かのように、この状況全体があまりにも汚れた結果、極悪非道な拷問や人間の生け贄をするような悪魔崇拝までもが既成宗教になっている。

(32)それはまるで壊れたレコードのように繰り返し泣き叫び続けているようなものだ、しかし、何世代にもわたって、私の地球の魂たちは宗教的”権威”によってマインドコントロールされてきたため、はるかに厳しい、はるかに悲しむべき結果になっている。ひとびとが一度このような手中にはまり込むと、地球上の生命に影響力をもつ政府やほかの組織もすべて同じような権威組織に簡単になってしまった。魂たちには、驚くべき本能と、常識と理性を賢く使うための能力が本来備わっているのだが、”権威者たち”の集合的影響力によってこれらの能力が鈍化されてしまった。私の子どもたちはレトリック(美辞麗句)に取り込まれ命令に従ってしまった。それがたとえ何十億という人間が殺し合う戦争につぐ戦争であってもだ。

(33)どうしてそのような悲しむべきことになったのか?それは惑星外の闇勢力の仕業なのだ。かれらには並外れた生存能力以外、良心も光もない。その勢力が、権力と富の誘惑に溺れた私の地球の意思の弱い子どもたちを”捕らえ”てしまった。そしてその勢力の操り人形を演じて、ほかの私の子どもたち全員を怖れと貧困と無知のもとに束縛してきた。魂がバランスをとる経験をする必要があったので、これまでずっとそれがつづいてきたが・・その何世代にもわたったメリーゴーランドも止まりつつある。このことについてはもっと語ることがあるが、ひとつ、無知のよい例をあげよう。

(34)”あらゆる生命は海から始まった。そして猿は人類の祖先である”・・ホウ?!原始海洋生物や類人猿やそれらの近縁種が私の分身ではないと言っているんではないよ。だが、それがどんなに自分を卑しめる考え方か分かるだろう?私があなたたち、人類という魂をそうやって始めたなんて?あなたたちは・・そうだね、あなたたちの何人かは・・私が”自分のイメージに似せて”あなたたちをつくったと思っている。だが、私がキャンバス(画板)にあなたたちをアメーバから描き始めたことはないことは確かだ。いくつかのアメーバに私が”霊感を吹き込んで”乾いた陸地にはい上がるようにさせ、類人猿まで進化成長させた。そして、その中から人類にしたいと思ったものを選んだのだ。あなたたちの祖先たちは、あなたたちが想像できないほど高度にスピリチュアルで知性ある存在だ。あなたたちの”進化論”も確かどこかそこに入っているね。でもあなたたちが考えているようなものではない。そのような”白と黒”とはっきり分かれるものなどないのだよ。

(35)さて、何千年にもわたって、さまざまな宗教と、そのほかの闇とほとんど変わらない考えの組織による陰湿な行為がつづいた暗黒時代を耐えるために地球が払った代償についてだが。彼女(地球)は、人間たちがお互いに殺し合い、彼女の自然を破壊し、汚し、ついにそのすべての流血と破壊が彼女自身のからだ、あなたたちの母なる惑星だ、をほとんど失うところまできても、人間たちのいのちを支えるために自分自身の光を与え続けたのだ。
彼女の魂は、その肉体が第三密度の低いエネルギーへと急降下していっても、本来の高い位置を留めていたが、深い悲しみと絶望の中にあった。彼女の惑星自身は生き残った。なぜなら、彼女が助けを求めたからだ。そしてあなたたちよりはるかにスピリチュアル(霊的)に、知性的に、技術的に進化している文明の私の子どもたち・・うん、そうだ、あなたたちの祖先たちもいる・・が駆けつけ地球が生き残れるように彼らの光でそのからだを満たしたのだ。彼女は、あなたたちがこころを開き、光で意識を“照らし”、その闇勢力の足枷から自由になるこの最後のチャンスをあなたたちに与えたかったのだ。

(36)これで、あなたたちがもううんざりしているあの長いメリーゴーラウンド乗りが、なぜ止まりつつあるのか分かるだろう。私の愛する地球だってうんざりなのだよ!彼女はもう第三密度から抜け出るところだ。そこでは最近まで闇が幅を利かせていたが、もうお終いだ・・闇勢力の、いわば、"ショーはもう終わり”だ。闇の勢力が地球の操り人形たちに与えた影響力がまだ残っているだけだが、それも急速に消えて行くだろう。真理が”明るみに出る”ことでかつて隠されていた計略が暴露されつつある。形体と波動に関する厳格な物理法則によって、その操り人形たちは光を拒否すると地球のアセンションが進むにつれ消滅することになるだろう。あなたたちの愛する惑星地球は、彼女の魂にとって至福の場へと家路を辿っているのだ。彼女と道を供にするあらゆる存在は、あなたたちの慈悲深い”宇宙”家族たちと助け合って平和に暮らして行くだろう。この旅へのチケットはタダだ、しかし付帯条件がある:あなたたちは自分は誰なのかを知り、その真実を生きなければならない。これは難しいことではない・・魂が言っていることに気をつければいいだけの簡単なことだ。”こころ中に入っていく”ことが自動的に魂レベルの自我・・それはあなたたちと私だ・・と意識的につながる。それからはすべてが自然につづいて起きてくるだろう。

(37)私はけっしてどちら側にもつかない・・私があなたたちのすべてなのだからできるわけがない・・しかし、好みはある。わたしの子どもたちがみな一緒に仲良く暮らすことを選ぶよう願いたいものだ。だからあなたたちが、私が言っていることを信じて、行動してくれることを望むよ。しかし、私がそうさせることはできない・・あなたたちが何を信じ,何をしたいかはいつもあなたたちが選ぶことだからだ。私にできることは、まったく同じことを地球の受信者を通して伝えているメッセンジャーたちに私の声を加えるだけだ。あなたたちが私たちの言葉を信じなかったらどうなるか?私たちのメッセージを決して知ることはない魂たちがどうなるか?かれらは、その生涯においての行いとその動機に使われたエネルギーに順応した領域へと行くだろう。

(38)ある者たちは、ただ魂のメッセージにしたがうだけの”神聖な”生き方をしているので、地球と旅を供にするだろう。かれらは、無条件の愛、優しさ、誇り、真実、憐れみ、そしてほかのひとたちを助けたいというこころから生きている。

(39)ある者たちはもう一度それを経験するだろう・・専横、暴力、腐敗、虚偽、宗教の支配・・そしてかれらには疑問をもち判断する能力が備わっているだろう。それが闇の支配から自由になる新たなチャンスなのだ。しかし、地球上ではない。私たちの宇宙には第三密度の場所はほかにもある。そこでは、私の魂の分身たちすべてが自分自身の神性という真理に気づくまで生命への夥しい冒涜がつづけられるのだ。

(40)また、退化し、最初からやり直す者たちもいる。かれらは、光と同じく創造主の根源エネルギーである”愛”よりも闇を選ぶことをどうしても止めない者たちだ。基本的な本能のみだけから始めるこのような魂たちにも常に光はあてられる。かれらが光を受け入れるとき、ほんの僅かな知性が呼び起こされるだろう。さらに光を受け入れるにしたがって、理性能力を少しずつ思い出しながら、そうやっていくことだろう。これは罰ではないよ。このような私の分身たちが、まったく闇の気配がないところから始めるチャンスなのだ。

(41)いろいろと考えさせられることが多いだろう?まあ時間があるからね、愛する者たちよ。でも率直な話、なにを求めるか決めるにはそんなにないよ。それがなんであれ、それを私は尊重するし、それが助けなら、求めよ、さらば与えられん!
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原文:http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=79&z=2

訳文責: 森田 玄

月曜日, 8月 18, 2008

バラク・オバマの飛行機?

先月7月7日、アメリカ大統領予備選挙キャンペーン最中のバラク・オバマが乗ったチャーター機(マクドネルダグラスMD-80) が、次の遊説先チャーロットに向かってシカゴ空港を離陸後まもなく、”予期せぬ軽い問題”で予定を変更してセントルイス空港に着陸したと報道されました。

ABCのJPG

ところが、8月14日のABCニュースは、連邦航空局(FAA)が発表していたような”軽い問題”ではなく、じつは大変な事故になっていたかもしれないことを暴露したのです。ABCが入手したパイロットと管制官との当時のやり取りの録音テープから以下のような真相が明らかになったのです。

シカゴ空港を離陸後まもなく、パイロットはジェット機のピッチ(上昇下降)制御が効かないことに気づき、連邦航空局の管制官に”非常事態”を通告し、セントルイス空港に緊急着陸の用意をするように伝えました。チャーター機が緊急着陸態勢に入って、3万フィートから1万フィートに下降すると、不思議なことにピッチ制御は正常に戻り、無事に着陸できたのです。

もちろん、オバマと随行のプレス関係者たち51人も胸を撫で下ろしたことでしょう。

それまで連邦航空局は”非常事態”はなかったと言っていたのですが、ABCから言われて”緊急着陸”したと発表し直しました。

マシュー君の言ったことを思い出しませんか?

日曜日, 8月 10, 2008

非・暴力と非暴力

Jean de Dieu BasaboseのJPG

昨年の9月、千葉で行われた平和省地球会議にルワンダ代表として来日したジョーン・ドゥ・デュー・バスボーゼさんから、今月発刊した”Shalom"(平和)というニュースレターが送られてきました。ご存知の方も多いでしょうが、ルワンダは多数の犠牲者を出した内戦を経験してきた中央アフリカの国です。そのニュースレターに非暴力についての素晴らしい短い論文があったのでここに紹介します。"Shalom"(英文)はここで見られます。

「生き方としての非暴力」 ジェフ・ハリス

私は、非・暴力と非暴力との重要な違いについて学びました。それは政治学といった専門分野から、思うに、平和学を区別する違いです。

非・暴力は、暴力の反対で、暴力的手段を用いないということです。体罰のかわりに、親がこどもを部屋にとじ込めたり、教師がこどもに清書させることです。親や教師の目的は、こどもに勝つことであり、こどもに負けさせることです(そして多分、体罰を避けるために別のやり方することです)。

非暴力は暴力の不在というだけではありません。ガンジーの言うサンスクリット語の”アヒムサ”は、暴力の不在だけではなく、その反対の意味を積極的に強調しています。ガンジーとマーティン・ルーサー・キングにとっては、非暴力とは人間に対する極めて肯定的な態度であり、それには争いの相手も含まれ、敵を傷つけようとする考え方を捨て、愛の態度で向かうようにと諭しています。かれらはこれをアガペ(無償の愛)、ギリシャ語の精神的な愛だと言っています。アガペから出る行動がサティアグラハ(無抵抗不服従運動)であり、三つの主な原則があります:人への尊敬、強制のかわりに説得の強調、これらの目的のために使われる手段とその目的との一貫性です。

非・暴力(敵を打ち負かす他の手段として、暴力にかわるもの)と非暴力(愛に基き、相手を尊重し、打ち負かす意図をもたないもの)との違いは非常に重要です。これは大きな課題であり、非・暴力を用いることをさらに超えるものです。ガンジーとキングにとって、このような新しい発想に到るまでには、精神的な支えが極めて重要でした。

(ジェフ・ハリスは南アフリカ、クワズル・ナタル大学の紛争解決と平和学プログラム主任教授。サハラ砂漠以南の"Achieving Security:開発国の軍隊に代わる効率良い解決と軍事紛争からの回復"の編集者。)

火曜日, 8月 05, 2008

マシュー君のメッセージ(7)

毎日、世界のニュースがインターネットを通して流れ込んできますが、正直なところ、そのあまりにもの膨大さにお手上げ状態です。それでも、見出しからこれはと思われる記事を拾い読みしていますが、そのほとんどが世界経済や政治の混乱、戦争や紛争情勢、環境汚染と破壊、病気、汚職、犯罪という暗澹とさせるものばかりです。でも、そのなかに希望を抱かせる動きも着実にあることも確かです。さて、今回のメッセージにはいつものように世界情勢のスピリチュアルな面からの分析がこと克明に書かれています。こうやってマシュー君の言葉を読むと、その適格な観察と同時に、私たちがいま見ている世界の動きとの共時性にまったく驚かされます。

もしかしたら、情報量が単に増えているだけではなく、マシュー君が言うように私たちの時間が速くなっているためにそう見えるのかも知れません。時間という概念は、最先端物理学でもまったく謎の存在ですね。マシュー君の説明する”時空連続体”を理解できる科学者は地球上にひとりもいないことは確かでしょう。そのためには、いまの科学基礎体系を根本から見直さなければならないからです。

そのことと関連するのですが、思ったことがすぐ実現するような経験を最近していませんか。たとえば、ある人のことを思うと、なぜかすぐその人から電話が掛かってくるとか、道で偶然出会うとか。どうやら、時空連続体の世界では、意識と現象が同時に起こるそうなのです。まさに共時性の世界ですね。

文中、”キリストの光”という表現がでてきますが(原文ではChristed Light)、これは宗教的な意味のキリストとは関係ないようです。創造主の愛の顕現であり、魂の進化と闇の勢力からの保護のためにつねに誰にでも与えられているものだそうです。

キリストと言えば、翻訳をすでに終えているこの次のメッセージで、イエスキリストの興味深い話しが出てきます。どうやらイエスは、若い頃インドで修行したらしいのです。日本にも来たという人もいますが、それはどうでしょう?インドかヒマラヤの修行中にスピリチュアルな旅を極東にしたかもしれませんね。

今回のメッセージのなかでも、過去数千年にわたって宇宙船が極東のあるところへ降りて来ていると言ってますね。もしかしたら、イエスはそれに乗ってきたのかしら?

想像するだけでも楽しいです。


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マシューのJPG

マシュー君のメッセージ

2008年7月28日

アメリカと世界経済の改革、バラク・オバマ、政治に関わらない進化した魂、イルミナティの歴史全体像と現在、チャネリングメッセージへの”赤旗”、主要メディアコントロールの破綻、世界の指導者たちの交替、2012年とマヤ暦、ETの着陸


(1)みなさんこんにちは。マシューです。私たちの注目していることと世界中で論議されている問題について話しましょう。アメリカ合衆国大統領選挙の成り行きはあらゆる国々の大きな関心に今もなっていますが、国内では比較的落ち着いてきているようですね。でも当然のことですが、国家の経済状況も同時にスポットライトを浴びています。このふたつの状況の成り行きが世界中にも影響を及ぼすからです。

(2)主要メディアではいまだにある程度検閲が残っていますが、テレビや新聞は、銀行閉鎖やほかの金融機関の数十億ドルの赤字、大手住宅ローン会社や多くの中小貸付け会社の倒産を報道しています。なにがこのような財政状態に導いたのかということについての真実が現れ始めています。住宅ローンの超大手として知られるファニー・メイとフレディー・マックを救済するための非常手段が取られていますが、いずれそれは堤防を指で守ろうとするようなものだということが分かるでしょう・・それで当然の結果をどこまで防げることでしょう?財政状況が窮迫していたりすでに破綻しているこれらやほかのすべての金融機関は、氷山の一角が光によっていま表に照らし出されているように見えるかもしれません。でも、その氷山全体が底からメルトダウンを起こし始めているのです。この時点では、その一角が隠しようがないので一般の目に現れて来ているのです。

(3)経済は基本的に安定しているというホワイトハウスからの言葉は、それと相反する論評がアメリカや他の国々の経済専門家たちの口から伝わってくると空々しく聞こえます。公表されている統計数値だけをとっても・・もっとも、これは実際の失業率やインフレ、住宅差押さえ、倒産寸前の小売部門と中小企業の赤字よりもバラ色になっていますが・・国家経済がどうしようもないところまで来ていることは明らかです。アメリカの負債とドル下落によってほかの国々も大きな影響を被るわけですから、これは世界中でブーメラン効果(Uターン現象)を及ぼしています。そのブーメランがアメリカの岸に戻るとき、連邦準備金制度(FR)はその実体が知られることになるでしょう。これは民間法人の金融コンソーシウム(企業連合体)で、国の負債を主につくった原因のひとつです。もう長い間芯まで腐っている世界経済全体のように、"連邦準備銀行”は強欲と欺瞞と腐敗のどうしようもない重みの下で崩壊しつつあります。

(4) あなたたちには、いま起きていることが再構築(改革)・・現在のグローバル体制が崩壊して、公正を基本にした健全なる財政基盤に則った新しいシステムがそれに替わる・・であることを知るという大きな利点があります。このような規模の変化にあっては、なにが起こっているのか分からない人たちがとても不安になるのは当然です。準備万端の指導者たちが、あらゆる手段を講じて混乱を最小に抑え転換作業を効率よく迅速に進めるでしょう。でもその過程でいろいろと困難も生じるでしょう。すべてが完全にスムースに行くと言うことは正直ではありませんし、この先何ヶ月は多くのひとたちにとっては苦難になるのですから、かえって大きな害を与えることになります。多くの宇宙文明社会からの数えきれないくらいほどのメンバーが地球の住民たちと協力して、この地球を第三密度の低エネルギー場から第四そして第五密度まで引き上げる仕事をするという宇宙のこの未曾有の時期に、あなたたちがどうしても参加したいと希望したのですよ。そのうえ、あなたたちが生前に約束した選択をしたときには、この惑星に数千年にわたって蓄積された膨大なネガティブ性(破壊的な力)を排除するには、大掛かりなクリーニング(浄化)が必要だということも知っていたはずです。そしてあなたたちはその大変な状況を経験するこころの準備もできていました。でも、地球外の進化した生命体たちの絶え間ない努力によって大量の光がもたらされ、そのクリーニングの必要性がだいぶ減りました。

(5)それはこういうことです。どこに暮らしていようとも、あなたたちにはいまの経済的な困難を乗り越えるためのスピリチュアルで感情的、知的な力があるのです。仕事がなくなり、食料物価が上昇しつづけ、ガソリン価格高騰のために必要な旅行さえ我慢しなければならず、暖房費も払えないので寒い家にいて、子どもたちもお腹を空かしていることになれば、善良なひとたちも絶望的になって生活必需品を得るためにはなんでもしようという気になるでしょう。 投資への大きな損失がでて、怒り、盗み、怖れ、暴動を起こす者たちが現れるでしょう。どんな非常事態になってもいいように、いくらかのお金と食料、水、懐中電灯やほかの必要な道具を準備しておいたほうがいいでしょう。そして、特にこのトンネルの向こうには光があることを知って落ち着いていてください。

(6)取り急ぎ言っておきますが、いま明るい面もあります・・困難をそれほど経験していない人たちは、もっと辛い状況にある人たちを助けている人たちです。これは”与えよさらば与えられん”の原則ではありません・・でも、宇宙の引き寄せの法則がいつも働いていることを思い出してください・・むしろ、思いやりと寛大な気持ちで開かれたこころと他人を助けたいという思いが意思になり、そうなる道をつくるのです。

もっとも必要としている人たちと資源を分け与えることが増えているのを見るのはとても喜ばしいことです。これが作り出す光が精神を向上させるだけでなく、さらにより多くのことを成し遂げています。壊れて腐敗したシステムから素晴らしい公正なシステムへの転換を早める助けをしています。もうひとつの心温まる出来事は、物品やサービスの交換が実際にうまくいく方法として増えていることです。バーター方式(物々交換)が商取引の新しい基本方式のひとつとしてとても満足いくことが分かるでしょう。

(7)新しい読者のみなさんは、戦争や犯罪、憎しみ、抑圧がいまだ頻繁に起こっているのに、どうしてこのようなことが可能なのかと疑うことさえすることでしょう。僕のメッセージをよく知っているあなたたちは、またこのことを喜んで聞いてくれることと思います:この人類のスピリチュアルな再生が、すべての人類が平和と繁栄、健康そして自然と調和の中に生きる本来の美の世界に地球を変容させています。

人を騙し、支配し、強欲なやり方を変えようとしない人たちはその世界にはいないでしょう。かれらのエネルギーレベルはとても密度が高いので、軽い波動の中では肉体が生存するために必要な光を吸収できません。かれらは、その一生で記録されたエネルギーに適合する密度空間に自動的に引き寄せられ、そこで光がかれらに絶え間なく注ぎ込まれ、補習教育が施されるでしょう。

(8)スポットライトを浴びている他の話題について、アメリカの11月選挙がありますね。僕の母は、これについての異常な数のメールをもらっています。そのほとんどが僕のメッセージの内容を感謝するものです。でも、要するに、どうして僕はロン・ポールのことを決して話さないのか、どうしてバラク・オバマが光の存在だといえるのか?というコメントを下さった方も大勢いました。

ですからまず、これまで何回も僕のメッセージで伝えてあることなので分かってもらえていると思ったのですが、もう一度繰り返します。このメッセージの目的はいつでも、地球と宇宙のこのかつてない時期にスピリチュアルな気づきとアドバイスを提供することです。そして、あなたたちの近くにいる魂たちと遠く離れた世界の魂たちが、いま手助けをしてくれていることをあなたたちに伝えることです。あなたたち一人ひとりと地球に向けられる光エネルギーの重要性を説明し、その光の中にずっといられるようにしてあげることです。決してこのメッセージを政治的論議の場にしようと思ったことはありません。あなたたちの世界で起きていることを理解してもらうために、政治的に関連した出来事について私たちが知っていることを僕が報告しています。なぜなら、幾世紀にも渡ってイルミナティの闇のこころに支配され、または徹底的に影響された政府のために大変なことになっているからです。この惨状の最大要因が地球規模の政治政策にあることを言わずに、歴史的事実と現状を私たちがどう説明できるでしょう?もし、一般に公表される政治的な筋書きの裏で起きていたことや今でも起きていることの真理をあなたたちに言わずにいたら、進行中の改革についてどう話したらいいのでしょう? もし、思慮深く指導力に優れた魂たちが、本質は闇に影響された現在の政治家たちにとって替わることを言わなかったら、どうやって私たちがあなたたちを光の道に導き、怖れから自由にさせてあげられでしょう?

(9)この領域場にいる私たちは、ほかのすべてのスピリチュアルに進化した魂たちと同様に、政治には関心がないだけでなく、かれらも私たちもあらゆる場所のあらゆる生命に無条件の愛を感じています。私たちは、情報に通じた有権者がするように、個人の”長所”とか”短所”を評価しないで起きていることをそのまま報告しているのです。

また、僕のメッセージの情報源は、地球の潜在エネルギー場の動きを私たちが観察することのほかに、スピリチュアルな世界にいる進化した魂たちのニルヴァーナの地球モニターたち、そして何十年も愛する地球を手助けしている肉体をもつ人たちなのです。このすべての見方が基本的に一致すると、私たちは自信をもってあなたたちに伝えることができるのです。

(10)さて、どうして僕がロン・ポールのことを言わないのかですか?僕が与党やほかの野党の候補者についてほとんど何も言わないのと同じ理由からです。それは、能力や高潔さ、洞察力、あるいはそれらの欠如といったこととはまったく関係ありません。単純に、ポールと他の人たちは、かれらをこれ以上押し上げるための充分なエネルギーがなかったということにすぎません。

(11)どうしてバラク・オバマが光の存在だと言えるかですか?なぜなら彼がそうだからです。新しい読者たちのために、僕がこれまでのメッセージで彼について話したことで、まず彼の大統領への止めようもない勢いから始めて言い換えてみましょう。この時点では、かれは国家の緊急事態を救うために自分がやらなくてはという強い使命感とそれができるんだという自信に従っているだけですが、やがて自分が知的にスピリチュアルに進化した文明社会からきた魂で、この使命を全うするために地球へ転生したことに気づくでしょう。彼がこれまでずっとはっきりと自覚していたことは、イルミナティの目的に沿うようにしていなければならないことです。そうでなければ、けっして民主党の指名を受けられなかったでしょう。これが彼のいくつかの問題での態度変更の理由で、彼がイルミナティの”指導”にしたがってやっていることを知らない支持者たちの期待を裏切る結果になっています。オバマの本質や意図、行動が光と一致することは時が明らかにするでしょう。

(12)最新情報も加えますが、まず、より広い背景でこの状況を見るためには前に戻らなければなりません。イルミナティはかつて多くのグループと個人が密着した集合体でした。それが結社になり、地球上でもっとも重要な暮らしのさまざまな面を支配するようになったのです。
やがて、エゴ、慾、嘘、無慈悲がこの組織をふたつに分断し、それぞれが同じ目的を追求して、世界中の人間を殺し、残りを思いのままに使う奴隷にしてきました。そのひとつの活動はアメリカが中心で他はヨーロッパが中心ですが、政略結婚とその後の銀行と企業合併による多国籍巨大組織によって、それぞれの勢力基盤は地球全域に及んでいます。不法な麻薬取引きによる莫大な儲けで、両分派は”闇の作戦”に資金を提供していますが、それには無実のひとびとの所為(せい)にされているテロ活動と巨大な地下組織があり、そこでは、かれらの科学者たちがとんでもない実験を人類に対して行い、”グレー人たち”から教わったテクノロジーを使って宇宙船や兵器、監視システム、気候コントロールシステムなどを開発しているのです。
この数年間このふたつの派閥の間の軋轢が高まり、お互いの勢力を削ぐことになったのですが、それが派閥内での抗争まで波及し、さらに支配地域での弱体化にまでなっています。派閥内と派閥どうしでの不信感が高まるとともに、新たな9・11の企てがことごとく失敗に終り、世界経済への締め付けがゆるみ、そして下部幹部メンバーたちの背信によって、かつてみじんも揺るぎなかったイルミナティの世界基盤もいまやあちこちで瓦礫の山と化しています。

(13)でも、その中には世界支配の夢を忘れられない連中もいます。それが、僕の言う最新情報のことなのです。それは非常に簡単な全体像ですが、とても意味があります。なぜなら、クリントン夫妻とブッシュファミリーそれに今の政権内と外のかれらの取り巻きは、イルミナティの派閥のなかでアメリカ政治を動かすパワーがあり、ヒラリーはかれらの支配を継続させるために、その連中が選んだからです。ところが、ほかの派閥のメンバーたちがそれを止めさせることを望んだので、ほらこのとおり!バラク・オバマ上院議員が突然国中で知られる存在として注目の的になったのです。もちろんその派閥メンバーたちはオバマの魂レベルでの使命を知りません。でもかれらは、彼を頭の切れる、野心ある、カリスマ性をもった存在と見て、政府に新しい指導力を強く要求している投票者たちに強くアピールすると思ったのです。ですから、選挙キャンペーンが始まる前から、派閥内でも激しい競争が進行中だったのです。

オバマは派閥全体の意向に忠実であるようにしなければなりませんでした・・つまり、傀儡政権をつくってイランを支配しその国の石油の所有権を獲得する;中東での覇権の継続;アフガニスタンのケシ栽培を促進してアヘンの取り引きを増加し、世界中の麻薬中毒を促進させる;そしてライバルの派閥より勢力を得るために必要だと思えばなんでもすることです。オバマの人気がますます高まっても、ヒラリーとその陣営は彼女をホワイトハウスに送り込む決意を変えませんでした。そして鍵になる州で勝利するように選挙が不正操作されたのです。ヒラリーが、オバマが党の指名者だと認めざるを得なくなったとき、彼女の派閥はオバマを”事故”のように装って殺そうとしました。それは不成功に終わりました。でも彼を殺そうとする企てはことごとく失敗するでしょう・・聖なるキリストの光による強力な防御で、地球上でもっとも安全に保護されている者のひとりである彼が守られているからです。しかし、この暗殺計画と失敗がさらにこの派閥のふたつの分派間の軋轢を増す結果になり、イルミナティの悪巧みが実を結ぶ可能性はさらになくなっています。

(14)ジョン・マケインはここにどう関わっているのかと思われるでしょう。彼はイルミナティの恩恵や圧力から無縁ではありません・・少しでも影響を受けているほとんどの政治家も同様です・・でも、現政権の下での国家の急激な低迷によって共和党が国民のあいだで非常に人気を失っている現状では、彼が有望な大統領候補とは考えられません。

(15)さて、この選挙の話題に関してもうふたつ気づいたことがあります。僕がオバマについて言ったことにまったく同意できない何人かの読者が、それは僕の母の好みが反映されているからだろうと書いてきました。彼女は僕の言葉を歪曲することなど思いもよらないだけでなく、僕が話す話題について知識があったとしても、彼女の受信はとてもはっきりしているので、それが送信信号に紛れ込んだり僕の言葉に重なったりすることはありません。それでもなお、ここでちょっとユーモアを挟みますが、もし彼女がつい思い上がって自分の選ぶ大統領候補を言ってしまったとしましょう・・つまり、彼女の昔からのデニス・クシニッチへの思い入れから、彼にホワイトハウスへの”止めようもない勢い”を与えていたことになりますね。あのメッセージは、クシニッチがオハイオからの下院議員の再選挙に出馬するために大統領選から降りたずっと後で来たものですから、”僕の”クシニッチについて言っていることが、まったくおかしいことになってしまうでしょう。

(16)ふたつ目の件はもっと深刻です。お母さん、2、3日前にメールで来たチャネリングされたメッセージの抜粋をここにコピーしてください。読者のみなさん、これは、受取手つまりチャネラーの名前もなく届きました。”発信元”の名前はありますが、ここではそれを伏せておきます。

    あなたたちの”敬愛するオバマ”は、いま中東諸国で彼のシオニスト支配者たちの命令を実行するのに忙しい。彼はアフガニスタンでパキスタンに対する怒りを焚き付けようとしている。あなたたちの闇の陰謀グループは、そこで紛争を起こそうと最近とても忙しく活動している。オバマはイラクから撤兵し、それをアフガニスタンへ送らなくていけないとあなたたちに何度も言っているが、それはアフガニスタンからパキスタンへと戦争を継続させようという計画だからだ。あなたたちの”ニューエイジ”グループには、マシュー・ワードという存在が彼の母を通してあるが、彼はオバマが星からきた才能ある選ばれた者だと言っている。それを見れば、スージーやマシューを信じることはあなたたちにとってスピリチュアルな成長にならないことが分かるだろう。親愛なるあなたたちよ、これに付いて行くことをすべて止めなさい。マシューの言葉を受け入れるのなら、その証拠を見なさい。彼が操っているオバマは光の人間ではない。

(17)ありがとう。この情報を出した元の魂は知っています。彼の存在が僕の考えに入った瞬間、彼は僕とコンタクトして、次の瞬間には僕たちの魂エネルギーが母のところにありました。あのメッセージを送ったのが自分だと彼が僕に言う必要もなかったし、僕が彼にそうさせる必要もありませんでした・・私たちは、低い波動がコンピュータのモニターから発しているのを感じました。このような時には、たいていの人が即座にこれを見破り、よく知られた光の存在だと主張する闇から情報が来ていると理解することはできないでしょう。低い波動は肉体のエネルギー系に影響します。でもその違いが分からない受取手が知らずに、うその発信者の情報を配信してしまうのです。それを読んだ何も知らない人はその情報と発信者をそのまま受け入れてしまうでしょう。明らかな”赤旗”(危険信号)はこれです:スピリチュアルに進化している魂は偽の情報を見破りそれを直すことができますが、その受取手や闇の発信元が偽って言う名前を明らかにすることは決してありません。しかし、名前を偽って使われたひとは、別の受取手に頼んで、最初の情報の受取手へことの成り行きを警告するメッセージを伝えるようにできます。見分けることについての僕のメッセージのなかで、闇の存在がテレパシーでコンタクトしようといつもだれかを探していると言いましたが,その際”赤旗”のことを思いつかなかったのは不注意でした。でもだからこそ、私たちはあなたたちに聖なるキリストの光の加護を求めるように勧め、また発信元の正体の見分け方を教えたのですよ。

(18)つぎの話題に移る前に、ある瞑想グループが、オバマがキリストの光で守られていることは知っているけれども、オバマの安全の為に祈ることにします、という便りをくださった思いやりある方に言います。どうぞ彼の安全を祈ってください・・祈りと祈るひとの愛のエネルギーは、その強力な保護をさらに増すでしょう。自分自身や人のために祈るパワーを決して見くびってはいけません。

(19)ちょっと、主要メディアの話に戻りましょう。インターネットで大量の情報が簡単に入手できるということが大きな理由ですが、ほかにも情報を流す大勢の人たちが世界中でさまざまな地域に真実を報道しています。例をあげると、市民の改革要求による政府高官内での軋轢、自閉症のこどもの異常な増加にも関係している可能性があるワクチン問題、ダフールのひとびとの絶望的状況やイラク難民、野生動物の保護とほかの環境保護問題に世界中の関心を集めているセレブ(有名人)たちの活動、ブッシュ政権の独裁的で敵意に満ちた外交問題への対応を侮蔑の目で見る諸外国、UFOの活動状況、適切な食事と運動の重要性、処方薬の健康への危険性とよく知られる薬品数種の使用中止、"9・11”公式説への疑惑、聖書に書かれたイエスキリストの信憑性に疑問を持つ神学者たち、ガソリン価格の世界的な不安、地域や遠く離れたコミュニティーで重要な変化を起こしている人びとやグループ、軍事力の代わりに交渉による紛争解決を求める声の増大、風力と太陽光発電の開発、そしてごく最近の、携帯電話に内在する危険性。べつに新しいことを言っているんではありません・・でも、主要メディアがこういった類いの前向きな報道をする背景には、イルミナティがこういったことをあなたたちに考えて欲しくない事実があることを知ってください。あなたたちが考えれば考えるほど、さらに疑問が増し真実を求めるでしょう。また無知と欺きによってあらゆるひとびとを支配しようという彼らの企みがさらにもっと明らかになるでしょう。以前の彼らのメディアコントロールがほとんど効かなくなったことはイルミナティにとって壊滅的な打撃になっています。これも光の存在が勝利している証拠です!

(20)アメリカ以外の国にいる読者たちが、自分たちの国はどうなるのかと知りたがっています。この人たちは、その国の政治指導者たちの行為が憲法違反だと非難し、国中に溢れる貧困、病気、飢餓を嘆き、大量の避難民の窮状への危惧を表し、独裁的な支配者たちがいつ取って替わられるのかと訊いています。これらの親愛なる魂たちに言います、世界中に(慈悲深い)よい変化がおとずれます。私たちは、苦しみや恐ろしい搾取を引き起こしている人たちを裁くことはしません。しかし、多くのひとが魂のレベルでの成長のために第三密度のカルマ経験を成し遂げる目的でこの厳しい人生を選んだことを知っているので、私たちはそれを耐え忍んでいる人たちと供に泣きます。あなたたちにできることがあります。あなたたちの国土と国民が輝く光に包まれているのをこころに描いてください。すべてへの希望と憐れみと幸せをこころにもってください。あなたたちから発する光が流れ出て、ほかのひとたちを元気にしていることを知ってください。数えきれないほどの光の魂たちもあなたたちの中に知られずに移り住んで、できるかぎりの慰めと援助を与えています。そして怖れないこと。ほかの国々のようには変化が早く起きていないように見えるかも知れませんが、あなたたちの変化の底流はもう動いていますよ・・それを知って気持ちを高め、光をしっかりと照らしてください。

(21)多くの読者が、ほかの文明社会のひとたちがいつ、どこに着陸するのかと訊ねています。僕の友人で宇宙船団艦長のハトンは、この手の質問にいつもはっきりした答えをくれるひとですが、準備はすべて整っていてゴーサインを待つだけだと言っています。これはある読者からの質問ですが、宇宙船がホワイトハウスの芝生に着陸しますかと訊いたら彼は笑って、「今週は無理だね」ですって。小型宇宙船に乗った隊員たちが、何千年にわたって極東の人里離れたスピリチュアルエネルギーの高い場所に降りてきていますが、かれらとあなたたちの安全が確保されるまでは、人口密集地域に着陸することはありません。

(22)あなたたちの宇宙ファミリーが何世紀も、なかには何千年も、ガイアに住む親戚たちに出会えることを楽しみにしてきました。以前は、ひとびとは宇宙へと通じることのできる窓が開いたり閉じたりすることに気づいていなかったのです。今回は違います・・あなたたちの惑星は、無知の泥沼から抜け出て、その住人たちがさらに深い気づきを求めています。そして、宇宙のファミリーとの平和な会合がやっと実現しようとしています。あなたたちが、母国の地球のはるか外や上、中に住むこれらの魂たちと会ってみたいと思っていることは知っています。また、どう対応したらいいのかというちょっとした不安や彼らの援助への感謝の気持ち、どんな格好しているのかという好奇心、あなたたちの中に住んでいるひとたちが誰だろうという興味など、複雑な気持ちもわかります。到着後はかれらはどこに住むのだろう、どのようなテクノロジーを持ってくるのだろう、地球再生の援助にいつまでいてくれるのだろう、と思っているでしょう。たとえば、20年ぶりに初めて大きな家族の集まりに行くと思ってください。これまで出席しなかった何年もの間に、新しい義理の親たちや若いひとたちが家族に加わっているので、知らない人たちが多くいるだろうという以外に何を期待していいのか分からないでしょう。それにほかの人たちも年取って随分と変わっていることでしょう・・その人たちが分かりますか?ですから、来てよかった思いますが、なにか居心地がよくないですね。でもやがてすぐその場の喜びと家族たちに流れる愛情に包まれるでしょう。自分自身とあなたたちの宇宙の兄弟姉妹たちを両者の立場から見れば、もうまじかに迫った、このまたとない再会が、確かに想像を越えるエクサイティングでわくわくするものになることが分かるでしょう。

(23)2012年に関する質問には、”2012年についてのエッセー”(2007年12月23日付けの「マシュー君のメッセージ(6)」”そして神が言った・・僕が言った・・そして神が言った・・”)でほとんど答えましたが、まだあなたたちの気持ちの中では明瞭ではない点が2、3あるようなので、それを話しましょう。時間がどんどん速く進んでいるように見えますが、時計やカレンダーとはまったく関係がありません。その感覚は、地球がそのアセンションの過程でさらに高い波動に到達したためです。半世紀前に存在していたリニアル(直線)時間は当時の1日24時間の半分以下に圧縮されています。あなたたちが約束したり計画するのに使っている第三密度の道具は宇宙の時空連続体(コンティニウム)では必要ありません。そこではあらゆることが、同時に起きている一連の出来事なのです。そのうちにあなたたちは時空連続体についてはっきりと分かるようになるでしょう。でも今のところは、私たちの言葉をそのまま受け入れてください。つまり、あなたたちのカレンダーでは2012年は3.5年先のことですが、その間隔が"押しつぶされて”一日の時間がまるで走り去るようにどんどん速く感じるようになります。あなたたちの歴史ではかつてなかった速さであらゆることが起きてくるでしょう。しかし、世界の変化がひとつのプロセスのように、直線時間から連続体時間に入って行くのも同様です・・いままで馴染んだものが急になくなり、未知の世界へ突然入って行くわけではありません。

(24)では、もしカレンダーが意味のないものになるのだったら、どうして2012年12月31日に終わるマヤのカレンダーがこれほど重要視されるのでしょう? この惑星(地球)のエネルギー場がスペクトル連続体であることを理解し、そのさまざまな潜在的可能性を見極める能力に加え、宇宙天体のお互いの影響力を知って、それらの天空での運動を図表に表していた太古の智慧をもつ魂たちが、どうにでも解釈できる漠然とした”時間”に替わって、あなたたちが”最後”として理解できる確実な日にちを記録したのです。マヤ暦のその日は世界の終わりを表していますが、それは長い間、低エネルギーレベルで活躍する闇の勢力によって第三密度の中でしっかりと根付かされていました。転換の期間のあいだに、ますます強くなる光が、闇の世界のあらゆる悪意あるものを暴露してなくすほかに、なにが起こるのでしょう?これまで押さえ付けられていたフリーエネルギーシステムが陽の目を見て生産され、あなたたちのETファミリーのテクノロジーがもたらされてさまざまな新しい手段が開発されるでしょう。またあらゆる種類の汚染が除かれます。でもこのような進展やさらにたくさんのことは”2012年についてのエッセー”で詳しく話してあるので、はっきりと説明していなかったことの質問への解答をして、この話題は終わりにします。

(25)「2012年にはいまの人口の何パーセントが生きていますか?」という質問には答えられません。でも、その時は、今よりもより少ない人たちが生きていることになると言えます。何百万の人たちがその年が来る前にスピリチュアルな生に移行するでしょう。でもどうかこれを恐ろしいとか悲しいことと思わないでください!ほとんどの人たちは本来の、あるいは修正された魂の約束をやり遂げて、スピリチュアルで知的な進化をさらに喜んで進んで行くでしょう。来るべき真理、とくに宗教の起源とその教義、を受け入れられない人たちは、去ることを選ぶでしょう。かれらはニルヴァーナで、あらためて第三密度での転生への準備をもう一度します。 宇宙の法則とスピリチュアルな真理を悟るための再度のチャンスです。今回は、かれらの信仰が、それがどんなに間違っていたとしても、非常に深く意識にしみ込んでいて変えることができなかったために、それに気づくことができなかったのです。闇のはたらきに捕われている魂たちのことはすでに話しましたね。

(26)では、読者からの質問にまとめて答えましょう。「黄金時代には2012年の終わりまでにすべてが完成され、地球上の暮らしはそのまま大きな変化なく続くのでしょうか?」とんでもない,違いますよ。地球が黄金時代へ移行することは、暮らしがそれから何も変化しないということではありません。宇宙で唯一永遠なものは変化なのです。それ以外になって欲しいと思わないでしょう。常に、すべての魂の目標は、どのような名前で呼ばれようとこの宇宙の崇高な存在である神との再統合です。そして、大宇宙の究極の支配者である創造主との再統合です。その光と愛のエッセンスによってあらゆるものが創造されました・・魂は静止していては進化できないのです。黄金時代では暮らしのあらゆる側面で知識が広がり発展していくのを、あなたたちは喜んで受け入れるでしょう。エデンの園をこころに描いてください。それは神と共同創造している世界です。それはすでに時空連続体に存在しています。そしてあなたたちの想像を超える壮大な世界です・・そしてつねに良くなって行きつづけるのです。

(27)それでは、この天空の場にいるすべての魂たちに代わってお別れを言いましょう。私たちはいつでもあなたたちを愛で抱擁しています。
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訳文責:森田 玄
原文:http://www.matthewbooks.com/mm/anmviewer.asp?a=90&z=2

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