このブログで「マシュー君のメッセージ」を訳し始めたのは2008年2月です。今回90回目とは感慨深いですね。
でも原文のメッセージは2003年12月から始まっています。
過去10年間で”僕たちが伝えて来たもっとも説得力ある情報をこころに留めておいてください”とマシュー君が言っていますね。
現在、2003年から始まったメッセージを順次訳して「マシューの宇宙通信」というメルマガで配信していますが、その”説得力ある情報”と宇宙の知恵は今も非常に有益なものだと思います。 興味ある方はどうぞ購読してください。
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2014年7月2日
世界情勢、ライトワーカーの役割、具現化の原則、文明社会の新時代、地球の可能性のエネルギー場、女性エネルギー、過激主義者の信仰、子どもたちの救済
マシューです。このステーション(宇宙領域)にいるすべての魂たちからこころからのご挨拶をします。たくさんの人たちが、中東、ウクライナ、香港そしてアフリカ、東ヨーロッパ、ラテンアメリカの一部の国々の状況を述べ、以下のある読者からのEメール抜粋と同じ不安を訴えています。「いま地球に降り注いであらゆるものを変えているはずのこの新しい光とエネルギーはどこにあるのでしょうか?私にはすべてが悪くなる一方のように見えます」
光は、地球と、光を受け入れるその住人たちにとって最善にならないものはすべて変えています。“悪くなる一方”のように見えるのは、沸点に達した対立する考えがたくさん生まれているからです。増大しつづける光によってあらゆる人びとはポジティブかネガティブな影響を受けています。出来事に対する人々の反応を決定する個人の内部で起きているあらゆることは、高まっている波動エネルギーの自然な結果です。光がひきつづき降り注ぎ、惑星のライトワーカーたちがさらに光を創造しつづけるうちに、やがてその沸騰は収まってくすぶり、最後は“静かな水”になるでしょう。
けれども、世界のこの段階での動きには、騒然とした意見の不一致と、今度はどのような “ニュース“が報道されるのだろうという不安があります。あなたたちの世界は情報で満ちあふれていますが、ほとんどの人々は、生前の約束や魂の合意、闇と光の勢力、カルマとたくさんの転生の目的、バランスの大切さについてまったく何も知りません。彼らの祖先たちがほかの宇宙文明社会から来ていること、地球外生命体(ET)たちからあふれるような支援が与えられていること、激しい嵐、地震、火山噴火は地球がそのネガティビティを放出していることを知りません。彼らは、地球が70年以上もアセンションの行程にいること、その惑星の変化のスピードと規模はこの宇宙ではかつてないことを知りませんし、地球の黄金時代については何も知りません。あなたたちはそのすべてとそれ以上のたくさんのことを知っているのです。
この10年間のメッセージで僕たちが伝えてきたすべてをあなたたちが覚えているとは僕たちは思っていません。そのようなことはまったく思っていないのですが、あなたたちはあなたたちの世界の未来への勇気とパッションと自信の輝く灯台になるのです。ですから僕たちが伝えて来たもっとも説得力ある情報をこころに留めておいてください。科学と霊性(精神世界)はひとつで、同じものです・・創造主の愛と光のエネルギーであり、そこからこの宇宙のすべてが創造されています・・そして以下の原則があらゆる創造物の基礎になっています。
愛は光と同じエネルギーであらゆる魂の本質です。それは大宇宙コスモスでもっとも強力なフォース(力)です。愛と光はあらゆる対立を解消し、こころに平和をもたらす鍵です。(2014年6月2日)
愛は自己(セルフ)から、それを生きることから始まります。ですから自己を愛するのは呼吸と同じように自然なことです。それがあって初めて愛を与え、受け取ることができるのです。愛には伝染力があり、限りがなく、いつどこにでもあります。それは萎えたこころに気力をあふれさせ、病気を健康に、貧しさを豊かさに変えるものです。あなたたちの世界のあらゆる苦悩を生むのは愛の欠如です。その苦悩を癒すのはその空隙を愛で満たすことです。これは、悲惨さと貧困と害悪をもたらしているものを愛してほしいとあなたたちに頼んでいるのではありません。あなたたちがそのエネルギーを送れるように、ただ愛を感じてほしいと頼んでいるのです・・そうすればそれは自分でその空隙を探すでしょう。(2013年7月4日、「神のメッセージ」抜粋)
エネルギーの勢いがあらゆる思考と感情のパワーを増大しつづけているので、ネガティブな状況ばかりを考えて気が重くならないようにという僕たちのアドバイスをここでもう一度繰り返します。その代わりに、地球を白金色の光の中にイメージしてください。そうすることで、そのイメージとより良い変化を望むあなたたちの願いが宇宙に届き、さらに多くの光をもって戻ってくるのです。(2014年1月5日)
絶えずはたらいている宇宙の引き寄せの法則によって、ネガティブな感情と思考の低い波動エネルギーは、あなたたちが終わらせたいと思っているものを長続きさせています。(2014年6月2日)
絶望的状況にある魂たちは、第三密度のカルマの学びを完了し、スピリチュアルと意識レベルで進化するために選択したことをいま経験しています。あなたたちの社会はひとつに結集することでそのような苦しんでいる人々の暮らしを向上させることができます。あなたたちがしっかりと光の中にいることが、その結集への動きを支えています。ほかの宇宙文明社会から地球に送られている光が、世界を変えようというあなたたちの活動を助けています。(2014年4月2日)
もっと向上が必要とされる分野すべてへの僕たちのアドバイスを一言で言えば、「あなたたち自身の神性さを知り、光に生きなさい」です。大宇宙コスモスで最高のパワーのエネルギーである愛と光が魂の“構成成分”であり、それを基本として魂の合意が成されることを知ることは、スピリチュアルな気づきのひとつです。そしてその気づきを高めることが肉体をもって転生する目的です。この時期、あなたたちの文明社会に与えられた気づきのスピードと覚醒の全容は、この宇宙ではかつてないものです。(2011年6月11日)
愛するファミリー。これらの原則と宇宙の法にしたがって生きることで、あなたたちは人生で望むことを実現化し、スピリチュアルと意識レベルで進化し、そしてあなたたちの社会が壮大な地球の黄金時代を共同創造するスピードを速めるのです。
ここはたくさん来ている質問に答えるよい場所でしょう。それらを要約すると、「どうしてこれが闇のまだ支配する黄金時代だと言えるのですか?」です。闇は支配していません。そこでもう一度以前伝えた情報を繰り返しますが、それは最初に伝えたときと同様に今でも事実だからです。
まず、あなたたちの世界に起きているすべてのことは増大する波動エネルギーに対する反応です。明らかな進展と同時に、あなたたちがいま目撃しているのは、闇の去った後に必然的に残されたものだけです。ネガティビティ(破壊的エネルギー)のとばりから解放されて人々はもはやその重苦しい影響下にあえんでいません。むしろ深く根ざした宗教的、政治的、あるいは思想的信念にしたがって行動しています。ときには広がる波動エネルギーによって亢進された精神異常による行動もあります。(2014年6月2日)
あなたたちの社会に影響を与えているもっとも深刻な問題に関する対立は、光が強くなって極端な立場が平和的解決に向かう建設的手段にこれ以上抗することができなくなるまでつづくでしょう。冷静な議論が現在進行中ですが、当初はそれらが何度も行き詰まることもあるでしょう。でも全体的にはそれらはやがて勢いを得て、まだ一般的には共通の認識になっていませんが、この瞬間停滞したり不安定になっている状況にいわゆる“常識”が現れてくるでしょう。(2014年2月3日)
小さなコミュニティ(共同体)から国際的運動にいたるすべての分野で何百万という人々が思い切った行動をとって創造的変化を起こしつつあります。世界中の人々のこころに浸透している増大する光は止めることはできません。どうか指導的立場の人たちだけが重要だと思わないでください・・すべての魂が掛け替えのない存在です。あなたたち自身の光を輝かすだけで、あなたたち一人ひとりが世界の変容に貢献するのです。(2008年1月27日)
どの文明社会であれ、新しい時代への夜明けは、それを知っているわずかな数の人たちにとってもわかりにくいものです。しかし、その文明社会は思考と感情のエネルギーを集中させて新しい時代を創造しなければなりません。そして、行き渡っている波動エネルギーがもたらす素晴らしいところは、それがなにかとっても重要なことが起きているという気づきを高めることです。1年前にはあらゆる存在にとってより良い世界のためには混乱も多分必要かもしれないという考えさえほとんどの人たちのこころにはありませんでした。今では、気づきを得た魂たち・・そして何百万の魂たちがこのようなレベルの波動エネルギーの影響に反応しています・・は、暗く見える状況さえもよいことへの前兆かもしれないと感じています。集合的思考と感情の中で“かもしれない”が“そうなるんだ”に前進するとき、あなたたちがすでにコンティニュウムで共同創造しているさらに多くの素晴らしい黄金時代の証拠をリニアル(線形)時間で見ることでしょう。
たくさんの読者たちが彼らの自国について、“いつ“で始まる質問を寄せて来ています。「いつ、腐敗し、独裁的な指導者たちが高潔でスピリチュアルに誠実な人間たちに代わり、経済が改善され、平和的な反対者の虐待が終わり、戦闘が終わり、避難民が家に戻り、絶望的貧困が救われるのでしょうか?」愛する魂たち、もし僕たちがそれを言えたら、よろこんでそうしたでしょう。地球の可能性のエネルギー場で、そのすべての領域での動きが活発になっています。それらのすべての状況には支持者と反対者がいるので、エネルギーの流れ(ストリーマー)は真っすぐに進むことができません。この瞬間、それらは一方が優勢になっても、他方が力を得ると主導権を失うというように、ジグザグに進んでいます。光に満ち溢れた目的をもった魂たちのエネルギーが平和で優しく、すべての存在が豊かで公正な世界に向かう止めようのない勢いに到達したとき、その行ったり来たりの動きが終わるでしょう。
ある読者が、“女性のエネルギー”が高まると世界中で起きる女性に対する女性嫌いの言動を説明してほしいと書いてきました。それは高まっているのでしょうか?ええ、たしかに高まっていますが、その始まりからまず始めましょう。何千年にわたって、あなたたちの世界を支配した男性エネルギーの低い波動エネルギーの影響で、男性は女性より優れていると感じ、女性は自分たちの低い地位を甘受してきました。何人かが勇敢に世論に立ち向かい、投票や高等教育、専門職から締め出されていることに抗議しましたが、ほかの人たちは社会に追いやられた地位をただ受け入れるだけでした。
女性、あるいは女神のエネルギーが入ってきて男性エネルギーを弱め始めると、長い間つづいた性の不均衡が世間の注目を浴びるようになり、それぞれの立場についての態度が変わり始めました。女性が大学の学位をとり、男性の領域だった政治やほかの分野に進出し、管理職に昇進し、起業家になり、子育てと仕事を上手にやりこなすようになりました。男性は子育てにもっと関わるようになり、専業主夫になる人たちも出てきました。そうです、会社や政治での決定、年俸と賃金、教会の指導的地位、産児制限法に影響力をもつ女性の数は男性にくらべほんのわずかのように、まだ不平等は存在します。でも、十分な光がそのような不均等な分野に届くにつれ、バランスのとれた状態になるでしょう。
女性が所有物として考えられている文化では、女性の権利否定はさらに深刻で根深いために、変化はさらにゆっくりと起きてきます。ここにべつの読者からの関連する質問があります。「イスラム教で明らかになっている過激主義者の信仰はどうなのでしょう?一部のイスラム教社会の女性への抑圧とインドの絶えまない女性レイプはどうなのでしょう?このような現象はすべてこれからの10年間も変わらないのでしょうか、それともなくなるのでしょうか?」
イスラム教のためとされているそのような行為は、そのもともとの信仰の教義にはありません・・過激なイスラム教徒が、自分たちが信じるように教えられたことを基にした個人的な信条と行為を正当化するためにその宗教を歪曲しているのです。光がその強さを増すにしたがってほかの宗教の過激主義が消滅するように、過激なイスラム教も同様になくなるでしょう。レイプは、自分たちが支配しているということを自己に示す必要がある弱い男性の残虐な行為です。あなたたちの世界を光で包むようにビジョンすることで、人々がもっと早くこころを開き、女性と少女たちへの残酷で不正な扱いを終えることができるでしょう。
極めて貧困な地域にいる教師が、こころの傷になるような状況を家や近所で経験している子供たちに必要なことを満たすより良い方法を学校区にどのように伝えたらいいのか、僕たちのアドバイスを求めています。そのようなニーズ(必要性)をすべて満たす方法はありません・・貧困からの悲しい結果は同じでも、それぞれの子どもは独自の影響を受けています。賢明で思いやりある社会は共同出資して、責任ある大人になるために必要な子供たちの養育とそのほかの準備を提供しています。
僕たちは喜んで提案しましょう。それは、校長たちが親たちと会って、どのようなことがもっとも役に立つと思うか親たちに訊ねるというものです。その情報に基づいて、そして選ばれた教師達のサポートを受けて、校長たちは総合プランをつくります。それに含まれるのは、例えば、個別教科指導、育児施設、年長生徒のためのパートタイム雇用、学校にはない授業、個人とグループのカウンセリング、身体検査、歯科治療、家族全員が集まれる部屋、娯楽施設、獣医医療、交通手段、特別なイベントの入場券、博物館やアートギャラリー訪問、食料と衣類の支給、青少年犯罪予防活動、建設修繕サービス、自動車メンテナンス、寄付などです。
校長たちは最終プランを市長、市議会、市民団体、スポーツクラブ、教会、図書館、店主、レストラン、銀行家、アーティストと音楽家、技術者、機械工、警察、コミュニケーション専門家、弁護士、医療サービス提供者・・能力あるあらゆる組織と個人です・・に提出します。共同の取り組みが真に思いやる気持ちで支えられていれば、困難な状況にある子供たちにコミュニティ(共同体)ができることに限度はありません。
僕たちのこの提案が特別だとは言いません。同様な協調的活動がたくさんの地域でこころ温まる成功を収めています。与える人たちと受け取る人たちから創造される光は計り知れません。
ここからはマシューとして話します。僕はこの提案をこれを訊ねてきた教師だけに送るように母に伝えることもできました。でもそうしませんでした。なぜなら、愛する魂たち、あなたたちが市民団体や医療施設、教会、議会のメンバーであり、店員、機械工、トラックやバスの運転手、弁護士、アーティスト、教師、医師、コーチ、大工、コックだからです。あなたたちの集合的貢献によってコミュニティの子供たちが自分たちの可能性を引き出し、明日の責任ある大人になるためのチャンスを得るのです。
あなたたち一人ひとりが無条件に愛されています。そして計り知れない数の光の存在たちが、あなたたちの旅のすべての歩みを供にしています。
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愛と平和を
スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Messages
訳文責: 森田 玄
(転載自由:原典を明記して頂けるとありがたいです。)
日曜日, 7月 06, 2014
木曜日, 7月 03, 2014
大和ごころ
7月2日朝日新聞社説から引用
■9条は死んでいない
議論の主舞台は、いまさらではあるが、国会に移る。ここでは与党協議で見られたような玉虫色の決着は許されない。
この政権の暴挙を、はね返すことができるかどうか。
国会論戦に臨む野党ばかりではない。草の根の異議申し立てやメディアも含めた、日本の民主主義そのものが、いま、ここから問われる。
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海外に住む人間として、日頃強く意識するのが「日本」そして「日本人」としてのアイデンティティです。 日本の素晴らしい歴史文化はもちろん世界に誇る私たちの財産と言えるですが、その根底にある民族としての意識に「大和ごころ」があると思います。
それは「和」を尊ぶこころではないでしょうか。
250万人の自国民の犠牲者と、計り知れない数の他国民の犠牲者をもたらした第二次世界大戦の反省にたって、私たち日本人は「戦争放棄」という未曾有の決断を下したのです。
日本国憲法ができたいきさつに関してさまざまな論議があり、中でもこれはアメリカ占領軍に押し付けられた憲法だという意見もあります。
日本国憲法、とくに「戦争放棄」の条項成立の経過については、平和主義者と知られた当時の幣原首相が、内密にマッカーサー占領軍司令官にそれを加えるように要請したことが明らかになっています。マッカーサーはそのとき非常に驚いたと同時に感激したと自伝に書いています。
たしかに「戦争放棄」が天皇制維持との交換条件だったことも事実のようですが、日本国民の大半が「戦争放棄」を宣言する9条を喜んで認証したことは確かです。
それは1945年のあの当時の現実、つまり軍事力をもつことが決して安全と平和をもたらさないことに全日本人が心底から気づいたからではないでしょうか。
その気づきがあったからこそ、9条がこれまで尊重され、私たち日本国民の誇りにもなり、国家と民族のアイデンティティにもなっているのです。
私は、生まれながらに持っているこの「大和ごころ」である9条を自分のアイデンティティとして、これからも決して捨てずに、守って行こうとおもいます。
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