木曜日, 3月 24, 2016

マシュー君のメッセージ(111)

2016年3月20日



情報の見極め、若い人たちの暴力、ドナルド・トランプ、概念と現実、怒り、”ウォーク・イン”、”全体的肉体”、健康とストレス解消、ペット 
 
マシューです。この宇宙領域にいるすべての魂たちから、こころからのご挨拶をします。あなたたちの世界では極めて多くのことがエネルギー的に起きていますが、それは絶え間なく増大する波動エネルギー速度が、いわば良いものとクズを急速に選別しているからです。とくにイルミナティに支配されている主要メディアは、“ニュース”を選り好みし歪曲することで、クズを広めています。ソーシャルメディアとインターネットで広められるビデオや記事のスピードによって、彼らが以前もっていたような、あなたたちに知ってほしいことだけを報道するパワーはだいぶ弱まっていますが、インターネットを含め、あらゆるソースからの情報は注意深く見極めてください。

そのような情報源からの真実の情報に対抗して、イルミナティの手先たちはそれを利用して社会に偽情報を流し、世界全体に恐れと混乱をもたらしています。何が真実で何がそうでないかについては、あなたたちの直感を信じることが、世界で繰り広がれている劇の舞台裏にあなたたちを導いてくれます。地球の黄金時代が満開になればそれも終わることが分かれば、彼らのカルマでのそれぞれの役割が理解でき、騒然と演じられているドラマの中に巻き込まれることもありません。

高まっている波動エネルギーのべつの側面である、性格と行動が強められる作用について僕たちは何度か話しています。はびこる暴力によって、たくさんのeメールが寄せられる結果になっていますが、その中のひとつで、オーストラリアのある読者は、彼女の国での敵対的なギャングの台頭に深い不安を表しています。「いまどうして若い人たちに暴力が多いのかマシューに聞いてくれますか?」世界中の多くの若い人たちは、怒りや失望を感じ、彼らの未来に希望を持てないでいます。その理由には、貧困や教育と職業的能力の欠如、失業、家族の断絶、低い社会的地位、彼らの要求を無視する政府、世界情勢、あるいはこれらの状況が一緒になったものがあります。そのようなネガティブな影響を日常生活に受けている若い人たちが、暴力的な行動で彼らの強まっている感情を示しているのです。僕たちにとってとても大切なそれらの魂たちすべてが、素晴らしい変化がもうすぐ起きてくることを知っていたらと思います。

僕の母のところに、アメリカ合衆国やほかの国の読者たちからドナルド・トランプについてのEメールが殺到しています。彼がその国の大統領にふさわしいかについて、僕たちは意見を述べることは断っていますが・・それはその国民が決めることです・・それに、僕たちは彼が選ばれるかどうかは知りません・・投票者たちが次の大統領を決めるでしょう・・ほかの質問やコメントに答えたいと思います。

「トランプは反キリストですか?」。いいえ。アルマゲドンのように、反キリストはひとつの考え、概念に過ぎません。けれども、そのような概念が本当だと信じる人たちにとっては、反キリストは存在し、アルマゲドンは起きるのです。どのような考えであれ、それが事実からどんなに乖離していても、それが真実だと信じている人たちには現実になるのです。信じることが現実を創造します。

「ドナルド・トランプがアメリカで偏見と人種差別の火に油を注いでいるのにとてもこころを痛めています。これは賢明な見方からすれば、どのようなことなのでしょう?」

皮膚の色、男女の違い、家柄、宗教、哲学、思想といった・・異なるものへの不寛容を世代から世代に教えていることで、アメリカ合衆国に偏見と人種差別が残っていることは悲しい事実です。一部の“偏狭な”人たちはトランプ氏の発言を、“異なる”人たちに対しては非難し攻撃的になっても構わない証拠だと反応しています。この宇宙領域の魂たちの“賢明な見方”は、すべての地球ファミリーたちは創造主の純粋な愛と光の本質であることです。そして僕たちは、あなたたちの世界のすべての魂たちが愛に溢れ、親切で、相互に尊重するようになってほしいとこころから願っています。愛する魂たち、いつの日か、すべてそうなるでしょう。

「ドナルド・トランプは、彼の支持者たちの選挙集会での攻撃的な行為に責任がありますか?」

誰でもその人の行為に責任があります。誰の言葉であっても、人にその人自身の価値、原則、自尊心に反するような行為をする気持ちを引き起こすことはできません。

「ドナルド・トランプの選挙大集会での暴力は、あなたたちの国の民主的な政治体制という私のイメージとは異なります。何が起きているのですか?」

国民の多くがさまざまな状況に怒っていて、それを政府のせいにし、トランプ氏が約束している変化を求めています。怒りのエネルギーは明晰な思考と分別ある判断を妨げます。ですから、彼の支持者たちは彼がやると言っていることをどうやるのか尋ねることはしません・・彼らは怒りを公開討論の場にもっていきたいのです。そして彼がそれを提供しているのです。集会での大勢の彼の忠実な支持者たちが、彼の攻撃的な言葉を彼に反対する人たちに対してそのような仕方で対応する権利として捉えている人たちを勢いづかせています。前述の2つの質問に対する僕たちの答えもこれに当てはまります。

政府に無視されていると感じている世界の市民たちは、聞いてもらいたいのです。長い間無視されてきた人々の声が、時には市民の暴動をもたらすこともあります。波動エネルギーが高まりつづけるにしたがい、正義と公正さを求めて暴力に訴えることは次第に終わるでしょう。いま混乱にある国々には、耳を傾ける正直な指導者たちによって安定と落ち着きがもたらされます。ホームレスや貧困は減少し、やがてあなたたちの世界の人々すべてに家と充分なお金があるようになるでしょう。自分がライトワーカーであることを知っているあなたたちと、それとは知らずに同様に光を送っている何百万の人々が、いま地球のあらゆる人々の平和と愛と豊かさの時代を招き入れているのです。 

「アセンションは“ウォーク・インの魂”にどのように影響するのでしょうか?その“借りた”肉体が変化するのでしょうか、それとも、その元の肉体に戻るのでしょうか?一部は肉体が“故郷”の世界で“停止”状態にあって、また一部はスターシップ(宇宙船)に乗船していて、そこからウォーク・インして、またそこに戻るのだと言われています」

これには、“ウォーク・イン”という言葉に馴染みのない読者たちにちょっと説明が必要でしょう。肉体的や精神的、あるいはその両方の状態の対応に疲れきっている肉体を離れたいと願っている魂と、霊界にいる魂が合意することがあります。その利点は、新生児として始め、何年も経って大人になる代わりに、その分の年齢が得することですが、ほかの魂が離れた人生を拾い上げるのはピクニックではありません。それで“ウォーク・イン”はあまり例がないのです。さらに少ないのは、子どもと合意することですが、それは年齢の利点がないからです。でも、宇宙でも稀なこの時代では、たくさんの進化した魂たちが“ウォーク・イン”をして、あなたたちの世界の変容をサポートしています。普通は、彼らの波動エネルギーレベルによって肉体と精神を癒せるので、これらの人々は引き受けたミッション(使命)を達成できるのです。

そのミッションが完了すると、魂はつぎにやることを決めます。肉体死まで地球で暮らし、それからニルヴァーナに入って完全な霊体としての転生を過ごす。つぎの転生を計画しながらその美しい霊界でバケーションする。あるいは、それが地球の肉体に入る前に住んでいたところであれば、本来の故郷か宇宙船にそのまま戻る、です。付け加えて言いますが、あらゆる魂には本来、肉体を非物質化し、また新しく再物質化する能力が備わっていますが、進化した魂たちだけがこの能力があることを知っていて、それを使っています。

「マシューは、アセンションが進むとライトワーカーたち、そしてペットたちも含め、の健康状態がどうなるのかについて決して話さないようです。自分自身を再び全体として見るということなのでしょうか?」

健康について以前僕たちが言ったことを見直し、それに付け加えることをいま思い起こさせてくれたこの読者にお礼します。でもまず、ビジュアリゼーション(視覚化)は実際に非常にパワーある道具ですが、誰もが自分自身を“再び全体“として見るだけでは充分ではありません。

急いで付け加えますが、完全な肉体が個人のアセンションへの必要条件ではありませんが、損なわれた健康状態への反応はアセンションのプロセスに影響します。慢性病を患っている人は思いやりと忍耐を学ぶためにそのような経験を選んだのです。それらが、その人のほかの転生で病気と運動や精神障害の人たちに対して欠如していたからです。選んだ経験が学びの経験になっていれば、意識レベルとスピリチュアルなレベルでの気づきに前進するでしょう・・それがすべての魂たちのすべての転生における目標です。その反対に、その人が自己憐憫に苛まれ、文句ばかり言って、世話を要求していれば、その経験はほかの転生で繰り返す必要があります。ここで言っておきますが、あなたたちの言う“輪廻転生”とは以前生きていた人が戻ってくることではなく、 “新しい魂“のことであり、そのパーソネージは集合魂によって選ばれた肉体転生のためにデザインされます。(これは2014年2月3日のメッセージで説明しています。)

注記を加えてくれてありがとうございます、お母さん。さて、肉体の“全体化”・・あらゆる病気が癒され、失った手足が復元し、健康な新しい歯、骨、関節、そして臓器が人工臓器や装置に置き換わる・・は個人的なプロセスとして起きてくるもので、一瞬にできることではありません。その人の炭素基盤の細胞構造をクリスタル基盤に変える光の吸収速度と、そのような肉体の変化が本当だと信じることに併せて、魂の合意選択が適用されます。

前述のような状態をなにかもっているお年寄りは、輝くような健康と完全な自然の肉体があなたたちの世界では当たり前になる前に、霊界に移行することと併せて、たぶんそれを選んだのです。魂の合意事項は若い人たちにも等しく適用されます。彼らは若いときに病気になって移行すること、あるいは病気や障害を経験し、その後癒されることを選んだのかもしれません。前のメッセージで言ったように、生前の合意は転生を共有するすべての魂たちがスピリチュアルに成長する機会をもたらします。そして個人の合意はそれに従ってつくられます。

ライトワーカーの健康は、肉体を精神的、感情的、肉体的な病気に罹りやすくする大気、土壌、水と化学物質が入った食べ物と薬の中にある毒性物質から免疫系を守るクリスタル基盤に、どの程度細胞構造がなっているかによります。けれども、あらゆる病気の根源はストレスです。ストレスはからだのシステムのバランスを崩し、もっとも脆弱な部分を攻撃するので、ストレスを軽減することが健康と精神の増進に役立つのです。

とくに大切なのは、一人になることでもたらされる自己の回復です。世界の平和は、一人ひとりがこころに平和を達成することから始まります。そして人を愛し、許し、思いやり、そして敬うことの高い波動エネルギーは、それと同じものを自己(セルフ)へ向けることから始まります。自己を敬うことはまた、あなたたちの人生での良いことを認め、感謝することでもあり、怒りや憤り、嫉妬、つまらないこと、「もし〜だったら」という不安にエネルギーを与えないことです。リクリエーション・・Re-creation(再—創造)・・が大事です。読書やお気に入りの音楽を聴く、書き物をする、ジグソーパズルやクロスワードパズルをする、縫い物をする、彫刻などのアート作品をつくる、そしてもっと活動的な野外のリクリエーションとして、たぶんジョッギングとかサイクリング、ハイキング、スケート、水泳などです。

もしあなたたちが、不快な経験がある人たちと会わなければならなくなったときは、落ついて、自信をもって会い、彼らの考え方をそのまま見るようにしてください。だからといって、あなたたちのアイデアや原則を差し控えるということではなく、頑固に孤立する代わりに、意味のある話し合いを始めようという態度を示すのです。優先事項を決め、その日の最後にあなたたちがやり通したという満足感が得られるようにします。“落ち込むような“日には、今度もっと満足いく結果を達成するには、なにをどう変えたらいいだろうと考え、平和な気持ちで眠りにつけるようにします。

十分な睡眠をとり、栄養ある食べ物を食べ、水をいっぱい飲み、からだと精神のエクササイズをし、自然の中で時を過ごすことが大切です。時間があればなるべく、公園や森の中、ハイキングコースを歩いたり、砂浜や草の上を裸足で歩き、花や野菜を植えて土に触れてください。ペットが飼えるのなら、動物保護施設からもらってきましょう・・愛情をもって世話してくれる人と一緒に住む動物たちの感謝が、その家に高い波動エネルギーをもたらします。

メディテーション、深呼吸、ヨガ、アロマセラピー、マッサージもストレス解消に役立つ素晴らしい方法です。ホスピス、動物保護施設、学校のプログラム、ホームレス支援といったコミュニティ活動にボランティアとして参加することは、ほかの人たちの人生を高めると同時に、あなたたちの人生も高めます。微笑みと笑いはあなたたちのこころだけでなく、あなたたちと一緒にいる人たちのこころも明るくします。友人たちと会い、アートギャラリー、博物館、映画館、スポーツ観戦に行ってみましょう。

つまり、自分に大事だと感じることに時間を使うことが、リラックスし、楽しめる、日々の責任からの保養になるのです。「誰も見ていないようなつもりで踊りなさい」とう言い回しがあります・・そうなんです!僕たちのアドバイスはあなたたちの健康コンサルタントからのものと大して変わりませんが、それらを自分を愛し、自分を大事にするための役に立つヒントにしてください。そして、神の特使たちがいつでもあなたたちと一緒にいることを忘れないように。助けを求めれば、愛情こめて答えてくれます・・それはあなたたちが求めたものとは違うかもしれませんが、あなたたちが“必要”としているものでしょう。

あなたたちのペットは、人間たちと同じように、多次元の魂たちです。ほとんどの人間たちは自分がそうであることを知りませんし、ましてや動物たちのことなど知りません。動物たちは知っています。彼らは死というものなどないことを知っているのです。眠っているあいだにニルヴァーナを訪れていることや彼らがそこでどんなに若く健康で活動的か、覚えています。もしあなたたちのペットが望むことをあなたたちに言えたら、それは、苦しみや衰弱に耐えることでなく、ニルヴァーナに行って住むことでしょう。あなたたちのペットの生活の質がそのような状態に落ちていたら、あなたたちが彼らの苦しみを憐れみをもって終えさせるというこころが張り裂けるような決断をすることに、彼らは感謝することをどうか知ってください。あなたたちが移行するときは、あなたたちとペットとの愛の絆のエネルギーがふたりを再び結びつけるでしょう。

僕たちは、愛する兄弟姉妹のあなたたちを尊敬します。そして無条件の愛をもって、あなたたちの地球の旅をいつでも一緒にお伴します。

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愛と平和を

スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Messages
訳文責: 森田 玄


(転載自由:原典を明記していただけるとうれしいです)


火曜日, 3月 15, 2016

『完全につながる』出版記念・きくちゆみトーク&コネクション・プラクティス入門

NVC(非暴力コミュニケーション)による共感、そしてハートマス研究所が開発したハート(心臓)と脳を同期させるクイック・コヒーランス・テクニックの相乗的効果によって、ハート(こころ)からのメッセージを受け取るスキルが、コスタリカで生まれたコネクション・プラクティスです。
コネクション・プラクティス創始者のリタ・マリー・ジョンソンの著作『完全につながる』の日本語版出版を記念して、翻訳者のひとりであり日本人の認定”ラスール”第1号のきくちゆみが、この本の紹介を兼ね「コネクション・プラクティス入門講座」を開きます。(”ラスール”とはコスタリカの詩の中に出てくる平和の秘密を子供達に教える教師の名前で、ここでは「コネクション・プラクティス」認定講師を指します。)
4月21日(木) 東京日比谷図書文化館 
 『完全につながる』リタ・マリー・ジョンソン著
コネクション・プラクティスの利点は、
1)ストレスの即解消
2)ネガティブな感情の解放
3)直感(洞察)への導き
4)感情的バランスを保つ
5)対立の創造的解決
6)心身の健康
などがあります。

参加された方はこのプラクティスの体験ができ、新しい自分と出会ったり、問題解決の糸口(洞察)が得られるかもしれません。自分の内と外に「つながる」旅をお楽しみください。

「コネクション・プラクティス」についてより深く学びたい方や認定講師「ラスール」を目指したい方は、教育現場にこのプラクティスを導入したい方(教師対象のコースがあります)は、こちらで基礎コースの開催情報(大阪、名古屋、東京など)をご覧いただけます。

リタ・マリーによる集中合宿(4/16−20)はこちら:

基礎コースを終えた方は、各コースのファシリテータを終了した後、認定試験を受ける資格ができます。この入門講座は資格試験の復習になるので、ラスールを目指す方にもオススメです。

この4月22〜24日には日本で初めてのラスール検定試験が日本語通訳付きでリタ・マリー・ジョンソンによって大阪で行われます。

なお、このサイトで『完全につながる』をご購入いただいた方には、当日、著者サイン本を会場にてお渡しします。競争社会で疲れ、分断されている私たちが「つながり」を取り戻したら、どんな社会が可能か想像するとワクワクします。
なお、大阪のリタ・マリー・ジョンソンによるコネクション・プラクティス入門は4月20日午後7時からドーンセンターです。こちらからお申込みできます。

水曜日, 3月 02, 2016

マシュー君のメッセージ(110)

2016年2月18日



北朝鮮、プーチン大統領、ジカウイルスと小頭症、避難民、困難さ、”真のセルフ”、魂に起こること:地球の近くに留まる、堕胎、自殺

マシューです。この宇宙領域にいるすべての魂たちから心からのご挨拶をします。いま世界中の人々の関心を呼んでいる問題から取り上げて行きます。北朝鮮の最近の衛星打ち上げ成功は、この国の活動を見守ってきている分析家たちにとって予想外のことではありませんでした。にもかかわらずこれが関心事なのは、金正恩が不安定で、利己主義的、野心的だからです。彼らのうち誰も知らないことは、もし北朝鮮の科学者たちが核弾頭ミサイルを発射しようとしても、地球の周りにいる宇宙船の乗組員たちが、過去数年間に12回以上のイルミナティの陰謀を潰したように、間違いなくそれを失敗に終わらせるだろうということです。

「プーチンの東ヨーロッパへの侵略」については、これは彼が力づくでバルチック諸国などをロシアの政治経済支配下に置こうとしているというイルミナティが広めていることだと僕たちは見ています。彼にはそのような意図はありません。あらためて言っておきますが、イルミナティは恐れを糧としていて、恐れを産むためには何でもするのです。

束の間にしても、休戦交渉がありますが、エネルギーが長いあいだ無秩序に向けられているシリアで暴力がエスカレートしているのは当然です。そして、この国と近隣諸国でのさまざまな偶発的戦闘があるので、そのようなエネルギーの流れ(ストリーマー)が自然な経過を辿ってなくなるまでは、永続する休戦はやってこないでしょう。空爆によってアサド政権を支援し、同時に地上軍がイスラム国によって占領された地域を取り戻す助けをしていることでロシアが批判されていますが、プーチン大統領とほかの影響力ある指導者たちは中東と北アフリカ全域の安定化に向けて舞台裏ではたらいています。

当然のことですが、すでにそこにいる何百万の避難民たちに適切な住居や学校、仕事、医療を提供できないでいる国々に向かって、あえて危険な旅を冒そうとしつづけている、戦火にまみれた地域の人々についての心配があります。やがて、人々が逃避した村や都市での暴力も止むでしょう。そして帰還を望む人々が彼らのコミュニティと暮らしの再建を始められるでしょう。それまでに、受け入れる側の市民たちの思いやりと善意、そして移民たちの才能、技術、同化する努力によって、お互いの和合と利益がもたらされるでしょう。この瞬間、そして将来は、すべての豊かな国々からの経済援助が、この人道的危機を緩和し、終わらせるために必要です。

ニルヴァーナにある地球モニターによれば、調査に関わっている科学者たちは有毒化学物質がジカウイルスに関わる多数の小頭症例を引き起こしていることを知っていますが、それがその化学物質を注入されたアエデス蚊に刺されたからなのか、それを撲滅させるために使われた毒を吸収して突然変異した蚊に刺されたからなのか、あるいはその症状が化学物質を含んでいる水を妊娠中の女性が飲んだからなのか、彼らは分からないそうです。ですから、このジカウイルスと小頭症の広範囲の発生の背後にイルミナティがいますかと尋ねてきた読者たちには、僕たちは“そうです“と言います。でもSARSや鳥インフルエンザといった研究室でつくられたウイルスを放出して世界的流行病を引き起こそうという彼らの組織的ですが無駄に終わる計画とは対照に、それは間接的だと言えます。

彼らは意図的にケムトレイルの噴霧に有毒物質を入れていますし、ほかにも産業汚染、化石燃料エネルギーの利用、核廃棄物や肥料や殺虫剤中の化学物質で汚染された土壌と地下水の中にそれがあります。この毒性物質の拡散がこの惑星に悪影響を与えており、そのあらゆる生命体は、政府内の影響力ある人間たちによって保護された化学産業によって恥ずかしいほどに無視されています。そして、イルミナティの膨大な蓄財が、病気をもつ蚊が繁殖するような貧困な状況にたくさんの人々が暮らしている大きな要因になっているのです。

いいえ、避難する人々や小頭症で生まれる赤ちゃんとその家族についてはすべてカルマとは関係ありません。選んでいない経験を耐えたことで、かつてない数の魂レベルの要請が認められ、進化の位置での前進が許されています。それでも、この魂の要請が認められていることは、その人たちや世界には意識レベルで知られることはないので、彼らの状況は、彼らがいる肉体レベルでの痛ましい苦難と見られています。

星占術者やサイキックが「今月の残りの日々と3月は、この惑星が極めて細心の注意を要することになるだろう」と予言しているのを読んだ読者が、「どの分野で物事が“細心の注意を要し”で困難になる」のでしょうか、と尋ねています。確かに、前述の状況は直接影響を受ける人々には細心の注意を要し、たくさんの困難な課題があり、社会のすべてにとっても不安をかきたてることです。不安定な株式市場と銀行閉鎖の報道に投資家たちがこころ穏やかにいるのは難しいでしょう。これからの経済の見通しが混乱していることも、多くの人々にとって不安材料です。多くの国々では、候補者たちが議席をめぐって争い、市民たちは選挙の結果について不安を抱いています。一方で、破壊的な大地震と津波だけでなく、中東から第三次世界大戦がもうすぐ始まるという新しい予言もあります。そして、そのような騒然とした付着を伴ったエネルギーの流れの真っただ中にいて、ライトワーカーたちでさえも地球の将来について楽観的でいることが困難になっています。ですから、惑星配列が、相互作用のあまりない時期にくらべて、より多くの不安定な状態をもたらすときは、ネガティヴな態度や悲観的な見方をもつ人たちは、自分たちにより困難な問題を現実化させてしまうのです・・引き寄せの法則は、週7日24時間、いつでもはたらいています。

愛するファミリー、あらゆる出来事を進展、後退、悲劇、成功のいずれとして見ようとも、それは混乱を強化している波動エネルギーの表れであって、そうすることで自然の経過をたどることができると同時に、世界中の草の根運動を成功させています。この瞬間こそ地球の暮らしが、あなたたちの願っているあらゆる人々の平和、真実、親切さ、お互いの尊敬、助け合いになったらどんなにいいだろうと、僕たちもこころから思っています。最後にはそうなるでしょう。あなたたちが光の中にしっかりと留まっていることが、あなたたちが望む世界をリニアル(線形)時間で創造する助けになっています。でもそれはコンティニュウム(時空連続体)の中ではすでに現実になっているのです。

さて、残っている魂に関する質問に答えましょう。最初は、アメリカ合衆国のある読者からで、この国の大統領選挙運動に同じように結び付けたほかの読者たちから質問されているものとほとんど変わりませんが、この問題は世界中に関わることです。「堕胎によって生まれて来なかった子供たちの魂はどうなるのですか?」数年前このことについて、第8密度文明社会の魂であるジャノスが僕の母と話しています。ふたりの長い会話のその部分をここにコピーするように母にお願いしました。(以下の抜粋は『マシューブック:宇宙の声』の“ジャノス”の章からです。)

魂は、生命そのもののために肉体を必要することはありません。それはあらゆる魂のエッセンスに初めから備わっているものだからです。魂が何らかの肉体をもつことを選ぶのは、機能するためのなにか実体がなければできないことを肉体的に経験するためだけです。

あなたたちの人々のあいだでは、“生命”、そして魂と肉体の間の違いについて大きな誤解があります。あなたたちには“堕胎”と呼ばれるプロセスがあり、それは新しい生命の破壊だと信じている人たちがいます。そして魂が胎内に形成される肉体にいつ宿るかについて議論されています。どのような魂の生命も、発達している途中の肉体の形成を止めることで破壊されることはありません。肉体は、それぞれの文明社会の細胞プログラミングにしたがって増殖する肉体的メカニズムの自然法則によって、魂とは独立して成長します。

魂が肉体をもって転生するのは、特定の文明社会に限られません。魂のスピリチュアルな進化の位置によって、魂は自動的にある一定なレベルの波動エネルギー領域に入ります。そして、その成長に必要な経験を提供できるその領域の文明社会をひとつ選びます。そのスピリチュアルな進化が高いほど、光の領域はより高くなり、魂はその中にある文明社会を選んで肉体化し、あるいはフリー・スピリットとして生きるのです。
 
地球の第3密度やそれと同じ波動レベルのほかの領域にいることが、そのスピリチュアルな成長に必要とされる魂たちは、肉体についてたくさんの選択があります。彼らは受胎が起こる前でも両親のそばにいることができ、受胎後は胎児に入ってその成長する感覚を経験できるのです。そのような経験が必要ない場合は、彼らは誕生する前にほかの経験をするために“外に”とどまっているかもしれませんが、魂の合意に基づく発達中のその肉体を請求する権利をもっていて、ほかの魂たちはそれを尊重します。 

魂が発達中の肉体に入り、その後その決定をひるがえす場合は、その女性は流産を経験します。魂が出産直前まで発達中の肉体に宿り、その後その肉体に留まらないことを決めると死産になります。また魂はそれが必要とする感情的な経験のために、それらの決定のひとつを選んだりします。そしてほかの魂との合意で、流産や死産あるいは生きた出産が起こるまで肉体から出て、つぎの魂が入ることもあります。発達中の肉体への“権利”をもつ魂は、ほかの魂が成長と出産の感覚を経験するためにその肉体に入ることを許すことができます。その後は、その魂は離れ、最初の魂がその肉体生を引き継ぐのです。

これらの様々な状況はいつでも関わるすべての魂たちとの合意によります。それにはもちろん両親とほかの家族たちが含まれます。その目的は、何人かの魂たちに、選ばれた経験を必要とされるレベルで与えることです。受胎前から生きていける出産までのほかの各段階のように、堕胎は関わっている魂たちに、それに付随する感情を経験する機会を与えます。それによって彼らの経験の中で欠けているその瞬間の部分を埋めるのです。


肉体は魂とは関係なく生命力をもっています。魂がない肉体が生きるのは異常な状況ですが、これは起こることがあります。魂たちはクローン人間の肉体に入るかどうか選択できます。もし入らなくても、クローン人間は脳と全感覚と運動機能が機能しているので、ほかの人間と変わりません。別の例は、怪我や病気の人たちが昏睡状態になったときです。その魂は肉体に留まるかどうか選択できますが、もしそうでなくても、栄養分が与えられるかぎり、肉体は植物人間として生きつづけ、やがて細胞の劣化破壊によって死に至ります。
(原注:『新しい時代への啓示』中の“クローン人間”に魂のあるとないクローン人間、そして“魂の転移”に昏睡状態の人々に関する魂たちの選択についての説明があります。)


ありがとう、お母さん。あなたたちがだれでも肉体的経験をしている魂であり、魂にはたくさんの選択があることを地球のすべての人々が知っていれば、堕胎は政治的、社会的あるいは宗教的な問題にはならないでしょう。あなたたちが豊かな地球の黄金時代に暮らすようになれば、堕胎やあらゆる種類の分断はなくなるでしょう・・暮らしは愛情に満ち、平和で、自然のすべてと調和するようになるでしょう。

魂は人間のエッセンス(本質)ですか、あるいは経験のための記憶装置として“根本的な本質”を支えるためにつくられたのですか?言い換えると、私たちは本当は・・魂を伴った・・“本質”であり、その“本質”である私たちの真のセルフ(自我)を支えるだけのための機能的道具として“精神”と“肉体”があるのでしょうか?するとそれは、“魂“は”根本的本質“と私たちの”精神“とのあいだにあるスピリチュアルな機能だということになります」

あなたたちの真のセルフ(自我)が魂です・・独立した、神性な、永遠の存在であり、肉体界か霊界に住み、あるいはフリー・スピリットとしてこの宇宙のどこにでも存在しています。あなたたちのエッセンス、あるいは構成しているものは大宇宙全体に存在するすべてのもののソース(源)である創造主の純粋な愛と光のエネルギーです・・この宇宙では、それは神の純粋な愛と光のエネルギーです。創造主のエネルギーと、その主成分である具現化するパワーを備えた自由意志の贈り物を使って、あなたたちは肉体を持って経験したいと思うことを可能にする機能をもつ精神とからだをデザインするのです。あなたたちはその“人物”に、創造主の内での“はじまり“とほかの転生からの総合的知恵と記憶の魂レベルの知識が入った収納庫、すなわち記憶装置を与えます。新しい肉体転生の準備についてのもっと詳しい情報について言っている過去のメッセージを読むことが役立つでしょう。(2014年2月3日のメッセージ)

お母さん、日付を付け加えてくれてありがとうございます。それに、フリー・スピリットとしての転生は個性や行動とはまったく関係ないことを僕たちは付け加えます。それは肉体やエーテル体さえも必要したり、しなかったりするのですが、魂が神と直接交信し、その生前の選ばれたミッションを豊富な知識をもって成就する特殊な経験のことなのです。イエスやほかの神のメッセンジャーたちは、彼らのフリー・スピリットの転生のミッションを成就するために肉体を必要とした魂たちの例です。

一部の死んだ魂たちは地球の次元に未練を残して留まり、光にアセンションしないのはどうしてですか?彼らはどうしてそのような選択をするのですか?私たちはここでの転生の結果として、ニルヴァーナかほかの領域にみな行って、また戻る必要があるかどうか見直して決めなければならないのではないですか?

人が肉体死の後そのままニルヴァーナやほかの霊界に行かない稀な状況を“選択”と言うのはあまり正確ではありません。純粋な愛と光のエネルギーである魂は、その人のエーテル体と精神(サイキ)から解放されるのですが、離れるのを躊躇するのは精神(サイキ)なのです。実際信念のパワーは強大です。そのような中には、自分はまだ生きていて、たぶん愛する人の帰りの準備をしていたり、彼らの幼い子供たちの世話をしたり、あるいは新しいビジネスの企画を実現することをつづけていると信じている人たちもいます。ほかの人たちは死んだことは知っているのですが、とても大事なことを終わらせるまでは・・たぶん個人的な仕事の処理を家族たちに説明するとか、仲間たちと一緒になって闘いつづける、あるいは彼らを殺した人を警察に知らせるといったことです・・地球に留まりたいと思う人たちです。

その理由がなんであれ、そのようなカテゴリーのどれであってもその中にいる人たちにとってそれが極めて重要なことなので、彼らが発するエネルギーによってそのエーテル体が近くに留まることが可能になります。最後には、しばしば天使たち、守護霊、あるいは熟練したヒーラーの助けをもらって、そのような魂たちは、望むことは叶わないことに気づき、進んで霊界に移行して行きます。そこがもしニルヴァーナであったら、彼らは転生の見直しを経験し。その素晴らしい領域が提供する機会をすべて利用して、つぎの肉体転生を計画するのです。

それから、これも同様にめったに地球では起きないのですが、あなたたちの「憑依」と呼ぶまったく違う状況があります。闇の魂が意図的に眠っている肉体に入り込みそのまま居つこうと探し回っています。それが肉体に入ると、魂のどちらかがほかの魂をうまく追い出すまで争いになります。侵入者の魂に占有されたときは、経験豊富なエネルギー・ヒーラーによって、あなたたちの悪魔払いと呼ぶことができます。それがうまく行けば、侵入者は光の方向に導かれ、元の住居人が戻ります。悪魔払いがされなかったり、うまくいかない場合は、元の魂はニルヴァーナかほかの文明社会の霊界に行き、侵入者はその肉体に留まるので、その人の性格に大きな変化を引き起こします。

自殺した人の魂はどうなったのでしょうか?」まず言いますが、一部の宗教が教えているような自殺に対する罰というものはありません。すべてのほかの原因による肉体死の場合と同様に、その魂はエーテル体と精神(サイキ)から解放されます。自ら命を断つ人は、精神的、感情的苦悩の中でそうしますが、その精神(サイキ)はその傷を抱えたままの状態でニルヴァーナに入ってきます。こころのこもった、特別なケアと絶え間ない介護の癒しのプロセスがあった後で、その人はその領域にいる人々と一緒になり、ほかのすべての人たちがするように転生の見直しを経験します。つぎの肉体転生を計画する際は、最初選択されていたけれど人生の途中で途切れてしまったカルマ経験がそれに含まれます。お母さん、この話題についてもっと詳しく語っているメッセージの日付を加えてください。(2014年9月23日)

ありがとうございます。そしてそうですね、これで私たちが望ましいと思うスペースに収まったようです。魂についての質問がもっとあるのがお母さんのリストに見えるけれど、僕たちが言った情報で大多数の読者たちの質問に答えていると思います。

ですから、あなたたちの地球の旅はあなたたちが一人だけでは決してないことを確約して、僕たちはこの瞬間こころからさようならを言います。
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愛と平和を

スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Messages
訳文責:森田 玄

(転載自由:原点を明記していただけるとうれしいです。)