木曜日, 1月 01, 2004

2004年1月1日

アメリカの西の端・ハワイから、あけましておめでとうございます。今朝は初日をハワイ島の北端にある聖地ポロルで拝みました。太陽と海とハワイの大地に祝福されているのを感じました。生きているだけで、私たちは祝福されているのだ、と。

午後はJAが関わった大型ゴルフリゾート開発で注目されたホクリア開発のすぐ真上に住んでいる友人宅で新年会に参加。つきたての黒米のお餅が入った極上のお雑煮と黒豆や煮しめなどをいただきました。独創的な女神を描き続けている画家である友人は、ハワイで自給のための畑を持ち、ハワイの先住民の人たちとスピリチュアルな道を歩み続けている素敵な女性です。おいしいおせち料理をいただいたあとは、20名ほどの前で、玄さんと一緒に「花はどこへいった」「Last Night I had the Strangest Dream」などの歌を歌い、デニス・クシニッチの「平和の大統領候補」というビデオを見てもらいました。6−7名ぐらいが彼の名前を聞いたことがない、という人でした。クシニッチのことを知らないアメリカ人に、彼のビジョンを直接伝えることができて、うれしい2004年の幕開けです。

12月にアメリカに入ってから、会う人ごとにクシニッチのことを伝えていますが、彼のことを知っている人はやはり少ないです。アメリカのメディアはほぼ完全に彼のことをシャットアウトしているかのようです。仮に知っていても「クシニッチの政策は素晴らしい。だけど(BUT)・・・」と必ず続きます。理由はさまざまですが、彼は当選するはずがないので、投票は別の人(たいていがディーンかクラークの名前を挙げます)にするんだ、というのです。クシニッチの政策は素晴らしい、と言っている人が全員クシニッチに投票すれば、当選するのに、と私は思うのですが・・・。

カントリーシンガーの大御所のウィリー・ネルソンが、新しい平和ソングを1月3日にデニス・クシニッチのためのコンサートが行われるテキサス州オースティンで発表します。その歌詞の一部を分かち合いますね。

ウィリー・ネルソンがクシニッチをサポートするのは、クシニッチは小規模農家を支援する政策を打ち出しているから、と言っています。

「地球の平和はいったいどうなった」

世界じゃいろいろ起こっている

赤ん坊は死んで

母親はおろおろだ

人のいのちは石油にするとどのくらいなんだ

いったい世界平和はどうなった

お偉方の言葉をみんな信じてさ

やつらにやられる前に

やっちゃおうぜ

だが 聖書じゃこう言ってるんじゃないかい

「汝殺すことなかれ」                       

それでもみんな信じてるさ

生まれたときから言われてるんだ

ウソなんかつくかい

テレビなんかで

ひとのいのちは石油でどのくらいかい

いったい世界平和はどうなった                        

きくち ゆみ

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